NHK札幌放送局

芽室高校 10日で200g

十勝チャンネル

2020年7月9日(木)午後4時00分 更新

「ほっとニュース北海道 とかち」連動企画!!
高校野球十勝支部大会に出場する18チームすべてを紹介します。この夏、十勝でがんばる高校球児が大切にしているもの、最後の夏に臨む3年生の思いを聞きました。

部員達が3年間で一番つらかったと打ち明けてくれたのは「加圧でシャトルラン」という独特の練習だ。
冬場の体力づくりメニューのひとつで15リットルの水を入れたタンクを抱えたまま、20メートルの距離を7往復半、つまり300メートルダッシュする。それを加圧トレーニングのバンドを両腕と両脚の根元に巻いたまま行うというもの。

「最初は余裕だと思っていても2~3往復すると脚が動かなくなり、焼けるような、筋肉の内側がしんどくなる感覚です。精神的にもつらくて、選手同士でお互いに鼓舞しながら、取り組みました」と話す阿部主将。

市山監督によると、加圧トレーニングは適度な圧力で締めることで負荷がかかったような状況を作り出すもので、実際には低い負荷の運動でも成長ホルモンが活性化し大きな筋力増強効果が得られるという。

1年生の頃から本格的に始めたのが3年生たち。
シャトルランのほか、体幹を鍛える筋トレ、それに毎日のランニングや体操のときにも取り入れた。理由は細かった体を大きくするため。体重が重くなれば、打撃や投球でボールにより大きな力を伝えることができるようになる。
そのための目標は体重を「10日で200グラム」増やすこと。
体重表を各自で作り、10日後に目標どおり増えていない場合は、練習の参加を見合わせ、かわりに草むしりなどのチーム貢献活動に取り組むという徹底ぶり。体重が減った状態で練習を行えば、さらに体重を落としてしまう懸念もあったからだ。

愚直に取り組み続けた彼らの体は大きく変化。平均で10キロ以上増量し、投手で身長187センチの塚越選手は、58キロから20キロ近く増えた。球速は10キロ近くアップし、ボールのキレも増した。

厳しいトレーニングによる徹底した体づくり。芽室高校の3年生は確かな自信を胸に秘めて大会に挑む。

もう一つ欠かせない「食事」を支えたのが3年生の松枝マネージャー。
新型コロナウイルスの影響が広がる前まで、だしで炊いたお米で握ったおにぎりと味噌汁を用意し、補食として、練習中や終了後に選手たちに提供し続けたということです。
松枝さんを「母なる存在」とうれしそうに語る選手たちには感謝の気持ちがにじみ出ていました。

阿部主将
大会ができることに感謝し、悔いの残らないよう一戦一戦全力で戦い優勝します。
塚越選手
見てくれるみなさんを楽しませられるように頑張ります。
梅本選手
これまでやってきたことを出し切れるよう、堂々とプレーしたいと思います。
鈴木選手
精一杯頑張ります!!
山田選手
一つでも多く勝てるよう頑張ります。
池田選手
自分のできる精一杯を尽くし、試合を楽しみたいと思います。
松枝マネージャー
選手のサポートを全力で戦います。


芽室高校の放送した動画はこちらです


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