2017年4月

2017年04月29日 (土)

早期化する小学校の英語教育 ウチの子 大丈夫!? <番組内容>

【2020年、大きく変わる小学校の英語教育!】
現在、全国の小学校5・6年生を対象に、「外国語活動」として行われている、小学校の英語教育。
「英語に慣れ親しんでもらう」ことが目的のため、成績はつかない。
これが2020年度から(一部では2018年度から)、3年生からのスタートとなり、5・6年生は「外国語」という教科となり、成績がつくようになるのだ。

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【街の保護者の声】
街の保護者に英語教育の早期化について聞いてみると、多くの保護者が「賛成」と答えるが、
「成績がつくから、すでに塾に行っている子との差がついてしまう」
「小学校の先生は英語力があるのか?」
「親が英語を分からないから教えられない…」
など、「賛成だけど不安」という声が多数を占めた。

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【ホゴシャーズも不安…】
スタジオのホゴシャーズも早期化には賛否両論だが、不安も多いようだ。
(賛成だけど不安:もみじさん) 「成績がつくとなると塾に通わせないといけないかも…」
(賛成だけど不安:ココナッツさん) 「塾に通わせ、文法はできるようになるかもしれないけれど、発音がちゃんとできるようになるのか」
(反対:ネクタリンさん) 「まずは日本語をしっかりしないといけないのではないか」
(反対:ユーカリさん) 「今、私は英語を必要としていないから、子どもは小さいうちは運動をさせたい」

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【小学校の先生はどう思っている?】
番組アンケート「早期化で不安なことは?」の1位となったのは、「小学校の先生の指導力」。
これについて、先生たちのホンネを聞いてみた。
「スキルがないから、教えることも評価することも難しい」
「授業時間が純増しになるから大変」
と、先生も不安を感じていたが、
「英語なら、日本語でいいにくいことが言える。堂々と発表することができればコミュニケーション力が上がる」
「子どもは好奇心旺盛だから、対話を続けると次に言いたいことが出てきて、それを話しているうちに自信がついてくる」
と、早期化することにはチャンスもあると考えていることが分かった。

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【英語教育に積極的な小学校!】
埼玉県深谷市にある花園小学校では、週1回給食の時間に、5・6年生の放送委員が英語を流す「ランチタイム イングリッシュ」という取り組みを行っている。これは、みんなが大好きなゲームなどを題材に、英語を使ったクイズを放送し、下級生たちがそれに答えるというもの。
上級生が先生と相談して作ったクイズを放送し、下級生たちがそれに答えて参加することで、英語を使ったコミュニケーションになるだけでなく、「先輩みたいに話せるようになりたい」など、上下関係にもいい影響が出ている!

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【親は、何が出来るだろう?】
花園小学校の取り組みを見て、ネクタリンさんは「子どもが楽しんでいた。気持ちがあれば伸びると思った」と実感。
ココナッツさんも「気持ちがあれば伸びる。先日、息子が趣味の空手で国際大会に出て「英語がしゃべれれば、他の国の人と話せるんだね」と興味津々だった。そんな機会を通じて話せればいい」と感じた。
尾木ママは「家庭でも英語で伝えあえば、子どもの成長にはいいと思う」と提案。
フィンランド人のトナカイさんも「家で伝えあうのは大事。親が努力している姿を見せて、親子で競争してもいい」とアイデアを出した。
最初、早期化に反対だったユーカリさんも「子どものことを考えたら、道を広げてあげるためにも英語が使えたらいいと思った」と大賛成に。
英語教育早期化に可能性を感じて、今回の保護者会は幕を閉じた。

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(ディレクターY)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年04月22日 (土)

わが子がいじめの傍観者だったら・・・ <番組内容>

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もし、あなたのお子さんが、いじめを見ているだけの傍観者だったとします。
そのとき、親として、どう思いますか?
番組アンケートによると「いじめの傍観者でもいい・やむを得ない」と考える保護者が75%。

その理由は、ホゴシャーズが子どもの頃の経験にあった。

母 「いじめれている子を助けたりすると、100%次にその子がいじめられた。もしわが子が、いじめられる立場になる可能性があるなら、いじめをとめてほしいとはとても言えない!」

しかし、尾木ママはこう警鐘を鳴らす。

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尾木ママ 「いじめられている人から見れば、助けてくれないわけですから、傍観者も加害者の一部みたいに見えることもある。いじめる側に加勢するような傍観者の子もいれば、いじめをとめることができなかったというつらい思いをしている傍観者もいる。もしもそのときに命を断ったということになれば、傍観者も傷を負い、最悪のトラウマになってしまう。いじめのあるクラスで生活している子どもは、誰ひとり幸せではない!」

実際、小・中学生のときにいじめを傍観していたという高校生のアンケートで、行動を起こさなかった主な理由として多かったのが
「次の標的になるのがいやだから」 45%。

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また、自分がいじめられたくないという理由で傍観者の立場から加害者に加担してしまうケースも。
いじめた経験のある子どものうち、およそ半数が
「仲のいい友だちがいじめを始めたから一緒にやった」「流された」「ノリで参加した」 と答えた。


―――<実際、傍観者の立場から 加害者側に加担したあさひさん>―――

あさひさんが小学5年生の時、親友がいじめを始めて、クラスのみんなも加担した。
「汚い!」「汚い!」と一緒になって笑った。

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あさひさんは・・・
「自分がいじめ側に参加してるっていう意識は全然なかった。最初にやりだした子が、幼なじみだったのもあり、そこまで重くとらえてなかった。別にその子の事を特別嫌いじゃなくっても、クラスがそういう雰囲気で。周りの子も一緒になってたので、自分も流されてやった。」

その後、先生に呼ばれて、その時はじめて「人をいじめてしまった」と気づいたという。
中学生になったあさひさん、今度は一転、クラスの全員からいじめられることに。自殺を考えるまでに追い詰められ、病院のカウンセリングを受けて、いじめた時の自分とも向き合った。
傍観者、加害者、被害者を経験したあさひさんが、今思うことは・・・。

「自分の意思をちゃんと持っている人だったら、集団になって弱いものいじめはしない。自分が弱いからこそ、いじめをしてしまう。仲がいい子がいじめているからといって、流されるのではなく、やっていい事と悪い事の区別を最初に自分で考えてみるべきじゃないのかなと思っています。」


<ホゴシャーズの感想>

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・いじめるほうも軽い気持ちだし、いじめる側に逆らう事はすごくパワーがいることなんだ。どうしたらいいんだろう。
・たぶん1人じゃできない、悪い団結力。
・ノリでいじめなんて、やってもらいたくない。
・結束感が持てたと勘違いしているのかも。いじめているというより、気持ちいい感じになってしまうのかもしれない。
・集団って怖い。


<ホゴシャーズが子どもの頃の体験談>

・クラスの中で目立つグループと目立たないグループがあって、目立つグループのほうに所属していた。そのグループにはリーダー格の子がいて、だいたい誰かをいじめていた。成績がよかったり、おしゃれすぎたりすると、いじめにあう。自分は、そのグループにいる価値を感じていたし、下のグループに入りたくなかった。そこに属すために、リーダー格の子の顔色を毎日伺って、空気を読んで、頑張って立ち回っていた。
そうしないと、そのグループにはいられなかった。ある時、クラスの男の子に「お前、舎弟みたいだな。」って言われた。

・小学校の時にいじめられた時に、傍観者の立場の子から声をかけられた。「大丈夫?私はどっちの味方でもないからね」と言われて、すごく救われた。

・お弁当の時にはぶられた。4人グループで仲がよかったのに、3人が三角に机をあわせて、入れないようにした。その時に、一緒に食べようって1人言ってくれた子がいた。自分の中でヒーローだった。思うとすごい勇気だったと思う。


<子どもの頃、傍観者の立場の友だちから救われたというホゴシャーズ
では、自分の子どもが傍観者だったとき、親としてどう声をかけるのか?>

・助けてあげなさいとは言えない。子どもの頃見てきた情景が浮かぶので、子どもがいじめられる立場になる可能性があるなら、いじめをとめてほしいとは言えない。

・もしそういう状況になったら、そのいじめられている子にちょっと声をかけてあげてと言っている。学校で話しているところをいじめている子から見られたら、いじめられるかもしれないから、LINEでこっそり「大丈夫?」と言ってあげたら、と。

・私は娘に「絶対いじめの場面を見たらとめなさい!」と言っている。いじめられた子が、最悪の場合命を絶ってしまったらと思うと、自分の娘には申し訳ないけど、娘が辛い思いをしても、とめに入ってほしいと思っている。

・「ひどい場面とか見かけた時にどうするの?見ているだけっていうのもね」と娘に話したら、「何を言っちゃってるの?分かってないでしょ!私がそういうところで発言したら、どうなると思っているの!正義感を振り回している人あっという間にはぶられる。分かってない人は口出さないで!」と言われた。「それが正義だから、いじめをとめて」とは言えない。

そんな中、ホゴシャーズのカトレアさんは、お子さんに行動してほしいと話をしている。VTRで紹介した。


―――<傍観者の娘と向き合った母親>―――

カトレアさんの娘が、中学にあがってすぐのこと。
クラスに、いじめのボスととりまきの、3人組がいて、ある女の子をいじめはじめた。

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カトレアさんの娘は、いじめられていた友だちに「一緒にいてほしいと」頼まれ、断らなかった。
すると、カトレアさんの娘も、いじめられるようになってしまった。
クラスの後方から陰口を言われたり、ラインのグループで、悪口を書かれたりした・・・。

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娘さんは、陰口が聞こえてくるのがつらくて、昼休みは抜け出して、わけもなく靴箱を歩いたり、外に出たり、運動場を歩いたりしていた。お母さんはそんな娘の話を聞き、励ました。

母 「いじめられるからその子とつきあわない、というのではなく、娘が優しい気持ちで友だちと一緒にいたことは「間違いなかったよ」という話はしていました。」

夏休みが明けると、今度は一転、いじめた子が、いじめられるようになっていた。
それを見たカトレアさんの娘は「ざまあみろ」と思った。これを聞いて、お母さんは心が揺れたが、娘にはこう伝えた。

母 「助けようとは思わないのかな?クラスのみんなが1人の子を避けているのは集団いじめだよ。見ているだけでもいじめのうちに入るからね、覚えておいてね」

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お母さんは、いじめていた子を許せない気持ちもわかるし、思春期ということもあり、母の言うことを素直に受けとめてくれない年頃だとも思った。しかし「このまま大人になってしまうと、いい大人にならない」と思い、少しずつ少しずつ、娘の声を聞きながら「そうだよね」とまず言ってあげることを心がけていたという。娘をまずは受けとめて、それから話をしていった。
お母さんと何度もいじめについて話し合っているカトレアさんの娘さんは、
今、いじめについて、どんな考えを持っているのか聞いてみた。

娘 「いじめてる子に、ダメだよと言うことは難しいと思うんですけど、周りの友だちに誰々ちゃんいじめられてるんだけど、どうしたらいいと思う?と相談したり、先生にこっそり言いに行くことはできると思うので。まずはそこから始めたらいいと思います。」


<ホゴシャーズの感想>

・えらいと思う。そういう子が全体を変えていく力を持っているのかも。

・むやみに行動しないでほしいと思っていたけど、自分の子どもがちょっと勇気を出したことで、そんなに変われるんだったら、そうしたほうがいいと思った。

・私は正義感みなぎって、子どもに「いじめをとめなさい」と言っていたけれど、VTRを見たら、段階を経て、まず先生に相談してみて、あとは友だち同士で相談する場を繋いで。いいことの輪はどんどん広げる、そういう方法もあるんだなと思った。

・発展する前にとめれる力というのがクラスにあれば、1番みんな傷つかなくて、いい学生生活を送れる


<尾木ママは・・・>

・カトレアさんの聞き方が上手だと思う。いったん子どもの言う事を「そうね」「そうだよね」と相づちを打って、共感してあげる。聞いているだけではなく、共感することで、子どもに元気が出てくる。すると、お母さんの言うこともすうっと入ってくる。共感して心を元気にしてあげるというのが大前提で必要。親が正論ばかり言いづつけても伝わらない。

・いじめのあるクラスに生活している子どもは、誰一人幸せではない。いじめの怖さというのは、命に関わる問題。傍観者でいることは加害者のポジションにも立ってしまうかもしれないんだよという、その怖さを親から伝えなければいけない。

・いじめで傷つかない学校生活を送ってほしいと思うならば、そのために親が何をすればいいのか。しっかり親と学校が協力して、いじめ問題は学校で起きるんだから、家庭も頑張りますから、先生ももっと楽しい学級にしてください!と示すこと。先生に伝えるということがだいじ。学校とともにいじめが起きない環境作りに協力する姿勢を見せましょう。

・子どもの本当の願いは、「いじめられたら助けてよ」ではなく、「いじめが起きない環境を作って欲しい」ということ。

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<ホゴシャーズの感想>

・それが大人の責任ですね。親ができることって実はあまりないかなと思っていた。子どもの世界に大人の正義を振りかざしても、と。だけど、子どもの話を聞いて、正しい道や本筋はこうなんだと話しあうことで、子どものが考える力になったりするんですね。

 

(ディレクターK)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年04月15日 (土)

わが子がいじめ加害者になったとき・・・ <番組内容>

今回のテーマは「わが子がいじめの加害者になったとき」。
ホゴシャーズと、子どもが加害者になってしまった母親(オレンジさん)で考えた。

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実は、加害者の立場の子どもは、自分がしたことをいじめだと認識していないケースも多く、母は困惑する・・・

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<オレンジさんの娘のケース>

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一度目は小学校2年生の時。
仲よくしていた友だちのお母さんから、娘に対して苦情の電話があった。
「うちの娘が言うことを聞かないと、お宅の娘さんからしつこく暴言を吐かれ、叩く。
「一緒に遊ばない」とか「一人でいればいいんじゃない、もう誰も話さないよ」とか脅すような言い方をされています。」

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娘に聞いても「そんなことしていない」という回答。
いつも遊んでる仲のいい友だちだったし、娘を信じたい気持ちもあり、このとき母は、娘が仲のいい友だちとケンカをしたのだととらえた。

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しかし、その3年後・・・
小学校5年生の時、別のお母さんから電話があった。

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「うちの娘がお宅の娘さんから、給食で嫌いなものを無理やり食べさせられたり、「嘘つき!」「裏切り者!」と言われて叩かれることもあるそうなんです。もう学校に行きたくないと言ってます・・・」

オレンジさんは、同じことが前にもあったこともあり「本当にやってるんだ・・・娘がいじめている・・・」と受けとめた。

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担任の先生に事実確認をしようとしたが、
「こちらも事実確認がうまくできないので、お母さんたちにまかせます」と言われてしまった。
そこで、一緒に遊んでいる友だちに確認。
どうやら事実だとわかってから、娘と話をした。

オレンジさんは、遠まわしに言うのはやめようと思って
「だれだれちゃんのお母さんから電話があったよ。叩いたり、嫌な事させてたりとかやってるんでしょ?
もう学校にも行きたくないって言ってるし、そういうのはいじめじゃないの?」と言ったら・・・

娘から
「いじめじゃない!嫌いだからやるからいじめなんでしょ。だって私はその子のこと、大好きだもん。
約束してたから嘘つきとか、裏切ったと言っただけなのに、それがいじめだと言うのなら、もう私何も言えないんだって。ケンカもできないじゃない!」
と言われてしまった・・・

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「いじめ」のつもりではないという、娘の予期せぬ意見に、オレンジさんは娘との認識の違いを感じて、その日はいったん話を終わらせた。

数日考えたオレンジさんは、後日、娘にこのようなルールを提案した。

1、イヤだと言われたら、しつこくしない。思い通りにしようとしないこと
2、どんなに腹が立っても、叩いたり、手を出したりしないこと

その後、娘は友だちと和解して、相手との距離感をはかれるようになった。

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【仲のいい友だちをいじめてしまうケースについて・・・スタジオホゴシャーズの意見】
・お子さんの性格でぶつかり合いながら仲よくしていきたいという子もいるんだなと知った。
そういう子もいるし傷つく子もいるので、親として色んな子がいるということを子どもに教えるのが大事なのかなと思った。
・自分ではそんなつもりなくても、相手が嫌がったことはいじめなんだなと思った。

【尾木ママのアドバイス】
・小学生は1対1のトラブルが多い。集団になるとまた全然質が変わるが「相手がいやがっている」など、人の気持ちが分かる子に育てるということがポイント。幼児期の保育園や幼稚園から意識することが大事。
・自分の言いたいことを伝える際、表現の仕方や、相手にきつ過ぎた時には言い方を変えることを教えましょう。
そうすると、子どもが人間力を増します。

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【子どもが「叩いたりしていない」と言った時の親ゴコロ・・・スタジオホゴシャーズの意見】
・信じてあげたいとも思う。わが子の言い分も受けとめたくなるのは分かる
・親が子どもの味方をしなかったら孤立無援になるから、責めればいいというわけではない。
・自分は敏感に反応するタイプなので、自分の娘を悪い方に取るかも。
娘が、自分をフォローしたがったり、親に嫌われたくないという思いから嘘をついてる可能性もあるので、その嘘を見抜いてあげなければいう思いもある。
・嘘を見抜かなければいけないけど、ただただ疑うわけにもいかない。

【ルールづくりについて・・・スタジオホゴシャーズの意見】
・抽象的に気持ちを我慢しようというのではなく「手を出さない」など具体的なところが子どもに分かりやすい。
・これをやると、子どもが人間的に成長できるのでは。

【尾木ママのアドバイス】
・ルール化は大事。
・わが子が加害者でもまずはいったん子どもの気持ちに寄り添ったのはいい。
・理想から言うと、1回目の、小2の時に、友だちに聞くことをすればよかった。
また、その時は、ルールづくりまでいかなくても、人の気持ちが読める子、分かる子に育てる=「共感力高い子に育てる」ことを意識して話すほうがよかった。
そうすると、子どもが「相手が嫌がってるな」と気づいて「好きでね、嘘つきって言っちゃったけど、ごめんね、そういう意味じゃないのよ」とその場でお詫びをしたりできる子どもになる。


【オレンジさんのケースについて・・・尾木ママの見解】
・本来、このケースは先生が間に入るべき。
「事実確認ができないから親同士でやってください。」なんていうのは、職務放棄!
親も「学校で起きてるんですから。学校が一番責任持ってもらわないと」という意識を持っていい。

また、番組では、このあと、いじめ加害者の男子の気持ちを紹介。
小学校の時にクラブ活動で責められることでストレスを受けていたが、
そのつらさを親に受け止めてもらえず、いじめることで発散していたケースをVTRで見た。

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【子どもが部活などでストレスを抱えているときに、いじめてしまうケース・・・尾木ママのアドバイス】
・親が「もっとがんばりなさい」「みんなも辛いんだから」と上から発言するのではなく、まずは聴くのが親の仕事というのを意識しましょう。
そうすると、うちの子はこんなふうに深く考えるんだなとか、下級生のことも考えてこんなふうに発言したんだなとか、いろいろ見えてくる。
・ストレスを解消する方法として、スポーツや絵を描くこと、アイドルの追っかけをするなど、どうすればいいのかを教えるのが大人の知恵。学校も、先生の指導力が入ってこそ、豊かな人間の集まりになる。

【子どもをいじめ加害者にしないために・・・尾木ママのアドバイス】
・親が、わが子を他人と比較したり、競争的なところに巻き込まれてしまうとダメ。
わが子だけに限定して見ること。「1年前より、すごく上達してると思うよ」などと、子どもが自分に自信を持てるようにしていきましょう。
・加害者の親はいじめに気づきにくいもの。小さなトラブルからしっかり目を向けましょう。

(ディレクターK)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年04月08日 (土)

自分で勉強する子に育てたい <番組内容>

「親から言われる前に自分で勉強して」!多くの親が持つ悩みだ。
ホゴシャーズも「高校受験を控えていたのに、アイドルに夢中で勉強しない」「提出物を出さないせいで、成績が下がった」など切実な悩みを抱えていた。

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【受験までに時間は限られている…親は心配】
イタチさんは高校受験を見据え、中2の娘に対して毎日2時間ほど勉強を教えている。しかし娘はなかなかやる気にならない。
受験や進級というタイムリミットがあるからこそ子どもが後悔しないよう親として懸命にサポートしているのに、なぜ子どもは積極的に勉強しようとしないの?

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【親が手をかけすぎると、子どもはやる気にならない!?】
テストなどのたびにご褒美をあげることで、中2の娘をやる気にさせているホゴシャーズがいた。
コツは今欲しがっている “旬のもの” をきちんと把握して与えることだという。

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しかし、尾木ママは「お金や物をあげる」ご褒美作戦には基本的に反対。
テストや成績の “結果” に対して「物」を与えるより、努力した “過程” に対して褒め「言葉」をかけることで親子関係を築くべきだという。
さらに、子どもが自分で勉強しないのは「親が手をかけすぎ」だからとズバリ指摘。「勉強しなさい」と言うのではなく、「いつ勉強するの?」と子どもに予定を聞くほうがよいという。しかしホゴシャーズは「子どもはいつまでも勉強しない」と、すぐには納得できない様子。
その中で、ウニさんは「あきらめるという覚悟が必要」と語る。実はウニさんも、娘2人が中学受験をした時は、オリジナルノートを作ったり勉強のスケジュールを細かく決めるほど手をかけていた。しかし受験直前に次女のやる気がダウン。「今までやってきたことが全部むだになっちゃうよ」といくら言っても響かなかった。
そんなある日、心配した塾の先生が電話で母親と会話しているのを次女が聞いていた。信頼する先生も母と同じことを言っていると気付いた次女は、事態の深刻さにハッとした。さらに、受験の先輩である姉がこっそり「お母さんはいろいろ言い過ぎ。きっと受かるよ」と手紙を渡していた。すると翌朝から勉強し始めたのだ。その姿を見て、ウニさんは「親はやる気を引き出せないこともある」と実感。以来できるだけ子どもを見守るようにしていると、子ども自身が「勉強やらなきゃ」と気付くようになった。

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この話のポイントは「お母さんはいろいろ言い過ぎ」と共感をしてくれる存在がいたことだと尾木ママ。やる気をなくした子どものつらさに共感する存在としては、父親が母親ではなく子どもに直接声をかけることも大切だと言う。

しかし見守ることが自分に出来るのか…と悩むホゴシャーズ。「見守る」つもりが「見放す」ことになってしまわないか。内申点があるので「受験直前に頑張ればいい。やる気が出るまで放っておこう」とは思えない―――そんな不安が飛び出す。


【どうしたら子どもをやる気にさせられるか?】

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子どもの自立に悩む親をサポートしているNPO法人の菅原裕子さんによると、子どもが勉強に対してやる気になるには、以下のことが重要とのこと。

①親が子どもよりやる気にならない…
やる気になった親の期待はいつの間にか上昇し、「もうこれ以上できない」と子どものやる気を削ぐ結果に。

②子どもが夢中になっていることを制限かけずにやらせる…
どんなことでも「やる気を持ってやってみたら何かが手に入った」という達成感を味わえば、次のやる気が育つ。

尾木ママも「親が下から子どもを支えていれば、達成感は100%子どものもの。しかし、親が上に立ってしまうと、子どもにとって “親が望んでいることが出来た” というだけ」と指摘する。
勉強へのやる気がなくて困っていると言っていたイタチさんも、「娘はバドミントンに夢中。少しずつ上手になっていくことがうれしくてはまってしまった」と、娘の “やる気” について気付いた様子。またインコさんは「中3の息子は野球観戦が大好きで、それに対するやる気はずごい。そのスイッチが入れば(勉強でも)すごいのかも」と語った。
最後に尾木ママは、「興味関心を持ったことをとことん突きつめる能力こそが “学問”。その方法論を知っていれば、勉強など他の分野に応用できる」とアドバイスした。

(ディレクターS)

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