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2021年10月
勉強はつまらない? <みんなの声>
◆10/16放送のsteam教育の回を視聴しました。ある新聞では、stem教育分野に女子が進学しないということを論じてました。別の新聞のデジタル版には、男子は成績がそんなに良くなくても理系に進学しているが、女子では高い成績でないと理系に進学しないという文章が掲載されていました。私は、女子のstem教育進学者が少ないのは、女子大に理工学部が非常に少ないことが原因だと思います。女子大は、女子教育をリードしてきたし、今もリードする存在です。その女子大に理工学部が殆ど無いのは、女子には理系学問をとのstem教育向上にマイナスになっていると思う。もし、全ての女子大に理工学部が設置されれば、理系の学問は女子が普通に修める学問になると思います。 どう思いますか?尾木ママ。
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動画投稿サイトとの付き合い方 <みんなの声>
◆動画投稿サイトとの付き合い方、見ました! 番組中でも話していましたが、やはり我が家でも、コロナ禍で、お友達と遊ぶ時間は減り、学童からも、少しでも密を避け感染リスクが減るように、早めに帰ってくるようになりました。その時間がそのまま、動画サイトの視聴になっています。親として、何に気をつけ、何を伝えればいいのか、迷っていたので、とても参考になりました。ありがとうございました。 一方、学校で、タブレット学習が始まり、都道府県紹介のスライド作成がありました。我が子も、すごく意欲的に取り組み、その完成度の高さに驚きました。クラス全体で、非常に盛り上がったようです。子どもでも、こんなにタブレットを使うことができるなんだと、とても驚きました。将来が楽しみですね。しかし、学校のタブレット学習は、先生方が十分にスキルを習得する時間がなく始まってしまい、やはりクラス毎の活用で格差が出てきてしまっていることや、インターネットの使用方法(休み時間にユーチューブ見放題のクラスがあり、問題になるなど)など、十分が議論がなく始まってしまい、まだ過渡期で、様々な問題もまだまだ、話し合いが必要なのかなと思います。ぜひ、続編も見たいです!
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勉強はつまらない?<番組内容>
今回のテーマは、ズバリ「勉強はつまらない?」。

「勉強つまんない!」「なんで勉強するの?」と、いつまでたっても勉強に身が入らない我が子。
頭を抱えるホゴシャーズたちのお悩みを、解決するヒントがあるのです!
それは、「STEAM」!!

スタジオゲストは、三児の父である庄司智春さん。
尾木ママといっしょに、学びの楽しさについて考えます!

◇勉強に身が入らない我が子…
バクさんの悩み

*中2のゆいたさんの成績にショックを受けたホゴシャ〜ズのバクさんは、夏休み中、小学生向けのドリルを毎日やるように言った。
*勉強の遅れを取り戻そうとしてのことだったが、ゆいたさんには全くやる気が起こらない。
バクさん「どこが彼のスイッチなのか、探しているけど見つからない…」
一方のゆいたさんは
「なんで無理矢理勉強しなきゃいけないのか。勉強が面白いと思ったことは一度もない」
◆この状態、いったいどうすればいいの!?
【専門家のアドバイス】
ICTを活用した新しい授業作りを教師に教えている、放送大学客員教授の佐藤幸江さんによると・・・
「子どもには何かしら好きなことがある。それをきっかけに『ものをつくる』ことを勧める」

◇『ものづくり』にチャレンジするゆいたさん!
*ゆいたさんが料理が好きなことに着目した佐藤さんは、「保存食」をつくってみることを提案。
*ゆいたさんは、自分が好きな「ドライフルーツ」を作ってみることに!

*インターネットで調べたところ、フルーツを乾燥させるには、天日干しの他に、電子レンジを使えることがわかった。
*電子レンジの設定温度や、チンする時間などを何度も変えながら、試行錯誤を繰り返すゆいたさん。
最後は、フルーツを焦がしてしまう場面もあったが・・・
*甘さが凝縮した「特製ドライフルーツ」が完成!!
*おしゃれな瓶につめ、メッセージも添えて、母にプレゼントすることに。

◆「ものづくり」には、「STEAM教育」の要素が
*作っている間、「本当に楽しい」と感じたというゆいたさん。
*一度は、スイカでドライフルーツを作ろうとして失敗。
調べ直したところ、「水分の多いものは、気をつけてやらないといけない」ことも学んだ。
佐藤さん「『なぜうまくいかなかったのか』など情報収集してまた作る、そのサイクルが身に付くところが『ものづくり』の大事なポイント」
「ものづくり」に取り入れているのが、STEAM教育の考え方だ。
▼「STEAM教育」とは
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、 数学(Mathematics)の頭文字をとった「STEAM」教育は、ものを作る過程でさまざまな教科を横断的に学び、問題解決能力などを育む教育方法。
▼「ドライフルーツづくり」にある「STEAM教育」の要素は?
・「乾燥」させるところが、「科学」的な考え方
・お世話になった電子レンジは、「テクノロジー」
・お母さんへのメッセージを書くところは、「国語」の要素
S・T・E・A・Mに限らない。様々な教科を横断するのが特徴。
*試行錯誤を繰り返すことによって、「こうしてみたい」「あれも作ってみたい」と、さらなる探究心が生まれてくるという。
◇ゆいたさんの、父への「ささみジャーキー」プレゼント!
*ゆいたさんは、予定になかった「ささみジャーキー」を作り父にサプライズプレゼント。
*ドライフルーツを作りながら、「もっとほかの物も作りたい!」と思い、学んだドライフルーツづくりの知識を生かして、ジャーキー作りに挑戦したのだ。

バクさん「ドリルばかりやれと言っていた自分が恥ずかしい。自分で興味を持ってやるということは、やはり大事だと、思い出した」
ゆいたさん「少しはわかってくれたと、安心しました!」
▼知らぬうちにSTEAM教育を実践していた、庄司さん!?
*小4の息子さんが、スライムが欲しいと言い出したとき、買うのではなく、「作ってみれば?」と提案した庄司さん。
*しかも、キットを買うのではない。息子さんは、スライムが何で出来ているのか、どうすれば自分で作ることができるのかを調べた。
*息子さんは100円ショップに行って材料を買いそろえ、自分の手でスライムを作った。庄司さんはその姿をただ見守った。さらに息子さんは、学校で友だちにも教えたいと自作スライムの写真を撮って、作り方をまとめて発表したという。

保護者の心がけ次第で、家でもSTEAM教育的な学びを実践できる!
◇STEAM教育は、学校の現場でも
*高知市立浦戸小学校では、去年から学年ごとにSTEAM教育に取り組んでいる。
*1年生、2年生は、放課後に自分たちが過ごす場所に、ランドセル置き場を作った。
*みんな乱雑にランドセルを置くので、指導員の人たちが困っていたからだ。
*実際に物を置いて長さを測り、棚に何個 おけるかを計算した。そして、テープを貼って区分けした。
*そのテープには、みんながきれいにランドセルを置いてくれるようにと、メッセージも書き添えた。
*効果は抜群。ランドセルは、以前より整然と置かれるようになった。

*3年生、4年生が手がけているのは、災害時に地域の人たちが使える「避難路」づくり。
*浦戸は太平洋に面しているため、南海トラフ地震が起きた場合、津波災害に遭いやすいとされる地域。
*元々あった避難路は、急階段があったりと、お年寄りには厳しいもの。そこで子どもたちは、高齢者でも利用しやすい新しい避難路を作ろうと考えた。
*行政に手紙を書き許可を取ったうえで、木の根や草で覆われた道を、地域住民といっしょに開拓整備した。
*その道をお年寄りが使いやすいかどうかを検証するため、手や足に重りを付けて歩いてみた。
*行政が指定している避難場所まで、少しでも早く到着できるように、さらに整備していきたいと、子どもたちは声をそろえる。

▼「避難路づくり」の過程に関わる様々な教科
子どもたちは、「避難路づくり」を通して、ふだんの勉強で学んだことが、実際に役立つと実感した。

▼校長の藤田由紀子さんは、「避難路をつくる」ことで生徒に起きた変化に驚いた

藤田さん「今までは、調べて発表したら終わりだったが、『つくる』ことが入ると、生徒の中に大きな“課題意識”が出てきた。『あの道を本当に地域の通れる道にしたい』という“明確な目標”を自分たちで持つようになった」
【専門家のアドバイス】
佐藤さん「探求にも知識は大事。知識を活用する場をSTEAM教育で保証する。すると、できない子は知識を得ようと勉強したりする。ワクワク楽しい学びを入口に、いわゆる習得型の勉強に戻っていくサイクルが大事」
【尾木ママのまとめ】
尾木ママ「勉強がつまらないというのは、学びが楽しいという環境を提供できない大人の責任が大きい。勉強が将来どう役に立つのかという目的が見えれば、子どもたちは学びと向き合うことができるだろう」

◇STEAM教育に興味を持った方に!

「ツクランカー」は、STEAM教育の考え方を取り入れた番組。
NHK for SchoolのHPで配信しています。
END
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク
きれいな字を書くには <みんなの声>
◆7月の「きれいな字を書く」とても参考になりました!字のかたちを直す番組や本はこれまでもたくさんあったけど、そもそもの持ち方と体幹を正すことは目からうろこでした。ふたりの先生もすごく良かったです。番組以降、子どもと練習してきましたが、効果が目に見えてあります!本当にありがとうございました!同じようなことで、箸の持ち方に悩んでいます。使えるようになって何年も経ちますが、へんな癖がついたまま、グー持ちとクロス箸が直りません。幼児向けかと思いきや、小中学生でも気になっている保護者は多いと思います。どうか箸の持ち方矯正も取り上げて下さい!!!!!
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:00:00 | カテゴリ:みんなの声 | 固定リンク
どうする?学校選び<番組内容>
今回のテーマは“学校選び”。
番組でアンケートをとると、「志望校が決まらない」、「進学する学校が子どもに合うか不安」など、
学校選びに悩む保護者の声が多く寄せられた。
どうやって学校を選べばいいの?
ゲストは、受験を半年後に控えた中学3年生のお子さんさんがいる、トータルテンボス・大村朋宏さん。

番組では、3つのご家庭を取材した。
・ホオズキさん(東京)、中2の息子:志望校が決まらない
息子に行きたい学校を聞いても「特にない」。高校でやりたいことを聞いても「特にない」。
ホオズキさんは中国出身。選択肢の多い東京での学校選びは、どうアドバイスしていいか分からない。
・ディクディクさん(埼玉)、中3の息子:部活だけで選んでいいの?
息子の第1志望はレベルの高い難関校。母として応援しているが、第2志望以降の学校の選び方に不安を抱いている。息子は、「野球部があるかどうか」だけで学校を選んでいるのだ。
授業や行事など部活以外の他のことにも目を向けておかないと、進学後に後悔することがあるのではと不安。
・ミズバショウさん(山口)、高専1の息子:子どもが学校の授業についていけるか不安
息子は、海外で活躍するエンジニアになりたいと、高等専門学校への進学を希望。
しかし、息子は、理科や数学など理系の科目が大の苦手。ミズバショウさんは、受からないのではないか、入学できても勉強についてけるか不安だった。
しかし、入学後、勉強は大変だが、やりたいことに夢中になって充実した学校生活を送るの息子の姿を見て、「よかった」と思うとともに、このまま自分の思う道を衝く進んでいって欲しいと思うようになった。

これらのケースを見ながら、「学校の選び方」について包括的に考えていった。
尾木ママ 「学校選びは 自己決定 が最も大事。」
尾木ママは、教育現場での経験から、学校選びに大切なのは「自己決定」だという。
尾木ママが中学教師だったとき、毎年6月頃になると卒業生たちが中学校に遊びにやってきていた。
卒業生に高校生活の様子を聞くと、学校生活で思い通りにならないことがみんな少しはあるそう。
しかしそのとき、「自分で決めたから頑張る」と張り切る生徒と、「親が決めた学校に行って大失敗した」と親のせいにしてしまう生徒で、きれいに分かれたという。

では どうやって子どもに自己決定させれば? どうやったら自分で学校を選ぶ気になるか?
長年受験情報誌の編集長を務め、多くの親子を取材してきた教育評論家の安田理さんによると・・・

ポイントは3つ。
1:まずは肯定する
子どもが初めて志望校について話したら、まずどんなことであれまずは一旦受け止める。
その上でさらに詳しく調べることを子どもに提案してみる。
親が焦ってしまっていては、子ども自身も落ち着かなくなってしまう。
焦らず、まずは肯定して、子どもの気持ちを乗せていくことが大切だという。

2:親の気づきを伝える
子どもが学校について調べていたら、親は自分の気づいた学校の良いところを子どもに伝え、子どもが様々な角度から学校を知ることができるようにする。
3:子供の意見を聞く
子ども自身に学校の様子を見たときに感じたことを話してもらう。
考えていることを言葉にすることで、自分の興味に気づき、どんな学校生活を送りたいかイメージができるようになる。

尾木ママのアドバイス
[1] 親の失敗体験が、子どもの学校選びのモチベーションにつながる
それでも「子どもがなかなか動き出さない」と悩む保護者のために、尾木ママがアドバイスを加える。
★親が楽しそうに学校選びをとらえているのが分かると、子どもも学校選びを楽しいものだと思う。
★学校生活の成功体験というより失敗体験を楽しく話すことで、子どもは楽しく学校選びに向き合えるようになる。

[2] 志望するすべての学校に行きたいと思える理由を書いておく
さらに、尾木ママは、学力が足りない場合だけではなく、何かのトラブルにあって第1志望の学校に行けなくなることもあるといい、第2志望以降の受験するすべての学校に「自分が良いと思う点」「自分が成長できると思う点」を書いておくことも大切だという。「滑り止め」という、後ろ向きな考え方をしないのがポイント。

生徒主催の学校説明会 ねらいは「在校生の実感」を伝えること
番組では、学校選びのヒントになるかもしれない学校側の事例も紹介した。
東京・神奈川の4つの高校の有志によるチーム「学校PR部」。
彼らは、昨年からオンラインで生徒自身が学校を紹介する合同説明会を開催している。
ねらいは、ホームページやパンフレットには載っていない「在校生の実感」を伝えること。
例えば、英語のカリキュラムが充実していることについて、女子生徒は「カッコいいじゃないですか!」と笑顔で語り、陸上部の生徒は、学校のグラウンドが狭いことにも言及した上で、よく学校の近くにある海岸に行って練習をしているという日常をプレゼン。徒自身が学校の好きなところ、良くないと思っているところ、それに対して工夫をしていることを率直に語っていた。
尾木ママは「学校選びには、このような生徒のリアルな声を聞くのがとても参考になる」と評した。

*説明会についての詳細は 学校PR部ホームページ(https://all-for-students.org/)を参照してください。
次回は 10月3日(日)10時~ オンラインで開催予定!(東京都の9つの私立中学校が参加)
番組を通して…

<尾木ママのまとめ>
・自分を伸ばしてくれる学校が一番いい学校。
・学校選びには、「入学したらこう過ごすんだ」というイメージや目標を持っていると良い。
・最終的に入学した学校で子どもが楽しく過ごせればいいので、そんなに気負わずにやってほしい!
END
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク