あぁ 宿題! <番組内容>
ウワサの保護者会! 今回のテーマは子どもの「宿題」。
最近の宿題は、調べ物など自主的に学習を進めるものや、予習型の宿題が増えているそう。
親の負担も大きく、保護者にとっては大きな悩みのタネ…。
<ホゴシャーズのエピソード>
・やれば5分で終わるものをやらないで、けんかになってしまう…。
・「やらなくてもいい」というと、「やる」という。子どもの気持ちが分からない。
子どもはどう思っているのか、聞いてみると、
「宿題は面倒くさい」「飽きる!」など、進んでやりたくない気持ちのほうが大きい。
<ホゴシャーズの感想>
・疲れてしまう子どもの気持ちはよく分かる
・子どもの気持ちが分かる反面、提出期限を守ることも大切。
やりたくない気持ちも、やらなきゃいけないこともどちらも分かる。
◇宿題を子どもにどうやって促している?◇
<ホゴシャーズ>
・音楽を聴きながらやると、やる気が出るというが、やる気がわかないときも!
・「いつやるの?」と聞くけど、結局後ろ倒しになってしまう
◇心理学者に聞いた やる気を高める方法 ◇
【京都教育大学 伊藤崇達さん(学習心理学)】によると・・・
宿題は、単調・中身や期限が決まっていて、そもそもやる気が起こりにくいもの。
そこで
◆取り組みやすいところから始める
◆簡単なところから始めるなど
◆低学年の子はお母さんがちょっとそばにいるだけで安心して、やる気が出てくる。寄り添う時間は短くてもOK
◆宿題へのやる気を高めるの方法を紹介
友だちとやる/メリハリをつける/ごほうび/簡単なところからやる/将来の夢をイメージする
机をキレイに片付けてからやる/興味・趣味に関連づけて考える
◆ごほうびも有効?!
専門家によると 宿題へのやる気が全くないときには、ごほうびを与えても良いが、学習よりご褒美が目的になったり、要求がエスカレートしたりするリスクもあるので注意が必要とのこと
<尾木ママの意見>
・ごほうびに物質的なものというのは。、中学生になったらほとんど効かなくなる
・大事なのは言葉。ほめる、トロフィーなどで、伝えることが大切
◇保護者が気をつけるべきこと◇
・伊藤准教授によると、「しなさい」「やりなさい」ということを強く言いすぎると
子どもの「自由にやりたい」という気持ちが妨げられ、抵抗しようという気持ちが芽生える。
・「子ども本人に決めさせる」ことがポイント。
<ホゴシャーズの意見>
・「やりなさい」と言い続けても宿題を進めることはなかったが
ある日子どもに「きょうの予定は?」と聞いたところ、宿題をやる時間を自分で決めていた。
自分で決めたことだから守らなきゃという気持ちが芽生えたようだ。
<尾木ママの意見>
・自分でなにかを決定し、遂行できると子どもはうれしいもの
◇変わりゆく宿題◇
・秋田県は毎年行われる全国学力テストで高い成績を収めてきた。
・秋田の公立校の多くで出されているのが「自分で決める宿題」。
・取材をさせてもらった学校では、「自学ノート」と呼ばれていて、ノートを2ページ埋めるのが毎日の宿題だ。何をどうやって勉強するかは、自由。
・大好きな歌舞伎などの伝統芸能をアルファベットで書いたり、世界の国々の首都を調べたりなど自由な発想で学習する子もいれば、ドリルや授業の予習をじっくりやる子もいる。
・教師たちはノート1冊1冊をチェックしながら、 やっていること自体を認め、一段先の学習へと導くことを心がけているという。
<ホゴシャーズの意見>
・子どもたちが自分で課題に気づいて、ちゃんとやるようになっているのがすごい!
・自学ノートは親にとって負担にならないか不安
・なかなか自分で課題をみつけることが難しい・・・
<尾木ママの意見>
・生活のなかすべてが学び。5人いたら5通りの答え方をする、それを探求していくのがこれからの学びのスタイル
・学びをインプットし、それをアウトプットするという学習から、「自ら興味関心をもったことを追求していく」という学習に切り替わっていく。
【まとめ】
宿題をやる・やらない・やらせる、ということばかりにとらわれず、子ども本人に決めさせるようにすること。
なぜ宿題をするのか、これからどう学習をしていくのか、という広い視野を持つことが大事ですね!
END
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30