2020年6月

2020年06月27日 (土)

スッキリ!子どもの睡眠改善!<番組内容>

長期にわたった休校をきっかけに、多くの子どものたちの睡眠習慣が乱れた。
保護者から寄せられたさまざまな悩みの中には、疲労感食欲低下など子どもの体調不良を訴えるものも。

70701.jpg


そこで今回は、40年以上 子どもの発達や睡眠について研究・治療を行ってきた小児科医菊池清さんに改善法を教えてもらった!

70702.jpg


●子どもの睡眠の乱れの改善法[1]「毎朝同じ時刻に起きる」
毎朝同じ時刻に朝の光を浴びると、全身の体調をコントロールしている「体内時計」のリズムが整う。
すると、朝はスッキリと目覚め、夜は眠気を感じられる体になっていくという。

70703.jpg



●子どもの睡眠の乱れの改善法[2]「漸進(ぜんしん)的筋しかん法」
体の一部に力を入れて緊張させたあと、一気に力を抜くことで心身をリラックスさせるテクニック。
寝る前に行うと、眠気を誘う効果が期待できる。
通常、手から足まで全身の各部位に対して行うが、今回は子どもでも簡単にできる3つのやり方を紹介!
※心臓疾患、高血圧、てんかんなどの病気のある方は、医師に相談の上、行ってください。


【基本姿勢】
・いすに浅く腰掛け、両足を肩幅程度に開く。
・ひざの角度は約90度。足の裏全体が床につくようにする。
70704.jpg

 


[1]手のリラックス(2セット)
・前かがみになり、握りこぶしを縦にして息を吸いながら8割ほどの力で5秒間、手のひらを握る
・手のひらの感覚に集中する。
70705.jpg
・5秒たったら息を吐きながらストンと力を抜く
・このときも、手のひらの温かい感じや、ジーンとした感覚に集中する。
・20秒たったら同じ動きを繰り返して終了。



[2]肩のリラックス(2セット)
・息を吸いながら、5秒間グーっと肩を上げる。
・肩の感覚に集中する。
70706.jpg
・5秒たったら息を吐きながらストンと力を抜き、肩の感覚に集中。
・20秒たったら同じ動きを繰り返して終了。



[3]上半身のリラックス(2セット)
・こぶしを軽く握り、ひじを曲げて脇を締める。息を吸いながら肩を上げ、腹筋や背筋にも力を入れて5秒間キープ。
・上半身全体の感覚に集中する。
70707.jpg
・5秒たったら息を吐きながらストンと力を抜き、太ももに手を落とす。上半身全体の感覚に集中する。
・20秒たったら同じ動きを繰り返して終了。

 

 

●その他の改善法【中高生向け】

70708.jpg

「寝る前 子どもに目覚まし時計の時刻設定をさせる」
 ⇒起きる時刻を子ども自身が決めることで、親に頼らず、自分で起きようという意識付けができる

「朝 子どもの好きな音楽をかけて起こす」

「朝食を必ず食べさせる」
 ⇒食事で胃腸を刺激するとさらに目覚めを良くすることができる。コップ1杯の牛乳やヨーグルトなどでもOK。

 

●【小学生以下向け】

70709.jpg

「夕食&入浴を寝る2時間前までに済ませる」
⇒食後は胃腸が働くため、また入浴後は体の熱がひくまでに時間がかかるため、しばらく寝付くのが難しい。2時間ほどたつと、睡眠に適した状態になる。

「模擬時計の利用」
⇒子どもが時間を管理する力が未熟な場合、「寝る時刻」「起きる時刻」の時計の絵を描かせて目に見える形にすると、就寝・起床のリズムが身につきやすい。その他にも、「お風呂」「宿題をする」「明日の準備」「学校に行く」などの時刻の絵を足すのもOK。

70710.jpg

「朝のごほうび」を約束する
⇒朝ごはんに好物を入れる、デザートがあるなど、早く眠れたら翌朝「ごほうび」があることを伝える。


小学生以下の子の場合、まだ体力がなく、無理やり起こすと睡眠不足で体調を崩してしまうことがある。
朝早く起こすことよりも、夜早く寝かせることから始めるとよい。




END



 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2020年06月13日 (土)

親が知らない子どもの本音と「その後」スペシャル<番組内容>

今回の「ウワサの保護者会」はスペシャル企画!

番組が始まった5年前に出演してくれた親子の、「その後」を取材しました。
そこには、子育てのヒントがたくさん詰まっていました。

70901.jpg





【1】ホゴシャーズ ヌーさんの娘、あおいちゃんから飛び出した本音!
~「長女ならではの つらい思い」と「その後」~

70902.jpg

●2015年4月16日放送回で・・・
小学5年生だったあおいちゃんが、友達2人と一緒に「母に言いたいことは?」という取材に応じてくれた。
3人の共通点は、「長女」であること。
あおいちゃん「月に1回ぐらい、お母さんと一緒にお出かけしたい。2人きりになりたい。」

3人から飛び出したのは、我慢していた「切ない本音」だった。
・できるだけ寝るときに私のほうを向いてほしい。いつも弟とか妹のほうを向いている。
・そんな気持ちは、お姉ちゃんになっちゃっているから、恥ずかしいからお母さんには言えない
・申し訳なくて言えない
・遠慮して言えない

70903.jpg 70904.jpg


●それから5年。「その後」を取材させてもらった。
高校1年生になった3人は・・・
・今は普通に1人で部屋で寝ているし、だいぶ独占欲すごかったなって感じ
・布団の中でこっち向いてないって言っていたけど、逆に今は、こっち向いてたら嫌だ

そして、お母さんへのこんな感謝の思いも飛び出した。
・最近もうお母さんにあんまり不満がなくて、受験の時とか一緒にすごい頑張ってくれたから、ありがとうっていうのはあります
・妹がいるので、本当は公立高校じゃなきゃいけなかったんですけど何度か結構お願いしたら、結局私が行きたい私立に行かせてくれた。
・受験勉強の時に、夜まで遅くになっちゃうけど、それに合わせて布団を敷いてくれたり、夜食も出してくれたりした。

70905.jpg


ヌーさんは、「お母さんと2人きりの時間が欲しい」という気持ちを聞いた後、見直さなければいけない、と気づいて、意識的に1対1の時間を作るようにしたという。

ヌーさん「じゃあ今日カフェでも行こう。ちょっとお母さんおごっちゃうよ。って、
なんとかペチーノみたいな、ああいうのを飲んで。
そうすると『実はさ、今日さ』とかって話してくれた。2人きりって大事なんですね。」

70906.jpg 70907.jpg


実はヌーさんは、5年前この番組に参加するまで子育てをつらいと感じていたそう。
・自分が警察官をしていたっていうこともあるせいか、お母さんっていうのは道徳的・模範となるべき存在で、朝早く起きないと…夜早く寝させないと…と、
子育てについても“ちゃんとしなければいけない”と思っていた。
・でも、子どもって全然思い通りにいかなくて、“お前の子育てが悪いんだ”と言われているような気がしちゃう。勝手に自分でストーリーを作って。
・「子育て向いてないな、私」といつも思っていました。

70908.jpg


ところが、この番組で、他のホゴシャーズが取材VTRで素をさらけ出しているのを見たり、悩みを共有したりすることで、「私バカみたい」「かっこつけなくていいんだ」「子育てにプライドはいらない」と思えたという。

子どもに対しても、「将来この子がきちんと巣立ってもらえればいい」「健康でいてくれればいい」と、思うようになり、考えが変わっていったという。
ヌーさん「だから子育て、今になって本当に楽しい。楽しんでいます。」

70909.jpg


●この取材VTRを見た尾木ママは・・・

ヌーさんは、すごいなと思う。
子育て真っ最中に、子どもとの向き合い方を変えていって、子育てを楽しんでいる。
「子育てに対するプレッシャー」は、みんな誰もが持っている。
気負わないで、“子どもと一緒に生きていこう”と思えばいい。
長男や長女は、親から「お兄ちゃん、お姉ちゃんなんだから、できるよね?」などと言われて、その「プレッシャー」はおとなが思っているより大きい。
1日5分でいいから、子どもと1対1の時間を。
カフェに行かなくても、一緒にお散歩しながら、「ここのお花、きれいに咲いてきたね」とか、「ここの家、改築してるんだ」とか、たわいもない話でいい。
1対1で「聞き役」に徹することが大事。
「数学はどうなんだ、成績は上がってきたか」などの質問は、一切言わないこと。

70910.jpg

 


 

【2】トウガラシさんの娘、みおちゃんから飛び出した本音!
~「予想外のビックリ発言」と「その後」~

70911.jpg


●2015年12月17日放送回で・・・
当時、シングルマザーとしてひとり娘のみおちゃんを育てていたトウガラシさん
ふたりはいつも、ラブラブだった!
トウガラシさんは、娘が興味を持った星のことを勉強し、星空検定にも一緒に挑戦するなど、本当に仲よし親子だった!

70912.jpg

そんなみおちゃんから、予想外の発言が飛び出したのは、将来の夢を聞いたときだった!

みおちゃん「新しい、ひとり暮らしみたいな!なんか大変なことをやってみたい!」
スタッフ:お母さんがさみしがったら?
みおちゃん「いや、行くぜ!」

70913.jpg

これを聞いたトウガラシさんは、スタジオで大号泣した。

70914.jpg


●それから5年。「その後」を取材させてもらった。
トウガラシさん「収録終わって帰るときも、横断歩道とかでうわーって泣いて。少なくとも小学生のときはお母さんべったりというか。私のことしか見ていないと思っていたのが、私の存在なくていいんですか、ってなっちゃって。私はみおの存在が唯一だったのに・・・」

ショックを受けたトウガラシさんだったが、これを機に考えを変えたという。
トウガラシさん「それがきっかけで、本当は自立してみたいんだなとか、どんどん外の世界に出ようとしているんだなっていうのがわかって。子離れじゃないですけど。みおが何か自分でやりたいって言っていることを止めちゃいけないと思った。」

70915.jpg

娘の自立を応援しようと決めたトウガラシさんに、ある日みおちゃんが学校からパンフレットをもらってきた。
それは、4泊5日、子どもたちだけで行く、北海道への体験旅行だった。
トウガラシさんは、寂しさを感じながらも、送り出した。
誰も知り合いがいないところに飛び込んだみおちゃんだが、初めての体験がたくさんあり、忘れられない思い出になっているという。

70916.jpg

みおちゃん「船で1日かけて北海道に着いて、降りたあとがすごく大変で、陸が動いているみたいな感じで。森もすごい、“森”って感じ。もともとは本当に人見知りで、すごく不安はあったんですけれど、周りの人たちがすごい話しかけてくれたり、安心させてくれたりして。友人とかも増えたなって思います。」

70917.jpg

今では、星空観察や野球観戦など趣味がたくさんあるみおちゃん
イラストの道に進みたいと、専門の学校で学んでいる。
どんな大人になりたいか、聞いてみると・・・。

70918.jpg

みおちゃん「お母さんみたいな人。料理もできて洗濯もできて、ちゃんと公平な判断ができる大人になりたいと思っています。」


●この取材VTRを見た尾木ママは・・・

家が居心地がいい、というのはすごく大事なんですけど、外の世界で新しい体験をするのは、子どもにとっては、宝物!
将来どんな大人に自分がなりたいのかという自分のキャリアのイメージというか、将来像がしっかりできてくる。




【3】すずらんさんの娘、せりなちゃんから飛び出した本音!
~「スマホの中身を見せたくない!」と「その後」~

70919.jpg

●2015年10月8日放送回で・・・
5年前、すずらんさんは、「スマホの中身を見せたくない!」という娘にどこまで介入するか悩んでいた。

当時中学1年生だったせりなちゃんは、買ってもらったばかりのスマホを手放さず、1日3時間以上使用。トイレにも持って入る生活だった。
すずらんさんは、知らない人とつながったり、トラブルに巻き込まれたりするのではないかと心配で、スマホのやりとりについて質問していた。
娘のことをできるだけ把握したいと思いつつも、厳しいルールを作ることはしなかった。

70920.jpg

すずらんさん「裏でスマホの内容を黙って見ればいいのかもしれないですけど、難しい年ごろでもあるし、親子関係を崩したくない」


●それから5年。「その後」を取材させてもらった。
・その後も、すずらんさんは娘を強制することなく、伝えたいことは伝えながらも、見守っていたという。
・すると、せりなちゃんは、受験のシーズンに入ったら、自分から勉強のときはリビングにスマホを置いていくなど、自分から規制を始めた。

なぜ、自分でスマホを規制するようになったのか、せりなちゃんに聞いた。
せりなちゃん「さすがにずっとスマホを使っていたら、目も痛くなるし、気づいたら充血しているとか、頭痛くなっているとか。それでもう、やめようって。自分でルール作りができるようになった。」

70921.jpg

悩みながらも娘を信じて見守り続けた、すずらんさん
しかし最近、せりなちゃんが「美容系の専門学校に進学したい」と言い出したとき、大きな悩みにぶつかったという。

70922.jpg

すずらんさん「親として“大学に行く安心感”みたいなのが、むくむくと湧いてきた。
なので、ちょっと大学にと誘導した時期もあったんですけれど、一緒に専門学校を見に行ったり、話を聞いたりしているうちに、結構しっかりした考えを娘が持っているんだな、キラキラした世界だけを見て流されているんじゃないな、と思って
だったら自分の好きなことに時間を費やしたほうがいいんじゃないかなと考えが変わってきて。」

70923.jpg

今は、娘がやりたいことを応援すると決め、前向きに相談にのっている。
すずらんさん「参考になるんだったら、自分の失敗談も何もかも全部話しちゃいますね。
子どもと一緒に成長していっているっていう思いがあるので。
逆に教わることのほうが、もう多いですし。
“そういうふうにしたら人生うまくいけてたのかも”なんてせりなを見て思うこともあるし。
やっぱり1番身近に相談しやすい、ちょっと人生経験ある人っていう感じで思ってくれれば、それでいいかなと思っていますね。」

70924.jpg


●この取材VTRを見た尾木ママは・・・

この5年間ですばらしい親子関係ができあがった
思春期に入って「ルール作り」が一筋縄にはいかなくても、親は指針を示しているということが大事。
思春期の子どもは、“自分を相対化して見る力がついてくる”ので、そのときに親がちゃんと見守っているということが大事
すずらんさんが「子どもと一緒に親も成長していく」と言っていたが、親も子どもも、本当に一人の「人間対人間」として、尊重し合った関係を作るのが理想。

70925.jpg

ぜひ、みなさんも、「お悩み」だけでなく、「悩んだその後」もホームページでお知らせください。



 

END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2020年06月06日 (土)

オンラインが変える!学校教育<番組内容>

●文部科学省が“オンライン学習”を強く要望
長期に及ぶ休校でオンライン学習が注目される中、文部科学省は各教育委員会向けに説明会を開催。
ICT(情報通信機器)活用によるオンライン学習導入を強く求めた。

70501.jpg

使えるものは何でもつかう ―タブレットを配布せずとも、保護者のスマホ等も活用して導入を。
できることから、できる人から ―全員の環境が整わなくても、できる人からやり始めてほしい。
既存のルールに捉われず臨機応変に ―各自治体は既存のルールに縛られず迅速な導入を。
何でも取り組む ―各学校は若手教師の意見なども取り入れてなんでも取り組んでほしい。

・文部科学省が公開している説明会資料
https://www.mext.go.jp/content/20200509-mxt_jogai01-000003278_602.pdf



●そもそも“オンライン学習”とは?
オンライン学習には、インターネットで調べものをする、メール等による指導、動画配信による指導、同時双方向でお互いに顔を見ながらやりとりをするなど、さまざまな形があります。

番組では渋谷区の公立小学校で3年前から行われている先進的なオンライン学習事例を紹介しました。
・チャットやメッセージ機能を通じて先生から毎日連絡事項が伝えられる。質問も自由に送れる!
・学習にインターネット検索やプレゼンテーションソフトを活用し、子どもの能動的な学習習慣を育む!
・問題アプリの自動採点により、先生は採点の手間が省ける。学習状況も一目で把握できる!
・オンライン上の“クラウド”を活用して提出物をみんなで共有!

70502.jpg 
クラスメイトの提出物も見られる!



●学校再開後のオンライン学習活用法は?
・授業中、画面で一斉に全員の意見を共有できる!
・複数のクラスをつないで同時に授業ができる!
・不登校の子もオンラインで学習に参加できる!
・遠く離れた専門家からも指導を受けられる!
・・・など、オンラインの活用法は広がっていくと考えられています。


★各学校新規導入時のアドバイス(高橋純さん・東京学芸大学准教授
いきなり導入しようとせず、まずは先生同士でオンライン学習を体験しよう。
若手からベテランまで、みんなが環境の整え方を把握すれば、導入もスムーズにできるはず。
どうしても環境が整わない場合は、タブレットやパソコンの貸し出し、空き教室の利用、地域のパソコンルームの利用など、臨機応変に参加できる方法を検討しよう。



●“動画”もオンライン学習の一つ!
番組ではネット動画を見ながら折り紙やピアノに挑戦する小学生を紹介した。
一時停止したりくり返し見たりすることができる動画は、有効な学習ツールだ。
NHKも「NHKforSchool.jpg」で学びに役立つたくさんの動画を配信中です!




投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


page top