2018年6月

2018年06月23日 (土)

習い事は難しい? <番組内容>


今回のテーマは「習い事」。

番組でアンケートを取ったところ、ほぼ全ての人が、子どもに習い事をさせた経験があると答えた。
その一方で、「何をやらせるべき?」「やめさせどきが難しい」など、ついつい悩んでしまうことも。

親も子どももハッピーになる習い事との付き合い方について考えます。

50701.jpg


<尾木ママの見解>
・『なんとか子どもの可能性を伸ばしてあげたい!』そんな親心が習い事に出ているような気がする。


◇お悩み① いろいろな習い事を経験させたいが、子どもはやりたくないという

・1人息子にピアノを習わせているが、ほかにもいろいろやらせたいと情報収集に励んでいる。いろいろ経験させる中で、親が想像もし得ない才能を子どもが開花させる可能性もあるのでは?

50702.jpg


・でも、子どもの側は「のんびりしたいからあまりやりたくない」の一点張り。
・親の思いと、子どもの思いのすれ違い。どうしたらいい?

50703.jpg


<ホゴシャーズの意見>
・周囲の人を見ると、たくさん習い事をさせている親は本当にいろいろとさせている。まだやらせていない自分は大丈夫か不安…。
・たとえばサッカー選手になるのであれば、小さい頃からサッカーを始めている。今もやらせていない自分は、子どもの可能性の芽を育てていないのではないか。
・子どもになぜ習い事を増やしたくないか聞くと、「子ども同士で約束し合って遊ぶことができなくなるから、予定を空けておきたい」とのこと。

<尾木ママの見解>
・『友達と遊ぶ』ということも、子どもにとってはすごく大事なこと!

<ホゴシャーズの意見>
・子どもにバレエを習わせている関係で、バレエダンサーの情報を見聞きすることがある。
一般の親は、3歳などすごく小さい頃からバレエを習わせている人も多いが、実際にプロダンサーとして活動している人の中には、8~9歳から始めたという人もいる。早ければ早いほどいい、というものでもないのかもしれないと思うことも。

<尾木ママの見解>
・全国の“天才キッズ”と呼ばれる子どもの家をおうかがいし、どんな教育をしてきたか取材したことがある。 「英才教育しているのか」と思っていたが、まったく違った。
どの家庭も、子どもの好きなことは何かを観察し、好きなことを見つけたらそれを応援するというスタンスだった。
子どもの可能性を伸ばしたいという親心はわかる。でも、一番大事なのは子どもの気持ち!

50704.jpg



◇習い事を続けている子どもの思いは?◇

長い期間、習い事を続けてきた子どもたちの本音は?率直な意見を聞いた。
ピアノを12年続けてきた高校2年生。母親も同じく幼いころからピアノを習ってきた。

50705.jpg

母親は、娘の練習態度に必死さが足りないのではないかと感じ、モヤモヤしてしまうこともあったというが、娘の側は、マイペースで練習してきたことがよかったと感じているという。

50706.jpg

一方、いろいろな習い事を経験してきた中学3年生。
やりたいと言ったものは親はなんでもチャレンジさせてくれた。
また、「やめたい」と思ったときには、自分の意志を尊重してくれたという。

50707.jpg

「もし、『一度始めた習い事は絶対にやめてはいけない』と言われていたら、“やらされている”と感じてしまい、その習い事への熱が逆に冷めていたと思う」と自己分析する。さらに、習い事のいくつかが、老後の趣味として残れば、人生が楽しくなると語る。

50709.jpg


<ホゴシャーズの意見>
・子どもは恐れを知らないため、新しいことにどんどんチャレンジしていける。
でも、大人になると、初めてのことを始めるのを躊躇しがち。そんなとき、過去にやったことのあるものがあれば、それに戻っていける。人生を豊かにするための手段のひとつが習い事。
ひとつのことを長く続けていくことにあまり期待せず、どれか残ればいい、くらいの心境でいるのがいいと思う。
・たとえば幼稚園の後に行われる無料体験会に参加させる、自宅の近くの教室に行かせるなど、無理せず通わせられるものに通わせたほうがいいと思う。


◇習い事、やめさせてもいい?◇

<ホゴシャーズの意見>
・子どもが、学校の宿題・支度と、習い事の間で板ばさみになり、時々パニックになっている。そんな姿を見ると、「習い事をやめさせたほうがいいのでは」と思い悩んでしまう。しかし、本人に聞くと「続けたい」と言うのでまた悩んでしまう。

50708.jpg


<尾木ママの見解>
・本当はやめたくても、「お母さんを悲しませたくないから」という理由で「続ける」と言ってしまう子もいる。
大事なのは子どもの様子をしっかり見ること。



◇習い事を押し付けず見守る◇

・習い事を特にやらせてこなかったケース。
親が「これをやりなさい」と押し付けるより、自分で興味を持てるものを見つけてほしいと思い、それを待つ、という姿勢で子どもを見守ってきた。
そんな2人の娘たちは今、K-POPアイドルが大好きに!

50710.jpg

・好きが高じて、2人は独学でハングルの勉強を始めた。インターネットで韓国のバラエティを見たが字幕がなかったため、「内容をもっと知りたい、共感したい」と思ったことがきっかけだった。

50712.jpg

・もし今後、本格的にハングルを習いたいと娘たちが言い出したら、そのときこそ思う存分習わせてあげようと考えている。


<尾木ママの見解>
・何かを好きになること、それ自体が才能。

50713.jpg


・習い事の教室に入れることを先に考えるのではなく、子どもが好きなことは何かを観察するほうが先。

・習い事にこだわらず、子どもたちの“今”が輝くように生活をサポートしてあげるのが大事。「何が何でも習い事の教室に入れなきゃ…!」という強迫観念からは抜け出したほうがいい。





END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2018年06月16日 (土)

仲良くできる?外国から来た子どもたち <番組内容>

ウワサの保護者会!今回は「仲良くできる?外国からの子どもたち」。

国内の在留外国人の数が256万人を超えた。全国の公立小中学校でも外国からきた子どもたちが増えているが、日本の学校生活で様々な壁にぶつかるという。外国からの子どもたちも、日本の子どもたちも、共に幸せに生きるためにどうすれば良いのか?

今回は、外国人の立場からの意見を言ってくれるホゴシャーズにも参加してもらい、話していく。

50801.jpg 50802.jpg


<尾木ママの見解>
・コンビニでは店員もお客さんも外国人というときもあって、いよいよグローバル社会になってきた。面白い。


◇外国人が増えている!◇
番組でアンケートを行ったところ、6割の保護者が日常的に接する身近な外国人がいると答えた。
一方、外国人が増えることについて少し不安を感じる、という声も。


<ホゴシャーズの意見>
・街中で日本語じゃない言葉で騒いでるのを見ると治安悪くならないかな~大丈夫かな~と感じる。
・こちらからは壁は作らないけど、外国人のほうから来てくれないと、どう接したらよいか距離感が難しい。

50803.jpg 50804.jpg

 

◇外国からの子どもたちが学校生活で困ること①プリントが多い!


実際に何に困るのか、ある外国人家族を取材した。

50829.jpg 50830.jpg

・ネパール人の一家。長男が今年4月に小学校に入学したところ、学校から配られるたくさんのプリントに驚いた。

・しかも簡単な日本語ではなく、「記載する」など難しい日本語表現が使われているため、日本語の読み書きが苦手な妻は読めずに苦労している。日本語が堪能な父が家に帰ってきてから内容を確認する日々だ。

<外国人ホゴシャーズの意見>
・4月は健康診断についてのものなど、特に配布物が多くて困った経験がある。
・仕事で疲れてしまい、どうしても語学が後回しになってなかなか身につかない外国人は多い。
・言葉がわからないと、そのままにしてしまい、外に出てこれなくなる人もいる。


◇外国からの子どもたちが学校生活で困ること②お弁当の作り方がわからない!

・遠足や運動会など「お弁当」の出番は多いが、外国人には、どうやって作ったらいいかわからないもの
・本を見ながら何とか作ったけど、最初は簡単なものしかできなかった
・まわりの日本人の色鮮やかなお弁当と比べてしまった
・イスラム教徒にとっては、お弁当用の材料を集めること自体が困難


◇日本人が外国人に対して困ったこと◇

・部活の部費を「うちの子は試合に出てないから」という理由で、払ってくれなかった。

50831.jpg

<ホゴシャーズの意見>
・部費は何か実際に費用がかかった場合に払うものだと思われたのかもしれない。
・年会費や月会費など、外国人にとって仕組みが分かりづらいものがある。
・部費など、日本人は説明がなくても習慣として受け継がれていることがあるが、外国人は丁寧に説明しないとわからないのかもしれない。
・日本人としても「なぜか」と問われると説明できないこともある。

<尾木ママの見解>
外国から来た人たちは何もわからなくて当然。学校生活の仕組みにしても地域の生活の仕組みにしても、丁寧に説明することがとても大事。


◇外国から来た子どもたちをサポートするには◇

丁寧に説明するにしても、カギとなるのは言葉。

50832.jpg

外国からの子どもたちがスムーズに学校生活に慣れるよう、取り組みをしている滋賀県湖南市を取材した。

50814.jpg

湖南市は20年ほど前から南米からの労働者を受け入れている。
増える外国人児童生徒のため、湖南市教育委員会は日本語初期指導を行う学級「さくら教室」を設置した。

50816.jpg

ここではポルトガル語、スペイン語、タガログ語など子どもたちの母語を使って、日本語の読み書きのほか、給食など学校生活の決まりなどを教えている。3~4ヶ月間、さくら教室で学んだ後、普通学級へ編入する。

50833.jpg 50818.jpg

さらに、普通学級に移った後も教師が漢字にはルビを振るなどして、外国からの児童たちをサポートしている。

50820.jpg

同じ湖南市にある市立日枝中学校では、先生たちがポルトガル語の簡単な会話を学ぶなどして、積極的に外国からの生徒たちへアプローチしている。配布物にはポルトガル語で「重要」という意味のスタンプを押すなどして、外国人保護者との連絡もきちんと取るように努力している。

50821.jpg 50822.jpg

 

<ホゴシャーズの意見>
・日本人の生徒たちも一緒に学ぶことができるし、子どもたちの視野が広がる
・国籍を超えた学びあいは、人生を豊かにするカギとなる


<尾木ママの見解>
ルビを振ったりスタンプを使ったり、ちょっとした気遣いで状況が大きく変わる。是非やって欲しい。
実は、子どもたちは母語で教育を受ける権利を国際法で認められている。
※国連制定の『子どもの権利条約』と『自由権規約』および『マイノリティーの権利宣言』に規定されている。


◇共に生きるために◇

小学生のころに来日し、学校生活で苦しい思いをした経験があるホゴシャーズのチーターさんを取材。

50834.jpg 50828.jpg

 

<ホゴシャーズの意見>
・言葉が分からないなどの事情で家から出てこられない外国人もいることを知った。日本人からも手をさしのべていくことも大事なんだと思った。
・クラスにミックスの子ども、髪の色や目の色が違う子など、いろいろな子どもがいれば、子どもは自然に慣れてくるのでは?
・これまで当たり前だった教え方を見直さなくてはいけない。日本に来た子どもたちがどうやったら楽しく生活できるかを考えることが大切。



子どもは世界の宝。外国からの子どもたちを支援することは、日本社会にとってもよいことがある。
お互いに手を差し伸べるやさしさが、共に生きる秘訣では。





END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2018年06月09日 (土)

どうして忘れものをするの? <番組内容>

今回のテーマは子どもの「忘れ物」。

部活の道具を持っていくのを忘れたり、持ち帰ったプリントを保護者に渡し忘れたり…。
番組で保護者を対象にアンケートをとったところ、8割近い保護者が子どもの忘れ物で困ったことがあると答えた。

50601.jpg

<ホゴシャーズのエピソード>
・子どもがお弁当を忘れた!
・プリントを出さない。ランドセルの奥にくちゃくちゃになっている。
・使った水着を学校に置いていってしまったときは最悪だった。
・何度も忘れ物を繰り返すと怒ってしまうことも。そんなときは自分も気が滅入ってしまう。

<専門家の情報>
◇子どもはなぜ忘れ物をするのか?◇
人の記憶の仕組みを研究している広島大学の湯澤正通教授によると、子どもが忘れ物をするのは、「ある意味当たり前でだれにでも起こること」
その理由は、“ワーキングメモリー”という脳の働きにある。

ワーキングメモリーとは、一時的に情報を記憶し、処理する脳の働きのこと
いわば脳のメモ帳。明日の持ち物などちょっとした情報はここにメモされるのだ。

成長と共にワーキングメモリーは徐々に力を増す。つまり、脳がまだ成長途中の子どもが忘れ物をするのは、そもそも仕方ないというのだ。湯澤教授は「一週間でできるようになるかと言ったらなかなかそうはいかない。あせらず気長に待つ必要がある」と語る。

50602.jpg 50603.jpg


<ホゴシャーズの意見>
・今すぐなおしなさいということじゃなくて、ひとつひとつ積み上げていくのが大切かも…
・たしかに保護者である自分自身、昔はすごく忘れ物をしてきたが大人になるにつれて徐々に減っていった。

<専門家の情報>
◇成長途中のワーキングメモリー こんな注意点も!◇
湯澤教授によると、ワーキングメモリーの働きを阻害するものとして、今注目されているのが「ネガティブな感情」。親がかっとなって怒ると、子どものなかに親に対する反発や、悪いことをしたという気持ちがおきるという。その気持ちが子どもの頭の働きを阻害するといわれているのだ。
忘れ物についてネガティブな感情を引き起こすと、逆効果になるかもしれない・・・・

50604.jpg


<ホゴシャーズの意見>
・あまり強くいってはダメだと分かっていても、いわずにはいられない。そんなときどうしたらいいの?

<尾木ママの見解>
・厳しく叱るよりも、むしろ安心感を与えることが大事。
「一緒に対策を考えよう」という姿勢のほうが忘れ物を減らすのにつながるので、おススメ。


◇忘れ物対策 それぞれの家ではどうしている??◇
<ホゴシャーズのアイデア>
・マスクとかはドアに貼って忘れないよう注意喚起をしする。
・毎日声かけをしている。でも、子どもは忘れるのでどうしたらいいか分からない。 

<専門家の情報>
◇音声か映像か◇
記憶が専門の湯澤教授によると、子どもが一時的に記憶する方法は2つ。
ひとつは、耳で聞いた音声を記憶する方法、
もうひとつが映像イメージを記憶する方法だ。
音声か映像か。どちらが得意かは子どもによって違う。

50605.jpg

湯澤教授によると、何度言われても忘れてしまう人は、音声で記憶するのが苦手な可能性もある。
そんな人は映像をイメージしたり、イラストを書いたりするとぐっと記憶されやすくなるかも

50606.jpg

<専門家の情報>
◇忘れ物について子ども自身に考えさせるために…◇
忘れ物を減らすため、子ども自身ができることは何か?元小学校教師で生徒指導に詳しい池田修教授に
話を聞いた。すると、大事なのは“事前に”対策を考えること。
そのため、子どもと共に忘れ物をしてしまう“原因”を把握することが大事だという。

そこで、池田先生によると、自分の行動を3つの段階に分けて考えてもらうといいという。
① 「家に持ち帰る段階」
② 「準備する段階」
③ 「提出する段階」。
どこの段階に忘れ物の原因があるのかが分かれば、自分自身でどうなおしていけばいいか気がつく。

さらに対策を複数考えるとよいという。たとえば「家に持ち帰る段階」に忘れ物の原因がある場合、「連絡帳を書く」「手に書く」「友達に聞く」などなど。子どもが無理なく挑戦できることを選ぶとよいそう。

50607.jpg


<ホゴシャーズの意見>

・わが子は準備が苦手で、いつもぎりぎりにやって忘れていた。そこで、寝る前10分で準備するようになったら忘れ物が格段に減った。
・わが子は連絡帳を使わないことが多く、忘れ物を繰り返していた。しかし、最近自分なりに工夫して二重丸や波線などを入れながらメモを作るようになった。これで、忘れ物が随分減った。


◇そもそも子どもは自覚しているの?◇

子どもは忘れ物について自覚しているのか?
子どもが忘れ物をよくするといっていたホゴシャーズのお宅を訪問。すると、子どもたちは、忘れ物を恥ずかしいと思っていたり、忘れ物を減らしたいと強く思っていたりするなど、忘れ物をどうにかしたいと、ちゃんと自覚していた。さらに、手のどのあたりにメモするとよいか考えたり、連絡帳にチェックマークをつけたりと子どもならではの方法で忘れ物を減らす工夫をしていた。

50608.jpg

 
<ホゴシャーズの意見>
・子どもがそこまで気にしていたとは知らなかった。
・子どもの忘れ物は悪いとは思っていない。助けてくれる友達と交流がもてたり、急場を凌ぐ対策を考えたり…。むしろ成長のチャンスだと思っている。

50609.jpg 

50610.jpg

<尾木ママの意見>
・小さな失敗をいっぱい経験することが子どもの成長において大事なエネルギーになる。
忘れ物は、子どもの成長する絶好のチャンスというとらえかたも…。
保護者は子どもの伸びようとする芽を見守り、大事にすることが大切。



END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


page top