NHK札幌放送局

フレンズミーティングのオープン議事録

ローカルフレンズ制作班

2021年8月11日(水)午後3時30分 更新

ローカルフレンズ、メディアの担当者、ローカルクリエーターが集まってテレビ番組の企画やプロジェクトの運営方針を話しあうのが「フレンズミーティング」です。2週間に1度、開催しています。
このページでは未来のローカルフレンズに向けて、これまでどんな議論が積み重ねられてきたか記録していきます。題してオープン議事録です。
(担当:NHK札幌局ディレクター 大隅亮)

今後の予定
▼08月20日(金)11:00-12:00 西興部編会議2 イベント展開
▼09月02日(木)19:30-20:30 十勝編会議1 
▼09月17日(金)11:00-12:00 十勝編会議2
▼09月30日(木)   19:30-20:30 
▼10月08日(金)11:00-12:00 A町会議1
▼10月16日(土)午後・詳細未定
▼10月28日(木)19:30-20:30

これまでの議事録

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2021年8月5日 札幌のローカルフレンズ
▼秋以降の展開が決まってきました。9月に西興部に行くことは公表していますが、10月は「十勝編」に決まりました。それから11月も道東を候補にしています。この秋のローカルフレンズ滞在記は<道東3部作>になりそうです。道東、強い・・・!
▼最近、札幌在住の方からローカルフレンズをやりたいという応募をいただきました。あるテーマに沿って、道内のいろいろな地域を紹介したいという提案です。これまでローカルフレンズは札幌以外に住む人ばかりだったので、あらためてプロジェクトメンバーで「札幌のローカルフレンズはありか、なしか」を話し合いました。そこで出た意見は・・・
「ローカルに住んでいてローカルの情報を紹介するばかりだったので都市部からのローカル紹介は興味ある」
「札幌からローカルの人たちに対してハブになる。違った視点が生まれそう」
「いいと思う。私も転勤族。いついなくなるような存在でもやっているので、かたちにこだわらず、やりたいひとのアイデアを実現していければ」。
ということで、満場一致で札幌のローカルフレンズを迎え入れることになりました。
札幌がハブになることでどんなローカルが見えてくるのか。これからの冒険がまた楽しみです。

2021年7月8日 ローカルフレンズがローカルフレンズから教わったこと
▼ローカルフレンズのプロジェクトを続けて1年半。ベテランローカルフレンズが新人ローカルフレンズに番組づくりの心やノウハウを継承する動きが出てきています。面白いですね。実際に会ったり、電話したりで、経験談が共有されているのです。今回のフレンズミーティングでは、そうした動きを「制度化」するかどうかを話し合いました。
▼まずローカルフレンズ側からは「この番組を辞退しようと思ったこともあったけど、経験者に会って続けることにした」「たくさん人がいるなかで言えないことや、ディレクターに言えないこともあり、相談できるのは良い」「実際に先輩ローカルフレンズから言われて心に刺さった言葉があり、役に立っている」などの声がありました。
▼一方、ディレクター側からは「テレビづくりのプロセスや事情を1から伝えるのは大変で、ローカルフレンズ同士で共有されていると単純に仕事がスムーズになる」「先輩ローカルフレンズがメンターやアドバイザーとして入っても、そのことで担当する新人ローカルフレンズとの関係が変わることはない」といった意見が出ました。
▼さて、心やノウハウを継承するさいに、言語化したり共有することの良し悪しは意見が分かれました。明示的にやることで伝わらなくなるものがあるという考えと、オープンに共有することで多くの人の役に立つという考えです。また「オプションとして選べるとよい」という意見もありました。
▼さっきから「意見がありました」とばかり書き続けていますが、今回の議論はなかなかにまとめるのが大変です。というより、これだけ面白い議論ができているので、もっとこの議論を楽しみたい感じがしています。
▼今週は番組のテーマ曲が完成したり、4月の滞在記・宗谷編が局内の賞をもらったことなど喜ばしいことがあり、それをメンバーみんなで共有できたことが何よりうれしかったです。相手の喜びを素直に喜べる関係を「フレンズ=友達」と呼ぶのなら、このプロジェクトはそこに向かっている気がします。佐野和哉さんが考えた「ローカルフレンズ」という名前が持つ響きはとても奥深いです。

2021年6月25日(金)NHKの地域局がつながる場
▼ローカルフレンズに応募してくださった道東の夫妻がミーティングに参加してくれました。「かなり珍しい職業」をされていて、みんな興味津々でした。今後、滞在記の実現めざして取材を進めていきます。
▼フレンズミーティングにアドバイザーとして参加してくださっている、コミュニティ・アクセラレーターの河原あずささんが、NHKの地域局の取り組みを共有する場を7月に計画中です。そこにローカルフレンズチームも参加して、メディアとローカルの人がどうやってつながり、価値を生んでいけるか、全国の仲間と情報共有できそうです。それにしてもオンラインミーティングが普及したおかげで、全国のローカルがつながれるようになったのは本当にありがたいです。
まもなく、番組のテーマ曲が完成します。北海道出身で東京を拠点に活動する、シンガーソングライターのなかにしりくさん。何度もフレンズミーティングに来てくれ、対話をつうじて歌詞をつくってくれました。こちらは7月上旬のニュースコーナーと7月中旬の番組で初登場の予定です。こちらも、オンラインミーティングを通じて歌詞づくりに参加できるなんて、時代は動いていますね。

2021年6月10日(木) プロジェクト内のチームが増えています

▼ローカルフレンズのプロジェクトを続けて1年半。ベテランローカルフレンズが新人ローカルフレンズに番組づくりの心やノウハウを継承する動きが出てきています。面白いですね。実際に会ったり、電話したりで、経験談が共有されているのです。今回のフレンズミーティングでは、そうした動きを「制度化」するかどうかを話し合いました。
▼まずローカルフレンズ側からは「この番組を辞退しようと思ったこともあったけど、経験者に会って続けることにした」「たくさん人がいるなかで言えないことや、ディレクターに言えないこともあり、相談できるのは良い」「実際に先輩ローカルフレンズから言われて心に刺さった言葉があり、役に立っている」などの声がありました。
▼一方、ディレクター側からは「テレビづくりのプロセスや事情を1から伝えるのは大変で、ローカルフレンズ同士で共有されていると単純に仕事がスムーズになる」「先輩ローカルフレンズがメンターやアドバイザーとして入っても、そのことで担当する新人ローカルフレンズとの関係が変わることはない」といった意見が出ました。
▼さて、心やノウハウを継承するさいに、言語化したり共有することの良し悪しは意見が分かれました。明示的にやることで伝わらなくなるものがあるという考えと、オープンに共有することで多くの人の役に立つという考えです。また「オプションとして選べるとよい」という意見もありました。
▼さっきから「意見がありました」とばかり書き続けていますが、今回の議論はなかなかにまとめるのが大変です。というより、これだけ面白い議論ができているので、もっとこの議論を楽しみたい感じがしています。
▼今週は番組のテーマ曲が完成したり、4月の滞在記・宗谷編が局内の賞をもらったことなど喜ばしいことがあり、それをメンバーみんなで共有できたことが何よりうれしかったです。相手の喜びを素直に喜べる関係を「フレンズ=友達」と呼ぶのなら、このプロジェクトはそこに向かっている気がします。佐野和哉さんが考えた「ローカルフレンズ」という名前が持つ響きはとても奥深いです。


加藤さん、濱家さん、富浦さん、若月さん
*検討中の内容を含んでおり確定情報ではありません

▼6月に放送している「ローカルフレンズ滞在記・弟子屈編」では、弟子屈町の公式YouTubeチャンネルと「メディアミックスの試み」を、ローカルフレンズの川上椋輔さんが実施中です。滞在している平原ディレクターを地域の人が親しみを持って接してくれている感じが新鮮です。

プロジェクトの中で「滞在記」「フレンズニュース」「イベント」「ワークショップ」「ウェブサイト」「勉強会」などいくつもの実行チームが生まれています。向こう6か月くらいの予定をみんなで立てました。コミュニティの専門家・河原あずささんに引き続き、アドバイスをもらっています。

▼テレビ放送(滞在記・フレンズニュース)が軌道に乗ってきたのでウェブサイトのリニューアルに着手します。(1)動画がどこで見ることができるか分かりやすくすること。(2)ウェブ記事を人にフォーカスしたものにすること。(3)地域の役に立つとは何かを明確にしたうえで、将来的に大幅な改修を行うこと。などが検討されました。もっともっと地域の人に使ってもらえるコンテンツをめざしていきます。

2021年5月28日(金) 5月の喜茂別から6月の弟子屈へ
▼5月の喜茂別編の放送が終了しました。途中、緊急事態宣言が出たことで町の空気ががらっと変わり、3週目の放送内容もそれに合わせたもの(リモート移住相談の可能性)に変更するなど、制作活動に大きな影響を受けながらも、4週間にわたって喜茂別の魅力を発信することができました。
▼番組だけでなくローカルフレンズカフェというワークショップを地元の若手が開催したのも喜茂別編の大きな特徴でした。第三週の放送では、ワークショップで出た3つのアイデアについて視聴者投票を行い、(C)ワイルドコーディネーターが1位になりました。今後、ローカルフレンズの加藤さんや町の若手がアイデアの実現に向けてアクションしていくとのことです。
▼6月は、道東の弟子屈が舞台です。ローカルフレンズの川上椋輔さんは、大自然を満喫する新たな楽しみ方や、地域再生への挑戦、コミュニティスペースの展開など、面白い滞在プランを練っています。
▼ローカルフレンズの記事広告として、ジモコロというウェブメディアに「北海道の最北端2泊+26泊旅!?  稚内・宗谷をメディア全力で取材してきた」という記事を制作いただきました。編集長の徳谷柿次郎さんはじめ、取材チームのみなさま、ありがとうございました。

2021年5月13日(木) ローカルフレンズカフェを開催

▼喜茂別のローカルフレンズ・加藤朝彦さん(カフェオーナー/デザイナー)が「ローカルフレンズカフェ」というワークショップを実施し、その報告が行われました。
▼5月11日(火)喜茂別町内にて、12人の若手を招き、町の新たな宝を探し、多くの人にその価値を共有するアイデア出しを行った。ワークショップでは数多くの意見が出たが「喜茂別は自然が豊かなのに、子どもたちが遊べるアクティビティが少ない。ここに可能性がある」という意見に強い共感が集まった。3つのグループに分かれて具体的なアクションを検討し(A)大人向け遊び方講座(B)町内トレジャーハント(C)ワイルドコーディネーター、という3つの案に集約した。
▼このワークショップについて「同じ町に住んでいても、町への思いやアイデアを共有する機会は貴重で、町にとっていい機会になった」「番組という外からの介入がきっかけで一歩アクションが進むのは、メディアの役割としても価値がある」などとローカルにとってもメディアにとっても、ポジティブな可能性を秘めているという意見が出ました。
▼昨年度「#ローカルフレンズ出会い旅」のイラストレーターをつとめたはらちゃんこと原田啓介さん(遠別在住)を囲んで交流会を行いました。はらちゃんは去年のうちから、「ずっと一人で担当するのではなく、このプロジェクトに関わる人の輪を広げたい」と提案してくれました。その提案もあり、今年度は江別のヤマザキケイタロウさんチーム(岩見沢のサカモトさん&札幌の若菜さん)にイラストなどのビジュアルを担当いただくことになりました。

2021年4月30日(金) ローカルフレンズカフェを企画中
▼喜茂別のローカルフレンズ・加藤朝彦さん(カフェオーナー/デザイナー)が「ローカルフレンズカフェ」というワークショップを企画しています。これはローカルフレンズ滞在記というテレビ放送をきっかけとして「地域の人がアクションを起こす」そして地域をより豊かにするための仕掛けです。加藤さんたち地域の若手が主体となって、5月中旬におよそ10名ほどの町の人とやってみたいと考えています。
▼「ローカルフレンズカフェ」のアイデアに対して、各地のローカルフレンズからフィードバックをもらいました。知床と清里の若月さんは「主催者が楽しんでいないと息切れしちゃう。楽しい範囲でやることが継続につながる」。江別の山崎さんは「形式的なワークショップではなく、地域の人が本当に主体的になれそう」。そして、特別ゲストとして参加いただいた河原あずささん(『コミュニティづくりの教科書』共著者/コミュニティ・アクセラレーター)は「よくある失敗として、何かやりましょうで次のアクションにつながらないことがある。短期的なゴール・目標、中長期的なゴール・目標を決めてやることがポイント」。
▼河原さんの「ゴール・目標を決める」というアドバイスを受けて、ディレクターの大隅は「3か月後や6か月後に、アクションした結果をテレビ放送(ローカルフレンズニュース)で伝える、というゴールを設定する」。キャスターの菅野やプロデューサーの松丸も賛同し、ぜひこれを目標にしようと決まりました。

ウェブなら「旬」の情報を届けられる?

2021年4月15日(木) フレンズ4名、メディア7名、クリエーター1名
▼1年前の2020年4月14日に「フレンズミーティング第1回」を開催しました。この企画会議も2年目に入りました。
▼NHK北海道だけでなく、ほかのメディアの方が初めて参加してくれました。ウェブコンテンツを通じて地域情報を発信するチームです。ローカルフレンズプロジェクトでは、北海道のローカル社会に貢献できるなら、メディアの壁を超えて情報を発信していきたいと思っています。さっそくテレビでは伝えきれない「地域の旬な情報」を、ウェブコンテンツで発信できないかと議論が白熱しました。知床と清里のローカルフレンズはネイチャーガイドをしています。この時期なら「水芭蕉」のおすすめ情報などを持っているけれど、「伝える場があまりない」そうです。何かできることはないか、今後の検討事項となりました。
▼プロジェクトで「リアルイベント」を開催するかどうか。ローカルフレンズにアンケートをとったところ、8名が「賛成」、2名が「内容次第」、0名が「反対」の意見でした。そこで今後、イベントの開催を目指しアイデアを出し合っていきます。

ローカルライフを歌にしよう

2021年4月2日(金) フレンズ7名、メディア9名、クリエーター1名
▼史上最多、17名のメンバーが参加してくれました。最近、プロジェクトには20歳のメンバーが「ローカルフレンズ」に応募してくれました。20代の仲間たちで、さらに若い世代に向けて価値を発信しているそうです。またNHKのメンバーも北海道だけでなく東京から2名が参加してくれました。番組のイベントやウェブコンテンツを展開するチームです。
▼北海道出身で、東京を拠点に活動するアーティストのなかにしりくさんと番組のテーマ曲を作る企画をスタートしました。なかにしさんは参加者にこう問いかけます。「地域の宝は、これですと言い切れるもの?」「地域の魅力は、時間をかけて探すもの、というメッセージであっている?」「見せたい情景は何?」それに対して、ローカルフレンズが答え、さらに対話が深まっていきます。

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