NHK札幌放送局

コロナ禍のインフル、どう備える?#ナットクとかち

十勝チャンネル

2021年9月30日(木)午後6時37分 更新

ナットク!とかちch「私困っています 新型コロナウイルス」というテーマで、新型コロナをめぐる十勝のみなさんの疑問や困りごとにこたえるコンテンツを目指しています。

新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、10月からはインフルエンザの予防接種が始まります。この冬のインフルエンザにどう備えるべきか、取材しました。


インフルへの関心うすく

新型コロナウイルスの感染拡大前は、国内で毎年推計1000万人が感染していたインフルエンザ。
しかし、新型コロナウイルスが社会的に大問題になる中で、インフルエンザに対する警戒心は低くなっているのが現状です。

「新型コロナの対策で、結構感染対策しているので、インフルエンザも対策できるかなって思っています」
「コロナの方に注意がいっていたんで。インフルエンザというのは意識していなかったです」

十勝地方で報告があったインフルエンザ患者の1医療機関あたりの平均の人数です。例年は1月、2月に急増しますが、ことしはほぼゼロが続いています。


ことしもインフルは流行しない?

ではこの冬も、インフルエンザは流行しないのでしょうか?感染症に詳しい医師に話を聞きました。

清水赤十字病院の藤城貴教院長です。コレラ対策でアフリカや中米に派遣された経験もあります。

「油断して、ちょっとことしはワクチンやめようとか、そうなると集団免疫が形成されませんので、そういう隙間から、インフルエンザの流行が広がる可能性は十分にあるかなと思います」
「新型コロナワクチンの接種の前後2週間は間隔をあけること。これを守れば、2つのワクチンを同じ時期に打っても問題ないと思います」

国はインフルエンザワクチンについて、新型コロナのワクチンの1回目を打つ2週間前までか、2回目を打ってから2週間以降に打ってほしいと呼びかけています。

藤城院長はインフルエンザの予防接種を受けることの重要性を強調しています。

「免疫の弱い方、体力の弱い方は、ウイルス感染から肺炎になって亡くなることもあり得ますので、ワクチン接種というのは大切な対策かと思っています。去年ほとんどはやらなかったことが、皆さんの記憶に残っていると思いますが、忘れずにワクチンを打ってほしいなと思います。出来る予防はすべてやる、油断をしないというのがいいかなと思っています」
【取材した佐藤恭孝記者は】
新型コロナに関心が集まる一方で、季節性のインフルエンザはあまり気にされなくなっています。今回、街頭で取材したところ、予想以上に多くの人が「この冬も大丈夫だろう」「気にしていない」と答えたのに驚きました。たしかに新型コロナもインフルも、感染対策という点では、ほぼ共通していて、コロナ対策をしていれば大丈夫だろうと考えるのも理解できます。一方で、取材した藤城院長は「まったく別のウイルスであって、油断していると流行する可能性は十分にある」と警鐘を鳴らされていました。とくに重症化しやすい高齢者や受験を控えた若者にとって、インフルエンザの予防は新型コロナの予防と同様の重要な問題です。「出来る予防はすべてやるべきだ」という藤城院長の言葉を胸に刻まなければならないと思います。

2021年9月28日放送

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