2019年5月

2019年05月25日 (土)

シリーズ 虐待を防ぐには(1)「親も助けてほしい」<番組内容>

※虐待かも?と悩んだ時に相談できる場所をページの最後でご紹介しています。

虐待事件がニュースなどで繰り返し報道される中、「虐待」は子育て世代がとても気にする社会問題となっている。番組には「虐待はひとごとだとは思えない」という保護者からの声が多く寄せられている。
そこで「ウワサの保護者会」では、ホゴシャーズと、虐待について研究している専門家などを交えながら、虐待を防ぐにはどうすればいいのかシリーズで取り上げていく。



シリーズ 虐待を防ぐには① ~親も助けてほしい~

【専門家 林浩康教授(日本女子大学社会福祉学科)虐待が起きる背景や支援のあり方について研究】
特殊な家庭で虐待が起きるわけではなく、一般的な家庭でも「孤立した育児」や「経済的な不安」などが引き金となり、虐待につながる可能性はあるという。そのため、虐待を予防するためには一般的な家庭を支援することも必要だという。

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 【専門家 黒田公美さん(理化学研究所・脳神経科学)哺乳類の親子関係や愛着行動について脳科学の視点から研究】
・子ども虐待の罪で服役中の人にアンケート調査を行った結果、虐待の背景には夫婦の不仲や経済的な不安などの「子育て中のストレス」、うつなどの親自身の「精神的な問題」など複数の困難な要因が重なっていたことが分かった。
・配偶者との別離や病気など突発的な出来事で、子育てするのが難しくなる状況に追い込まれる可能性は誰にでもある。「親の自己責任」と言って支援をしないでいると、そのしわ寄せは子どもにきてしまうと指摘する。

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【親たちの本音:ひとごととは思えない】

「虐待という言葉を聞くのも本当は嫌だけど、そんなに遠くの話ではないと思う」(4児の母/小2~中2)

「自分自身が精神的に追い詰められてた時は、本当に可哀想な事したかなって思ってた時期もありました。その当時は、この状況をなんとかしなくちゃっていう思いで、もがきました」(2児の母/年長・小3)
「妻を突然亡くし、1人で3人の子育てをすることになった。想定外ばかり起きる中で、自分の感情が抑えられない時があった」(ライオンさん
「子どもが生まれる前は自分が感情的に怒る人間ではないと思っていた。誰しも最初に思っていたのとは違う状況に陥るのではないか」(マルベリーさん

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 【時代とともに孤立してきた子育て環境が、親を追い詰めている】
・かつては親戚や地域で気軽に助け合っていた子育て。しかし高度経済成長期以降、核家族化が進み、閉じられた空間で主に母親が子育てをするようになる。
・オイルショック以降は経済が低迷し、児童手当の受給者がより限定されるなど、国からの経済的支援も期待できなくなり、子育ては家族の責任で行うべきという考えが定着していった。
・林教授は、こうした時代背景の中で親は過剰な責任感を持つようになり、ベビーシッターを利用することも躊躇するような空気が醸成されたのではないかと指摘する。

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【親たちの本音:相談できるところがない】
「虐待してしまうかも」と悩んだホゴシャーズの中には、公的な機関の相談窓口に頼った人もいる。

・無料の電話相談を利用しようとしたが混んでいてなかなかつながらない。30回かけても、連続でつながらない。今聞いてほしいので、『かかれ』と祈るように押しています。(コチョウランさん
・育児に追い詰められて子どもにあたってしまい、警察沙汰になったこともあるが、行政の相談窓口を訪ねたところ「これぐらい軽ければまだまだ大丈夫ですね」と言われてしまった。(キヌアさん

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【なぜ支援が行き届かないのか?専門家・黒田公美さんの見解】
日本では子どもの心の傷や親の辛さに対する支援の重要性があまり認識されていない。例えば日本の医療は非常に質が高く、骨折の診療で一晩待たされることはない。しかし、人間の心に対する深い理解に基づいた福祉のあり方が欧米に比べると少しまだ遅れている。

虐待を防ぐには、どうすればいいのか。
「ウワサの保護者会」では、これからもシリーズで考えていきます。




「もしかして虐待かも?」と悩んだ時に相談できる場所

児童相談所 全国共通ダイヤル TEL:189
子育てに悩む家庭の支援や出産・育児の相談に応じています。相談は匿名でも可能で、秘密は守られます。
※24時間対応。最寄りの児童相談所につながります。
※一部のIP電話等からは利用できない場合があります。こちらの一覧表にある各児童相談所の電話番号をご利用ください。
一覧表


PCIT-JAPAN(ピーシーアイティ・ジャパン)
「PCIT」【親子で参加するプログラム】
こころや行動に問題を有する子ども(主に2~7歳)と育児に悩む養育者の両者が一緒に受ける心理療法。親子が遊んでいるの様子を見ながら、セラピストが別室でトランシーバーを使って親にスキルをライブコーチする。コミュニケーションの質を高めることで、親子関係の回復を目指す。


AF-CBT Japan(エーエフ シービーティ・ジャパン)
「AF-CBT」【親子で参加するプログラム】
コミュニケーションやしつけに悩んでいる5歳~17歳のお子さんを持つ家族が、より安全で穏やかな毎日を過ごせるようお手伝いするプログラム。子どもと養育者が対象で、個別に受けるセッションと親子合同で受けるセッションを組み合わせて行われる。


一般財団法人MY TREE(マイ ツリー)
「ペアレンツ・プログラム」【親向けプログラム】
「子育てが苦しい」「子どもを無視したり叩いたりしてしまう」 という親の回復プログラム。身体と心のリラクセーション法の習得、自尊感情の回復、子育てが楽になるコミュニケーションとしつけ方法の練習を行う。


株式会社 メンタルサポート研究所
「子どもと笑顔で過ごすためのプログラム」【親向けプログラム】
イライラや怒り、悲しみなどの不快な感情を処理する方法を知り、親自身のこころと身体が楽になっていくことを目指すと同時に、子どもとの適切な接し方について学ぶ。少人数定員6名の全12回。座学に加え、参加者と講師が互いの思いを語り合いながら成長を目指す。


一般社団法人 WANA関西
「SEP」【親向けプログラム】
自分を好きになれない方、家族を含めた対人関係に問題をかかえがちな方が、5回の学習で認知の修正法と定着方法を身につけるプログラム。生育過程など環境からの課題を見つめ、認知(考え方)の偏りを短期間で修正する方法を学習する。



専門家・黒田先生のプロジェクトでは他にも親向けのプログラムを紹介しています。 ※NHKのサイトを離れます。
 

 




 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2019年05月25日 (土)

答えに困った!子どもの質問 <みんなの声>

■5/23再放送を観ました。面白かったです。
私はコーチングの仕事をしており、普段からティーチングとコーチングの違いを研修・セミナーで伝えています。
また、
・一つの問いに対する答えは多種多様にある
・人それぞれ違っていい
・対話は答えを教える場ではなく、対話そのものに納得できて楽しむのがいい
等も伝えていますが、今回の内容(映像)はまさに「論ずるより生むが易し」で、観ているだけでストンと伝わりました。
正直いって、感心すると共にちょっと悔しくもなりました(笑)
くるみさんと息子さん達との対話は本当に素晴らしいです!
私自身の子育てはほぼ終了しておりますが(娘24歳)、仕事に役に立ち、勉強になる内容をいつもありがとうございます。
【ししどみ】


■くるみさんとこのりくとくん、ひなたくんのやり取りが素敵でした。子どもたちのたくさんのなんでに、即答できなくていいから、一緒に考え、調べ、話し合うのが、良いんですよね。テレビでやってるクイズ番組みたいに、早く正確に答えをアウトプットするのではなく、ともに試行錯誤しながら、それぞれの答えを見つけて行く。その道行きが楽しいんです。今は成人してしまった子どもや彼らの友だちとわいわいと考えあいこしていた日々を懐かしく思い出しました。ユージさんの「子どものなんでにつきあえる大人」に、みんなでなりたいですね!
【ササニシキ】


■毎回楽しみに見ています。小学二年生になった長男、そういえばあまり何で?何で?と聞いてきた記憶がありません。性格は穏やかでのんびり屋、他人の目はあまり気にならないよう。
親としては、もっと色々な事に興味を持ってほしい、チャレンジしたりしてみてほしいと思っていました。
今回の放送を見て、問いのスイッチが入る時期は人それぞれ、という言葉を聞き、急かさず待っていていいのかな、と安心できました。
きっと彼なりの色々な経験や、何かを感じたりした時に初めて、スイッチは押されるのだな、と。持って生まれた穏やかな性格を大切に、まだまだ先はこれからだ、とのんびり見守ろうと思えました。ありがとうございました!
【しらたま】


■子どもの難しい質問 について。
自分の場合は子どもの頃に親に質問してもめんどくさがられたり親の機嫌が悪いと暴力が飛んで来てたから、黙って自分で調べていました。親は学歴もなく考えることも苦手な人だったので、邪魔で仕方なかったのでしょう。どう対処したらいいか、については、正解を出すのではなく、どうしてかという議論や調べることを一緒にやったらいいと思います。後半にあったディスカッションは、とても羨ましいです。
私はもう子どもを産む気はないので、できる人はこういう優しい和を広げてほしい。
【しゃけ】


■子供の「なんで?」について。
対話の少ない親子が多いように感じます。
私の兄夫婦は、子供からの質問を受けると、即座にスマホを出してインターネットで調べます。そして「〇〇〇やってさ、わかった?」と答えだけを告げている姿を頻繁に目にしました。
【なぷりぽん】


■くるみさんとお子さんとの関わり方、とても参考になりました。くるみさんのように聞ける人になりたいです。そのために、今迄くるみさんが参考にされてたこと・学ばれたことがあれば知りたいです。
【まみ】


■現在4歳の息子の母です。5月18日の放送にて「疑問」に向き合っているみなさまの意見を聞き、我が家のひとコマを思いだしました。
3月11日の出来事に対して、「地震」「津波」に対する疑問を私に投げかけてきた時のことです。徐々に「自然災害の怖さ」「命の尊さ」「自分はどうしたらいいか」「気持ちの整理」等まさに3月11日、私たち大人が考えるような大きなテーマに話が膨らみ、非常に有意義な時間となりました。
その時の記録を備忘録としてfacebookに残しており、見返して気づいたことは、私から疑問を投げかけておらず、質問された事に回答をしていた自分がいた事です。初めは「まだ4歳」と思っていましたが、こんな話しができるようになったんだ、私から教えなくても実は多くの事を考えていたのだ、と驚きました。
我が家も他の子と同様、日々「なんで?」が連発です。
小学生以上のお子さまをお持ちの方と比べたら、それこそファンタジーの世界にまで及ぶ本当に小さな「なんで」ばかりですが、4歳という時期だからこそ、逃してはいけないタイミングがあるのだと番組を見て改めて感じました。
両親共働きのため、日々の流れの中で上記のようなしっかりしたやり取りが子どもとできる時間が限られてしまっています。
その代わり、休日には「この前のこと図書館で調べてみようか」とか、「このテレビ、気になってた事やってるよ」とか、出来る限り関心ごとに立ち戻って解決していくように心がけています。初めは「そんな事言ってたっけ?忘れちゃった」などと言っていましたが、成長と共に自分から「図書館に行ってみようか」と言いだすことが増えてきました。そこで一緒に調べものをし、時には主人、祖父母にも協力をしてもらいながら人との関わりを持つ事も学び、「なんで」は私達家族にとっての大切なコミュニケーションツールになっているのです。
そして番組の毎回のテーマで重ねて出てくるキーワード、「何かあった時に本質的な会話ができる関係が構築できているか」という点で良い方向に向いていってくれたらな、という願いも込めて。
4歳のまだまだ空想の世界で生きているわが子ではありますが、今後も「なんで」に私なりに向き合い、解決するのではなく一緒に興味を持ち、納得出来るまで付き合う姿勢を忘れないようにしたいと思います。
貴重な気付きをありがとうございました。
【ぶどう】








*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:みんなの声 | 固定リンク


2019年05月18日 (土)

答えに困った!子どもの質問 <番組内容>

「自由ってなに?」「なぜ人は生きるの?」お子さんに聞かれて答えに困ったこと、ありませんか?
そんな哲学的ともいえる子どもの質問に、どう答えればいいのか?
タレントのユージさんもスタジオに参加して、ホゴシャーズと一緒に考えた。

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◇街で聞いてみた…子どものこんな質問に困った!◇

・亡くなったおばあちゃんは、どこへ行ったの?
・普通って、なに?
・どうして虫を殺しちゃいけないの?
・なぜ人は生きているの?

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<ホゴシャーズの感想>
・うちの子だけじゃなかった!
・親しい先生が亡くなった時、死についての質問に、正しい答えを言ってあげたかったが、何が正しいのか分からず、すごく悩んだことがあった。

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◇哲学者に聞く なぜ子どもは難しい質問をするの?◇

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苫野一徳さん(熊本大学教育学部准教授)

・人は「何でだろう?」と答えにたどり着くまで永遠に考え続ける推論の能力がある。
・「なぜ人は生きているのか」「世界の始まりは何か」という究極的なことまで考える。
・そうした問いを持つと「本当のことを知りたい」「あの人のようになりたい」と世界を憧れの目で見るようになり、人生が豊かになる。
・子どもから問われたら、親は「なぜそう思うの?」「あなたはどう思うの?」と丁寧に聞き、対話の相手になることが大事。自分の考えを言語化すると、その考えが明確になり、新たな気づきが生まれる。そして、さらに考えを進めていくことができるからだ。


ホゴシャーズユージさんの感想◇
・いい答えを言ってあげたいという気持ちがあったが、もっと会話を楽しむつもりでいたら良かったのかな?(たけのこさん)
・子どもの質問に対して答える内容よりも、考える時間を共有する、ということが大切なんですね。(ユージさん)



◇子どもが質問しない! ハムスターさんの場合◇

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・小学生から大学生まで3人を育てているハムスターさん。「どの子からも難しい質問をされたことがない」のが悩み。ついには自分から「人って何で生きてるか気にならない?」と聞いてみたが・・・子どもたちの答えは「聞いてどうするの?」。

・哲学者の苫野さんによると、問いを持つタイミングは人それぞれ。長い目で見ればよく、心配する必要はない。ただし、子どもが問いを持ったときに「そんなこと聞いてどうするの?」などと問いをつぶさないこと。


<尾木ママの見解>
・どんどん疑問を出す子が、「素敵な子」だとか「探究心がある子」というふうに決め付けない。疑問が出てきたときにいつでも向き合える関係が大事。



◇“なぜ人は生きるのか?”―実際に子どもと話し合ったくるみ家◇

・6人の子どもを育てているくるみさんの家では、子どもたちと対話をすることが多い。 
そこで次男のひなたくん(小5)とりくとくん(小3)と、母のくるみさんで「なぜ人は生きるのか?」というテーマで1時間ほど話し合ってもらった。

 ひなた:人間、生きていくのって食う・寝る・出すだよね。
 りくと:子孫を残すため。
 ひなた:宇宙人が人間を作り、この地球に人間を落とした!
 りくと:昔は海の卵で陸地に上がって進化をして人間になったという情報もある。
 りくと:違う人を成長させるために生きている。違う生き方をした人に教えてあげたり、教え合うため。
 ひなた:幸せになるため。原始時代から人は好きなこと趣味を大切に生きてきたかも。趣味を大切にする

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◇哲学者が解説!子どもたちの話し合い◇

・「違う人を成長させるために生きている」というりくとくん。多くの場合、「人は何で生きるのか?」と考えると、自分のこととしてしか考えないので、他人を理解しようとしている思考はすごい。
・「幸せになるために生きている」というひなたくんは、「くよくよするのではなく、人生に喜びを見つけ出せ、作り出せ!」という哲学者・ニーチェと同じ考え方!
・対話をすると「いろんな考え方があるんだな」という多様性に開かれる。「人と人は対話によって納得しあえることもある」ということも実感することができる。

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くるみさんの補足
・子どもに意見を聞く時に「それいいね、そう思ったんだ」と返すともっと出てくる。
・自分自身も遊びだと思って、対話を楽しんでいる。

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ホゴシャーズユージさんの感想>
・正しいこと私がを教えなくちゃって思っていたけれど、楽しんで子どもに教えてもらうくらいで良いんだと思った。(たけのこさん) 
・子どもはみんな、自分で考える時間さえもらえれば、くるみさんのお子さんのように大人を感心させる言葉って出てくるんじゃないか。
早く帰って子どもと話したくなった!(ユージさん)


忙しい日々、時には動かしている手を止めて、子どもの「なんで?」に付き合うと、いい時間になるかも!




END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2019年05月18日 (土)

困った!学童に入れない <みんなの声>

■学童保育つくってしまおう。ヒバリさんの勇気に拍手。その一歩から少しずつ、協力者の輪っかを広げていってくださいませ。今から35年前、学童保育に入れない子ども達の保護者の皆様と私立の学童を立ち上げたことあります。手探りで、必死で、そしてなんか楽しかった・・。偉そうなことは言えませんが、「子ども達としあわせなひとときを持つこと」を目指して、やれることから楽しんでください!それが大きな意味で、子ども達に、自分達大人を育ててくれるはずです。
【ササニシキ】


■5/11放送の学童保育の回について。
学童利用保護者OBで、現在、学童の会計を担当しています。
放送では、施設が足りない、入れない、という視点からの意見が多かったですが、田舎の小規模校の学区では子どもが少ないため、学童クラブへの補助金が少なく、職員の報酬も低いため、人員の確保が難しい状態です。
利用料を上げれば利用者が減る、児童が減ると補助金が減る。
利用児童が10人でも20人でも、必要な職員の数は大差無く、3~4名の職員がシフトを組んで常時2名が見守る体制を取っています。
しかし、児童数が20人を切ると、補助金は3分の2位に減りますので、職員に充分な給与を支給するのが難しくなります。なので、離職を引き止めることが出来ず、結果として学童クラブを維持するのが難しくなります。
小規模学童でも、やっていける仕組み作りも大事だと思います。
【けいさん】


■リアルタイムで見ていますが、大阪市の学童保育の保護者です。大阪市では保護者会の運営する学童がほとんどで、行政は全児童対策事業をしているので学童の待機児童はいない事になっています。ですが、部屋の広さで定員があるので待機児童は必ずいます。どうしても入れなかった子どもは、小学校の全児童対策に行けばいいと行政は言いますが、時間であったり、利用の安全性など心配の声は上がっています。
そして、大阪市の学童は6年生まで利用できます。6年間の成長は学童によって育まれています。学童の指導員をしていたこともあり、現状の学童の運営も1保護者として考えていかなければいけないので、もっと尾木ママさん等の意見をテレビで発信して頂ければと考えます。
色んな学童があることを、もっと伝えて頂けたら良かったと思いました。
学童保育の取材はメールなら受けることが出来ます。電話は、時間が無いし苦手なのですみません。
【まー】


■現在学童保育所で主任支援員、過去に児童館で主任児童厚生員として働いていました。
今回の放送を見て、保護者の方は子どもを預けたい!!!の一心で奮闘されておられる事も重々理解していますが、高学年の子ども達は、正直居させられ場所になっている子が多いです。親の不安を学童に閉じ込める事で満たしているだけではないでしょうか?本当にそれぞれの子どもにあった援助が必要かと思います。夏休みの居場所、自由に親の就労関係なく行ける居場所とお話しされていましたが、それがまさに児童館ではないでしょうか?夏休みにはお弁当を持って1日を過ごす子が50名程いました。児童館ごとに違うかもしれませんが、基本的に自由に過ごす事ができるはずです。行事もありますが、やりたいものだけ申し込み、やりたくなければ自分の好きな遊びをしていれば良い、そんな場所です。
市が運営しているのがほとんどなので、利用料はいりませんし、学童へ入らない子、学童は好きではない子にはぴったりだと思います。そういった施設の紹介も今回取り上げていただけると良かったのではないかなと思います。
現在、私の勤める学童も1年~6年生まで93名が利用しています。今後も子ども達が楽しく自分らしく過ごせる居場所作りに努めていきたいと思います。
【くまな】


■初めまして。先程、番組を拝見しました。現在、長男3年生、次男2年生です。下にも年中、年少の子どもがいます。長男が2年生になるときに、一瞬だけ待機になりました。その際、周囲の預け先等を必死で調べました。結局、2年生は入れることができたのですが、3年生は無理だろうとの判断から、学童を頼らなくてもいいように自宅で学習塾を開設しました。学童の先生方にはとても頑張っていただいていたので、本当に感謝しかありませんが、仕事を思うように続けられなかった悔しさ、行政に切り捨てられた悔しさは消えません。
6年生まで入れるようにとの話は、なんだったのでしょうか。
【キム】


■私は現在多摩ニュータウンという町の一角にて一人で小さなカフェを営んでいます。本当の意味でのバリアフリーをモットーにしており、地域に根付いて開かれた空間として運営しているので、近所の行き場のない子供たちから、話し相手がいない独居老人、老人ホームから気分転換に来る人、息抜きしたいママさん、一息ついてゆっくり飲みたいパパさん、すべての世代が集う多世代地域カフェになっています。学童に行かない子、学童卒業した子は沢山来ます。一時預かり、無料塾、子供食堂も流行る前からもう10年以上、イベント的な運営側の都合による開催ではなく、今必要とする人に合わせるため基本的に毎日受け入れています。これから学童の学校内併設を増やすということも必要だとは思いますが、地域のみんなで育てていくことも大切だと思っていて、近所の人たちの見守りや違う年代の人たちとの交流はおじいちゃん達にも子供たちにも、お互いにとても貴重な経験になっております。
預かる上では、特に行くところがない子達に共通して言えるのが、家庭の事情や個人的な問題やプライベートの話が密接に関わってくるので、大きな単位ではなく、小さな地域を対象に密着した形のものが多く点在する方が、より対応しやすく、また個人の情報も広がらずに済むので、大きな場所で定員を広げるより、よい面があるといえます。行政の支援を受ける方法はあっても、毎日の現場に追われるため、山のような書類や手続きはとても負担で大きなハードルです。それでも日々子供たちは、そんなことに関係なくやって来くるので、公的な仕組みはどうにかならないものかといつも感じています。もっとうちのような場所を気軽に、みんなが始められるようになることを願っています。
【しょうこ】


■保育園、学童などのハード施設整備を外国と比較して、日本はあれが足りないこれが遅れているとの意見だけを放送するのはいかがかと思った。子どもを預ける場所がないなら、三世代同居すればいいし、子を持つ親同士でお金を出して人を雇えば良い。子育てに厳しい都会で生活することも、そういう都会で子を持つことも、全て自分たちで選択したはず。国や行政、独身者や子のいない世帯に負担ばかり求めるのはおかしい。
田舎に移住して、ご近所に頼りながら子育てしているなど、いろんな家族を紹介すべき。
子持ち世帯の要求ばかり放送する番組では、ますます溝を深めると思う
【あい】


■学童支援員をしています。今日の放送をみてため息がでました。自由にのびのびさせてほしい、私たちもそうしてあげたいです。でもケガは絶対あってはならない、それを守ることで精一杯です。
児童数が多いのが問題です。すし詰めでトラブルが絶えません。今年度から市の委託になって希望者は全員入所可能になり、ますます人数が増えました。ペンギンの営巣地みたいです。中には問題行動を起こすお子さんもいるのに、農場どころか近くの公園でさえ全員を連れては行けません。おやつは好きな時間に食べる、それは食べる部屋と遊ぶ部屋が分かれていて監督者がそれぞれ常駐してできる事です。宿題を学童で終えなくても良いのなら、チェックしなくていいので助かりますが、実際は必ず済ませておいて欲しい、とどの保護者もいいます。「うるせぇ、ババア」「死ね、ブス」ママにも先生にも言えない言葉を子供たちが発するのが学童です。3年も聞くと、うんざりしてきます。支援員が長続きしないのが現状です。
【かたくりこ】


■学童って公設公営だと誤解している人も多くて、私設しようとされている方が紹介されていて驚いた人が多かったのではないかと思います。当地では町内会長・民生委員・小学校PTA会長による運営委員会経営です。誰も当事者意識が無くて、スタッフの皆さんは低賃金で我慢しながら行政と運営委員会との板挟みになっているようなものでした。公設公営でも民設民営でも良いとは思いますが、どっちつかずの運営委員会方式は不安です。こういう問題にもスポットを当てていただきたいです。
【ピーマン】








*番組へのご意見ご感想をお待ちしております。

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:みんなの声 | 固定リンク


2019年05月11日 (土)

困った!学童に入れない <番組内容>

共働きやひとり親家庭が増え、需要が高まっている「学童」。

しかし、この春にはSNSで「保育園落ちた」ならぬ「学童落ちた」という言葉が目立った。学童が不足し「利用したくてもできない」という家庭が増えているのだ。学童に入れなかった家庭はどうすればいいのか?

今回は、「ウワサの保護者会・ジャーナル」と銘打ち、3人のお子さんがいる、くわばたりえさんと日本学童保育学会・代表理事の増山均さんをスタジオに招き、学童問題について話し合った。 

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 【学童に入れない… カタクリさんの場合】
都内に住むカタクリさんは、夫婦共働きで帰宅するのは早くても夕方6時。そのため長男を学童に預けていたが、小学3年生になる今年は待機児童になってしまった。夕方5時までは学校で過ごすことができるが、問題はそのあと。児童館は子ども一人で通える場所になく、企業が運営する学童は費用が高く予算オーバー。結局、習い事を入れたり、仕事を早く切り上げたりして対応することにしたカタクリさん。しかし夏休みの居場所は決まっていない。

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<ホゴシャーズの感想>
・学童の代わりに習い事に毎日通わせるのは、お財布に安心安全じゃない!
・フルタイムで働いていても入れないのは何とかしてほしい…



【保護者が学童をつくる ヒバリさんの場合】
待機児童が過去最多となった昨年。自分で学童をつくることにした保護者もいる。保育士として、子育て支援をするNPOに勤務するヒバリさんは、小2の長男が学童に入れなかった。このままでは仕事を続けられないかもしれないと上司に相談。すると「自分で学童をつくってみては」と提案された。
指導員や助成金の確保など課題はあるが、ヒバリさんは夏までの開設を目指している。

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<専門家・増山均さんの見解>
・そもそも法律に学童保育が書き込まれたのは1997年。
それまで半世紀は親たちがヒバリさんのように協力して、場所を探し運営費を作ってなんとかやってきた。今も公的支援は不足している。
・いま発表されている待機児童数は氷山の一角。実際には入れないと最初から諦めて申込みすらしない人もいる。学童保育そのものがないところもある。潜在的待機児童は膨大にいる


<国の待機児童対策>
「新・放課後子ども総合プラン」(2018年9月・文部科学省/厚生労働省策定)
→3年間で25万人分の受け皿を用意し、待機児童を0にするという方針を発表
→現在は「指導員の配置基準は2人以上(うち1人は有資格者)」という基準を拘束力のない参考基準に緩める方針。


<ホゴシャーズの意見>
・指導員の配置基準がゆるむのは心配。保育の質は担保してほしい!

 


◇「待機児童解消のため、とにかく受け入れ人数を増やす」という国の方針について専門家は?◇

池本美香さん(日本総合研究所主任研究員・保育や学童問題に詳しい)
・親が働けるようにするためだけではなく、子どもが豊かな放課後を過ごすために何が必要かという視点を持つべき。
・フィンランドでは見守りの大人が常駐している公園があり、学童の役割を果たしている。公園内には建物があり、室内遊びをしたりおやつを食べたりすることもできる。
・ドイツでは、高齢者などと過ごす「多世代の家」という場所や、動物の世話をして過ごせる農場が放課後の居場所になっている。

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<ホゴシャーズの感想>
・自分で放課後の居場所を選ぶことができたら、子どもたちも満足できるのでは。
・放課後は、子どもがもっとのびのび自由に、やりたいことをやる時間のはず。


<尾木ママの意見>
・日本は「子どもの最善の利益を追求する」とうたう子どもの権利条約に批准しているのに、子どもたちが楽しむことができる放課後の居場所づくりが遅れている。これは大人の責任。子どもたちに申し訳ない!


<専門家・増山均さんの意見>
・日本では学校が中心で放課後は付け足し、と考えられがち。しかし放課後も子どもの成長発達のために大切な時間だということを忘れずに。





END 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


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