NHK札幌放送局

2020年のオホーツクはどうだった?

オホーツクチャンネル

2020年12月25日(金)午後6時27分 更新

新型コロナウイルスの感染拡大で生活が一変した2020年。 北見局の記者が注目ニュースをピックアップしてまとめました。 (北見局 記者 五十嵐 菜希)

1月 雪不足でイベント中止に

2020年は雪不足から始まりました。
美幌町の「びほろ冬まつり」が中止になったり、北見市の「北見冬まつり」や網走市の「あばしりオホーツク流氷まつり」なども規模が縮小されました。

2月 北見市でクラスター発生

新型コロナウイルスの感染拡大が道内でも始まり、北見市では住宅機器の展示会でクラスターが発生しました。北見市で7人、札幌市で4人のあわせて11人の感染が確認されました。
月末には道が独自の緊急事態宣言を発表し、ここから「コロナ禍に見舞われた1年」が始まったと感じています。

3月 北見市にマスク配布

新型コロナウイルスの感染が拡大するとともに、予防するための消毒液やマスクが品薄になりました。クラスターが発生した北見市には全国でも早く1世帯あたり40枚のマスクが配布されました。

4月 国が緊急事態宣言

4月に入ると国は新型コロナウイルス対策で緊急事態宣言を行いました。飲食店の営業時間の短縮や観光への影響などを考慮して、さまざまな経済対策の実施が決まりました。国がすべての人に一律10万円を給付することを決めたほか、道をはじめ北見市や紋別市など各自治体がそれぞれ困窮する事業者に対しての支援策を決めました。

5月 VRで北海道旅行?

コロナ禍のなかの新しい生活様式に注目が集まりました。新型コロナウイルスの影響で旅行に行けない分、スマ-トフォンやパソコン、VR専用のゴーグルなどを使って自宅で旅行を楽しむというものです。滝上町のシバザクラの映像をあらゆる方向から見ることができたり、緑豊かな知床五湖の散策を疑似体験できるサービスも出ました。

6月 コロナ禍でハッカが人気に!!

マスクの着用が求められる中、マスクに吹きかけると涼しさを感じられるとして、北見市特産のハッカを使ったオイルが人気を集めました。販売している「北見ハッカ通商」にはインターネットから例年の15倍の注文があったということです。

7月 「知床」世界自然遺産登録15年

北見局では15年の節目にこれまでとこれからを特集して放送しました。
住民たちが守ってきたしれとこの森(→WEB記事へ
世界的にも注目が集まる海洋ゴミの問題が知床にも存在していること。
(→WEB記事へ
クマと人がともに生きるためにはどうすればよいのか。(→WEB記事へ

地元でのゴミ拾い活動の輪はどんどんと広がりました。11月には多くの住民が集まり核心地域であるでルシャ地区のゴミの清掃に行ったそうです。
クマとの問題は知床観光のあり方そのものを変える可能性も出てきました。

8月 33年ぶり網走沖で商業捕鯨始まる

2019年7月に日本で商業捕鯨が再開したことを受けて、網走沖でも33年ぶりに商業捕鯨が始まりました。クジラの資源に影響を与えないよう国が捕獲枠を設定していて網走沖では18頭を目標に、捕獲する計画でした。

9月 留辺蘂高校閉校の判断延期に

道教育委員会は北見市にある留辺蘂高校について、6月、令和5年度に生徒の募集を停止し令和7年の3月に閉校する計画案を公表していました。
しかし、9月、「北見市から市内全体の高校の配置に関して地元で検討したいという提案があり、その内容を見る必要がある」と判断を令和3年度に持ち越すことを決めました。

10月 北見市に新カーリング場

北見市に新しいカーリングホールが完成しました。名称は「アルゴグラフィックス北見カーリングホール」です。ホールには公式の試合が行われる3つのシートが備えられているほか、北見工業大学などが選手やストーンの動きを解析する研究を進めるためのカメラや計測機器が設置されていて、カーリングの競技力の向上につながるのではと期待が寄せられています。

11月 紋別市の新しい流氷観光船完成 

紋別市の流氷観光船「ガリンコ号Ⅲ IMERU」が完成しました。
(「イメル」とはアイヌ語で「光」)
建造の背景には温暖化による流氷の減少という事情があります。いまのガリンコⅡ号がシーズン中に流氷の中を航行できた「流氷運航率」は、平成11年から10年間はほとんどが50%から70%を超え、もっとも高い平成15年には、90%を超えました。しかし、その後の10年間は、50%を超えたのは2回だけ。平成30年までの5年間では、40%前後にとどまっています。決められた時間内により遠くへ、流氷がある沖へと行けるよう、今回はこれまでより10キロ以上スピードを上げました。運航会社によると航行できる距離は1.7倍に増えたといいます。新型コロナウイルスの感染拡大が広がる中、観光を救う希望の光となるか注目が集まっています。  

12月 オホーツク海側で1日感染者初めて2桁

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大は収束しませんでした。12月13日、オホーツク海側で新型コロナウイルスの感染が確認された人は11人と1日としては初めて2桁になりました。

2021年は・・・

収束の見通しが立たない中、2021年はどのような1年になるのか、また私たちはどう感染予防に取り組んで、生活していくのか。個人的には苦しい1年でしたが多くの事を気づかされた1年でもありました。すでに来年の冬のイベントは中止が相次いでいます。成人式も多くの自治体で延期が決まっています。依然として暗いニュースが多いですがその中でもオホーツクで輝くニュースを1つでも多く届けていきたいと思います。

2020年12月25日

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