「学校・勉強」

< 学校・勉強 >

● 変わる!?これからの学校
● コロナ禍で揺れた高校生の進路
● これって"やりすぎ教育"?
● 学校の行き渋り
● もしかして中1ギャップ!?
● 今だからこそのPTA!
● スペシャル「学びの地域差 学生のホンネ」
● わが子がひきこもったら
● 算数・数学が変わる!
● 学びたいのに学べない!
● コロナ禍で広がる教育"不平等"
● コロナ禍の気づき 学校にどう生かす?
● 要注意!学校での熱中症
● オンラインが変える!学校教育
● 外国ルーツの子どもとつくる新たな学校
● 気になる!先生の働き方
● いじめ 相談してほしいけど・・・
● 校長先生 中学校を変える!
● 激論!運動会
● 先生とうまくいってる?
● 学校へ行かない!~進路はどうする?~
● 学校へ行かない!~子どもたちの思い~
● テストは変わる
● 不登校 親の悩み
● みんな同じにしなくちゃダメ?
● 道徳が教科になった!
● どうなる?これからの部活
● キャリア教育 大事なことは?
● あぁ 宿題!
● スペシャル「"学校"に行かないという選択」
● 習い事は難しい? 
● はずかしい? 授業のダンス
● 校則スペシャル 後編
● 校則スペシャル 前編
● シリーズ 不登校 ~学校に行かない学び方~
● 好き?嫌い?図工の時間
● どうして勉強しないといけないの?
● PTAは何のため?
● 学校の先生とどう付き合う?小学校編
● スペシャル 「不登校~保護者ができることは?」
● 高い教育費!どう支える? 
● “プログラミング教育”って、なに?! 
● 親の受験ストレス どう乗り切る?
● 早期化する小学校の英語教育 ウチの子 大丈夫!?
● わが子がいじめの傍観者だったら・・・
● わが子がいじめ加害者になったとき・・・
● 自分で勉強する子に育てたい  
● 入試が変わる?授業が変わる?アクティブラーニングって何?
● PTAやりたい?やりたくない?
● いじめ パート2 子どもを元気にするために
● いじめ パート1 子どもにどう向き合う?
● 新年度のストレス 子どもの声を聞こう
● ウワサの職員会議~教えて!先生のホンネ~
● 部活の悩み!こうして解決
● 親子を悩ます!?夏休みの宿題
● 新学期のお悩み

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2021年06月12日 (土)

変わる!?これからの学校<番組内容>

今回のテーマは“これからの学校“
働き方も価値観も多様化した現代に求められているのは、自ら課題を見つけ、考え、判断する力
そうした力を伸ばすカギとして注目されているのが、探究型の学びだ。

探究型の学びって実際どんな感じなの?
学力は大丈夫?大人はどんな接し方をすればいいの?

ゲストは、小学1年生のお子さんがいる浜島直子さん

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教科の枠に縛られず好きなことを探究する中学校

新渡戸文化中学校(東京・中野区)
・毎週水曜日は国語や数学など個別の授業は一切行わず、生徒は教科の枠を越えて好きなことを探究する。

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水生昆虫について調べたあやのすけさん
・前足を動かす姿から名づけられた「太鼓打(タイコウチ)」のように、虫の名前の由来をきっかけに漢字の成り立ちにも興味がわくようになった。


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生き物の特性を応用したものづくりについて調べたりょうさん
・小学生の頃は、暗記ばっかりの勉強に苦手意識があったが、好きなことについて、「探す・調べる・行動する」の繰り返す中で、学ぶことへの意欲が高まってきた。



なぜ「好き」なことからテーマを選ぶのか?

この取り組みをはじめた山本崇雄先生は、
「好きなことと向き合うことは、他のさまざまな学びにもつながる」と、一枚の風呂敷をテーブルに広げた。
真ん中をつまんでゆっくりと引き上げると、周りの布も一緒に引き上げられていく。

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『風呂敷理論』と呼んでいます。何か好きなことを探求すると、実は、他の好きなことや一見関係ないような力も、この風呂敷のように一緒に引き上げられていくんです。だから、教師は、その生徒の『好き』が何に関わっているのかをよく観察して、いろんな提案をしてあげることが大事」


教育学が専門の苫野一徳さんは、「こうした「探究」を中心とした学びが、子どもたちの意欲を伸ばす」と語る。

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・学校は本来子どもたちにとって世界一楽しい場所であるべき。
自分なりの問いを立て、自分なりの方法で、自分なりの答えにたどり着く「探究」が、学びの楽しさや意味を教えてくれる。



動物の飼育から算数を学ぶ・・・!?さまざまな探究型の学び

全国には、公立でも独自の探究型の学びに取り組む学校がある。

伊那市立伊那小学校(長野県)
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・40年以上前から、動物の飼育や米作りなどのテーマを探究する中で、教科の知識を身につける独自の授業を行う
・子どもたちが心置きなく探究できるよう、学校には、チャイムも時間割も通知表もない
・例えば羊の飼育をするクラスでは、0.01kg単位のはかりを用意し、餌の重さを量ることで小数の計算を学ぶ


また、日常的に違う学年の子どもたちが一緒になって学ぶ「異年齢学級」を導入した学校も。
福山市立常石小学校(広島県)
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異年齢学級について、苫野さんは・・・
同じ年生まれの人たちだけからなるコミュニティは、社会の中で学校のクラスしかない
・同質的な集団で暮らしていると、理解出来ない子だけが取り残されたり、異質なものが排除されやすかったり、息苦しいコミュニティになってしまう傾向がある
自分に合った方法・ペースで進める学習だと、年下の子と年上の子によるダイナミックな学び合いが可能に



探究は大事だけれど・・・学力は大丈夫?

自ら課題を見つけ、考え、判断する力を育む探究型の学びだが、気になるのは学力や受験
本当に大丈夫なのだろうか?

苫野さんの見解〉
・探究型の学びをすると、なぜ自分が勉強をするのか、勉強する意義がわかるので意欲が上がる
・探究型の学びに取り組む学校は世界中にたくさんあるが、学力向上にもつながるという成果や研究もある
・今後、大学入試も、より思考力・判断力・表現力を問うものに変わっていく
・経済的に恵まれた家庭のほうが、探求的な学びや経験をさせてもらえるので、経済力の違いによって、“体験格差”が拡大しないようにしなければならない。学校が全ての子どもたちに豊かな探究の経験を保障していく必要がある。

さらに、学力向上につながると期待されているのが、タブレットなどを活用した学習の「個別化」

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どの部分でつまづいているかAIが分析し、最適な問題を出題するなど、ひとりひとりの理解度に合わせた学びが可能になってきている。

ただ、画面を見る時間が増えることで人との会話が減るなど、孤立しないのか心配の声も。

苫野さんの見解〉
個別化を、“孤立化”にしてはいけない。困った時に先生や仲間と助けてもらえる、あるいは困った人を助けてあげられる「協同化」とセットにすることが大事
・そうした「ゆるやかな協同化」は学力向上につながるという研究もある。



自分で考える力を伸ばすために 大人の役割は?

毎週水曜日、生徒が好きなことを探究する新渡戸文化中学校では、大人の役割を徹底的に見直した

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・好きなことを探究する時間、先生は一方的に教えない
対話を繰り返し、生徒の興味・関心の幅を広げる伴走者のような役割

さらに、生徒の主体性を育てるため、生徒自ら校則を考える取り組みもはじめた。

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・話し合った案は職員会議で発表し、同意を得られれば実際の校則になる。

こうした取り組みをしていく上で大事なのは、先生同士の対話だ。

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・毎週、子どもとの向き合い方や学校のあり方について率直に意見を交わす
・対話を重ねていくうちに、先生たちの間で「新しいことに挑戦しよう」という気運が高まってきた



対話することが大事

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苫野さんの見解〉
対話の文化を意識的に学校の中に組み込んでいく必要がある。
民主主義社会の大原則は全ての人が対等な存在としてお互いを認め合い、対話を通してこの社会をつくり合っていくことで、学校はその一番大事な土台
先生と生徒が仲間になり、みんなにとってのよりよい学校を一緒に考えていくことが大事。


尾木ママ
・子どもたちが多様な個性を生かして楽しいなと思える学校にしていくことが大事。
それぞれのペースに合わせていろんな学び方が選べるような学校や、それを保証していく社会になるのが理想だと思う


浜島さん>
・まず家で、なるべく尋問のような会話はやめて、きちんと共感し対話できるようにしたい。
その上で「学校楽しんで行ってらっしゃい」と言えるようにしたいなと思う(浜島さん)

今求められているのは、自ら課題を見つけ、考え、判断する力。
子どもたちとの対話からはじめてみませんか?



END

 

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2021年06月05日 (土)

コロナ禍で揺れた高校生の進路 <番組内容>

「オープンキャンパスがなくなった」
「休校で、受験勉強が遅れた」
「入試方法が変更され、とまどった…」
など、コロナ禍に揺れたこの1年。

多くの高校生が、悩みながらも進路の選択をした。

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そんな中、逆境にも負けず、道を切り開いた3人の高校生の声に耳を傾けつつ、これからの時代の進路選びについて考えた。
ゲストは、井上咲楽さんと、IT企業を経営する青野慶久さん

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1人目は、留学先から強制帰国させられた学生の進路。

福井県出身のひなさんは、北欧の教育に興味があったことと広い世界を見たい!という思いがあり、高2の時、ノルウェーへ留学。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、1年滞在する予定が4か月も早く帰ることになってしまった。

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帰国後も、毎晩泣いて、何もやる気が出ず、ノルウェーのことばかり思い返していた。
その中で、あることを思い出したという。

ひなさん「ノルウェーに行ったときに、日本について、何にも知らない自分がいて。「相撲ってなんであんなに太ってるの?」とか、「なんでひらがなとカタカナと漢字があるの?」とか。いろいろ聞かれるんですけど、詳しく答えられなくて。」

広い世界を見たい、という思いで海外に出たが、実は、日本のことを何も知らない自分に気づいた。

そしてこの春から日本の大学に進学。
「教育」と「英語」を学ぶことに決めたという。

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ひなさんは、強制帰国で落ち込んだ状態からどうやって進路を決めたのか。


ひなさん
・2週間の自主隔離の期間に何もすることがなかったので、自分が今何を考えているのか、しっかり理解しようと思い始めた。
・友達とか先生に、電話で話し相手になってもらって話しているうちに、自分の性格や、「自分が好きなこと」と向き合った。
・そのうちに、英語とか海外ルーツの子ども達を助けたいという気持ちや情熱があったことにも気づき、それ踏まえてどこに進学しようか考え始めた。

青野さんの感想
「内省する力」って大事だなと思った。
目指す職種が消えていくこともあるかもしれない時代に進路を考えるには、「自分自身を探求する力」が大事になる。




2人目は、移住の夢がいったん断たれた、学生の進路。

岐阜県に住むまさきさんは、中学生の頃、おじいさんをガンで亡くしたことがきっかけで、食に関わる仕事をしたいと考えていた。

高校の時、学校の体験学習で長崎県の離島へ。
そこで漁船に乗せてもらったとき、「生産者のことを詳しく知りたい」「その離島に移住して働きたい」と考えた。

しかしその後、新型コロナウイルスの影響で、移住の話は白紙になってしまった…。

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まさきさんは、高校を卒業したあと どんな道に進んだのか。

・1つは、ネット大学「managara」に進学。
この大学は、世界中どこにいてもオンラインで講義が受けられ、大学卒業の資格も取れる。
いつか食の会社を起業したいと、「経営学」を学んでいる。
・さらにもう1つ、別の学校「さとのば大学」にも入学。

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実際に地方に住んで、地域の活性化について学べる学校で、夏には、岡山県に移住する予定。


井上さんの感想
・2つの大学ってすごい新しい選択。
コロナ禍でオンラインというとマイナスに捉えがちだが、もうひとつの大学にも行けるという強みをポジティブに活かせたのはすごい強いなと思った。

青野さんの感想
・最終学歴という言葉がいけてないのでは。(笑)
“人生100年時代”に20歳ちょっとで“最終学歴”という考え方だと「そこで学ぶのをやめるの?」という感じ。
それよりも、「学び続けなければいけない」
まさきさんみたいに、ネットを活用して、学びたいことをどんどん更新していく。「最新学習歴を更新していく」ということが大事だと思う。




3人目は、離島在住のため、大学の下見に行けないという学生の進路。

長崎県、五島列島の北部に位置する小値賀島(おじかじま)。
人口2400人ほどで、高校は1つ、全校生徒は28人。

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この春高校3年生になったまことさんは、吹奏楽部の部長。
さらに生徒会長も務めている。

大学進学を考えていて、そろそろ進学先を決めなければならない時期だが、コロナ禍で大学の下見に行くことができない。

1年後、島を出るまことさんは 今、あらためて思うことがある。
それは、この島の人のあたたかさ。

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島を出る学生1人ひとりを、保護者や先生たちみんなが見送りエールを送ったり、町の課題を調査するという、高校生の課外活動のために、役場の担当者が時間をとってくれたり、また、知らない人でも「あんたどこん子ね?」「元気にしとるね?」と話しかけくれるところが、あたたかくていいと感じるという。

「将来、この島のために役だつ人になりたい」という思いでまことさんは、地方創生のことを学べる大学を探し始めた。

まことさんは、下見に行けないままどうやって進学先をきめていこうと考えているのか。

まことさん
・地方創生のことを学べる学科の人とオンラインセミナーで話す機会があって少しイメージが沸いた。
・これからも色々な手段で情報収集をしながら進学先を決めていきたい。


青野さんの感想
・地方創生とこの10年くらい言われ続けているが結果的にはこの東京一極集中を止められなかった。
でも、このコロナ禍で、テレワークで働くようになって移住するひとも増えている。この時に選ばれるのが、魅力のある地域。
・コロナ禍によって、都会と地方のハンディキャップが無くなった、むしろ地方の方が有利になったと感じることも。
・学生のうちにそれに注目している若者は、将来的に活躍するチャンスがあると思う。

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コロナ禍に揺れながらも進む道を決めた子どもたち。
先の見えないこの時代、自分自身と向き合うことからはじめてみませんか?

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END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年05月29日 (土)

これって"やりすぎ教育"?<番組内容>


子どもを思うあまり、本人の限度を超えて勉強や習い事をさせてしまうこと、ありませんか?


それは「教育虐待」かも…
背景にあるのは、「子どもの将来は全て親次第だ」という不安や焦りと言われている。
“やりすぎ教育”について詳しい臨床心理士武田信子さんと一緒に、親はどうすればいいのか考える。


保護者のお悩み「これって“やりすぎ教育”?」

ヤマネコさんは長男(小4)に週5日、6つの習い事をさせている。
しかし長男「ママは僕がいっぱいいっぱいやっているのに、それ以上を要求する!」と爆発。
自分はやり過ぎているのかも知れないと考えるようになった。

ポピーさんの長男りょうまさん(小3)は、図工と体育が大好きで運動神経が抜群。
しかし、九九の問題を4分で解く課題をクラスで一人だけできなかったことがあり、ポピーさんは、先生から、「家で練習させてください」と言われた。ポピーさんは苦手を克服させてあげたいと、くつろぐ時間もとれないほどに塾と家庭学習を増やし、つきっきりで教える。
しかし、りょうまさんの勉強はなかなか進まない。ポピーさんはいらだちをりょうまさんにぶつけてしまうことも。

ポピーさん
・彼が泣いちゃうような嫌なやり方でないと勉強をやらせられない、自分が無力だと感じる。
・子どもに人並みのことを身につけさせなくてはいけないというプレッシャーがある。

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そんな保護者のお悩みに、尾木ママ武田さんは・・・

武田信子さん(臨床心理士) 
・彼は今、これ以上できないというギリギリの状態。
・ものづくりやスポーツなど、いったん子どものやりたいことをやらせる。自分に自信をもっと持たせていって、やりたいことが勉強につながるような方策をその時点で考える。

尾木ママ
・彼は九九の意味をちゃんと捉えているから、トレーニングの部分はいつでもどうにでもできる。

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どこからが教育虐待?

武田信子さん(臨床心理士)
・子どもが、もう耐えられない、無理だと言ったところで虐待と言えると思う。

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ヤマネコさん
・うちの子が「頑張っているのにそれ以上要求する!」と言ったとき、いったん習い事をやめた。
・しかし、子どもの将来を考えると今までやっていたことをやめるのは親が不安。


親の不安を生む背景とは?

親の不安をあおる背景。それは、過度な競争を強いる日本の教育制度。
国連から、子どもの成育に悪影響があると何度も改善を求められているのだ。
実際、ユニセフの調査によると、日本の子どもたちの精神的幸福度は低い。

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立派な人間に育てたい

不安な親が“やりすぎ教育”から脱するにはどうすればいいのか?

ある保護者の経験から考える。
不登校やひきこもりなど生きづらさを抱える人たちの居場所を提供している後藤誠子さんは、かつて勉強をめぐって次男をひどく責めた経験がある。次男が中学生の頃、本人の希望を無視して偏差値が高い進学校に行くよう、朝から晩までスケジュールを決めて勉強をさせ、時には言葉で責めたてた。

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後藤誠子さん
・良い学校に入れたら本人も助かるし、正しいことをしていると思っていた。
・立派な人間になってもらいたいという思いが根本にあった。

後藤さんの望む進学校に合格した次男。しかし、高校一年生の夏、学校に行かなくなった。後藤さんは勉強が遅れると焦り、次男をベッドから引きずり出し、無理やり学校に連れて行った。


“やりすぎ教育”に気づいたきっかけ

なんとか高校を卒業し、東京の専門学校に進んだ次男だったが、1年後「もう学校には行けない」後藤さんに電話で告げ、その後連絡がとれなくなった。後藤さんは急いで東京に向かい、会うことができた。そこで初めて、次男の胸の内に触れた。

後藤さん
次男が黙って下を向き、「死ねなくてごめん。俺みたいなのが生きててごめん」と言った。

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子どもからのSOS

後藤さん
・途中で次男の様子に「なんか変だぞ」気づくのだが「いやいやいや」と打ち消してしまった
「世の中に出たときにこの子が困るでしょ?」という気持ちの方が勝ってしまった

武田さん
・子どもは親にニコニコしていて欲しいし、あとは「言っても聞いてくれない」と思うと文句を言わなくなる。そうなると修復が難しくなるが、親は「もう大丈夫」と思ってしまい、ますます気づかなくなる。



いい親子関係を築くには?

死を考えるほど次男を追い詰めていたことに気づいた後藤さんは初めて助けを求めて、ひきこもりの家族相談会に参加するようになった。

そこでは毎月一回、「良かったこと」を皆の前で話すという課題が出されたが、後藤さんは次男のことで「良かったこと」を見つけられず、何も発表できずにいた。

半年が過ぎたころ、ふと「今日ここに来れたことが良かったことです」と発表した。

周囲の人たちの反応に、「子どものこと以外で“良かったこと”を探していいんだ!」と思えた後藤さん。ちょっとした日常の中に良かったことがたくさんあると気づいた。それからは少しずつ自分の楽しいことをやってみるようになった。  

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後藤さん
・この子をしっかり常識的な人間に育てなくてはという強迫観念を外していくような作業だった。
・子どもばかり見ていたときは、こんなことが好きなんだ、こういうことが嫌なんだ、というのが全然わからなかったが、目を離したとたん逆に見えてくるようになり、本人も言ってくれるように。



何もしないことや遊びが大事

今では、生きづらさをかかえた人のための居場所づくりを、次男と一緒に運営している後藤さん。
「プログラム的なことをしない、ただ来た人たちとお茶を飲みながら雑談する」ことを大切にしているという。

武田さん
・ぼーっとしたりゴロゴロしたりする時間が人間には必要
子どもが遊ぶことがすごく大事で、学力の基礎にもなる、ということが研究で分かってきている。(2013年 IPA(子どもの遊びのための国際協会)宣言)

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ヤマネコさん
・自分の子どもの頃、そういえばキツキツと勉強していなくて、みんなと外で遊んでいた。
・今勉強ばかりさせることで、生きていく能力を逆に奪ってしまっているのかなと思わされた。

武田さん
「私の子どもはどうなるの?全部親の責任」というふうになっていて親は苦しんでいる。
もうできないから助けて、という力が多分一番大事になってくるんじゃないか。



END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年05月08日 (土)

学校の行き渋り <番組内容>

今回のテーマは、「学校の行き渋り」
●行き渋りとは?
年間30日未満の欠席、あるいは遅刻を繰り返す、保健室登校や行きたくないのに無理して行っている子どもたちのことを指す。(不登校に関しては、文科省が年間30日以上欠席することと定義づけをしている)

*不登校と言われる子どもたちは、約10万人と言われているが、行き渋る子どもは、その3倍、約33万人いるという調査結果も。
(※2018年日本財団「不登校傾向にある子どもの実態調査報告書」より)

*コロナの影響で、かなり急増しているのでは、と懸念している。(尾木ママ


お悩みホゴシャーズ【息子たちの行き渋りに悩む マルベリーさん】(小6男・小3男)
「親子の中が険悪になってしまい、毎朝起こすのが辛い。
一度遅刻を許してしまうと、それが当たり前になってしまうのでは・・・と心配している」

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お悩みホゴシャーズ【「学校に行く」と言うのに行かない息子に悩む、シマエナガさん】(高2男)
「『お腹が痛い、頭が痛い』と日によって違う理由で行き渋る息子。つい『学校に行くって言ったじゃないの!嘘だったわけ!』と声を荒げてしまう。いいことではないと分かっているけれど、自分に歯止めがかからない・・・」


日々の診療で、親子のこころのケアを行っている 田中恭子先生(国立成育医療研究センター)解説
多くの子どもたちは、「学校に行きたい」のに、何らかの理由でしんどくなり、行けなくなっている状態。
親が登校を強いると、子どもは「学校に行けない自分=ダメな自分」と思い込み、徐々に自信を失くしていく。
ますます学校に行けなくなる、健全に生活を送ることも出来なくなるなど、深刻化してしまう可能性がある。

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マルベリーさんの息子さんたちは、なぜ学校に行きたくない?胸の内を聞いてみたところ・・・
・学校に行きたくないというより行く意味が分からなくなってしまった
・新型コロナウィルスの影響で、学校で友達とワイワイ喋ったり遊べなくなったことで、楽しくないと感じるよ
うになった。

 


しかし、
簡単に「休んでいいよ」とは言えない・・・
学校って行くのが当たり前だと思っていたから、「なんとなく行きたくない」という気持ちに共感できない・・・
という保護者の苦しい想いもある。



休むことは子どもの心を回復させる大切なプロセス【田中先生解説】
行き渋りは、【家族】【学校】【心】など、様々な要因が複雑に絡み合って起こる。
その為、子どもは自分の気持ちをうまく言葉にすることが難しい。
学校に行く行かないではなく、学校に行けなくなりつつある子どもの辛さに共感をしていくことが大事。

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子どもの休む権利について【尾木ママ解説】
身体が悪い時や心が疲れた時は、休むのが当たり前なのだから、休んだってよい。
(2016年 文科省 「教育機会確保法 第13条」にも明記)



親として 子どもが休むことを肯定した結果、元気を取り戻した親子【リクガメさんのエピソード】(高2女)
リクガメさんの娘の行き渋りが始まったのは中2の秋。
リクガメさんのもとに学校から「登校していない」という連絡が入ったのだ。
近所を探しまわったところ、通学路の途中にある橋の上でひとりたたずむ娘を見つけた。

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行き渋り始めた当初は娘自身も理由が分からなかったという。そして徐々に食事も摂れなくなっていった。
リクガメさんは、そんな娘の様子が心配になり、学校の担任や保健室の先生の相談しにいくと・・

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そこで必ず言われたのは「学校行きなさいと言うな」「暖かく見守れ」「子どもにプレッシャーをかけるな」という言葉。「学校に行けるんじゃないの」という思いをぐっと飲み込み、声掛けを我慢するようになった。

そんなリクガメさんの変化を、娘は「お母さんは自分を受け入れてくれているのかな」と感じるようになり、徐々に心がほぐれてきたという。その中で娘も行き渋りの理由も見えてきて、親子の会話も増えていった。
リクガメさんも、娘の苦しみを知り、やっと、心から「休もう」と言えるようになった。

保健室登校から、教室まで通えるようになったが、今でも時々学校を休むことはあるという。
しかし、そんなときも、少し休んで、親子でゆっくりと過ごす時間を大事にすることで行き渋りと向き合っている。



食事を摂れているか、睡眠時間がとれているか、親が気にかける「見守り」が大事【田中先生解説】
保護者が「学校を休む」ことを肯定することで、子どもの心のプレッシャーが減ってゆき、自分自身の事を考える時間が持てるようになる。


我が子が元気になってまた歩んでいく未来を信じる【尾木ママ解説】
我が子の未来を信じることが大事。
そのためには、親も辛い気持ちを1人で抱え込まずに、カウンセラーの先生などに相談することが必要。様々な事例を聞くことで、我が子を信じる気持ちが湧いてくる。



「東京 親の会」行き渋りや不登校に悩む親が集まる場所
相談員や経験者に、悩みを話したり、情報交換も出来る。

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代表の平野さんは、親自身のケアも大切だと考えている。
「悩みを共感することで、辛いことも頑張ろうと思えるようになる。」
「保護者が元気を回復していくことで、子どもにプラスにならないかもしれないが、子どものマイナスにはならないと思う。」


「子どもに」ではなく「子どもと」一緒に考えてゆく【田中先生解説】
子どもの苦しさに気づいた時が、ベターなタイミング。親自身を責め過ぎないでほしい。
これからどうしていけるかな、ということを子どもと一緒に考えてゆくことが大事。

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学校に行けない=幸せのレールをはずれたわけではない【尾木ママ解説】
今は、いろんな学びの機会や方法、場所もある。これらの情報を子どもに教えることで、親が味方になれることもある。できることから始めていけばいい

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※全国には、自分の子どもが行き渋っている、または不登校になっている保護者の気持ちを話したり聞いたりできる場所がたくさんあります。

「教育相談室」(全国の市区町村に設置)
各行政HPに案内があります。
心理や教育の専門員が相談を受けつけています。保護者だけでなく、子どもも一緒に、または子どもひとりでも相談できます。「いじめ相談」や「フリースクール」「近くの医療機関」などの窓口紹介なども行っているところもあります。

 


END




投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年04月17日 (土)

もしかして中1ギャップ!? <番組内容>

ウワサの保護者会!今回は中学1年生がテーマ。
定期テストや教科担任制、部活が始まり、小学校とは大きく変わる中学生活。

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しかし、番組には子どもが中学生になったときのお悩みが寄せられた。
「ほかの小学校出身の子と打ち解けられなかった」
「部活の先輩に『あいつ生意気』と言われ孤立した」
子どもがスムーズに中学生活をスタートできるために気を付けることは何かを考える。
ゲストは、小学5年生のお子さんがいる、品川庄司の品川祐さん



尾木ママの見解
中学生になると子どもたちにとって大事な友だち関係や学習面が大きく変わる。不安が増して行き渋りになるなど、いわゆる中1ギャップといった現象が起きてしまう。

ホゴシャーズの悩み
うめさん「娘が中学に進学してから、成績が落ちた。家庭でも勉強をしないので悩んでいる。」


◇うめさん親子のお悩み 小学校とは大きく変わった学習◇
うめさんの長女こうめさん(中2)が最初に戸惑いを感じたのは授業の進め方。
授業の進みが速く、いくつかの教科でついていけなくなった。

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さらに困ったのは定期テスト。
単元ごとにテストする小学校とは違い、中学校では学期ごとに複数の単元がまとめてテストされる。
問題数も多く、より難しい内容のテストに驚いたこうめさん。
初めての数学のテストは35点。小学校のときはいつも80点以上だったため、ショックを受けた。

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うめさんは次のテストでは挽回してほしいと考え、「勉強しなさい!」と声をかけた。
しかし、こうめさんはゲームやパソコンに夢中になってしまう。理由は「勉強のやり方が分からない」からだという。


専門家の情報
発達心理に詳しい、法政大学文学部心理学科教授の渡辺弥生さんからのアドバイス。

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勉強への対応のしかたのポイント
[1] 最初の定期テストは親も一緒に計画や目標を立ててあげる。
[2] 目標は「できそう、やれそう、やりたい」と思えるものに設定。例えばいつも60点の場合は70点を目指してみよう。
成功体験が積み重なると、さらにやる気がアップする。
[3] 比較対象は他人ではなく、少し前の自分。「前の自分より伸びてきた」という気持ちを経験させてあげることが大事。


尾木ママからのアドバイス
・順位付けなど他人と比較するようなテスト結果の通知もある。でも、勉強への向き合い方については家庭での価値観を持つことが大切。


◇中学の学習に備える授業◇
広島県呉市では、2007年から市内全ての小中学校で「小中一貫教育」に取り組んでいる。
取り組みの一つが、小学校の授業に中学校の先生が出向いて行う「乗り入れ授業」
小学校の学習が中学校にどうつながっているのかを体験させている。

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この日の学習は、小6で学ぶ単元「資料の調べ方」を使って短距離走の代表選手を選ぶというもの。
子ども達は過去の記録の「平均値」を比較すれば選手を決められると考えた。

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しかし、平均値はすべて同じ!ここからは、中学を意識した学習(求めた値を活用する学習)を体験。
子ども達は、どの値に注目すれば選手を決められるか、データを分析していく。

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子ども達から出た意見は・・・

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答えはBとEに分かれた。
先生は子ども達にこう伝えた。
「答えははっきりしない。何に視点を置くか、何で判断するかによって答えが変わってくるということを体験してほしかった」「平均値が全てじゃない。今日の考え方が中学の学習に生きてくる」
子ども達はこうした授業を通して、中学の学習に興味を抱くようになってきているという。

ホゴシャーズの感想
うめさん「長女の定期テストでも、論理的な問題が多い。小学校から段階的にやっているのはすごくいいと思う。」


<呉市の小中一貫教育について>
▼内容
・乗り入れ授業の他にも、小学校高学年からいくつかの教科で担任制を導入している。
・生活面では小学生と中学生が一緒に行事に取り組む異学年交流を行っている。

▼成果
・全国学力・学習状況調査で全ての教科で呉市の平均正当率は全国を上回る。(小6・中3)
・中学1年生の不登校生徒数が減少している。


尾木ママの意見
・制度としてやれているのが素晴らしい。どんどん進めていってほしい。
・一方で、従来の小学校6年、中学校3年の区切りも魅力。6年生が最上級生として1年生のお世話などをすることで、急激に成長を遂げることもある。



◇ネクタリンさんの体験 生活面でのストレス◇
小学生のときは明るい性格だったネクタリンさんの娘。しかし、中学入学後、部活で疲弊し口数が少なくなっていった。

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さらに、洗濯物を出すなど家庭での決まりごとが守れなくなる。
そんな娘に対し、ネクタリンさんは「中学生なのに」と厳しく叱るが、次第に、娘は自分の部屋に閉じこもるように。
その後、久しぶりにネクタリンさんのそばにやってくると、不安な様子で「私、部活で嫌われているかも」とつぶやいた。
娘に何が起きているのか知りたいと、部活を見に行ったネクタリンさん。

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そこで目にしたのは、レギュラーになりたいと必死に争う部員たちの姿。
誰かがミスをしても励まし合うことはなく、張り詰めた空気が漂っていた。

娘の状況を理解したネクタリンさん。娘に「ごめんね。あなたのつらさを分からなかった」と謝った。
そして、娘に対して口癖だった「でも」をやめ、共感する姿勢に変えた。
すると、娘は次第に日々のことを話してくれるなど口数が増えていったという。


渡辺さんの見解・アドバイス>
・中学生は色々な人の気持ちを考えられるようになるので、その分悩みが増える。だから、まずは「中学生は悩む時期」と意識することが大事。
・小学生のときのように素直に会話に応じてくれないことも増える。その場合は、「映画行かない?」や「散歩しない?」のように、“対面”ではなく“横向き”で話せる関係を目指す。

品川さんの感想
・中学生になるにあたり、さまざまなことでまずは親が判断しなければならないことがある。その覚悟は決めている。

尾木ママからのアドバイス
・子どもが中学生になると仕事を始める親も多くなる。しかし、目を離さず意識的に見てあげることが大事。子どもの気持ちに共感する姿勢を大切にして欲しい。



END





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2021年04月03日 (土)

今だからこそのPTA!<番組内容>

新年度1回目のテーマは、“PTA”!
期待に胸膨らむ新学期だが、保護者にとってはPTAの役員選出など、悩みも多い。

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しかし、去年はコロナ禍の影響でほぼ全てのPTA活動がストップ!
毎年“やらなきゃいけない”と思い込んできた様々な活動が、実は“やらなくてもよい”ことが分かった!
今こそ「子どもの幸福な成長のための団体」というPTA本来の意義に立ち返り、あり方を見直すチャンス!

スタジオには、PTAに悩むホゴシャーズが集結。専門家も交えて、尾木ママこれからのPTAについて考える。

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◆PTAは任意の団体 加入するもしないも自由
・・・なはずなのに、
チャボさん「初めての時は入って当たり前の組織だと思っていた。いまだに(加入しなくてもいいとは)知らない人がいっぱいいると思う」
ペガサスさん「私にとってPTAは、やめることも縮小することもできない、けれど続いてしまっているという意味で『燃えて無くなればいいなぁ』と思う団体!?」

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▼ここに「PTA会員が減ってしまった!」というホゴシャーズが登場。

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ウッカリカサゴさんのピンチ!
*去年、PTA活動の見直しで、加入の意思確認を改めてしたところ、会員が6割に減ってしまった… さあPTAは、大紛糾!
*PTA会員にならないということは、会費も出さない。そこで、様々な議論になった。
*一番困ったのが「卒業生にあげる記念品」。毎年、PTA会費から出してきたが、6割の会費で全員には難しい…

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*そこで、ウッカリカサゴさんたちは「有志の会」を立ち上げた。
*会費も別に集めてのボランティア活動だったが、ほぼ100%の保護者が参加。
無事に卒業生全員に記念品をあげることができた。

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ウッカリカサゴさん「今やっている事が、子どもたちのためになるんだと実感していたので。やっていて楽しかった」
*PTAとほぼ同じ活動でも、意義や目的がハッキリしていればみんな参加してくれるのだ。


しかし、仮にこれをPTA本体でやろうとしたら…
◆会費を出した人と出してない人との不公平感はどうする?


【専門家のアドバイス】
▼長年PTAの取材を続け、自身も子どもが保育園から高校までPTAを経験するジャーナリスト・大塚玲子さんによると、

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「PTAは任意の団体なので入らない人もいる。しかし、子どもは全員ひとしく支援の対象者。
もしPTAが記念品をあげるのなら、全員に必ずあげるというのが筋。
しかしもう一つ、「記念品をあげない」という選択肢もあることを忘れないでおこう」


◆PTAが変わらないのはなぜ?
そもそも、なぜPTAは長い間変わらない?

ウッカリカサゴさん「初めてやった時『もう決まっている事だから』と言われ、変えようもなかった。前年踏襲でいけばみんな文句ないでしょう?って」
ペガサスさん「文化祭にPTAからかき氷をふるまう慣習がある。先生もフランクフルトを焼いて代休もない。これこそ無くしていい仕事なのでは?」
チャボさん「夕方の見回りも、やってみたら皆で喋りながら歩いて戻ってくるだけ。やめたらいいと提案したが、なくならなかった」


【専門家のアドバイス】

大塚さん「PTAが変わりづらい理由の一つは前例踏襲。これまでのやり方を変えるのは手間暇かかる。みな忙しい中、『去年通りやっておくのが早いよね』となりがち」


*また、地域とのつながりも悩ましい要因だ。
チャボさん 「役員をやると地域との関係が忙しくて、時期によっては毎週土日何かある。それを知ると、会長はやりたくないと思う人もいっぱいいると思う」



◇ピンチをチャンスに、PTA改革に挑む小学校
横浜市立日枝小学校でも、去年はコロナ禍でPTAの活動がストップした。
校長住田昌治さんは大改革を提案!

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住田校長「一度立ち止まってPTAとは何か考えるチャンス。コロナの前よりもっと良いものにするための変革だ」


▼教師と保護者が検討を重ねた結果、生まれたアイデアは・・・
・PTAという名称を変更。
・会長などの役職も廃止。
・すべての活動を見直し、「できる事をできる人ができる時にやる」というボランティア制にする。
・そのまとめ役に「こーでぃねーたー」をおく、というもの。

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チャボさん「まさに、ここから必要なことだけ積み上げていくのがいい!」


しかし、ここでまた新たな疑問が・・・
▼「ボランティア制度だけで、PTAは存続できるのだろうか?」

スタジオには、その問いに答えるホゴシャーズがいた!

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◆スタジオもどよめくヤマアラシさんの改革!
*イベントごとに、そのつどやれる人を募集する「サポーター制」にした。その上で・・・

ヤマアラシさん「例えば、お汁粉を配るイベントに8人必要と言う時に『もし8名集まらなかったら、このイベントはやりません』と、すっぱり決めている。集まらないのは保護者がやらなくていいと思っているという事なので、やるべきではない」

*イベントのお知らせや募集は、負担の大きいプリントの配布ではなく、メールでできるようにヤマアラシさんがシステムを構築。
*応募状況がWeb上で分かるので、追加の声がけもしやすい。サポーター制度は、メールの仕組みとセットにすることが肝心だ。
*この方法で、過去1回もイベントが中止になった事はないという!

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尾木ママ「リアルタイムで状況が見えるので、このシステムは自分たちを客観視できる」

【専門家の意見】
大塚さん「今までは、「やる」の一択だったので“やらされ感”が出てしまうが、『集まらなかったらやらない』と言われる事で、どうする私、やる?やらない?と考える。主体的に決めれば、楽しいと思う」



▼メール機能を持っていない人がいる場合は?
*総会の開催など重要な情報は印刷して出し、イベントの告知や人の募集は(メールを受け取れない人がいても)メールで行う。

ヤマアラシさん「「全員に必ず」みたいなものを捨てました」
尾木ママ「漏れた人には、周りが知らせてあげればいいわね」



◆さらには、会長を3人に!
*会長は責任も重いし忙しい。そこで会長を3人に。
*「学校と会話をする担当」、「渉外担当」、ヤマアラシさんは「ITと改革担当」の会長というふうに、三人の役割分担を決めたので学校とも話がしやすい。
*ポイントは、「得意を持ち寄る」こと。

ヤマアラシさん「自分はITの仕事をしている。保護者はたくさんいるので得意な人がやるといい」



◇住田校長の考える「これからのP T A」

住田校長
「本当に大事なのは、PTAに関わっている人がみんな生き生きワクワクしていること。その雰囲気の中で子どもたちがよくなっていく」
*そこで使っているのが、丸い形にしたホワイトボード・エンタクン。
*教職員と保護者が膝の上に乗せて囲み、思い思いのことを書きながら、子どもと学校の未来について話し合っていく。

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住田校長「子どもたちをどんな子に育てたいのか。そのために何をすればいいのか、ということを気軽に話すことが必要。
そしてPTAには今後、子どもたちにも参加して欲しい。
地域と“チルドレン”を加えるということで、PTCCAに。

子どもが、自分たちの学びの環境を自分たちで作っていくことができれば、よりダイナミックなPTA活動になるのではないか」

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【専門家のアドバイス】
大塚さん「PTAという姿に拘らず、なにが必要かというところから逆算して活動内容を考えていくといい」

【尾木ママのまとめ】
尾木ママ「大事なのは『子ども達が主役』ということ。そこに大人が寄せてもらうような発想が、これからは期待されるでしょう」

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END





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2021年03月27日 (土)

ウワサの保護者会スペシャル「学びの地域差 学生のホンネ」<番組内容>

 今回の「ウワサの保護者会」は特別編!
「学びの地域差 学生のホンネ」として、54分の枠で放送。

「いま、学びを守ろう。」キャンペーン
https://nhk.jp/manabitai

キャンペーンのホームページに寄せられた「地方であるがゆえの悩みや苦労」について話し合った。


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テーマは、「学習機会」「ICT環境」「経済的負担」「地方では将来についての情報が少ない」の4つ。

・参加してくれたのは、北海道から沖縄まで全国の高校生・大学生、24人
・ゲストは栃木県出身のタレント 井上 咲楽さん、
 IT企業経営者 合田 文さん、
 子どもたちを支援する 李 炯植さん(NPO法人 Learning for All代表理事)、
 教育格差を研究・発信する 松岡 亮二さん(早稲田大学准教授)。

 

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★「地域での学習機会」について 学生が感じること

・地元の電車が1時間に1本あるかどうか。送り迎えにかかる親の負担を考え、塾に行かずに受験を乗り越えたが、塾に行っていた友だちは希望の大学に受かっている子が多く、差を感じた。(岐阜県在住 高3 女
・地元に進学塾はあるが、隣の県の都市に比べると、いい塾が少ない(群馬県在住 高3 男
・家の近くに図書館が1つしかなく、開館の40分前に行っても、100人以上並んでいて入れないということも。(広島県在住 高3 女


●学生たちが感じているこの地域差について 教育格差を研究している松岡亮二さんは・・・
「社会経済的地位」(親の世帯所得や学歴、職業など)と「地域」「性別」
この3つによって、本人には変更できない初期条件によって教育達成に差がある。
この差は、戦後ずっと続いてきている。
学生のみなさんが感じている差は、家庭の経済的なものと、親が大学に行くべきと思っているかどうかとプラスして、地域で(塾などの)リソースが少ないというものが常に重なっている

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★一方、環境の差について「しかたない」と感じる声も…
・生まれた環境で格差が出てしまうのはしょうがないと思う(神奈川県在住 高3 女
・小さな格差は、いずれは大きな差になるのでは。自分の夢をかなえるため、希望が通るためには、環境は大きな差につながると感じる(静岡県在住 高2 女
・プログラミングを学べる場所が地元では少ないので、しかたなく独学で勉強をした。東京は人も多いし、日常的に浴びられる情報の質や量が圧倒的に違う。
夢に向かって飛び立ちたいときに、青森県だと夢に飛び出すための滑走路が短く、自分で滑走路が長い場所に行かなきゃいけないと感じる。(青森県在住 高3  男


●差があることそれ自体は防ぎようがないことだが「取り除くべき格差は絶対ある」と語る 李 炯植(り ひょんしぎ)さん
教育格差の要因である貧困や虐待などを「取り除くべき格差」として子どもたちに無償の学習支援や、居場所支援などを行っている。
環境を大人や社会が用意すれば、子どもたちの可能性は変わることを実感している。
一方で、夢を諦めざるを得なかったり、色んな不利益を被ってる人は多く、本人がどれだけ努力しても「与えられたスタートライン」が違い過ぎる現状がある。
これは「取り除くべき格差」だと思うので、社会がきちんと取り組んでいくべき。

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●VTR取材でとりあげたのは・・・
★地域による教育の差を埋めるツールとして期待されている「ICT環境」。
その事例として、5年前からいち早くICT環境の整備を進めた、愛知県の豊根村を取材。
自治体での導入までのいきさつや、学校でうまく学びに活用する方法などについて考えた。

★地域で感じる「経済的負担」については、上京する大学生のために、学生寮を提供する民間の支援団体「あしなが育英会」を取材。
学生への金銭的支援・居場所支援について、利用する学生の声を聞いた。
「あしなが育英会」・・・病気や災害で親を亡くしたり、親が重度の障害がある高校生や大学生を支援している。

★さらに「地方では将来像をイメージしにくい」「将来についての情報が少ない」という不安の声については、京都府京丹後市の「ルーツ」を取材。
「ルーツ」・・・市の委託事業として去年10月にオープンし、街を出たい高校生も残りたい高校生もその将来を応援してもらえる場所。相談員が1人ひとりに寄り添って情報をくれる。



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●4つのテーマで 学生の声に耳を傾けた感想は・・・

合田 文さん「大人たちも学生の意見を吸い取って、政治や仕組み作りに生かしたりギブアンドテイクなんじゃないかなと感じた」
井上 咲楽さん「地域で思考が狭くなっちゃうところだけ、もったいないと感じるのでいろんなものに触れていくチャンスは平等にあって欲しい」
尾木ママ「学生側は、不満や怒りの気持ちは、声を上げていかなきゃいけない。我々は、子どもの声をしっかり聴いて、子どもとパートナーシップでコロナの時代をどう乗り越えるかというところに、踏み出すことが重要。」



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END




 

 

 

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2020年11月21日 (土)

わが子がひきこもったら<番組内容>


ひきこもりを考えるプロジェクト「#こもりびと」の関連番組。
プロジェクトに参加する各番組の情報はこちらまで。
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小中学校で不登校になっている子どもたちは年々増え続け、およそ18万人。わが子が学校に行かなくなったり、部屋にこもったりしたとき、親はどうすればよいのか、不登校経験者とともに考えた。


<ひきこもりがちな子どもの気持ち>

映像・デザイン制作会社役員のたけしさんは、中学1年生の時から不登校の経験がある。

中学1年生の時、丸刈りを強制する校則に疑問を持ち、校則を変える運動を始め、髪も伸ばし始めたたけしさん。応援してくれる友達も多かったが、一部の同級生からは髪を伸ばしたことで「ずるい!」と言われ、先生からは「切ってこい」と言われて板挟みになった。やがて学校に行くのがつらくなって休みがちになり、中学3年生の春には完全に行かなくなった。

たけしさん
・学校に行きたくないと思っているし、学校に行くと自分じゃなくなってしまう
・学校のある昼間の時間がつらくてゲームに夢中になって紛らわそうとしていた
・校則を変えられず、さらに不登校になってしまった。そんな自分は弱いんだと思っていた

その後、通信制高校を経て大学に進学。「強くなりたい」と敢えてきついアルバイトにも挑戦したがいずれも続かず、大学3年生の時にはひきこもりがちに。

たけしさん
・自分が弱いから頑張る、うまくいかない、やはりだめだ、という事を繰り返していくうちに、自分が弱い、ダメな人間ということが確定していく

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<子どもの苦しさ どう受けとめる?>

ビーツさん(娘が中学3年間ほぼ不登校 今は高校に通っているが調子に波がある)
・自分が弱いからと敢えて険しい道を選ぶのがうちの子と共通していると思った

トカゲさん(娘が小5から不登校 中学生になり短時間だけ通うが疲れ切っている)
・娘も弱い自分を許せないと言っていた。何をしても無駄と思う自分もいれば頑張らなきゃいけないと思う自分もいて葛藤している。
・10分くらい学校に行って帰ると疲れ切って寝てしまい、ゆすっても起きない。「学校に行かなくても大丈夫だよ」と言ってあげても、本人は「それじゃあ自分がダメになる」と言う。

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みなこさん(映像・デザイン制作会社役員 不登校経験者)
・「しばらく休んでみれば?」と母から言ってくれたのは救いだった。
・学校を休んでいた時に「洋服でも買う?」と連れ出してくれたのが印象に残っていて、そのときの服は今も大事にしまってある
・「私の味方なんだ」というメッセージとして受けとめた


<一歩踏み出すとき>

・大学3年生のとき再びひきこもりがちになったたけしさん。つらい思いを部屋の壁に書いたり、もがいていた。あるとき不登校経験者が作った大学のイベントに参加し、その場で入学した。
・いつも周囲に合わせようとしてきたたけしさんだったが、その大学では少し違った。

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たけしさん
・“たけしくんはどうしたいの?”と聞かれることに感動した
・少しずつ「自分はこうしたい」と言い、受け入れられることが積み重なると安心できるようになった
・安心できるようになると自分も何かしてみたくなり、ソーラーカーレースに挑戦した
・毎朝10時から夜12時まで作業して、寝ると回復して翌朝も10時から作業する
・エネルギーがどんどん湧いてきて動けるようになっていった


<一歩踏み出すためには・・・>

ビーツさん
・娘も好きなことに没頭できるようになれば楽しいだろうが、我慢しなきゃいけない今がつらそうで…

たけしさん
・嫌なことを乗り越えないと好きなことができないと自分もとらわれていた
・その大学はやりたいことをやる場所だった 安心できる場所でないとやりたいことができない

みなこさん
・へとへとになってしまうと一番エネルギーを注ぎたいことに注ぐことができないのでもったいない
・好きなことからどんどんやっても良いのではないか?

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トカゲさん
・娘は自分で調べて定時制の高校に行きたがっているが、中学の先生からは全日制に行くようにとプレッシャーがある

尾木ママ
・それは学校がおかしい 多様な学びがあって定時制でも通信制でもいい 
・本人が一番伸びやすい安心できる場所が一番いい進路先なんです


<専門家に聞く 不登校 “親にできること”>

児童精神科医 高岡健(たかおか・けん)さん(岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター)
によると

不登校の意義
[1] いじめなど危険でストレスフルな環境から身を守るという意義
[2] 自分との対話「自分の生き方がこれでいいのだろうか」「もっと違った生き方をした方が良いのではないか?」と考える
大人になっていくうえで自分を確立するプロセス

親ができることは?
・ひきこもっては駄目だとか自分を守るのは駄目だといった間違った対応をするとエネルギーが溜まらない
・本人を非難、否定する情報をシャットアウトすると、自分との対話が促進される
・親が子どもに向けて語り掛けたり行動を起こすことにはあまり意味がなくマイナスになりがち
・親は自分自身の事をするのが良い

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<親は自分自身のことをする>

トカゲさん
・娘に「お母さんなぜ仕事を辞めたの?もう一回したら?」と言われた

ビーツさん
・同じように「お母さん、生きてて楽しいの?何かやりたいことないの?」と言われて考えた

みなこさん
・放置するのとは違うので基本的には味方でいて欲しい
・だが「この子はうまく行かないんじゃないか」と考えすぎて親が苦しむのは子どもとしてはいたたまれない 生き生きした大人として親が好きなことをしているのは救いになる



<自分との対話> 

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たけしさん
・仕事も始めて、楽になっているはずなのに楽になり切れない その痛みが楔(くさび)のようだと感じ、それがいつ刺さったのか必死で研究していった時期があった
・最終的に自分で自分を否定していたという事に気が付いた
・丸刈り校則反対運動の際に髪を伸ばしたという自分の誇りある決断を「校則を破ったから悪い」という世の中の価値観に合わせて否定した そのまま自分を否定し続けていたので何をしても辛いままだったと気づいた
・気づいた時、「生きていていい」と自然に思えた それまでは「生きていては駄目だ」と思っていた


<収録に参加して>

トカゲさん
もうちょっと自分自身に時間を作って、その中で娘と一緒に何か話したり対等にやれることが見つかっていけると、もっと娘も楽になるのかなと思った。

ビーツさん
自分の中で答え合わせが出来た。子どものこととすり合わせてみて、この経過はあの子にとって必要な経過だったし無駄なことはないとわかって、良かったなと思った。




END

 

 

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2020年11月14日 (土)

算数・数学が変わる!<番組内容>

今回のテーマは「算数・数学が変わる!」
この春(2020年4月)、小中学校の学習指導要領が10年ぶりに改訂。
算数・数学において、これまでは「計算力」に代表されるような、与えられた問題に対する解答の正確さや計算のスピードが重要視されてきたが、これからは、主に、「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・日常生活に応用する態度」なるものが求められるようになった。

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変化の背景には、時代の変化がある。与えられた計算処理だけに限っていえば、AIの方がはるかに正確でスピードも早い。それよりもどういう仕事をAIにさせるか、そこを考える力が必要になる。

番組では、これからの時代を生きていく子どもたちにどんな力が求められているのか、算数・数学の変化を通して考える。

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専門家は統計教育を専門に研究し、算数教育に詳しい愛知教育大学准教授の青山和裕先生
ゲストは、中学2年生のお子さんがいる、トータルテンボスの大村朋宏さん


●求められる「思考力・判断力・表現力」とは?
東京都目黒区八雲小学校。今回の小学校5年生の授業は、くじ引き大会からはじまった。
くじは、バニラとイチゴが「当たり」。
そして、ダブルが「大当たり」。それ以外は、「はずれ」となっている。

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子どもたちは、どの数を引けば、当たりや大当たりが出るのか、その規則性を推理する。
先生は、子どもたちが答えても、それが正解かはすぐには教えない。まずはその根拠を人前で説明させる。
そして、子どもたちは、授業中に設けられる対話の時間を通して、「自分自身の考えを筋道立てて相手に説明する力」を身に着けていく。

それこそが、今回の改訂で求められるようになった「思考力・判断力・表現力」なのだ。

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●小1から中3まで新たに加わった単元「データの活用」
東京都荒川区第一日暮里小学校では、6年生が、算数の時間を使って輪投げを行っていた。

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これは、後日開かれる1年生との交流会の準備。
輪投げゲームで、1年生が10回中何回成功すれば、景品をあげるか、を考えているのだ。
2メートルの距離から輪投げをして、どのぐらいの確率で成功するかデータを集めている。

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結果、10回中、4~5回成功する人が最も多いことが分かった。
30パーセントの人が景品をもらえることになるようにと、「7回成功すれば景品をあげることにする」という意見が多く出た一方で、「6年生だけのデータだけで結論を出していいのか」という意見が出た。

翌日、1年生に投げてもらい、データを取ってみると…。

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10回投げて1回も入らなかった人が、全体の3割を超えたのだ。
「女の子は届かなくて、みんなあきらめちゃう…」話し合った結果、1年生が楽しめなければ意味がないと、距離を1.5メートルに短くして、もう一度データを取りなおした上で決めることになった。



●テストの変化は?小学5年レベルの新しい問題にチャレンジ
求められる力が変われば、テストの問題も変わる。そこで、青山さんに、例題を作ってもらった。

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正解は、こちら。

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採点ポイントは3つある。

[1] 間違えた理由を、知識・技能、思考力を使いながら、読み解けるか
[2] 理由を他人にわかる文章にして的確に表現できるか
[3](筆算はなぜ二段目の計算は左にずらすかなど、)解き方の意味を理解できているか


青山先生いわく「高校入試など公立の入試だと、当然受験生も多くなるので、ある程度書く内容が定まった出題になる。教室で行われる試験など比較的小規模なテストから、問題の内容は少しずつ変わっていく」。



●【日常の疑問を研究】日常生活に算数を応用する
今回の改訂で、算数・数学に求められるようになった「学びに向かう力・日常生活に応用する態度」

ホゴシャーズのシマウマさんの長女のみおさんは、昨年、「算数の自由研究コンクール」で優秀賞を受賞した。
研究のタイトルは、「家にあるえんぴつは10年分?!」
どうしても欲しいえんぴつがあったみおさんがお母さんに頼んだところ、「10年分あるから買わない!」と断られたことがきっかけだった。

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その時、「”10年分”はない」と思ったみおさん
我が子のふとした疑問を、シマウマさんは聞き流さず、一緒に調べた。

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みおさんは、新品の鉛筆を1本使い切るのに、何日かかるのか、百マス計算をやって調べた。
そして、家中の鉛筆の長さを測り、みおさんは家にある鉛筆が「4年分」しかないことを証明した。

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大村さん:算数・数学の要素は、どこにでも繋がっているんですね。
青山先生:今新型コロナでみんな社会どうしようかって言う時も、算数数学はきっと活用できます。社会につながる教育を学校で実現していくっていうのがこれからの挑戦になってくると思います。

時代とともに、アップデートされる算数・数学。
お子さんと一緒に身の回りの算数を探してみよう!



END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


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