1972 SAPPORO VR Project
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鉄オタSが語る北海道3-ちょっと前の札幌駅―

皆さんから投稿いただいた鉄道写真に、NHK札幌の鉄オタSが好き勝手にうんちくを語っていますが、今回はちょっと前の札幌駅はどんな姿だったのかを語りたいと思います。
これが半世紀前の「サツエキ」です。(当時はこんな呼び方はありませんでしたが…)
札幌駅4代目の駅舎、建物には国鉄(今のJR)のオフィスが入っていました。

札幌駅前を行き交う人々

(この記事の写真はすべて 提供adaさん)

今の東急百貨店の前付近から撮った写真です。
札幌駅に着いたばかりの旅行客の方たちでしょうか。旅行カバンにも時代を感じますね。
この方たちが向かっている先の西3丁目通りには、ホテルや旅館が多くあったそうなんです。

こちらは、西側の高層ビルから駅構内を撮った写真。当時はまだホームが高架化される前。写真の左上、予備校のあるあたりが北口広場です。

西側の高層ビルから駅構内

北口とホームが今よりもずいぶん離れてますね。
現在の高架ホームが誕生したのは1988年。当時のホームの北側に作られました(下図参照)。

図

当時のホームがあった場所には、JRタワーや札幌ステラプレイス、大丸などが建っています。
若い方が「地下鉄とJRってちょっと離れてない?」って思うのも、地下鉄ができた後にJRの線路が北側に移動したからなんですね。

それでは、北口を見てみましょう。

札幌駅北口

言っちゃなんですが、今よりもずっと静かな雰囲気ですね。駅のホームに行くためには長い跨線橋を通るので、今よりもちょっと時間がかかりました。 この北口広場、当時は観光バスの発着にも利用されていたそうなんです。
時には、こんな光景も見られました。

ラジオ体操する学生

早朝に札幌駅に着いた修学旅行の生徒さんたち。
なんと! 北口広場でラジオ体操をしていますね。
今、ここでこんなに大勢でラジオ体操なんかやっていたら…すごく迷惑です!(笑)
わずか半世紀で当時の面影がまったくなくなってしまった札幌駅、こんな場所は市内でも珍しいのかもしれませんね。


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