2022年02月12日 (土)

努力してほしい!<番組内容>


スポーツでも、勉強でも、子どもには目標に向かってコツコツ努力してほしい
親としてはそれが理想だけれど…

82501.jpg

 

「なかなか努力してくれない」「努力したのに結果が出なかった…」といったホゴシャーズの声も。
今回はそんな“努力”に関するお悩みについて考えていく!ゲストは、井上咲楽さん。

82502.jpg



◆ホゴシャーズのお悩み[1] 「努力してほしい!」

ポピーさんは、息子のりょうまくん(小3)に努力してほしいことがあるという。
それは「漢字の練習」。3年生になると難しい字も増えて、覚えるのが結構大変…。
だからこそポピーさんは、毎日コツコツ努力を続けることが大事だと思っている。

82503.jpg


りょうまくんは、漢字のプリントを冬休みの間1日1枚することになっていたが…
なかなか身が入らない。

りょうまくん「頑張りたいとは思ってるけど、難しい…」

ポピーさんがりょうまくんに努力をしてほしいのは、将来のためを思ってのこと。
「中学受験や、高校受験、さらには将来やりたいことができたときのためにも、それが実現できるように、できる限りの自分を伸ばす努力はしておいて欲しい」



◆努力してほしい!そのためには…
一体どうすれば、子どもが自分から進んで努力をするようになるのか?

アドバイスを聞いたのは、「教育系ユーチューバー」葉一さん。 

82504.jpg

塾で教えていた経験を生かし、小中学生向けの授業動画や保護者向けの動画を配信している。

3つの大事なポイントを教えてくれた。

まずは、「量を減らす」
苦手なことは大人でも子どもでもやりたくないもの。たくさんの量をはじめからやらせようとしても、子どもはやる気がそがれ、定着もしない。
本人がこの量だったら覚えられるんじゃないかな?と思える量まで減らしてあげることが大事!

次に、「見守る」
親が、子どもを“監視してる人間”になるのはNG。口が出なくても、視線が痛い。横で洗い物など家事をしながら、質問があったら答えるなど、頼られたときにサポートするぐらいの距離感がいい。

そして、「過去と比較して褒める」
以前できなかったことができるようになったことを褒めると、子供たちのモチベーションが上がりやすい。「できなかったことも覚えていたうえで褒めてくれている」と子どもが喜んでくれるというメリットも。

82505.jpg 82506.jpg

(尾木ママ)
「1カ月前と比べて変化がなかったら、1年前と比べてもいい。長いスパンで子どもの進歩を見つめて、それを子どもに伝える」


◆ホゴシャーズのお悩み[2] 子どもの努力が無駄に…?

ピスタチオさんは、子どもがせっかく努力をしたのに、それが無駄になってしまったのでは?
と悩んでいる。

娘のりほさんは幼稚園の時に新体操をはじめた。中学・高校では新体操部のある学校に進学し、週6日のハードな練習をこなしていた。そんな娘の努力をピスタチオさんはずっと応援していた。
しかし、高校2年生のとき、りほさんが突然、「もう新体操はやらない」と部活にいかなくなってしまった。部長に選ばれなかったことに納得がいかないことが理由だという。

82507.jpg 82508.jpg

りほさんは、その後も部活には戻らず、最後の大会に出ることもなかった。
10年以上の努力はなんだったのか。こんな形でやめてしまっては、娘もその意味を見出せないのではないか、ピスタチオさんは、心の整理がついていない。

スタジオのホゴシャーズ・ポピーさんも、努力しても結果が出ないと、子どもの自己肯定感が下がってしまうのでは、と共感する

82509.jpg



◆努力が無駄に?そのとき子どもは…
子どもの努力が報われなかった…と親が感じたとき、子ども自身はどんな思いなのか?
あるホゴシャーズの話を聞いた。

82510.jpg

ステビアさんの長男、けんしんさん。
小学生の頃、地元の野球チームで練習に励んでいたが、試合に出ることはほとんどなかった。
「スポーツするんだったら、試合に出ないと意味がない」と考えていたステビアさん。
息子が活躍する姿を見られず、ショックを受けていた。

82511.jpg 82512.jpg

しかし、ステビアさんは、その後の練習や試合の様子を見に行くなかで、あることに気づいた。
けんしんさんは、誰よりも声を出し、常に笑顔でチームをサポートしていた。
後輩に慕われ、レギュラー争いをしていた子にも優しくできる姿に、ステビアさんは感心したという。
「すごいなあ、あたしならできないなって。この子は私とは違うことができる子だなと思いました」

82513.jpg

現在高校3年生のけんしんさん。「野球をするのが楽しかったから続けていた」と当時を振り返る。
けんしんさんにとって、野球をしている時間そのものが、大切なものだったのだ。

ピスタチオさんの感想〉
・けんしんさんを見て、大会にでることだけが努力の結果ではなく、大会に出れないとしても、実りがあったんだなと思う。親の私の方がちょっと期待をしすぎていたかもしれない

井上咲楽さんの感想〉
・私も中学でバレーボール部を3年間続けたが、試合にはほとんど出られなかった。でも、辛いことも多かったけれどそこを乗り越えた自信はある。それだけで全然無駄じゃなかったと感じる。ただ、あの時もし辞めてても何か違う道があったんじゃないかとも思う。(途中でやめたとしても)何も無駄ではないと思う。

尾木ママの感想〉
・過大な期待を寄せてしまうのはそれだけ子どもを愛しているから。けれど、努力の後の物語は子ども自身が作っていくものだと思う。若い時の苦労、途中で辞めることも含めて、貴重な体験。

82514.jpg 82515.jpg



◆あの「はやぶさ2」でも…

最後に、努力にまつわる、あるエピソードをご紹介。
小惑星探査機「はやぶさ2」。
地球からはるか離れた小惑星の砂を採取し、持ち帰るという人類初のミッションを見事成功させた。

82516.jpg
©JAXA/NHK

このプロジェクトのメンバー選考では、“失敗経験”をしているかどうかが重視されたという。
「はやぶさ2」は、前例のないミッション。
だからこそ、努力をしても成功する保証はないことばかり。
過去に失敗した経験がある人は、それでも、めげずに挑戦できるはずだと考えられたのだ。

〈はやぶさ2 プロジェクトマネージャー 津田雄一さん〉
「一つの成功をするためには100の失敗があって、その上に技術っていうのは、ピラミッドのように積み重なっていくもので、失敗であっても、そこで頑張ったんであればやっぱり成長につながっているはずで、そういう挑戦したことが勲章なんじゃないかなと思います」

82517.jpg

努力は実っても、実らなくても、成長につながる。親子共々忘れずにいたいですね。

END



投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30


page top