わが家の食事 これでいいの!? <番組内容>
「わが家の食事 これでいいの!?」
番組アンケートでは、およそ7割の保護者が「栄養バランスが心配」「食べ物の好き嫌いが多い」「団らんがない」など、子どもの食事について悩んでいた。
【ホゴシャーズの悩み】
さつきさん「長男は野菜をほとんど食べない、下の娘は食物アレルギーがあるので大変」
ハナミズキさん「次男は好き嫌いが多く、今年小学校なので給食が心配。」
わが家の食事 どこまでがんばればいいの!?
シーラカンスさんは3人の子どもの母親。
料理は苦手だが、栄養バランスがとれた食事を作ろうと毎日がんばっている。しかし、子どもたちの好みはバラバラ。何を作っても誰かは喜んで、誰かはがっかりするため、モチベーションが下がっている。
一体何をつくればいいのか?悩んでいる。
帝京科学大学の上田玲子教授の調査によると、嫌いなものが食べられるようになった理由で一番多いのは「成長にともなって」。その他「大人のまね」、「好奇心」など自発的な理由が88%。強制で食べられるようになったのはわずか7%だった。
【尾木ママの意見】
苦手なものも食べた方がいいのはいい。でも焦って親も子どももストレスをためてまでやることじゃない。食生活も理想はあるだろうが、あんまりがんばらなくてもいい。
がんばらずにできる食事の工夫
【専門家・上田淳子さんのアドバイス】
料理研究家の上田玲子さんが、子どもたちにいろいろなものを食べてもらうための、料理のちょっとした工夫を伝授!
一品一食材のすすめ
豚肉、キャベツ、ニンジン、モヤシがあると、肉野菜炒めにしてしまいがち。
しかし実は、一度に多くの食材を使うと味付けなどはかえって難しくなる上、嫌いな野菜が一つでも入っていれば、野菜嫌いな子どもには残念な一品になってしまう。
そこで上田さんが提案するのは「一品一食材」。食材が1つだと調理の手間が省け、味付けの失敗も少ない。品数が増えるので、子どもが野菜を食べる機会も増える。豚肉はしょうが焼き、キャベツはちぎって肉に添えるだけ。にんじんはサラダ、もやしはみそ汁に。みそ汁に入っていた豆腐は冷やっこに。手間をかけなくても5品の夕食が完成。
食事作りは“フルマラソン”。時には立ち止まって休憩してもいい。ゴールは子どもが自分で必要な栄養をとれるようになること。
子どものひとりごはん どうする?
【かぼちゃさんのお悩み】
夫婦でコンビニ経営をしているため、息子は1人で食事をしている。偏食がある息子に、手をかけた料理ができず、弁当中心になってしまっている。
チワワさん 自分の親が共働きで夕食はお惣菜ばかりだった。愛情を感じなかった。せめてお皿に移して出してほしかった。
専門家・上田さん お惣菜も野菜を足すなど、ひと工夫をすると印象が変わる。
夕顔さん 子どもにお留守番をさせるなど親がいない時は手紙や絵で気持ちを伝える。
ハナミズキさん そこにお母さんの気配があればいいと思う。
ふじさん
娘と一緒に夕食を食べられないふじさんのひと工夫を紹介。ふじさんは、平日は帰宅が9時を過ぎるため、娘のかよさんは一人で夕食を食べている。週末以外は料理をしないと決めているふじさんだが、かよさんの好きなみそ汁だけは、毎日夜中に作っている。ふじさんから、かよさんへのメッセージが込められたみそ汁。かよさんはみそ汁から母の存在を感じ、「ひとりの食事でも苦にはならない」と言う。
【尾木ママの意見】
やっぱり僕たち日本人は、他人の目とか世間体とか、それを基準にして自分を見てしまう。そうじゃなくて、I(アイ)が中心だと。「私はどうなのか」「私の家庭はこうする」「私はこれが好きだ」「私はナニナニしたい」とか。LOVEの愛じゃないのよ!私のI(アイ)!
END
投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54