「学校・勉強」

< 学校・勉強 >

● テストは変わる
● 不登校 親の悩み
● みんな同じにしなくちゃダメ?
● 道徳が教科になった!
● どうなる?これからの部活
● キャリア教育 大事なことは?
● あぁ 宿題!
● スペシャル「"学校"に行かないという選択」
● 習い事は難しい? 
● はずかしい? 授業のダンス
● 校則スペシャル 後編
● 校則スペシャル 前編
● シリーズ 不登校 ~学校に行かない学び方~
● 好き?嫌い?図工の時間
● どうして勉強しないといけないの?
● PTAは何のため?
● 学校の先生とどう付き合う?小学校編
● スペシャル 「不登校~保護者ができることは?」
● 高い教育費!どう支える? 
● “プログラミング教育”って、なに?! 
● 親の受験ストレス どう乗り切る?
● 早期化する小学校の英語教育 ウチの子 大丈夫!?
● わが子がいじめの傍観者だったら・・・
● わが子がいじめ加害者になったとき・・・
● 自分で勉強する子に育てたい  
● 入試が変わる?授業が変わる?アクティブラーニングって何?
● PTAやりたい?やりたくない?
● いじめ パート2 子どもを元気にするために
● いじめ パート1 子どもにどう向き合う?
● 新年度のストレス 子どもの声を聞こう
● ウワサの職員会議~教えて!先生のホンネ~
● 部活の悩み!こうして解決
● 親子を悩ます!?夏休みの宿題
● 新学期のお悩み

 

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2019年09月14日 (土)

先生とうまくいってる? <番組内容>


ウワサの保護者会! 今回のテーマは「先生とうまくいってる?」
保護者の皆さん、先生との関係、最近いかがですか?

先生とのコミュニケーションの取り方について、尾木ママと二児の父パックンと一緒に保護者会で話し合いました。

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◇先生とのコミュニケーションうまくいってますか?◇

保護者の皆さんに番組アンケートを行ったところ、「先生に言いたいことが言えない」「子どものことがわかってもらえない」「言ってもムダだった」など、先生とのコミュニケーションに悩む声がたくさん寄せられました。

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◇先生に気をつかって言えない◇

ホゴシャーズのマリモさんは以前、子どものことを先生にちゃんと伝えられなかったことがずっと気になっています。
子どもが学校に行くことを嫌がったとき、その状況を先生にわかってほしいと思いましたが、先生に負担をかけてはいけないと思い、学校に電話をかけたり、相談に行ったりすることができなかったそうです。

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<ホゴシャーズの意見>
・先生はいつも忙しいイメージがあって、こんなことで先生に質問していいのかなと考えてしまう。
・“モンスターペアレント”と思われたら嫌だなと思って、電話はしづらい。
・特に年配のベテラン先生だと、言ったら失礼かなと思ってしまう。


<パックンの意見>
・“モンスターペアレント”と思われるのではないかと心配する必要ない。子どものことが心配です、と伝えるのは当然のこと(アメリカではごく当たり前の態度)
・そういうことがあったんだと、先生の発見につながるかもしれないから、親が学校以外の時間で気付いたことを先生に教えてあげよう。


<尾木ママの見解>
日本人の国民性かもしれないけれど、親は考え過ぎ!
先生に迷惑かけちゃいけないっていう思いも、昔より今のほうが強くなっている。



◇先生は親からの連絡をどう思ってる?◇

若手の先生からベテラン先生まで、現役の小学校教師6人で座談会を行ないました。
先生たちの本音は?

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Q. 職員室に電話がかかってくるとどう?
→学級がすごいガタガタしていたら、このことかな あのことかなといろいろ思いながら、とても沈んだ気持ちで電話に出る。
→職員室にいい電話はほとんどかかってこない。職員室で電話が鳴ると、先生はみんな身構える。自分じゃなかったら、ほっとする。


Q. 忙しい中、保護者からの相談はないほうがいい?
→忙しいからこそ、保護者も教師も 子どものことを一番大事にするべき。相談したいことがあったらしてほしい。初期対応が遅れてしまって事態が悪化するよりも、早い段階から連携を取れたほうがいい。
→保護者から小さなステップで伝えてくれたら、教師もクレームとして捉えず、一緒に対応できる。
→教師と保護者は、お互いにパートナーとして、子どもの成長を喜べるような存在であったらいい。
→情熱を持って先生になっている人が多いので、どんどん相談に来てもらえたらうれしい。


<ホゴシャーズの意見>
・先生に相談したいと思っても、そのタイミングがなかなかない。どうしたらいい?

<パックンの意見>
・“連絡が取りづらい”ということを先生に相談すればいいのではないか。

<尾木ママの見解>
・先生の側から、相談を受ける時間帯をきちっと示したほうが、保護者も相談しやすくなるのではないか。



◇先生に言っても なかなか伝わらない◇
番組アンケートには、先生に伝えてみたけれど、ちゃんと伝わった感じがしないという声も寄せられた。

<尾木ママの意見>
・1回言って先生にピタッと伝わるのは無理。保護者と先生のコミュニケーションの頻度がとても重要!
・先生の話に納得できないときには、遠慮せずに具体的に学校での子どもの様子を聞き出そう。その子への先生の見方は、家庭での子育てにとても役に立つ。



◇先生にちゃんと伝えるためには◇
先生に子どものことをちゃんと伝えるためにはどうしたらいいのか?
教師歴40年の大ベテラン、全国の保護者・教師の悩み相談にも応じている多賀一郎さんからアドバイスをいただきました。

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<専門家のアドバイス>
先生との関係をうまく保つのに大切なことは、“感情的にならない伝え方”
電話・手紙・連絡帳、どんな手段でも最初をどうするかということが重要。
最初に先生が構えるか、聞く姿勢になるかが、その後の関係性に大きく影響してくる。

電話で伝えるときには、すぐに本題から入らないのがポイント!
「この前は〇〇してくださってありがとうございます」など、感謝の気持ちが最初にあると、先生も構えずに話を聞きやすくなる。

連絡帳で伝えるときに、感情的にならないためのコツはこちら!
・一回 下書きをする。
・責める言葉は使わず、丁寧な言葉で書く。
提出する前に 家族に読んでもらう。


<ホゴシャーズの感想>
・先生に伝えるときに、いろいろ言わなきゃと焦ってしまうので、ワンクッションおこうと思う。
・先生に説明し過ぎると、先生が責められている気になるので、シンプルに伝えようと思う。

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<尾木ママの意見>
・保護者と先生がパートナーのような関係で、子どもの成長を願って取り組んでいくことが大事。
・保護者は、家での子どもがすべてだと思わないこと!家と学校での子どもの様子を先生と共有しながら、子どもの認識を深めていきましょう!


 


*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。

 

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2019年09月07日 (土)

学校に行かない!~進路はどうする?~<番組内容>


学校に行かなかったら、その後の進路はどうなる?
今学校に行っていない10代の3名と、学校に行かなかった経験がある社会人7名が語り合った。

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◇10代の疑問とは?◇

・集団が苦手なので、働けるのか心配 (14歳・アオイさん)
・就職や進学で不利にならないか?どうやってうまく就職したのか知りたい。(15歳・れつさん)
・やりたいことや興味がある分野はあるが、どう取り組めばいいのかわからない(14歳・あかりさん)



◇ひきこもりから教師へ しいなさんの場合◇

高等専修学校で教師として働くしいなさんは、小学校4年生から学校に行かなかった。


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中学校1年生から3年生までは家族とも顔を合わせず部屋に引きこもった。

見守っていた母親の由美さんは毎日手紙を添えて食事を届けた。
<母・由美さんの話>
・足音とか物音で“あっ生きてるな”と感じるしかなかった
・自分の感情で動くとまた傷つけてしまうから待つしかないなという気持ちだった

しいなさんは、家族が「出ておいで」などと言わず根気強く待っていてくれたことが安心につながったという。

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そんな日々が1年ほど続いたある日。しいなさんに転機が訪れた。
たまたま部屋で見ていたテレビに、サッカーの試合の模様が流れ、日本代表の選手がゴールを決める瞬間を目にした。2002年、日韓共催のサッカーのワールドカップの試合だった。

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それまでサッカーにも韓国にも興味がなかったしいなさんだが、びっくりするほどの感動を覚え、それからサッカーが好きになり、韓国や国際交流にも興味を持つように。そしてひきこもったまま、テレビで語学を学び始めた。

「明るい別世界でした。ひきこもっているけど、ひとりワールドワイドみたいな」

中学校はほぼ通わないまま卒業。進学はせず、19歳で国際交流ボランティアに挑戦し、通訳をしたり、情報誌の制作をしたりした。いろいろな年齢・国籍の人とかかわり、人と接するのが楽しくなり、働いてみたいと思うように。

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そして、21歳で通信制高校に入学。さらに短大に進み、教員免許を取得して、高等専修学校の教師になった。

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◇10代と経験者の感想◇

・テレビを見てぱっとひらめいて勉強して通訳とか。どこからそんな活力がわいてくるの?(15歳・れつさん)
・じっくり充電をしたのがよかった。ひきこもっていたときはつらかったが、その反動で人と会いたい気持ちが強くなった(経験者:高等専修学校教師 しいなさん)
・ひとりで勉強し続けたのがすごい。(経験者:IT企業社員 ゆうきさん)
・学校の勉強は全くしていなかったのでその分すーっと入ってきた。勉強というより好きだからやっていたという感じ。(経験者:高等専修学校教師 しいなさん)

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◇学校に行かなかった皆さんの進路は?◇

学校に行かなかった経験がある7人に、それぞれが歩んできた道を年表にしてもらった。7人とも「一つのきっかけがあったわけではなく、全てがつながっている」と語るが、特に影響が大きかったできごとを話してもらった。


<経験者:高等専修学校教師 しいなさん>
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・小学校5~6年生のときの担任の先生が、卒業のときに、「これからは人と人としてつきあっていこう」と言ってくれ、その通りにしてくれた。小学校でのボランティアなども紹介してくれ、今も大きな支えとなっている。

 

<経験者:オートバイメーカー社員 たいがさん>
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・SFもののアニメに没頭していくうち、ロボットに興味を持ち、ロボット展へ。実際にロボットを作っている人がいるのを見て、「作るっていいな」と思い、それがずっとつながっている。

 

 <経験者:電機メーカー研究職 けんさん>
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・15歳くらいのときに、数学で、先生や友人に初めて自分の発言が認められた。周りがおおっ!と思ってくれたことが推進力につながった。 


<経験者:IT企業社員 ゆうきさん>
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・ゲームにはまったことで、友達ができ、パソコンも好きになり、IT関係の道に進もうというきっかけになった。
・就職活動のとき、不登校を経験しながらもその後、自分で将来を考え自分で専門学校を選んだことが、自ら考え行動していると高く評価された。

 

<経験者:漫画家 棚園さん> 
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・母の知り合いだった漫画家の鳥山明先生に、自分が描いた漫画を見てもらったことが、大きな転換点になった。

 

<経験者:デザイナー ななこさん>
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・19歳のときにフリースクールが運営する大学に入学。どうやって生きていくかを学ぶうちに自然と友人と起業することにつながった。

 

 

◇<10代の疑問>◇

Q. 一般の高校・大学に進学できた要因は?(15歳・れつさん)
A. 不登校と進学は、思っているほど関係がないと思う。<経験者:電機メーカー研究職 けんさん>
A. 大学に行くことが大事なのではなく、大学でやりたいことがあるかどうかが大事かも <経験者:オートバイメーカー社員 たいがさん>

Q. 同世代と年下の子がいる集団が苦手だけれど、大丈夫ですか?(14歳・アオイさん)
A. 僕も集団が苦手だったが、すべての集団が苦手ではないことに気付いた。哲学の話をする集団の中では楽しくいられた。子どものころはそのような話をできる集団がなかったので、話を合わせなくてはと苦しかったが、自分にとって居心地の良い集団は見つけられる(教育学者 苫野一徳さん)



◇ほぼ学校に行かずに学んできた げんきさんの場合◇

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<経験者:農業・カフェ経営 げんきさん>
・では、最初から学校にほぼ行かないで育ったげんきさんの進路とは?


デモクラティックスクールという学校外の学びの場に5歳から通っていたげんきさん。そこでは勉強や運動など大人からの指示は一切ない。何をするかは自分で決める。スクールで過ごすうえでのルールも、大人と子どもが対等に発言して話し合って決めていた。

げんきさんは14歳でスクールを辞めたあと、飲食店でアルバイトを始めた。働いてみて、自分のことは自分で決めるという経験が生きてきたという。

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その後、食材に興味がわき、18歳で農業研修を受けるが、そのまま農業の道に進むかどうか迷い、20歳で世界一周の旅へ。
帰国後、昨年から、兄の農業を手伝っている。最近は、それに加えて移動式カフェも始めた。

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「信頼されて安心できる場所ならどこででも生きていける。そこにいる人たちに自分が貢献でき、その人たちを信頼できる、そういう場所で働きたい」というげんきさん。


◇迷いながらでも大丈夫◇

・思い切りがすごい!(14歳・アオイさん)
・生きるだけなら簡単。人を助けたり、助けられたりできれば、生きていくだけなら全然問題ない。(経験者:農業・カフェ経営 げんきさん)


<教育学者 苫野一徳さんの見解>
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・進路は自分一人で切り開くものというイメージがあるが、そうではない。
・今回のキーワードは助けたり助けられたりする、協働すること。
・人の力を借りる力を育むことが大切だと感じた



<尾木ママの見解>
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100人いれば100通りの進み方がある。親御さんは子どもの成長する力を信じてほしい。
方向も進む速さも、人それぞれ。自分なりの道を歩んでいこう!




 



*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年08月31日 (土)

学校に行かない!~子どもたちの思い~ <番組内容>

学校に行くのがつらいときは行かなくてもいい、とよく言われるが、不登校に対する悩みや不安の声は多い。

そこで、今学校に行っていない10代の3名と、学校に行かなかった経験のある社会人7名が自分たちの思いや、これまでの過ごし方を語り合う。

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◇学校に行かない きっかけは?◇

・学芸会の練習で、先生に「わかりません」と言うとバーンと叩かれ、翌日から行けなくなった。(経験者:漫画家 棚園さん)
・「あいつうざい!」と話していた友達が翌日その相手に「大好き!」と言っているのを聞き、自分もそう思われているんじゃないかと感じて何かがプツリと切れた。(14歳・アオイさん)
・いじめがきっかけでひきこもり、社会に出られるのかと不安になりゲームに没頭。(経験者:IT企業勤務 ゆうきさん)
・宿題ができなくて怒られるのが怖くて行けなくなった。不安がほとんど。(15歳 れつさん)

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◇つらさはどこから?ななこさんの場合◇

現在、デザイナーとして働くななこさんは、小学2年生から学校に行かなかった。

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スクールカーストのあるクラスで、皆がある女の子をバイキン扱いしているのに自分も加わってしまった。みんながやっていることに、自分も合わせないと怖いという気持ちで動いてしまい、自分がそういうことをするのがすごくつらかったという。

学校に行かなくなったななこさんを両親は受け入れてくれたが、周囲の大人や子どもたちからは、責め立てられた。

「受け入れられないと自尊心は崩壊する。自分でも自分のことが認められずつらかった」ななこさん。外に出るのが怖くなってしまった。

15歳になり、働かなくてはとアルバイトを始めたが、些細なミスで怒鳴られたり、学校に行かなかったことを責められるようなことを言われたりして、続かず、働けない自分はダメだとさらに自分を責め、とうとう「死にたい」とまで思い詰めてしまった。

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10代経験者の感想◇

・外に出たくても出られない気持ちはよくわかる。図書館の方に「あの子みたいにはなってほしくない」と陰口をたたかれ、夢にもそのことが出てきて怖かった。(14歳・アオイさん)
・母がいわゆる世間一般の小・中・高・大に自分を強く行かせようとするうちは追い詰められ、窓から飛び降りようとしたことも。(経験者:IT企業社員 ゆうきさん)


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◇「死にたい」気持ちの奥にあった「生きたい」◇

ななこさんは19歳でフリースクールが運営する大学に入学。「なぜ死にたいと思ってしまうのか」自分の気持ちに向き合い始めた。
・頻繁に頭に浮かぶ言葉を紙に書きだし、分類して並べ、それぞれの言葉がどう関連しているのか矢印でつなげた。

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・中心にあったのは「生きたい」という思いだった。
不登校も、生きるために選んだことだったと気づいた。
・「“生きたいけど、生きたいように生きられないから死にたかったんだ”とはっきりわかって、自分を認められるようになった。」とななこさん。


10代経験者の感想◇
・私の生き方として、結果として学校に行かなかった (経験者:高等専修学校教師 しいなさん)
・私は自分を許せない。親にも迷惑ばかりかけていて申し訳ない。(14歳・アオイさん)
・誠実に生きているから苦しいのであって、弱いからとか、何かが足りないからとかではない。自分をねぎらってあげてほしい。(経験者:デザイナー ななこさん)
・学校に行かないなら行かないなりの、大切な経験ができた。焦らなくていいと思う(経験者:漫画家・棚園さん)


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◇多様性と変革が求められる学びの場◇

<苫野一徳さん(教育学)の見解>
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・教育は150年間ほとんど変わらないシステムで続いてきた
・皆で同じことを同じようなやり方で、同質性の高い学年学級制の中で決まった答えばかり勉強
・空気を読み合ったり、サバイバルをしなきゃいけない、その苦しさが限界を迎えている
・個の学びやペースが尊重され緩やかに共同体で支えられる、探究を中心とした学びのあり方に構造転換していきたい
・一昨年、教育機会確保法ができ、学校外の学びの場も保障し、公的支援もする動きがある



◇変わりつつある国の不登校施策◇

・学びの場づくりに向けて、公民連携の取り組みも始まっている。世田谷区では、民間のフリースクールに運営を委託して、公設で無料で通え、かつフリースクールと似た学びを得られる学びの場が開設された。

・「不登校の子どもたちのための取り組みではあるが、長期的な視点では教育全体を魅力あるものにするために、ここでの経験をいかしていきたい」(世田谷区長 保坂展人さん)

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川崎市では全国に先駆けて自治体と民間が連携して学校外の居場所を提供している
・フリースペースえんは、川崎市が設立した子ども夢パークの中にある。運営はNPO法人が行い、学校に行かない子どもたちの居場所となっている。学校復帰を目標にしていない。
・無料で通えて、いつ行くか何をして過ごすかは自分で決める。勉強をしたいときはスタッフに教えてもらえる。

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「一人の人間として尊重されたら、子どもたちは“大丈夫かも”“やりたいことができた”“社会に出たいよ”など思いがたまって、充電されたら、自分で考えて社会的な自立に向かうんですよ」(NPO法人フリースペースたまりば理事長 西野博之さん)

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10代経験者の感想◇
・お金がかからないということはとても大きなことだと思います(15歳 れつさん)
・外に出られるようになってから、ボランティアを行った。さまざまな年代の方がいていろんな話ができる機会が大事だと思った (経験者:高等専修学校教師 しいなさん)


<尾木ママの見解>
・一人一人が伸びていける体制を作ることが大事。そんな時代がすぐそこに来ている。
・現場の先生や学校に行っている子どもたちも、みんなが安心していられる学校、地域にしていく一人の主体になってほしい

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次回は、社会人になった7人が、今の仕事に就くまでのことを語ります!

 


 *番組へのご意見ご感想をお待ちしております。

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2019年06月15日 (土)

テストは変わる <番組内容>

今回のテーマは「テスト」。
お笑いトリオ「パンサー」の向井慧さんをゲストに話し合った。
猛勉強の末に希望の大学に合格したという向井さんは、テストが好きだったというが、ホゴシャーズからはため息が・・・。
「「大切なのはテストの結果だけじゃない」と思いながらも、どうしても気になってしまうという。

<ホゴシャーズの意見>
・間違いが目についてしまい、「どうして間違えたの」って聞いてしまう。
・点が悪いと夫がものすごく怒る。なんとかしなきゃと思うけど焦るのは、自分ばかり。本人はいたって平然。


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◇テストはそもそも何のために作られたのか?◇

<専門家 田中耕治さん:佛教大学教育学部 教育における評価について研究>

・テストは1910年代のアメリカで作られた。個人の能力を客観的に調べるため、集団を対象に使われた。
・日本では「試験」として明治初期からスタート。当時は一人一人が合格点を目指すためのものだった。
・戦後受験競争が広がると、テストは、人と比べる競争のための道具として使われるようになる。
・受験競争は過熱し、社会問題へと発展。そこで2001年、文科省は「テストは人と点数を比べるものではなく、学習の到達度を測るためのもの」と方針を改めた。
・田中先生によると、テストは本来、次の学びにつなげていくためのものだという。

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◇テストの結果を見た後、どんな言葉をかけたらいいの?◇

<専門家 坪田信貴さん:塾主宰>

・子どもの性格を見極めながら接すること

(例) 楽天家タイプの子どもの場合はポジティブな言い方だと聞く耳を持ちやすい
 ×「そんなんじゃ就職先もないよ」・・・ネガティブ
 ○「もっと頑張れば、いい大学に入れるよ!」・・・ポジティブ

(例)コツコツやる堅実なタイプの場合はテストの結果が悪いとパニックになりがち
 →「間違えた問題をやり直そう」など具体的にやることを示すと落ち着けるかも!


子ども自身が、テストの結果をどう受け止めているのか?
子どもの表情をよく観察してから、どんな言葉をかけるのか考えよう!

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<専門家 田中耕治さんの見解>

・評価の基本は観察から始まる。喜んでいるのか?落ち込んでいるのか?観察しよう。
・“出来なかったところ”ではなく“出来たところ“を見ると、子ども達の達成感につながる。
・出来たところを「どうしてできたの?」と聞くと子どもが答えを導き出した方法を振り返り、力になる!

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◇テストが変わる!◇

記述問題が増えているという最近のテスト。現場の教師達の実感を聞いた。

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・小学校から大学まで、記述問題は確実に増えている。
・採点が難しい!採点基準や模範解答例を用意してもそれを超えた答えが子どもから出てくる。教師の価値観によって採点にばらつきがあってはいけないので難しい。
・しかし、知識はただ覚えるものではなく、使うものだということを経験として学べるのはいいことだ。

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<尾木ママの意見>
いま、テストとともに、「学力」の概念も大きく変わる時代に入っていると感じている。
是非ネットなどで、実際の変わり始めている入試問題などをチェックしてみて!




END

 

 

 

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2019年02月23日 (土)

不登校 親の悩み <番組内容>

学校になじめず他の学び方を選ぶ子どもが増える一方、子どもが学校に行かなくなると親の中には「ゲーム漬けで心配」「どうしたらいいのか先が見えない」と悩む人も。

そこで今回は、かつてわが子の不登校を経験した親30年以上不登校の子どもとその親をサポートしてきた、奥地佳子さんを専門家としてお招きし、不登校の最中にどう過ごしたらいいのか話し合った。

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◇親の悩み:子どもがゲームしかせず心配◇

そら豆さんの長男、しんさん(中1)は小4から不登校。今は家でゲームをして過ごしていることが多い。適応指導教室も合わず、クリニックや教育相談も進展がない。ゲームにしか興味がない息子をそら豆さんは心配している。

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<専門家・奥地圭子さんの見解>
NPO法人東京シューレ理事長の奥地さん。
不登校の子どもと親を30年以上サポートし続けてきた経験からお話されたことは・・・

・ゲームは子どもにとっては大切なもの。気持ちが落ち着いたり、元気が出たり、心の充電をしたりするのに役立つことも。
・親が制限をかけると、隠れてでもやるし、罪悪感が増してしまう。



◇心配事に精神科医が答える◇


ホゴシャ~ズの不安について、高岡健さん(岐阜県立希望が丘子ども医療福祉センター児童精神科部長)に聞いた。

① ゲームばかりで大丈夫?
本格的なゲーム依存症の目安は「昼も夜も寝ないでゲームをする」「食事を一食もとらない」。
そうでない限りは、オンラインゲームなどでは共通の趣味を通じた仲間とのコミュニケーションをしているという認識を持つことが大切。

② 昼夜逆転が心配
学校や世の中から距離をとって休みたいという気持ちが働いている。昼間に寝て、夜に活動しているほうがエネルギーをためやすい状態なので心配はない。

③ 見守るだけでは家から出なくなるのでは?
不登校は「自分との対話」をする時間。ここで対話を重ねることができないと、あとから“ひきこもり”によってそれを挽回しようとすることも。
自分との対話ができるよう、安心で安全な環境を提供することが大事。

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◇経験者はどう過ごしていた?①◇

パパイアさんの長女(21歳・会社員)は、小1~小5不登校。
家庭を中心に学ぶ「ホームエデュケーション」のネットワークに入り、学校の勉強はせず、家で海外のアニメを観たり、自然の中で遊んだり、好きなことを楽しんで育った。大人になった今、当時を振り返ると、毎日我慢していやな時間を過ごすよりも、いい時間を過ごして楽しかったと語っている。

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◇親の悩み:子どもが学校に行かない自分を責めてしまう◇

トカゲさんの娘は、去年不登校になったばかり。
学校に行かなきゃいけないと自分を責めて、一人でボーっとしてベランダから身を乗り出すこともあるという。


<奥地佳子さんの見解>
・行くべきなんだ、でも行けない自分はダメだ、という苦しくて仕方ない姿が現れている。
・「今のあなたでいいんだよ」ということをどうやって感じてもらうかが大事。
・本人の気持ちに沿ったやり方は何か?「どうしたい?したくないことは?」としっかり聞いて、時間をかけてやっていく。


◇経験者はどう過ごしていた?②◇

しめじさんの長男(28歳・社会人)は小1~不登校。
近所に学校に行っていない子がいなかったため「学校に行かなくていいなんて言うのはお母さんだけ!」と言っていたという。しかし10歳の頃、学校に行っていない子たちが全国から集まる会に参加し、大勢の子どもたちが元気にゲームをしているのを見てから、だんだん気持ちが変わっていったようだ。


<尾木ママの見解>
・経験者の皆さんが語ることは、特殊なケースではない。
・教師としての経験からも、全然大丈夫だと断言したい!


◇文部科学省・不登校の子どもの追跡調査◇
「中学3年生のときに不登校だった子どもが5年後どうしているか」文科省が調査し、平成26年に発表したデータでは、およそ82パーセントが進学・就職をしていた。

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◇不登校を経験し、現在は仕事に就いているケース◇

障がい者の生活介護施設の職員として働く戸田淳介さん(34)。
・中学2年から不登校となり、「学校に行かない生き方は自分の中になく、人生どうなっちゃうんだ」とずっと自分を責めていた。
・中学を卒業し、行かなくてはならないところがなくなったことで気持ちに余裕が生まれ、フリースクールに通い始め、音楽と出会った。
・その後児童館で週2のアルバイトから仕事を始め、今の職場の職員に。
・職員になろうと思ったきっかけは音楽。今働く施設の利用者たちはバンドを組み、本格的な活動をしているのだ。大好きな音楽に触れながら毎日生き生きと働いている。
・不登校の辛かったとき、親がしてくれてよかったことは?
「もがいていたときに一緒に付き合ってくれた。親は、今のその状態のその人を認めて寄り添ってもらえたらいいのかな。」

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<お悩み中のホゴシャーズの感想>
・今すごく気持ちが焦っていたが、本人がやりたいように見守るという選択肢もあると分かった。


<専門家・奥地圭子さんの見解>
どの子も成長する力を持っている。それを信じて対応されることが大事。


<尾木ママの見解>
今が充実していれば必ず未来は切り開けるから、安心して今を大事にしていってほしい。





END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2019年01月26日 (土)

みんな同じにしなくちゃダメ?<番組内容>

本当は違う意見だけど、周りに合わせちゃうこと、ありませんか?

その原因は「同調圧力」かもしれない。
同調圧力とは、集団の中で多数意見が暗黙のうちに少数意見を従わせるよう強制する圧力のこと。
子どもたちの間でも日常的に起きているが、そのせいで嫌な思いをしていることも。


<尾木ママの見解>
・「個性の伸長」「個性を大事に」と言っているのに、「同調圧力」なんて全く反対の言葉。
何が起きているのか解きほぐしてほしい。

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<ゲスト 鴻上尚史さんの見解>
小学生の頃からみんなが「みんなと同じにすることを求めている」と感じていた。
日本は同調圧力が強い社会だから、みんなが少しでも楽に生きるためには少しでも抑えた方が良い。

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<ホゴシャーズの意見>
エゾリスさん)海外から帰国後、子どもたちが「みんなと同じ」であることに執着するようになった。
うしさん)子どもの自主性が強く、あまり周りに合わせない。この先うまくやっていけるのか親として不安。


◇周りに合わせた方が良い?◇
うしさんの娘は幼い頃に病気をしたため、周りと同じように遊んだり勉強したりすることができない時期があった。それ以来、ずっと自分のペースで日々を過ごしてきた。
うしさんは、いまもマイペースな娘が今後社会の中でうまくやっていけるのか心配している。

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<ホゴシャーズの意見>
カッパさん)娘は自分の意見を言ったことで辛い思いをした。言い方に気をつけた方が良いとアドバイスした。
トナカイさん)日本の学校は個性が見えにくい。みんなと合わせるように教育しているから、子どもたちも同じであることにこだわるのでは?
チェリーさん)自分はよく同調している。必ず誰かと関わらないと生きていけないのだから、合わせられるところは合わせるほうが集団生活においては上手くいくんじゃないか。

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◇なぜ、わたしたちは同調するのか?◇

東京大学大学院教授心理学博士、亀田達也さんによると・・・
・大勢の意見に合わせる「同調」はヒトが普遍的に持っている性質で、ヒトの生き延びに役立ってきた。
・たとえば、はじめて来た街で駅がわからないとき、多くの人が歩いて行く方向について行くと、駅に着くことがある。同調が役に立ったことになる。

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しかし、同調が悪い方向に働くときもあると、亀田さんは言う。
たとえば「はだかの王様」を例に考えてみる。

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・みんなが王様は裸だと思っているのに誰も言わない。
・一人が黙っていることが、他の人を黙らせる圧力になる。
・その「同調圧力」は連鎖して、みんなを黙らせる。
・個人個人は生き延びられたとしても、結果的に集団全体のパフォーマンスや振る舞いはひどくなる結果に。



◇自分はどうしてる?◇

<ホゴシャーズの意見>
ソルトさん)毎日同調しまくってるなあと再認識。生き延びるためだったんだと納得。
カッパさん)学校で、ちがう意見を言うのは大人でも難しい。
トナカイさん)誰かが発言すれば他の人も言いやすくなるかもしれないと思って発言するようにしている。

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<尾木ママの見解>
教師としては、保護者会などで意見を言ってもらうことは大切。自分は根回しをして多くの保護者に言ってもらえるよう計らった。学級や学校も変わっていかなかねばらないが、誰かが現状を打開しようとする姿勢を持ち続けることが大事。

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<鴻上さんの意見>
昔は、夜飲みに行って会社では言いにくいようなことを言うなど、オフの場でコミュニケーションをとっていた。ところが、今そうしたことはなくなって、意見を言う場がないのではないか。波風立たないようにしてきたら、ものすごく窮屈な社会ができてしまった。厄介な状況。

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◇良い方向に働くことも◇

<鴻上さんの意見>
・しかし、同調圧力が良い方向に働くこともある。東日本大震災の時、ずたずたの道路を1週間で直したことに世界中が驚いた。ものすごい力があるがために、個性を押しつぶす暴れ馬のようにもなるということ。



◇子どもは抜け出せる?同調圧力◇

<ホゴシャーズの意見>
チェリーさん)子どもが悪いことや間違ったことに同調するのは嫌だと言って欲しい。
トナカイさん)子どもも良くない事には関わりたくないはず。正直に一線を置いて欲しい。


◇同調圧力から抜け出したトナカイさんの娘の場合◇
トナカイさんの娘は小学生の時に、休み時間に勉強をしていたことをからかわれた。それ以来周りを気にして勉強をあまりしなくなった。

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しかし、中学に入ってからテレビのクイズ番組で正解を連発する大学生を見て、頭のいい人はかっこいい!と感じ、難しい大学に入るという目標ができた。

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目標ができたひかりさんは、周りのことも気にしなくなり、再び勉強するようになった。
周りを気にして悩んでいた頃の自分に、今の自分から贈る言葉。「自分に負けるな」。


◇同調圧力とのつきあい方◇

<ホゴシャーズの意見>
チェリーさん)周りでからかうのは悪い。勉強していい。
ソルトさん)学校では、みんな同じにするように言われているから、違うことをしている子がいると、周りの子どもたちが不安になるのでは?
エゾリスさん)なにかしらの自信があれば同調圧力に流されることもない。

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<鴻上さんの意見>
一定の年齢からは孤独と戦わなければいけない。自信が大事なんだけど、子どもが自信をつけるには実は親の無条件な肯定しかない。先にマイナスを言う親に育てられた子はずっと不安なまま。そうすると同調圧力にも負けるし、自分を持ちにくい。

<尾木ママの見解>
スマホで24時間ずっと誰かとつながって、どうしたって合わせられてしまうような環境では、いかに自分を大事にして自分の目標をしっかり持ち、自分と戦える子どもにするかが勝負。ひとりでグラウンド走るなんて立派なこと素晴らしいこと。応援してあげてほしい。

<ホゴシャーズの意見>
ソルトさん)自分の意見を言うばかりでなく、自分と違う意見を受け入れることをもっと意識していくことも必要では?
エゾリスさん)親から変わっていくべき。
トナカイさん)これから日本には外国人もたくさん入ってくる。自然と変わっていくのでは。


<鴻上さんの意見>
「同調圧力」という言葉を知ることから始まる。そして日本は同調圧力が強いんだよ、良いこともあるけど悪いことも大きいんだよということを、みんなが共有すれば必ず変わる。

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END

 

 

 

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2019年01月12日 (土)

道徳が教科になった!<番組内容>

今年度から正式な教科になった「道徳」がテーマ。
番組には、「教科になるってどういうこと?」「何が変わったの?」など、心配する保護者の声も。

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【ホゴシャーズの意見】

・教科化、大賛成! 教科としてきちっと学んだ方が絶対将来には役に立つ。
・不安ばかり。先生からも不安の声を聞いている。


◆そもそも、道徳が教科になって何が変わったのか?◆

① 「教科書」ができた
・道徳が教科になる前、「道徳の時間」で使われてきたのは多くの場合”副読本”。
・正式な教科になったので、国の検定を通った“教科書”が主な教材になる。
・教科書は、道徳で学ぶべき「項目」に沿って作られている。

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<項目> 
希望と勇気、努力と強い意志/親切、思いやり/規則の尊重/生命の尊さ など
学年によって学ぶ項目の数は異なるが、小学5年生だと22個。



②「議論」を重視する
・子ども同士の議論を通して、「自分ならどうするか」と考える力を大事にする。
・取材で訪れた学芸大学付属世田谷小学校2年生のクラスでは「アリとキリギリス」をテーマに学習。
「キリギリスは本当になまけ者なのか?」について議論をしていた。

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子どもたちから出た意見
“アリが働いているときは、ぐうたらしていなかったし歌をうたっていた。だから怠けてないのでは?”
”やっぱり怠けていると思う“



③「評価」をつける
・「よい」「もう少し」など、数値によって評価される国語や算数とはちがい、道徳の評価は「文章」。
・学習指導要領によると、評価の書き方は「児童の成長を積極的に受け止める」「他の子と比べない」。
・評価を児童に渡す通知表に記載するかどうかは、各学校の判断に任せられている。
・ただし、学校には必ず評価の記録を残すことになっている。

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【ホゴシャーズの意見】

●道徳で学ぶ22の項目について

・「善悪の判断」と「個性の伸長」は矛盾しているように感じる
・22項目全部は多いのでは?

●評価について
・成績表は子どもと話をするきっかけになる。できれば必ず評価を教えてほしい。
・息子は発達障害がある。どういうふうに評価されるか不安。


<実際に通知表を見たホゴシャーズは>
・誰にでも当てはまるような、当たり障りのない内容が書いてあった。
・コピーして貼りつけたような文言だった。




◆現場の先生の本音は… 覆面座談会◆

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【先生たちの意見】

●教科書について
・「親切、思いやり」など、学ぶべき項目が見出しに分かりやすく書かれていることがあり、児童は「どんな発言をすれば先生が喜ぶか」分かってしまう。結果、議論の幅が狭くなる。
・教師の手腕によるところが大きく、教科書のせいではない。

●考え、議論する道徳について
・すごく賛成。とにかく、考える子どもになってほしいと思うので。
・「この行動は良いか悪いか」というような単純な二項対立の議論になりそうだ。議論というものは、もっと深いもののはず。

●評価について
・当たり障りのない、金太郎アメ的な評価になってしまう。
・本当に道徳に評価は必要なのか、考えてしまった。



【ホゴシャーズの感想】

・教科書に項目が書かれていると、子どもも項目に寄せた発言をする。
・正解ばかり言っても仕方が無い。場違いな意見が議論を深めると思う。



【尾木ママの見解】

考え、議論する授業のためには本音で議論ができる、ということが絶対的な条件。
いろんな本音が出てくると、「じゃあ、どうする?」と議論がグッと前進する。





◆子どものホンネを引き出すために◆

枚方市立西牧野小学校の3年生のクラスでは、議論をとても大切にしている。
道徳の授業で「疑問に思ったこと」を子どもたちから募り、「特別活動」の時間を使って話し合っている。

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森本先生
「道徳の場合は、与えられている質問・回答すべき問題があるが、自分たちの中から『なぜ?』
という疑問が出ないと、話し合っても深まらない」

取材に訪れた時は、道徳の時間には友情について学習した子どもたち。
特別活動では、そこから発展して「人に頼ってもいいものなのか?」について話し合うことに。

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道徳と特別活動の時間では、先生も児童も輪になって座り、ボールが回ってきたら発言をするというルール。
子どもの疑問から議論を深める「フィロソフィー・フォー・チルドレン」と呼ばれる手法だ。

議論は展開し、子どもたちは「友だち」について思うことを次々に発言していた。

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【ホゴシャーズの感想】

・押し着せではない議論をしている。安心して発言できる学級づくりができている。
・自分たちで導いた議論なので、みな生き生きしている。



◆まとめ◆


【ホゴシャーズ】
・道徳が正式な教科になって1年たてば、また課題などが見つかる。親としてもできることを考えたい。
・学校で道徳について考えたら、親がやるべきなのは実践の場を作ることだ。

【尾木ママから】
・子どもがホンネでしゃべると、大人を超えるようないろんな意見が出る。
・学校任せにしないで、家庭でも「今日はどんなこと道徳で議論したの?」って聞いてみてほしい。

 






END

 

 

 

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2018年11月10日 (土)

どうなる?これからの部活<番組内容>

今回のテーマは「部活」。

いまや全国の90%近くの中学生が入っている部活だが、長時間の練習や教師の負担が大きな問題になっている。
2018年3月には、スポーツ庁から運動部の活動基準を示すガイドラインが発表される事態に。
これから部活はどうなるのか?

スタジオには、かつて部活に没頭したという井上咲楽さんペナルティ ヒデさが登場。
部活に実態に詳しい名古屋大学の内田良准教授も参加し、みんなで話し合った。

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◇部活の時間が長い!?◇
ホゴシャーズの中には、1週間に6日くらいは部活の練習をしてほしいという声がある一方で、練習時間が長いため、子どもが疲れているのではと心配する声も。

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<専門家・内田良さんの意見>
・実は全国的にも練習時間、練習日数、大会の数が増えている。
・そもそも部活の活動時間に決まりはない。 「隣の学校もやっているからウチもがんばらないと」と、過熱しやすいのでは?


◇教師のホンネは?◇
いまの部活のあり方は教師の働き方にとっても大きな問題。
そこで実際に部活の顧問をしている教師たちにホンネを聞いてみた。

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◆教員の半分ぐらいは部活の顧問はやりたくないという感覚があるが、やりたくないとは言いにくい。
◆顧問が考える「部活を過熱させる原因」は3つ。
 ①教師としての評価:授業ではなかなか評価されないが、部活をやっていると”良い先生”と思われがち。
 ②子どもの熱意:試合をしたいといわれると断れないが自分の拘束時間は増える。子どもの笑顔を見ると断れない。
 ③保護者:長ければ長いほど良いと思っている保護者もいる。お守りをさせられている感じがする。「前の顧問はやってくれたのに」と言われるとつらい。

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◇部活のガイドラインが発表◇
今年3月、スポーツ庁が運動部の活動基準を示した「ガイドライン」を発表。
週に2日休みをとること、活動時間を2時間程度にとどめる、など具体的な目安が記載されている。


<専門家の意見>
・実は文部科学省は20年前にも「部活は週2日休む」というガイドラインを出している。
 しかし、実際はその後過熱してしまった。
・だからこそガイドラインを徹底させるうえで大事になるのが、“保護者の理解“。


◇ガイドラインで変わった!静岡の場合◇

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・国とは別に、独自に部活のガイドラインを作った静岡市。
活動日は週4日・土日どちらかは必ず休み、と決めた。
・部活に打ち込む生徒たちからは「練習が少ない」と心配の声もある一方、これを機に練習メニューを効率的に変えることができた、という声も。
・静岡市の大里中学校では、部活のない日に「放課後サークル活動」を始めた。
公民館の協力を得て、各種スポーツ教室や心理学の講座など18種類のサークルを開催。保護者や大学生のボランティアが指導していて、生徒の参加は自由だ。

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<ホゴシャーズの感想>
・部活の時間を短くするには保護者の協力も大切になると感じた。
・保護者として何ができるのか、今一度考えなければと思った。

<専門家の意見>
・部活は、楽しいというのが原点。
・トップアスリートを育てるための仕組み・楽しむための仕組み、2つ用意するのが重要だ。

<尾木ママの意見>
・部活のよいところを残しつつ、学校とは本来どういう役割なのか?もう一度問い直すことが重要


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END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2018年10月27日 (土)

キャリア教育 大事なことは?<番組内容>

今回のテーマは「キャリア教育」。将来の社会的・職業的自立に向けた教育のことだ。
保護者は、子どもの“自立”のために何ができるのかを考えた。

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<尾木ママの見解>
・大きな企業に就職すれば一生安泰なんていう時代ではない!
どんな職業につくかということよりも、もっと大事なことがある!

 

◇「職場体験」 どう思う?◇


・キャリア教育の代表的な活動は、職場体験。公立中学校の約98%で実施されている。

<ホゴシャーズの意見>
・買い物に行ったときに、慣れないながらも一生懸命対応している職場体験の中学生を見て、とてもいいと思った。
・娘が小学生のときに近所のスーパーに職場体験に行ったが、お店の裏側を見せてもらって目を輝かせて帰ってきた。


職場体験を貴重な経験ととらえ、好意的な意見の他、こんな経験談も。

◇コハダ家の長女・ハナさん(高1)の職場体験◇
・ハナさんは中学2年生のとき、職場体験が実施されることになった。ハナさんが希望した職場は「郵便局」。
・ところが、郵便局は希望者が多く落選。実際に行ったのは子ども向けの施設だった。
・仕事は、部屋の飾り付けをしたり、子どもたちと遊び相手をしたりすることだった。
・ハナさんにとっては仕事とは思えず、意味のある体験だったかどうか疑問が残ってしまった。

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<ホゴシャーズの意見>
・中学生ができる仕事は限られるので、仕方ない部分もあるかもしれない。
・職業体験の受け入れ先に聞くと、子どもを放ったらかしにはできないので、自分の仕事ができなくなるという声を聞いたことがある。
・希望ではない職場に行ったときにこそ、「こんな職業がある」「実はこれ面白い」という気づきがあるのでは?


<尾木ママの見解>
・人口が多い都市のマンモス校では職場を探すだけでも大変。
・第一希望の職場に行けない子には、どんなことに注目して体験に行けばいいのか、どんな仕事にどんな意味があるのか、丁寧にアドバイスすることが大事。

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◇現状のキャリア教育の課題◇


キャリア教育に詳しい法政大学の児美川孝一郎(こみかわ・こういちろう)教授によると、今のキャリア教育には2つの課題があるという。

課題①「イベント型」
現状では、職業体験は年1、2回で終わるイベントになっていて、自分の将来に結びつけにくい。

課題②「夢追い型」
夢の職業を目標に設定し、その仕事につくためにはどうすればいいのかを考えさせるやり方。
その夢が実現しなかったときにうまく転換ができないということがある。

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<ホゴシャーズの意見>
・夢や目標を持つのは悪いことではない。しかし、小学校のときからの夢を実現できるのはほんの一握りの人だと思う。
・知り合いの中学生は進路希望で会社員と答えたら先生に叱られたと聞いた。弁護士ならよかったのか、と思ってしまった。
・夢がきちんと決まっているお子さんのほうが少ないのでは?

<尾木ママの見解>
・夢を追いかけているときは全力で頑張っている。そこで身につけた力は全く違う職業に向かったときにも生きる。
自分は前進できていると実感すると、自己肯定感も高まる。

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◇キャリア教育の目的は「自立」◇

・文部科学省はキャリア教育の目標を「社会的・職業的自立」としている。
・つまり、就職だけが目的ではなく、「自立」が大きなテーマになっている。
・では、保護者は、子どもに自立を促すためにどうすればいいのか?ヒントを探るためミルラ家にお邪魔した。


◇「自立」に向けて親ができること ミルラ家の場合◇

ミルラ家の一人娘、タマキさんは赤ちゃんのころから重度の食物アレルギーがあり、今でも外食をするときには事前に、そのレストランでどんな食材が使われているかなど入念に調べる必要がある。
・そのときにミルラさんが大事にしているのが、タマキさんと一緒に調べること。
・お店に直接電話をする時には、やりとりをすべて聞かせることにしている。
タマキさんが大人になったときには、自分一人でやる必要があることだからだ。

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・こうした経験を重ねるうち、タマキさんは、将来、アレルギーがある人でも安心して外食ができる店を探せる検索システムを作りたいと、自然と思うようになったという。

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<キャリア教育の専門家・児美川教授のアドバイス>
・親は、職業を決めさせることよりも「人に接することが好き」「物に向き合うのが好き」など、本人の資質に気づかせ、方向を示すだけでもいい。
・一緒に見つけてみようと、並走してあげることも大事。

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<尾木ママの見解>
・子どもは「自己決定」を繰り返す中で、やりたいことを見つけ、社会で生きる力を身につける。
・大学に行って、就職することだけが大事ではない。
・2030年頃には、労働人口の約49%が就いている職業は人工知能やロボットなどで代替可能と推計されている。
・社会のあり方がどんどん変わっている中、キャリア教育は「どんな風に自立して自分で生きていくのか」を考えることを大事にしていくべき。




END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


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