2017年3月

2017年03月17日 (金)

母たち困惑!男子の性教育 <番組内容>

今回は息子を持つ母たちのお悩みをもとに、ホゴシャーズ、尾木ママ、そして性教育の研究家である村瀬幸浩先生と語り合う「男子の性教育」がテーマ。

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<悩みを相談する母と、尾木ママ、村瀬先生>


まず1つ目のお悩みは・・・
「パソコンの履歴で、小学生の息子がアダルトサイトを見ている事が分かりました。
見てほしくないと伝えたいんですが、親が見ていると知ったら息子も嫌だろうなと思うと、話をするかどうか悩んでしまいます。」

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尾木ママはこう警鐘を鳴らした
「昔の「ビニ本」「エロ本」と呼ばれていたアダルト雑誌などに比べ、最近のアダルトサイトの映像は、刺激が強い内容。

そのインターネットで知識を得ていく子が青年になってくるんですよ。性の知識がゆがむ!若者の性離れも深刻!」

番組アンケートによると、男子の約7割が高1までにアダルトサイトを見ており、その内容から、性の知識を得ているという回答だった。 

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<村瀬先生の見解は・・・>
★アダルトサイトの映像は、大人の男が興奮するための、妄想の世界。

 現実的ではない、アブノーマルで禁断の関係も映像化している。
★いきなりいいなりにさせるよな力関係が一方的なもの支配する、命令する、もてあそぶ、とい暴力的なものも多い。
★その作らせた世界を子どもが見てしまうと、歪んだ性の知識を得たり、現実と混同してしまう可能性があり、非常に危険。
★中学校半ばぐらいまでは、歪んだ人間観を育てる心配もあるので子どもにアダルトサイトは見せたくない

子どもに伝えるべき性は、お互いを大切に思い、尊重し合う世界。
子どもは、インターネットで規制をかけても、好奇心で見てしまうもの。
見てはダメというのではなく、人間関係も含めて性の楽しさや難しさを親や学校が子どもたちに伝えること。
アダルトビデオの世界は、作り物でお金で演技しているものだいうことを「見分ける力」を子どもにつけることを考えていきましょう。

―――

2つ目のお悩みは・・・
「小5の息子に精通が来ました。
精液がついたパンツを見て動揺してしまい、つい「汚いパンツは別の洗濯カゴに入れてね!」と言ってしまったのですがどう話せばよかったでしょうか?」

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これに対し、スタジオの父親ホゴシャーズは「精通に関しては母親とは話をしたくない」という男心を語った。

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<村瀬先生の見解は・・・>
★「汚い」という言い方はやめてほしい

★女の子の月経の「汚物入れ」についても性交や性器や性に対して、ネガティブなイメージをすり込んでしまう。
★実は、男子は、体の変化(射精の回数やにおいなど)について悩んでいるがそれを「誰にも相談できない」という意見が7割を占める
★そこで、男性陣(父親や、親戚、知り合いなど)があらかじめ訪れる体の変化について、話してほしい
★声変わり・発毛・精通がある頃から、息子は母親を「女性」として認識するもの。
★母親(異性の親)は精通・射精については近づき過ぎて、詮索するのはやめたほうがいい
★母親が息子との距離感を変えなければ、性的自立ができない

精通という身体の変化があると、機能・考え方が、性的に変わる。
声変わりや発毛が見られたら、異性の親は、一緒にお風呂に入ることや同室での就寝は敬遠しましょう。

―――

3つ目のお悩みは・・・
「息子が、友だちとコンドームに水を入れて遊んでいたと聞き、性についての悪ふざけ、エスカレートが心配です。親が叱るべきでしょうか?」

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<村瀬先生の見解>
★コンドームに水入れて遊ぶのは、ふざけっこ。なにやってんの!と一言ぐらいのことでいい

★注意しなければならない「悪ふざけ」は「お互いがパンツ脱ぎ合ってふざけ合ってる」というのではなく、「脱がせられる人・脱がせる人に縦関係・攻撃性」があるかどうかされた側は屈辱感から人生観が歪んでいくことも
★女の子と違って男の子の場合、「パンツを脱がされたぐらい・・・」と先生や親に軽視されることもあり、大人には言わないケースも。
★しかし、下着で覆っている部分(カラダのぷらーベーとな部分)への理不尽な侵入・攻撃は、「人権侵害」、「性的いじめ」になる。
これは子どもにとって、親が想像する以上に深刻な屈辱感とかコンプレックスをうみだす可能性がある

カンチョーやパンツ脱がしも、顔が笑っていても、される側は心を痛めます。
親が見逃すことなく、アンテナを張りましょう。

性を、セックスとかいやらしいものというイメージを持ってしまうと、子どもと話せなくなってしまします。
子どもと話すときは下記の2つをキーワードにしてみて。
1、「健康」・・・健康な生活、健康な人生をあなたに歩んでほしい、と子どもに話す
2、「人権」・・・他人の人権を侵さない、自分の人権に対しても侵害された場合は抵抗できる力を持つよう育てる

(ディレクターK)

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年03月10日 (金)

親のがん どう伝える? <番組内容>

2015年、国立がん研究センターは、日本で初めて「がん患者とその子どもの人数・平均年齢(全国推定値)」について 調査結果を発表した。
1年間に新たにがんと診断される人は、およそ86万人。
そのうち、18歳未満の子がいる患者、つまり “子育て世代” の人は5万6千人いることがわかった。
実に、15人に1人の割合だ。

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【もし “がん” と言われたら どんなことに悩む?】
がんと診断されたら、今まで想像もしなかったような悩みが重くのしかかってくる。
番組アンケート(ホゴシャーズ80人が対象)で
「もし、がんと言われたら、どんなことに悩むか?」聞いてみると…
・がんを受け入れられない
・家庭が心配
・仕事・収入はどうする?
・子どもにどう伝えるか?
という悩みが多く寄せられた。
病気そのものや家庭、経済面の悩みと並んで「子どもにどう伝えるか?」ということも、子育て世代にとっては、実は大きな悩みなのだ。

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【 “伝えられない” 親と子のすれ違い】
ホゴシャーズのリスさんが乳がんと診断されたのは9年前、2人の娘は、小学4年生(長女)と5歳(次女)だった。
リスさんは「子どもに余計な心配をかけたくない」という思いから、がんのことを伝えられなかった。
しかし、長女は当時、母の異変に気がついていたという。
「自分がいい子にしていないから(本当のことを)言ってくれないのだ」と思っていて、漠然とした不安を感じていたという。

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4年前に大腸がんと診断されたホゴシャーズのネクタリンさんも、つい最近まで、子どもにがんのことを隠し続けてきた。
がんになって以来、手術の傷を見られたくないと、子どもと一緒にお風呂に入るのをやめた。
ところが “お風呂に入ってくれなくなったママ” のことを、子どもが友だちのお母さんに相談していたことを知る。
子どもは、大人が想像する以上に敏感で、親が知らないところで傷ついてしまうこともあるのだ。

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【子どもに “がん” を伝える】
リスさんが、子どもにがんのことを伝えられたのには、あるきっかけがあった。
それは、病院で開催されていた「患者サロン」に参加したこと。
がんになったことを受け止められなかったリスさんは、他の患者たちが明るく・元気に過ごす姿を見て、がんと正面から向き合う覚悟を決めた。
子どもにがんのことをどう伝えればいいのか専門家に相談、がんと診断を受けてから1年半後、子どもにがんのことを伝えることができた。

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【医療ソーシャルワーカー・大沢かおりさんのアドバイス】
子どもにがんのことを伝えるときのポイントは、この3つ。
・「がん」という病名を隠さない
・「がん」はうつらない(うつる病気ではない)
・「がん」になったのは誰のせいでもない
子どもに、つらい思いをさせてしまうかもしれないが、事実を正直に伝えることで、子どもは、初めて病気を受け止めることができるようになる。
“子どもにどう伝えればいいのか?” 迷ったときや困ったときには医師や看護師などに相談を。
医療従事者に相談すれば、個別のケースにあったよりよい伝え方を一緒に考えてくれる。

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【 “がん” は 生き方や家族のあり方を考え直させてくれる病気】
「生き方・家族のあり方を見つめ直させてくれるのが、がんという命が危険にさらされる大きな病気の特徴かもしれない」と尾木ママは語る。
5年前に大腸ガンと診断されたホゴシャーズのカツオさんも、がんになったことで人生観が変わった1人。
がんになる前は、土日も働くほど仕事熱心で、家族と過ごす時間はほとんどなかったが、今は、子どもと過ごす時間を大切にしている。

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がんが見つかってから9年、ホゴシャーズのリスさんは、2人の娘とうまく家事を分担しながら、明るく、がんと向き合って暮らしている。
「今を大事にしよう。今を大事にすれば、明日がちゃんとやってくる。」
リスさんの言葉に、1日1日を精一杯生きる“家族”の力を感じた。

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(ディレクターO)

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2017年03月03日 (金)

思春期に効果あり!?季節の行事 <番組内容>

忙しいとついおろそかになりがちな季節の行事。
でも、やらないなんてもったいない!
尾木ママによると、行事を大切にしてもらっている子どもは “育ち方までひと味違う” という。それって一体どういうこと?

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【行事をするメリットって?】
家庭で行事をするメリットについて、日本の伝統行事を研究している和文化研究家の三浦康子さんに話を伺った。
☆家庭の行事は家族に幸せや健康を願う気持ちを形にしたもの。行事をすることで、子どもに愛情を伝えることができる。
☆子どもは成長し、親から離れていくが、行事は毎年続いていく。行事がめぐってくる度に、子どもは親と過ごした時間を思い出し、絆を再確認することができる。行事が親と子の絆を深める “思い出ボタン” となる。

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【行事をするメリット 尾木ママによると・・・】
★行事を大切にしてもらっている子どもは、親の愛情がしっかりと伝わっていて、教師の目からみても安心感がある。だから、“育ち方がひと味違う!” と感じさせる。
★ “思い出ボタン” は道を外れそうになった子どもを救う効果もある。教育現場では、親に愛された記憶を呼び覚ますことで、子どもを矯正していく。
★伝統行事の意味を知ることが大切。日本の歴史や文化を学べるチャンス!
★ハロウィンやクリスマスなど外国由来の行事も意味を調べてみて。他国の文化の理解につながる。


【忙しくてもできる!無理しない行事の楽しみ方って?】
チワワさんの母親は行事を完璧にこなす人だった。でも、チワワさんは行事が楽しくなかった。その理由は・・・仕事と家事の合間を縫って行事の準備をする母親はいつもイライラ。常に怒っていたという。
母親を反面教師にしたチワワさんがたどりついた “チワワ家流の行事” 。それは、無理をしないこと。行事食は手作りにはこだわらずスーパーで調達。飾りも大袈裟にはせず、近所の100均で購入している。それでも、チワワさんの愛情は子どもに伝わっている。
「行事をしてくれてうれしい。家族のためを思ってやってくれてるんだなぁと感じる」と中3の娘・さくらさんは語る。

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【無理せず “自分流” 尾木ママのアドバイス】
今の親は忙しい。行事を完璧にやるのは無理!手を抜くところは抜いていい。
ただ、行事食や飾りの意味はちゃんと考えて。日本の伝統文化や昔の人の願いがこめられたもの。自己流にアレンジしすぎるのはNG。

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【思春期の子どもが行事をイヤがる!】
イタチさんには中1と2歳の娘がいる。“2人にできるだけ多くの共通の思い出をもってほしい” と頑張って行事をしている。そんなイタチさんの悩みは思春期を迎えた長女が行事をイヤがること。クリスマスプレゼントも欲しがらず、ハロウィンの仮装は拒否。「一生懸命準備をしているのに悲しい」と語るイタチさん。一体どうすればいいの?

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スタジオでは、イタチさんの長女みうさんの本音が・・・。
「お母さんが自分たちのために一生懸命行事をしてくれているのはわかっているし、うれしい。だから、行事は続けてほしい。でも、正直行事はつまらない。予定調和だと感じる」。


【思春期の子どもと行事を楽しむには?】
<尾木ママのアドバイス>
思春期の子どもが行事をイヤがるのは正常な成長の証。一緒に楽しむには、子ども扱いはNG。企画から考えさせるなど行事をプロデュースする側に立たせて。子どもと一緒に行事を作り上げることを意識しよう。
<和文化研究家・三浦康子さんからのアドバイス>
どうしても思春期の子どもが行事にのってこない場合は、親が行事をする背中をみせるだけでも効果がある。子どもを思う気持ちは必ず伝わる。
反抗期で親子関係がこじれている時こそ、行事が愛情を伝えるチャンス!子どもが思春期を迎えても、ぜひ行事を続けてほしい。

 

(ディレクターS)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


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