2017年5月

2017年05月20日 (土)

"プログラミング教育"って、なに?! <番組内容>

今回のテーマは『プログラミング教育』

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2020年から小学校で必修化される予定だが、番組アンケートによると、保護者の62%がそのことを知らなかった!

スタジオのホゴシャーズにも聞いてみたが…
「プログラミングという言葉自体、全くわからない」
「パソコンばかり見て、目が悪くなりそう」
など、ほとんど分かっていない親が多かった。

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【なぜ必要?プログラミング教育】

『プログラミング』とは、コンピューターに指示を出して自分の思うように動かしていくこと。
なぜいま『プログラミング教育』が必要なのか?

総務省でプログラミング教育を進める御厩(みまや)さんに聞くと…
「これからの世の中は人工知能やロボットが発達し、人間が担ってきた仕事が取って代わられていく。人工知能やロボットとうまく共存していくためにも、それらを動かす基本的な原理であるプログラミングを学ぶ必要がある」とのこと。

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アメリカでは2013年に、オバマ前大統領が「プログラミング教育に国の将来がかかっている!」とメッセージを発表している。
しかし尾木ママは「教育とは、本来ひとりひとりの子どものためのもの。“ 国のため ”というのは引っかかる」と、警戒する。
とはいえ、今後プログラミング関連の仕事が増えていくという予測もあり、子どもたちの将来を考えると、プログラミング教育の必修化は望ましいことなのか?とホゴシャーズたちの心は揺れる。
ココナッツさんは「日本は遅れている。早く始まってほしい」と期待するが、ノニさんは「興味がない子どもにとっては遊びの時間になってしまう。やりたい人だけやればいいのでは」と反対の意見だ。

ここで、プログラミング教育の導入をサポートしている平井聡一郎さんが登場。
実際に学校で行われている「プログラミング教育」の授業例を見せてもらうことに。


【プログラミング教育の実際は?】

今回紹介するのは、パソコンを使わずに「プログラミングの考え方を学ぶ」というもの。
「ロボット役の高山アナウンサーに指示を出して、コーヒーを飲ませる」というのが課題だ。
指示があいまいだったり間違っていると、ロボットは動けなくなってしまう。

「単純なように見えることでも、実はたくさんの指示が必要だと分かった。すごい発見だった」と驚くユーカリさん。
尾木ママも「これを家庭でやれば、コミュニケーションの大切さがわかり、親子関係を変えるきっかけにもなる」と感心した。

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次に、プログラミング教育をすでに取り入れている千葉県柏市の小学校の授業をVTRで紹介した。
小学6年生が「今年入学した新入生のために、小学校のいろいろな場所やモノを紹介するプログラムを作る」という内容だ。
紹介する場所ごとに数人のグループに分かれ、まずメンバーで話し合い、どうすれば新入生に分かりやすく伝えられるか工夫を重ねてゆく。
その様子を見て、番組当初はプログラミング教育に懐疑的だったホゴシャーズたちも「こういう授業なら、やる価値があるかも!」と好感を持った。


【プログラミング教育の課題】

しかし、プログラミング教育の導入には、まだ課題も多い。
実は『プログラミング』という授業(教科)が新たに増えるわけではなく、『算数』や『理科』、『総合的な学習』などの授業に組み込んで教えることになっている。
何年生の、どの教科で、どのくらいの時間を費やすのか…具体的な導入方法は各学校に任されているというのが実情だ。
尾木ママは「教育委員会や校長の力量によって、教える内容に差がついてしまう」と懸念している。

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こうした心配を解消する鍵として注目されているのは「地域との関わり」だ。
実はホゴシャーズのショーグンさんは、かつて保護者が集まる「オヤジの会」でプログラミング教室を主催していた。
次第に地元の小学校も注目するようになり、その学校で「プログラミング教育」を先進的に取り入れるきっかけになったという。
ウニ 「先生が大変になっちゃうのでは、という心配があったが、そこを地域の人が助けられるなら、どんどん進めるべき」
ディクディク 「家でフォローできることはやりたい。平井さんに教えてもらったレッスンは面白かったのでやってみたい」
尾木ママ 「未来のために教育は変わらなきゃいけない。皆で英知をしぼって、プログラミング教育に関心を寄せていきましょう!」

 

(ディレクターH)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年05月13日 (土)

親の受験ストレス どう乗り切る? <番組内容>

親のストレスが大きいといわれる高校受験。大学受験と違い、浪人をするという感覚がないので「落ちたらどうしよう」と、親のほうがおろおろすることも。ある調査によると、子どもの受験で心理的なストレスを感じたことがあるという母親は、7割もいたという。

スタジオに参加したホゴシャーズに、わが子の高校受験にストレス感じたか聞いてみると・・・

さつきさん・すずらんさん・モクレンさん・きりんさんの4人が感じる(感じた)といい、
コホラさん・ヒノキさんが感じない(感じなかった)といった。

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<さつきさん家の場合>

さつきさんは、現役受験生の娘のことで頭がいっぱい。
娘のため、勉強をする環境を完璧に整備。モチベーションアップにつながればと毎日のおやつも手作り!

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今は大学生の息子が高校受験のときには、悩みすぎて不眠になった。
それに、さつきさん自身が目標としていた学校よりも低い偏差値の高校を志望校に決めたことが、ひどく悲しかった。
そんな経験もあり、娘の受験にも最大級にストレスを抱えている。

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なぜ偏差値の高い高校じゃないといけないのだろう?というすずらんさんに、モクレンさんは、偏差値のよい高校に行けば、その後の選択肢が広がる。だから少しでも偏差値の高い高校に行ってほしい、と言った。

偏差値の高い高校にいけば、最終的によい企業に就職することにつながると親は思うこともあるが、企業で採用担当をしていたヒノキさんは、それは違うと言う。親の言うとおり一生懸命やってきたという人は採用しなかったそうだ。

それは、尾木ママが言うには、受験だけしかできない人材は、今は通用しないからだそうだ。それより、自分の弱点をさらけ出して、それをバネにして反対に生かしたい、という気持ちのある人のほうが企業には採用されやすいという。学歴社会はいまや崩壊しているというのだ。

でも、母親はどうしても失敗しないようにと、無難な方を選ばせてしまう、というきりんさんと、モクレンさん。
しかし、ヒノキさんは、失敗しない子が、大人になった時に失敗できない大人になる、と言った。

また、自分の将来やこれからの選択を自分自身で考えさせることが、何より重要だと言った。

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<タイプ別ストレス解消法>

親が抱える受験ストレスの解消法を、専門家に聞いた。

タイプ1)
「共依存型(きょういそんがた)」:子どもの受験のことが頭から離れない人。
ストレス解消法は「自分の世界を持つ!」週に1回、1日3時間でも、自分の趣味に費やすなど、自分の世界を持つことで子どもの受験の事を頭から切り離す。

タイプ2)
「代理戦争型」:子どものためには偏差値の高い高校がいいと思っている人。
その解消には、子どもの人生全体を示す、人生スゴロクを書く。

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A高校に行かなくても、B高校ならこういう道があるなど、考えうる選択肢を全て書き出し、多様な選択があることに気づけば、息詰まった世界から解放される。

タイプ3)
「迷い・イライラ型」:「何をしたらいいか分からない」「落ちたらどうしよう」など、不安でイライラしている人。
その解消には、毎朝子どもと一緒に運動をしてみよう。朝、太陽を浴びながら運動をすると、セロトニンという脳内物質が多く分泌され、ストレスに強くなり、集中力も記憶力も高まるという。

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<尾木ママまとめ>
行きたい高校は自分で決めることが重要。どの高校に行ってもさまざまな側面がある。自分で決めた高校ならば、なんらかの障害があっても、自分で乗り越えようと思える。うまくいけば、達成感と自己肯定感が高まる。失敗してもいい。若い時に失敗したほうが、あとから生きてくる。

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(ディレクターM)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年05月06日 (土)

子どもの個性 どう育てる? <番組内容>

今回のテーマは「子どもの個性」

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手書きで作った「文房具図鑑」が評判となり、書籍化された小6の文房具博士。
小さいころからキノコが大好きで、なんと新種のキノコを発見し名前をつけてしまった中1のキノコ博士。
星空が大好きで、大人でも難しい「天文宇宙検定3級」を取ってしまった中1の星博士… 
最近、個性的な子どもたちが、世の中を賑わせている!

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番組アンケートによると、なんと95%の保護者が「子どもの個性を伸ばしたい」と答えた。
ほとんどの保護者が「個性」を前向きに捕らえている一方で・・・

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「個性的とは“変わり者”という意味では?あまり個性的だと学校では浮いてしまうかも?」
「うちの子には、これという個性がない…」
など、多くの人が個性について悩んでいることが分かった。
悩めるホゴシャーズと尾木ママが、個性について熱く語る!


【子どもが個性的すぎて… 長い間悩み続けた いよかんさん】

いよかんさんの長男たくとくんは大のゲーム好き。趣味は攻略本の印刷ミス探しという、かなり個性的な小学6年生だ。

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しかし実は、いよかんさんはそのたくとくんの個性で、長い間悩んできた。 
たくとくんは、よちよち歩きのころから決して砂場で他の子どもたちと遊ぼうとせず、幼稚園でも小学校でも、ずっと一人で空を見ていた。「友だちと遊んでほしい…」と願う母の思いをよそに、当のたくとくんは・・・



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「滑り台や砂場遊びなんて面白いと思わない。精神年齢を合わせられないから、同年代の子どもがキライ」と、思っていたのだ。

 

 

 

しかし小学3年生のとき、そんなたくとくんに変化が訪れた!たまたま家を訪れた同級生の子とゲームをしたとき、自分と同じようにゲームが上手だと分かり、意気投合。それがきっかけで、たくとくん初めての親友になり、その子を通して他のみんなとも楽しくつきあえるようになった。誕生日に友だちからもらったバースデーメッセージを、たくとくんは嬉しそうに壁に貼ったという。

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「大人びていても心配することではなく、この子が持って生まれた個性だったんだ」と納得したいよかんさん。
一方たくとくんは、お母さんが「自分の個性を変だと思わずに、どうすればいいか一緒に考えてくれたこと」が一番嬉しかったと語る。

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尾木ママは、いよかんさんがわが子を見守り、寄り添ったことよかったと指摘。
そうすれば、子どもは自信が持てる。回り道をしてもむだではなく、これからの糧になると言う。 





【子どもの個性、社会で生きづらくなる!?】

しかし、すぐには納得がいかない、悩めるホゴシャーズたち。個性にはよいものと悪いものがあると、ももさんは語る。

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 ももさんの息子は競走馬の名前を500もスラスラ言える、大の馬好きだが「それは将来役に立たない悪いほうの個性。どうせなら英語ができるなど、受験に役にたつ個性を持ってほしい!」と願っている。

 

 

 
また、「みんなと同じことを同じようにやりなさい」と言われ続けて育った夕顔さんは「あまり個性的だと、出る杭は打たれる」と、経験を踏まえて語る。
「あの人変わってるよね」というのを、「あの人個性的よね」と表現することが多い、と指摘するチェリーさんは「個性は必要ない」と断言! …個性に否定的な意見も多いことが浮き彫りになった。

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しかし「そういう考え方は、日本特有のもの」だと尾木ママ。
欧米では、一人一人の“個”が確立していないと生きていけない。
日本も、「社会性(他人に迷惑をかけない)」と「個性の尊重」を両立できる社会になるべきだと語る。

 



【一つのことを極めると、他のことも伸びてくる】

さらに、「わが子が何かに夢中だからと言って、その一つのことだけをやらせていていいのか?」と悩んでいるホゴシャーズも。一つのことだけをやっていると、他の可能性の扉を閉ざしてしまうようで、他のいろんなこともやってほしいと願っている。

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それに対して「一つのことに集中してかまわない」と尾木ママはアドバイス。
一つのことを極めて、周りから褒められ自信がつけば、他の苦手なところも伸びてくると語る。






【自分には、個性がない…】

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マロンさんは、わが子を個性豊かな子どもに育てようと思い、小さい頃からいろんなことを経験させてきた。
しかし娘は、高2になった今、「自分には個性がない…」と嘆いていると言う・・・



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マロンさんの娘は、小学校や中学校で学級委員やクラブの部長を務め、「みんなをまとめることが自分のよい個性」だとずっと思っていた。
ところが、高校のクラブでリーダーに選ばれず、ショックを受ける。自分の個性がなんだか分からなくなり、すっかり自信をなくしてしまった。

 

 

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母が、小さい頃からいろんな体験をさせてくれたことも、今となっては重く感じている。
申し訳ないと思いながらも、自分の個性を見つけるための一歩も分からなくなってしまった…




マロンさんからみると、娘に個性は十分あると言う。「自分の気持ちを言葉にするのが上手だなと思っている」と語るが、尾木ママに「それ、本人に言ってあげた?」と聞かれると「言ってないかも…」。ふだんから、よい所よりも先に悪い所に目がいってしまうのだそうだ。

自己肯定感を育んでいないのではないかと、尾木ママは指摘する。
そもそも個性は、人と比較することではなく、十人十色。
まず大切なのは、短所も含めてありのままの自分を丸ごと認めるという、「基本的自己肯定感」を育むことだ。

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親としては、例えば、子どもが「落ち着きがない」という特徴を「活力がある、機動性がある」と捉えるなど、短所を長所に置き換えてみる「リフレーミング」をしながら、子どもを改めて見つめてみるとよいとアドバイスした。

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(ディレクターU)

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


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