2016年11月

2016年11月18日 (金)

子どもにペットをせがまれたら? <番組内容>

子どもたちが欲しがるペット。おねだりされたらどうする?

番組が行った街頭インタビューでは、多くの子どもたちが「ペットが欲しい!」と答えた一方で、保護者は「世話が大変そう」などの理由でペットを飼うことをちゅうちょしていた。

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そこで、ペット大好きな保護者から、ペットを飼うことをちゅうちょするという保護者にスタジオへ集まってもらい、ペットについてとことんトークした。


【ペットは子育てに役立つ?】
ペットをちゅうちょしているホゴシャーズからは
・「ペットを飼うと家の中をめちゃくちゃにされそう」
・「(保護者自身が)生き物が苦手だからぬいぐるみでごまかしている」という意見が出た。

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一方で、ペットを飼ったことで「子育てにメリットがあった」と感じているのがあめんぼさんだ。
あめんぼさんの家は男の子3人兄弟(4年生/年長/1歳)。カブトムシや金魚、猫、犬を飼っている。

【子どもの成長を実感①】
れん君にとって初めて飼う犬・サラ。れん君は最初、サラとの接し方が分からずあまり世話をしなかった。一方で、サラと一緒に遊びたかったれん君は、サラが自分を避けることを不満に思っていた。
そこで、あめんぼさんは「犬は世話をしてくれる人のことが好きになるんだよ」と教えてあげた。以来、れん君はサラに好かれたいと、自分から世話をするようになった。

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【子どもの成長を実感②】
れん君はゲームが大好きで、夢中になるとお母さんの声も聞こえなくなるほどだ。
そんなゲームのせいで、れん君とサラは苦い思いをしたことがある。散歩の時間になり、サラがトイレに行きたがったが、れん君はそれを無視してゲームを続けた。するとサラは我慢できずに、廊下で粗相をしてしまったのだ。廊下の隅で悲しい顔をしてうずくまるサラを見て、責任を感じたれん君。それ以来、サラのためならばゲームを中断して散歩に行けるようになった。

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一方で、ペットを飼っても「子どもが世話をしなくなるのでは」と心配するホゴシャーズも少なくない。
息子の希望でザリガニを飼ったが「臭いから触りたくない」と言い世話をしなくなったという体験談もあった。
ペットを飼っているホゴシャーズからは、親がペットの世話をしている姿を子どもに見せることで、子どもも自然と世話を始めるのという意見が出た。

さらにペットには、家族の人間関係をスムーズにしてくれるという魅力もある。

セントポーリアさんの息子(小3)はギャングエイジに入り、親子の距離が少し開き始めていた。しかし、メダカを飼い始めてからは、小さな命を育てるという共通の目的ができて、親子の絆を深めてくれたと実感している。

アボカドさんの家では、アボカドさんが怒ると家の中が凍り付くような冷たい空気が流れるが、そんな時でも猫はおかまいなく、「遊んでくれ」と言ってくる。人間同士だと空気を読んで声をかけられない時でも、猫の気ままさに助けられることがあるという。

尾木ママも「ペットは教育効果は絶大!」と太鼓判を押す。ただしペットの効果は、人間とペットが信頼し合い、お互いに幸せであることが前提。厳しくしつけようと叩いたりするとペットはおびえる。その姿を見て、子どもも心を傷つけるおそれがあるから気をつけて!

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後半、トークはペットを飼うと避けて通れない「死」についてうつっていく。

からすさんは今、長年連れ添った犬・マロンの介護をしている。
マロンは16歳になり、失明し、耳も聞こえなくなった。餌を食べることから、階段を下りる時まで、あらゆる場面で介護を必要とする。娘・かりんちゃん(小4)も介護に進んで参加いている。食事のサポートや散歩の付き添いをする。かりんちゃんは介護をしてマロンの老化と向き合う一方で「私が死ぬまでずっと一緒にいたい」と言っていて、マロンの寿命を受け入れることができていない。

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からすさん自身にとっても初めて経験する愛犬の死。どう向き合っていけばいいか悩んでいる。

子どもの心の発達とペットの関係に詳しい帝京科学大学の濱野佐代子准教授は、「ペットロスを経験する子どもをサポートするには、家族で一緒に悲しむことが大切。悲しいからと言って『その話はもう聞きたくない』と言ってしまうと、子どもは悲しむことが悪い音だという風に思ってしまう。親は取り乱してもいいので、一緒に泣いたり話したりして悲しみを共有することが大切です」と言っている。

尾木ママは「かりんちゃんの場合、命が亡くなる老いるっていうことにもずっと付き合っている。だからすごく深い命の重みとか、命がなくなるっていうことの意味が立体的に感じているように思います」とコメント。
「老いるっていう意味、なかなかわからないんですよ」と言う。

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【尾木ママのアドバイス】
・生き物との触れ合いで子どもの心は豊かになる
・子どもが世話をしないときは、親が率先してやってみせよう。
・ペットが飼えない時はふれあい動物園などを利用する方法も

  

(ディレクターK)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2016年11月11日 (金)

子どもの"ウソ" <番組内容>

番組アンケートによれば、およそ半数の家庭で子どもの“ウソ”について悩んでいるという。
スタジオには、ささいなウソで困っている親、深刻なウソで悩んでいる親、ウソも成長の証と考える親が集合し語り合った。

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【困っています わが子のウソ~ダリア家の場合~】

・ダリアさんの娘、小学校2年生のあやのちゃんは毎日のようにささいなウソをつく。
・あるとき、意味のよくわからないウソをついた。
それは、「リレーの選手になったよ!補欠じゃなくて」と言ったのに、実は補欠だったということ。
・尾木ママの見解は「3歳~7歳くらいまでは、夢・希望と現実がこんがらがり、なりたいと思っていたことをそのまま言ってしまう」こともあるとのこと。

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【ホゴシャ~ズがお困りのいろいろなウソ】

・圧倒的に多かったのが、宿題を「やった」と言って、やっていないということ。
他にもさまざまなウソが・・・
・テストが返ってきているのに「返ってきてないよ」と言って悪い点数を隠す。
・スライスチーズと味付けのりを数か月間隠れて食べ続け、「食べていない」と言い張る。
・お友だちと出かけるときに、行き先を偽る。
・三者面談があるのに、保護者には「今回は二者面談だよ」と言い、先生には「お母さん忙しくて来られません」と言う、などなど。


【深刻なウソに困っています~ガーネット家の場合~】

・ガーネットさんの悩みは、小6の長女が4年前、近所のスーパーで文房具を万引きしてしまったのに「知らない」とウソをつき続けたこと。それ以来娘を信じられなくなり、娘とどう向き合えばいいのか、そして娘を信じられない自分にも悩んでいる。


【児童精神科医 石川憲彦さんのコメント】

ガーネットさんの悩みついて専門医はきちんと自分の気持ちを子どもに伝えることが重要だという。
・親にとって万引きはショックな出来事だが、小中学生の万引きのほとんどは、当人にとっては遊びの延長。
・自分の行為が、どんなに大変な結果をもたらすか、親がどんなにショックを受けているかを、きちんと伝われば大抵は解決する。
・罰を与えたり脅したりするよりも、きちんと伝えることが大事。


【ウソをつくのはどんなとき?どうして?子どもたちにインタビュー】

街で子どもたちにウソをついてしまう理由をたずねた。
・兄弟げんかしたとき~ 自分が先に悪いことをしたのに、兄が先に悪いことをしたとウソをついて、母にかばってもらった。
・テストの点数が悪かったとき~ ちょっと点数を上げて母に報告。
・厳しい親に対して
~ 夜遊んではダメと言われているので、「塾にいく」とウソをつき遊びに行った。
~ 遊びに行くときに「どこに行く?何しに?」といろいろ聞かれ、うっとおしく思い、ウソをついた。


【「ウソをついてほしくない」~親の気持ちは子どもに届いている?】

・5カ国の国際比較調査によると
日本は他国に比べ、親の気持ちが子どもにきちんと伝わっていないということが浮き彫りとなった。

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(例)
「母親からウソはダメとよく言われている」
日本16%、韓国42%、アメリカ50%、イギリス49%、ドイツ32%

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【よいウソもあるのでは?】

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・うめさんの長女(小3)は、「弟を起こしてきて」と頼まれると、起こしに行ったふりをして、実際には起こさずに「起こしてきたよ」とウソを言う。
それは弟がまだ眠たそうにしていて、休日だったので、時間もあり、寝かせていてあげたいと思ったから、とのこと。
・「ウソはよくない」からと、注意すべきと思っていたうめさんに対し尾木ママは、こんなアドバイスを。
「“優しくてお姉ちゃんすてきだね”とほめてあげた方がいい。そうすることによって、今度から“寝ていてかわいそうだから起こせなかった”と真実を言うかもしれない」 

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【尾木ママのアドバイス】

・ウソそのものより、ウソの背景を見ることが大事
・ダメなウソはダメと伝える
・余裕を持ってみれば、ウソも成長の肥やしになる

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(ディレクターA)

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


2016年11月04日 (金)

PTAやりたい?やりたくない? <番組内容>

番組で行ったアンケートによると、「PTA活動をやりたくない」と答えた人はあわせて86.3%(全国の小中学生を持つ保護者300人が対象)。 

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スタジオには「PTA活動を二度とやりたくない」「やったことがないけど不安」「やってみたら楽しい・ためになった」という、3つの立場のホゴシャーズが集合。

「二度とやりたくない」と語るホゴシャーズの体験から見えてきたのは、PTAに潜む“強制力”。
近年「子どもの数が減った=PTAの担い手である保護者の数が減った」にも関わらず、PTA活動の量が変わらないか増えているという現状があり、活動をこなすために「全員強制的にやらせる」ことに。
この強制力が、PTAへの不満の原因となっていた。

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一方で、「PTAが楽しい・ためになる」と感じる人は、「地域のさまざまな人と出会える」「先生や子どもとの距離が近くなる」というメリットがあるという。その中の一人、フラミンゴさんは現在中学校のPTA書記。小学校時代も含めて、過去に何度もPTA役員・委員を引き受けてきた。その中でフラミンゴさんが「PTA活動を楽しくやるポイント」としてあげたのが3つ。

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【PTA活動を楽しくするポイント①~例年通りをやめる~】
小学生のPTA主催「先生の歓送迎会」では例年参加者が集まらず、役員が保護者にお願いしてなんとか集めていた。
参加者が集まらないのは「儀式のような堅苦しい式」のせいではないかと考えたフラミンゴさんは、内容を一新。
会費を1000円から500円に下げ、先生へのインタビューを取り入れたり、楽しい雰囲気作りに努めた。結果かなり盛り上がり、次年度の歓送迎会は参加者で満席になった。

【PTA活動を楽しくするポイント②~適材適所~】
小学校で卒業対策委員長を引き受けたフラミンゴさん。
くじ引きで決まった他の委員は、謝恩会準備の会合になかなか出席できず、全員がそろうことはなかった。
そこで会合をやめ、「委員一人ひとりに得意なことを割りふる」ことに。
デパート勤めの人は卒業記念品を選ぶ、人材研修の講師の人は当日の司会、事務仕事の人は経理…といった形だ。
謝恩会は大成功した。

【PTA活動を楽しくするポイント③~やりたい人がやる~】
中学校で広報委員長になった時、それまでの広報誌を変えようと考えたフラミンゴさん。
委員18人中土曜日の編集作業に参加できるのは6人だけだったが、やりたい人がやればいいと考え、6人で編集作業を行うことに。参加できない他の委員とは、LINEを使って進捗状況や意見交換を行った。

【尾木ママからのアドバイス】
そもそもPTAは「任意」で行うもの。アメリカでのPTA活動(PTOという場合も)は、やりたい人がやりたい期間だけ自由に参加し、参加できない人は寄付するという自由なスタイル多いが、それで活発に行われている。「任意にすると、やる人がいなくなってしまわないか」という不安もあるだろうが、やりたい人がやりたいこと・できることをやるほうがPTA活動は広がっていく。

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【PTAに関する著作や記事を書いているライター・大塚玲子さんのアドバイス】
・仕事のスリム化…担い手の保護者が減っている中でPTAの活動量が変わらないままでは、強制力が働いてしまう。それを変えるために仕事の「スリム化」が必要。思いきって「やめてもいいのでは?」と口に出せば、賛同者が見つかることも多い。アンケートを行うのも効果的。

・父親参加…「母親は仕事を休んででもPTAをやるべき」でも「父親は仕事があるからPTAをやらなくてもいい」となるのは、母親だけに強制力が働くから。母親同士のしがらみから自由な父親が増えることで、それまでのPTAに風穴があく可能性大。

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(ディレクターS)


 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54 | カテゴリ:番組内容 | 固定リンク


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