2017年02月03日 (金)

これって虐待? <番組内容>

番組のアンケートでは53%の保護者が「子どもを叩いたことがある」という。
これってしつけ…?それとも、虐待?

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わたしの育て方・これって虐待・・・?!

スタジオには、「子どもを叩くべきではない」という3人と「しつけのために叩いてしまう」という3人が集まった。

【「しつけのために叩いてしまう」というホゴシャーズの意見】
・親の本気度を伝えるために、叩くことがある
・口論の収拾がつかなくなったときに、クールダウンのために叩くことがある
・顔を叩いたら赤く腫れてしまって、後悔したことも…

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板ばさみになる親の苦しい心境

子どもをしつけることに対して周囲の目が厳しくなっていると感じているホゴシャーズ。
公の場で子どもを叱っていると「あの親、虐待しているんじゃない?」と冷ややかな目で見られるので、「周囲の目が気になって子どもを叱れない」と言う声もあがった。
一方で、子どもが少し悪ふざけをしているだけで「親は何やってるんだっ!」という社会からの厳しい視線もあるという。
子どもが騒げば「お母さん、しっかりしなさいよ」とにらまれ、子どもに厳しく当たれば「虐待しているんじゃない?」と疑われる。
社会の冷たい視線の板ばさみになり、子育てがしづらいと感じているようだ。

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「昔は、げんこつは当たり前のようにされた」

ホゴシャーズの中には、自分の子ども時代と比べて、今の「虐待」に敏感な社会に違和感を感じるという声も。
ビオラさんは「叩くなんていうのは日常茶飯事でしたよね。かといって、じゃあその時に自分が受けた事が虐待かって思っているかっていうとそうじゃない。」という。

▼「父はテレビのチャンネル権だけは厳しかった。野球以外見せてくれなかった。チャンネルを勝手に回すと、叩かれていた。」
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▼「嫌いな食べ物を口にする事をこばみ続けたら、怒った父に外に連れていかれて、玄関前の木に縛られそうになった。」
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更にマロンさんはこう振り返る。
「うちの父はすごい昭和な人で、もう厳格で角刈りで、とにかく怖かったんですよ。でも、結局私たち3人は子ども3人は道をはずれる事なく、父の厳格な指導のおかげでそんなに荒れる事もなく成長することができた。」

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「しつけ」と「虐待」の境目って…?

家族関係や虐待にお詳しい専門家・松平千佳先生(静岡県立大学短期大学部・准教授)は「家庭でのしつけを社会の常識に照らし合わせてみるといい」と教えてくれた。
「例えば道を歩いていて、いきなり叩かれたら警察へ駆け込みますよね。上司から毎日毎日怒鳴られて涙を流したら、それはパワハラですよね。親子の関係で許されるということと社会の中で許されるっていうことに大きなかい離があるのは、あまりよくない。」
更に尾木ママは、「虐待を考える時には子どもの立場に立つことが大切」だという。
「いじめの加害者と虐待する親は、僕から見るとそっくり。
加害者の方は『こいつ寂しそうにしているから俺が遊んであげた』と思っていても被害者の方はいじめられたっていうので、辛い思いをするわけでしょ。親の思いというのはすごく分かるんだけれど、じゃあ子どもの側から見たらどうなのかっていうことをしっかり考えなくてはいけない」

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虐待で傷ついた子どもは…

▼親から受けた暴言を、自分の子どもにも…
ローズクォーツさんは子どもの頃、親から暴言を受けて育った。辛かった自分の子ども時代を振り返り、それを反面教師にしようと思っていた。しかし、いざ自分も子育てをすると子どもを怒鳴り続けてしまい、悩んでいる
ある日、娘を叱り続けていたら娘が「反省のため」と髪の毛を抜いてしまった。ローズクォーツさんは「自分はなんてダメな親なんだろう」と自責の念にかられている。
★松平先生からのアドバイス
子どもとの距離が近すぎるかもしれない。少し距離をとってみることも大切。
旅行に行ったり、ママ友とお茶に行くのも◎。ただし、子どもにもボーリングに行かせる、などリフレッシュの機会を与えることを忘れずに!

▼子どもの頃に「親から虐待を受けた」と感じているのはチワワさんとこはくさん。
【チワワさんの場合】
親がしつけのつもりでした行為に傷ついた経験がある。大人になってからそのことを親に問いただしたら「そんなことしてない」と一掃され、更に傷ついたという。尾木ママは「親は瞬間的・感情的にやっているから忘れてしまっていることが多い」という。
チワワさんは虐待としつけの境目についてこう考えている
「虐待としつけって違うと思う。子どもにとってのちのち親に教えられた事が苦痛だったりすると、それは虐待。お母さんとかお父さんがこういう風に教えてくれてありがとうって感謝する気持ちがあれば、それはしつけになる。」

【こはくさんの場合】
中学生になった頃から父親の暴力がひどくなり、数時間にわたり暴力を振られることがあったという。そのことが、20年以上たった今でも日常生活に悪影響を与えていると言う。
・今でも親に監視されているような感覚があり、くつろぐことができない
・親から言われた暴言を、自分の夫に対して言ってしまったことがある
・人に触れられるのが怖い
・「好き」や「嫌い」の感情が湧かない

まとめ
★「虐待」と「しつけ」の境界線は、受ける側の子どもが決める。
  まずは子どもの立場に立って考えよう!
★社会の常識で許されないことは親子の間でもやめよう!

(ディレクターK)



投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:54


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