2017年9月

2017年09月23日 (土)

学校の先生とどう付き合う?小学校編 <番組内容>

番組アンケートでは、およそ8割の保護者が学校の先生とのつきあいか方に悩んでいた。

41801.jpg 41802.jpg


【ホゴシャーズの悩み】

ハリネズミさん「モンスターペアレントだと思われるのがこわくて相談できない」

うめ「子どもに影響があるといけないので、言いたいことも黙っている」

 

 

ホゴシャーズが一番避けたいこと、それは“学校の先生とのトラブル”

でも、学校生活や子どものことで気になることがあるときは、先生に相談したい。
どうすれば、先生といい関係が築けるのかみんなで知恵を出して考えた。

チンパンジーさんは娘が小学校4年生のときに、学校の先生とのトラブルを経験した。
娘の担任は先生になりたての新任だった。プリントの配り忘れなど、事務作業のミスが続き、保護者の不満が爆発。先生は休職してしまい、娘のクラスは1か月間担任不在となってしまった。

41803.jpg 41804.jpg

 チンパンジーさんの娘の担任のような若い先生は今増えている。
勤務年数10年未満の先生は平成25年までの9年間で2倍となった。

 41805.jpg

若い先生が増えていることに対して他のホゴシャーズからも、不安の声があがった。

うめ「人生経験が浅いから心理的なことは聞けない」

チェリー「その職業に就いたからには、“先生のプロ”だからある程度のレベルは求めたい」

 

しかし、チンパンジーさんと同じように【新任の先生VS保護者】のトラブルを経験したかもめさんからはこんな声も挙がった。

かもめ「怒っているのは保護者だけで、娘たちは先生のことが大好きだった。子どもにとってのいい先生と保護者にとってのいい先生は違うのでは?」

 

【尾木ママの意見】

(子供がどう思うかが)一番大事。新任の先生は、子どもにとっては最高の先生。全てが初めてだから子どもと同じ気持ちになれて、先生と一緒にみんなが感動を共有できる。だから子どもが生き生きしている。

 

【ホゴシャーズのお悩み】

ホゴシャーズの悩みはまだまだあった!それは…
「ハズレの先生にあたったらどうしたらいい?」

 

【尾木ママのアドバイス】

ハズレの先生はいる。でも保護者同士や子どもと一緒になって悪口を言っていてもいいことは一つもない。先生のいい面を見つけてそこをほめることで、ハズレの先生はアタリの先生に変えることができる。

 

【学校の先生の本音】

ちなみに先生たちは、保護者のことをどう思っているのか。
4人の先生に本音を聞いてみた。

 41806.jpg 41807.jpg

S先生「子どもをよくしたい、伸ばしたいという思いは(保護者と)一緒」

H先生「壁をつくってほしくない。“一緒に子育て”をする存在として接してほしい」

O先生「子どもの様子がちょっと…くらいでも、何か気になることがあれば相談してほしい」

 

学校の先生は保護者に「一緒に子育て」する気持ちで接してほしいと思っていた。

 

それ実践していたのが、シングルファザーとして3人の息子を育ててきたライオンさん。
ライオンさんは先生を“共に子育てをするパートナー”的な存在ととらえている。

 41808.jpg

例えば、息子が兄弟げんかで「死ね!」と言ったとき。家で叱ったあと、学校にも電話。
先生に「家で『死ね』といっているのですが、学校でも言っていませんか?」と情報を共有。翌日先生はクラス全体に向けて死ねという言葉の重みについて話してくれた。

ライオン「僕が育てていても一方通行になる。先生の意見もあって初めて気付くこともあるので、最終的に子どものためになる」

 

【尾木ママのアドバイス】

「死ね」という言葉に関しては、ライオンさんの子どもだけじゃなくて、他の子も同じ問題を抱えていた。ライオンさんの電話をきっかけに学校で話し合えればクラス全体が伸びる。

 

これには他のホゴシャーズも目からウロコ!

かもめ「うらやましい。私は先生に相談すること自体が悪いことだと思っていた」

 

【尾木ママのまとめ】

先生の変なところ見つけて不満をぶつける関係ではなくて、子どものことでちょっとした不安を相談したり報告したりする関係が原点。
先生と一緒に子育てをするという感覚を大切にしよう!

 

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年09月16日 (土)

子育て家庭が離婚を考えたとき <番組内容>

テーマは離婚。
立場の異なるホゴシャーズ5人が集まった。

 ・ぶどうさん・・・2年前に離婚、娘と2人暮らし。
 ・まつさん・・・17年前に離婚。娘2人は成人。
 ・マロンさん・・・中学1年生の時に両親が離婚。
 ・さくらんぼさん、びわさん・・・離婚を考えたことがある。

ひとり親家庭を支援する専門家、赤石千衣子さんにも来ていただいた。

 41701.jpg


<両親が離婚した子どもの思い>

離婚に関するデータによると離婚した夫婦の年代で最も多いのが30代。
そして、およそ6割に子どもがいた。

41702.jpg  41703.jpg


親が離婚をした当時、なにを思ったか3人の経験者に聞いた。 

Sさん(小学校2年生の時両親が離婚)
「父親にどちらと暮らしたいか聞かれた時、空気を読み、本当のことを言えなかった。」

Mさん(15歳の時両親が離婚)
「母が別れた父を悪く言うのを聞き、自分は父の血も入っていると考えると否定されたような気分になり、複雑だった」

南さん(21歳の時両親が離婚)
「子どものためという理由で長い間離婚しなかったが、子どものためになっていない。」


スタジオにいるホゴシャーズが各々の経験と思いを話す。

さくらんぼ「毎日けんかしてた時、子どもが空気を読んでるなっていうのがあった。つらい思いをさせた」
びわ「夫婦でけんかになって、本当にいけないと思うけど、文句を言える相手が子どもしかいない」

それに対し、
赤石さん「どっちと暮らすかを子どもに聞いて、責任を負わせるのは重すぎる。いきいき生きられる道を親が決断してほしい。」
尾木ママ「子どもにグチを言ってしまった時は、子どもに謝った方がいい。受け止め方がちょっと軽くなる」

41705.jpg  41704.jpg

 

<ぶどう家の場合>

2年前に離婚したぶどうさん。
娘のゆいちゃんが幼稚園のころから、夫婦関係は悪化。
離婚は絶対避けようと思っていたが、溝は埋まらないまま5年が過ぎ、離婚。
それまで勤めていたパートの仕事は辞めさせられた。
生活のため、必死に仕事を探すうち、娘と話したり、気持ちを思いやったりする余裕をなくしていき、ぶどうさんはうつ病で2か月間入院。ゆいちゃんも寂しさからかチックを発症してしまった。 

41706.jpg  41707.jpg

ぶどうさんは「母子家庭になるとこんなに世の中は冷たいのかと思った」と振り返る。

親の離婚を経験したマロンさんは、「離婚という現実を受け入れるときは大変だけど、子どもはその状況で、楽しく生きていける。」と励ました。

離婚をするとお金もかかる。離婚経験者のまつさんも、上の娘を大学に行かせてあげられなかったという。
高等教育に関しては、国からの支援が少なく、民間団体で少しは給付型の奨学金を出しているところもあるが、少数なので競争になってしまう。家庭の経済状況を踏まえ、子どもと話し合い、どう納得するかが大事。

<ぶどう家の場合>

ぶどうさんは、入院中に病院の相談窓口でそれまで誰にも言えなかった悩みを打ち明けた。
退院後、就労時間などを配慮してもらえる仕事を見つけ、
さらにママ友にも離婚したことを打ち明け、シングルマザーの会にも参加。
同じ立場の仲間と相談し合えるようになり、1人で悩みを抱え込むことをやめた。
精神的な落ち着きを取り戻すことで、子どもと向き合う時間を意識的に作ることができるようになった。
一番大切にしているのは、こどもの前でなるべく笑顔でいること。
ぶどうさんに明るさが戻ると、ゆいちゃんのチックも治まっていった。

41708.jpg  41709.jpg


さくらんぼ「離婚を考えた時、第三者に相談するのが大事だと思った。自分で得られなかった答えを聞けることになると思う。」

赤石「地域、知り合い、NPOなど、いろんな助けを得る発想でいくと、ずいぶん生きやすくなると思う。」

尾木「離婚の家庭もあっていい。決められた形からずれていると卑下することもない。
そこを突き破っていくのは、社会全体の大きなテーマで、課題だと思う。」

41710.jpg  41711.jpg

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年09月09日 (土)

「失敗しちゃった!?」子育ての後悔 <番組内容>

子育てしている中で、「あの時、ああした方がよかったのかも…」とふと感じる後悔。そんな後悔の“あるある”を、保護者と尾木ママ、そして7人の子どもを育ててきたベテランママ・堀ちえみさんが共に語り合った。

4161.jpg   4162.jpg


【習い事の後悔】

2人の子ども(中2男、小3女)がいるたけのこさん。「夢中になれる何かを見つけてほしい」と願ってさまざまな習い事をさせ、中でも長男には空手を熱心に通わせた。ところがやめたあと長男は「空手は1ミリも好きじゃなかった」と告白。そこまで嫌なら続けさせるべきではなかったと後悔した。

そこで長女が「習字をやめたい」と言ってきたときはすぐにやめさせることに。ところが、やめたあと長女は書き殴ったような字を書くようになってしまった。

4163.jpg 4164.jpg

<習い事のやめ時について、保護者からはさまざまな意見が>
★父親が息子に空手を熱心に指導したが、大学生になった今でも道場の前を通る度「お父さんに怒られる」とトラウマになっている様子。そこまでして習わせる必要はなかったと思う。
★自分が子どもの頃、親にそろばんを習わせられた。最初は嫌々だったが、3年ほど経って資格も取れて楽しくなった。そうした経験を子どもにもしてほしい。
★3歳から習わせている英会話を、小5の娘が「やめたい」と言ってきた。これからは英語が重要だし、今までかけたお金のことを考えると断ち切れない思いがある。

 

<堀ちえみさんの意見>
子どもが「やりたい」と言った習い事はすべて習わせたが、「やめたい」と言ったらやめさせた。無理やり続けさせても楽しくないのではないかと思う。娘が中学生になって「やめなきゃよかった」と後悔していたこともあるが、「この道には進めなくなった」と自分で気付くことも経験だと思う。

 

<尾木ママのアドバイス>
我慢してやっていれば何かいいことがあるかもと、親は自分の体験を振り返って子どもに期待するが、子どものトラウマの傷の方が問題。子どもが自分で「やめよう」と決定すれば、もし「あの時やっておけばよかった」と後悔しても力になる。同じ場面に出くわした時にちょっと我慢して続けてみようかと、子ども自身が思えたらそれが大きな成長。

 

 

 【子どもが幼かったときの後悔】

4165.jpg 4166.jpg

 亀さんは、子どもが保育園に通っていた時18時半に帰宅してご飯を作って食べさせ、お風呂に入れ、できるだけ21時には寝かせようとしていた。そのため子どもがぐずってしまう食べ物はなるべく避けるため、魚は市販の骨取り切り身を出すように。そして今、中学生になった子どもは「骨のある魚は食べたくない」と言うようになってしまった。「もっと自分が料理を工夫していれば…」と後悔している。

 

<堀ちえみさんの意見>
子どもの数が多いので、トマトがダメな子、ナスがダメな子、イクラがダメな子とそれぞれ好き嫌いがある。でも大人になって初めておいしいと思うようになった食べ物もあるので、そのうちどこかで克服するのではないか。楽しくごはんを食べるために、嫌いなものはしょうがないのでは。

 

 

【子育て中の後悔に、何か意味があるの?~尾木ママの答え~】

下の子が生まれた、仕事に就いた、子どもが中学生になったなど、だんだん<親としてのステージ>が変わってくる。それだけ幅が広がって子育ての経験を積んできた中で見えてくることが「後悔」。
後悔が出来る力、「後悔力」というのも親の力量。 

4167.jpg

 

 

【後悔を生かして親子関係を見直したケース】

カピバラさんの長女(小5)は幼い頃から運動が苦手。なので親戚やママ友に対して「うちの子は運動神経がない、鈍い」と言っていた。
そんな長女は学校の持久走の順位も最後に近いほうだった。しかしカピバラさんがママ友のある言葉をきっかけに、「ゴール直前でも余裕があるってことは、本気出したら順位が上がるんじゃない?」と娘に言ってみると、翌年の大会で43位から21位まで順位を上げた。
自分の言葉がけで娘のやる気を削いでいたことに気付いたカピバラさんは後悔し反省。あらゆる面で娘へのダメ出しをやめることにした。すると娘の笑顔と会話が増えたという。 

4168.jpg 4169.jpg

 

<堀ちえみさんの意見>
言葉で子どもに魔法にかけちゃう。子どもが小さいうちから、「あなたは運がいい、ラッキーだから」と育てると、自分の中でつまずきがあっても「自分はラッキーだから何とかなる」と子ども自身が楽なのかなと思って育てている。

 

<尾木ママのアドバイス>
後悔するとき基準みたいなものを設けて、何かと比べてしまうのは問題。例えば中学受験で「合格」と比べたら、不合格では「失敗しちゃった」となる。そうではなく、自分たちの家族の歴史とか親子関係の歴史の中で見て行けばいい。だからそれぞれいろいろな子育てがあっていい。

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


page top