番組内容

2021年07月10日 (土)

きれいな字を書くには<番組内容>

今回のテーマは、子どもが書く「汚い字」

字が丸まっている、極端に濃い・薄い、「トメ」「ハネ」「ハライ」が雑などなど・・・。
何度注意しても、なかなかなおらない・・・・。

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今回は、子どもに字について学校や保護者からの相談に乗っている、笹田哲さん(神奈川県立保健福祉大学 教授)のアドバイスを受け、きれいな字を書けるようになるためにはどうすればいいか、を考える。

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笹田さんいわく、乱れた字を書くと疲れたり、書くのが遅くなったりして、学習にも影響がでる可能性があるという。



【実際のホゴシャーズの悩みとは・・・・・】

ビオラさんの場合>
小学4年生のゆうせいさんの書く字が
鉛筆の持ち方が悪いのでは?と考えるものの、どう直していいのかがわからない。

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はちみつさんの場合>
とくに気になるのは、小学6年生のねいろさんが書く数字
雑なため、計算間違いも多いという。
音色さん自身、原因は、鉛筆の持ち方にあるのではないかと思っている。字を書くときに人差し指に力が入り、手が痛くなる

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【字がうまく書けない大きな原因は・・・・】

笹田先生鉛筆の持ち方が影響している」

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良くある持ち方として、
「親指でっぱり持ち」「逆『く』の字持ち」「先端持ち」「垂直持ち」がある。

ゆうせいさん:親指でっぱりと先端持ちの混合タイプ
ねいろさん:親指でっぱりと先っぽ先端持ち、逆くの字持ち、3つ混合タイプ

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これらの持ち方をしていると、筆圧が強く疲れやすい。そして書くスピードが遅くなる。



【鉛筆の良い持ち方とは・・・・。】

中指の上に鉛筆をのせ、親指と人差し指で支える。
持つ場所は、削った部分から指1本くらい上のところ。
人差し指は、親指よりも少しだけ前に出す。

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親指の根元に隙間があることを確認。この隙間が空くことで、親指と人差し指の関節が動き、鉛筆が動かしやすくなる。

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良い持ち方に慣れるためには、最初から細かい字を書かないのがポイント。
大きな円や線を書いて練習する。


【親指が動きやすくなるための体操とは・・・・。】

親指は、鉛筆を操るうえで重要な役目を担っている。

1,鉛筆コロコロ体操
  親指と人差し指で鉛筆をはさんで、交互に動かす。
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2,しゃくとり虫体操
  鉛筆の端を、良い持ち方で持ち、尺取り虫のように、指を曲げたり延ばしたりしながら、移動する。
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【収録を終えたはちみつさんは・・・・】
習ったことを ねいろさんと試してみる。
最初は書きにくかったが、意識して鉛筆を持って6日目には、字が薄くなり、指の負担も軽くなってきたという、変化が見られた。


他にも、こんなお悩みが・・・。
アーリーレッドさんの場合>

中学1年生のかずきさんが、字をかくときの姿勢について悩んでいる。
正座をして前かがみになって書くか、ソファの上にうつぶせで寝そべって字を書く。
字の特徴としては、薄くて読みずらい。
一方、習字の時間に、椅子に座って、ちゃんとした姿勢で書く字は、濃く丁寧さが感じられる。

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かずきさんの鉛筆の持ち方は「垂直持ち」
正座で前かがみになっている姿勢だと、指先だけで書くようになるため字が薄くなる。
これは、腹筋背筋を使っていない姿勢で書いているため、姿勢から変えていく必要がある。

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ここでは、ストレッチマン・レジェンドが登場!
ストレッチマン・レジェンドときれいな字を書くためのトレーニング】

● 親指の体操
まずは、両手をグーにして胸元に。そっから、両手を、親指を立てた「サムズアップ」の形で突き出す。
もう一度、両手をグーにして胸元に戻し、次は、親指と人差し指で「ピストル」の形を作って前に突き出す。また、両手をグーにして胸元に戻し、親指と人差し指で「OK」のリングを作って突き出す。これを、だんだんスピードを上げながら、続けて行う。
「OK」の際、しっかり親指を使いリングを作ることが重要。

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● より良い姿勢で書くために体幹を鍛える
股関節を意識して広げるように、あぐらをかいて床に座る。手は腕の前で軽く組む。
前後左右に体を揺らし、その後体を回す。
背筋が伸び、体幹が鍛えられる。

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● 親子で行う体幹トレーニング
青竹ふみの上に立ち、不安定な足元でタオルをボールにしてキャッチボールをする。
上に飛び上がる意識で背筋を伸ばし、ボールをなるべく高く投げる。
不安定な足元で行うことで、体幹を調整する力が養われる。

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【まとめ】
尾木ママ「(字を書くのに)体幹が影響しているとは思わなかった。親子でやれば、タオル投げは楽しいですよ。」

笹田先生「早いと1ヶ月ぐらいから効果が出る。子どもの書いた文字だけで指摘するのではなく、持っている持ち方や姿勢も見る。「小さなできた」を沢山作っていって欲しい」。」

ストレッチマン・レジェンド
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END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年07月03日 (土)

夫の家事育児と妻のホンネ<番組内容>


今、家事や育児を行う男性が増えている!
実際、男性のおよそ9割が「台所の手伝いや子どものおもりをするのは当然」と回答。

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しかし、それを望んでいたはずの妻たちからは不満の声が。
「やるのはいいけど“ガサツ”すぎる」
「恩着せがましいのが嫌」

家事や育児をしても、妻から怒られてばかりの男たち。
一体どうしてなのか?不満を口にする妻たちのホンネは?
男性ホゴシャーズたちと考えていく!



夫の家事育児 妻を助けたいのに「やらなくていい」と言われてしまう

ジャッカルさんは、フルタイムで働く妻と、小学5年の長男の3人家族。
これまでほぼすべての家事を妻に任せていたジャッカルさん。リモートワークで時間ができたことを機に、仕事に忙しい妻の助けになりたいという思いから、家事をするようになった。

この日も、夕食後に家族全員分の皿を洗ったジャッカルさん。その出来栄えに自信満々。

ジャッカルさん
100点ですね。120点!
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しかし!妻の採点は、「80点」。お皿に汚れが残っていたり、シンク周りの拭き上げが足りていないところも気になるようだ。

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妻のあゆみさんは、夫の思いやりをうれしく思う反面、家事の至らなさには不満を感じている。

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あゆみさん
ひと言で言うと“がさつ”。信じられない。何回言っても変わらないから、諦めになってきて、だから任せられないんです、すべてを。


夫の家事育児 妻の不満は?

妻を助けたいと家事をしているのに、「やらなくていい」と言われてしまうジャッカルさん。
家族関係や親子関係の問題に詳しい大日向雅美さんが目をつけたのは、ジャッカルさんが本当に“がさつ”な性格なのか、ということだった。

(恵泉女学園大学学長 大日向雅美さん)
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大日向雅美さん
“がさつ”だと言われてモヤモヤしていらっしゃるけど、本当に”がさつ”でいらっしゃるんですか?お仕事とか他のことではどんな感じの方なんですかね。


ジャッカルさん
結構、計画的に物事を進めるのが好きなんです。仕事とか、数字を扱ったりする業務ではあるんで。あと自分の興味のあることは、すごく緻密にやっていますね。


妻のあゆみさんにも改めて聞いてみると・・・
「夫には細かいところもある。家族旅行で遊びに行く時は何時にどこに行くか、車の中でどんな音楽をかけるか、など細かく決め、詳細なスケジュールを作る。」

自分の興味のあることや、誰かが喜んでくれるものは、緻密にやるというジャッカルさん。その一方で、家事は「がさつ」だと言われてしまう。その理由について、大日向さんは、2つのことを指摘する。

[1] 仕事と家事を別だと捉えている
もし職場の仕事ならば、上司や仲間から注意されたら改善し、”ダメ出し”と捉えない。仕事へのスキルアップのアドバイスとして捉えるはず。

[2] 家事を「喜ばれること」と捉えていない
家事は本来、シンクをきれいにしたり、美味しい食事を作ったりして、家族で喜びを分かち合うこと。そういう風に発想を変えると、ジャッカルさんの持っている素養や素質が発揮できるはず。




ほぼすべての家事を担う夫 それでも妻は気になるところが…

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続いてカッパさん。大学2年の長女と、フルタイムで働く妻の3人家族。
リモートワークになったことを機に、ほぼすべての家事を引き受けるようになった。
会社の仕事をこなしながら、料理、掃除、洗濯すべてをこなすフル回転の毎日。

しかし、そんなカッパさんに対して、妻のカイツブリさんは、気になっていることがある。
それは、家事をしているときに、時折、不機嫌な様子を見せること。

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夫の”不機嫌な様子” 妻からすると「責められている」

カッパさん
朝から夜にかけて、家事やら仕事やらをやっていくと、時計が10時を指したころには、眠気が襲って疲れがたまってきて、おでこに“たこじわ”が寄ってしまう。「なんで俺がやってるんだ」という不満が言葉と態度でてしまうが、それがなかったら、爆発してしまう。

こうした夫の不機嫌な様子を見る妻の心境を、大日向さんは「自分が責められているような気持ちになるのでは」と分析する。


大日向さん
妻はつらいと思う。本当はもっと仕事を減らして夫に楽をしてもらわなきゃいけないんじゃないかとか、カッパさんの不機嫌が自分の胸に刺さるように思っちゃうのかなって。


カッパさん
ふに落ちたところがある。今、妻が忙しく、夫婦の会話の時間が欠けているのかなと思った。もっと話を聞かないといけない、というところが私に欠けていたのかも。


大日向さん
そこにまずは気づいたことがすばらしい。妻の一番聞いてほしいことがなんなのか、とその糸を手繰り寄せられたら夫婦関係はピタッといくと思う。



自身のキャリアに対する複雑な思い 夫に言えなかった妻のホンネ

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カッパさんの妻のカイツブリさんは、発展途上国の開発支援をする会社で日々、忙しく働いている。

カイツブリさん
夫が家のことを、ほぼやってくれているので、仕事に没頭できて思いっきりやれるというのは、すごくありがたい。

その一方で、これまで夫には打ち明けることのできなかった複雑な思いがあるという。

27歳のとき、ずっとやってみたいと思っていた今の仕事に就いたカイツブリさん。アジアやアフリカなどの国で、支援活動を行ってきた。

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仕事にやりがいを感じ充実した日々を送っていたカイツブリさん。
そんな中でカッパさんと出会い、40歳で母となった。子育てを優先するために、海外には行かず、国内で出来る仕事に切り替えた。


カイツブリさん
その時はしかたないと思っていた。家族のためなら、子どものためなら一歩引いてしまうところはどうしてもある。子育てに自分が一番責任を負っていると思っていた。

娘が小学校に入ったころから、夫の協力を得て、海外での仕事を再開したものの、以前のように長期の出張をすることはままならなかった。

カイツブリさん
私を指名で入ってほしいというポジションがあったが、すぐ「どこどこの国に行ってほしい」という案件があり、悩んで、子どもが小さいから行けませんと断った。あんなチャンスも、こんなチャンスもあった、あれを全部やっていたら今、違うポジションにいたよなと思う。

仕事より子育てを優先したのは、自分で納得して決めたこと。それでも、もっと他にやり様があったのではないかという思いが、何度も頭をよぎるという。

カイツブリさん
夫も子育てには協力してくれた。でも、仕事も大事、子どもも大事。すごいジレンマ。そういう苦労を、夫は知らないと感じる。あの時、もっと一緒に考えてもらえたら、他に方法がないか考えようと言ってもらえたら、とてもうれしかったかもしれない。

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どうして妻の気持ちに気づけなかったのか 背景にある男女の“役割意識”


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カッパさん
具体的にそこまでやりたかった仕事を犠牲にしてまで、家事育児をやってくれていたというのは改めて知った。でも、子どもが小さい頃は、妻と向き合える時間が取れなかったというところもあるし、私も逃げていたところがある。


大日向さん
時間がなかったプラス、お互いに向き合う必要がないと考えていたのでは。子どものことは「母の役割だ」というとこが、どこかにお互いある。

一方、カッパさんも犠牲にしてきたものもあるという。


カッパさん
妻が海外出張に行っている間などは、娘の世話と家事をするため、早く帰らなければいけないことも、いっぱいあった。


大日向さん
カイツブリさんは、いろんなものを失い、捨ててきたのでしょう。世間では「女性活躍」と言うが、上っ面なものではない。実際に結婚し、子どもを持ち、家庭を持ったら、仕事も大事、家庭も大事と揺れていく。その中で、一枚一枚翼をもがれていくような思いで生きる女性たちが実態

今だって遅くないと思う。もう一回、会話や対話をしたら、実りの多い第二の人生になると思う。


カッパさん
今になって彼女の思いを少しでも還元してあげたいというか。今の自分のできることで恩返ししたいなというところがあります。



納得した夫婦関係を築くためには?

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大日向さん
2人とも完ぺきを求めすぎている感じがした。
「夫婦2人で100点くらいでいいじゃないか」と思うことが大事。パートナーであるということは人生を分かち合う、そして家事育児はまさに人生だということ。割合が「4:6」「7:3」ではなく、分かち合うということ。


尾木ママ
夫婦は面倒なこともあると思うが、大事なのは相手の立場に立ってみること。それでお互いが納得した関係性でいられたらすばらしいと思う。


END





投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年06月26日 (土)

夫婦別姓 子どもはどうなる? <番組内容>

みなさんは選択的夫婦別姓制度についてご存知ですか?

今、この制度の賛否をめぐって大きな議論になっています。
もし夫婦ともに結婚前の名字を選べるようになったら・・・
子どもはどうなるのか?
家族のあり方は変わるのか?


【名字についてはどう?・・・ホゴシャーズの意見】
ミーアキャットさん
「結婚したらお嫁さんになって相手の家に入るのが当たり前と思って過ごしてきた。主人がカッコいい名字だったので、その名字になれるんだとワクワクした」

ヒグマさん
「400年続く石材屋を継ぎ、妻が自分の名字に変えた。家を継ぐのが当たり前とあまり深く考えることはなかった」

など、名字についてそれほど深く考える機会がないという人が多かった。



【結婚と名字にまつわる歴史を振り返ってみると…】
夫婦が同じ名字を名乗ることを初めて法律で定めたのはおよそ120年前のいわゆる明治民法。
「家制度」が規定され、妻は夫の家の名字を名乗ることが決められた。

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戦後、家制度は廃止。
夫か妻のどちらかの名字を名乗る夫婦同姓が定められた。
その後、女性の社会進出にともない、1996年には結婚時に別姓も選べる選択的夫婦別姓制度の法案が準備されたが、伝統的な家族のあり方を壊すのではないかという反対意見もあり、国会への法案の提出が見送られた。

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その後、社会の変化とともに世論も変わってきた。
2017年の調査では、選択的夫婦別姓制度に賛成する意見が42.5%と過去最高となった。

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【知ってる?選択的夫婦別姓制度・・・スタジオ専門家からの解説】

棚村政行さん(早稲田大学法学学術院教授・弁護士 家族法が専門)
・別姓を希望する人は、生まれたときから使ってきた名字も自分のアイデンティティとして捉えていたり、結婚前から続けてきた資格や仕事のキャリアが断絶してしまったりするため、困っている。


実は、ホゴシャーズチャボさんも・・・
「初婚時に妻の名字を名乗ったことがあるが、手続きがものすごく大変だった。こういうのが今まで女性のほうに負担が偏っていたと思うと…」

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棚村政行さん(早稲田大学教授・弁護士 家族法が専門)
・別姓にしなければならない制度と誤解して反対している人もいるが、名字を同じにしたい人は一緒にすればいいし、変えたくない人の自由を認めようというだけ。

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・世界的に見ても、法務省が把握している限りでは夫婦同姓を義務付けている国は日本しかない。


もし選択的夫婦別姓制度が導入されたら・・・
・法改正後1年間はすでに結婚している夫婦も別姓を選べる。(1996年の法改正案の経過規定より)
・子どもは15才になったら名字を変更出来る(現行民法および1996年の法改正案より)


でもやっぱり子どものことが気になるという声も。
そこでホゴシャーズの親子で話し合ってもらった。


【夫婦別姓になったら、子どもはどう思う?】
ユーカリさんは、夫婦別姓を選択できるようになったら、名字を元に戻したいと思っている。
結婚前から続けてきた仕事に支障が出ないよう旧姓を使っているが、2つの名字を使い分けることに違和感を抱いてきた。
長男に思いを伝えてみた・・・

ユーカリさん「ママは自分の名字を選びたいんだよ。自分のままでいたいしさ。ママが元の名字に戻すの、どう思う?」

長男別にいいんじゃない

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一方、人見さんは、結婚した当時、夫の名字を名乗ることに違和感を抱いたという。
もし、今から名字を戻したら子どもたちはどう思うのか。

長男僕たちに関係ないし…

長女「できれば戻さないでほしい。名字が違うと家族がまとまってないって感じがする」

人見さん「自分が結婚するとき、もし名字を選べたらどうする?」

長女「私はずっと今の名字を名乗っていきたい。今の名字にすごく親しみがある」

長男「僕はどっちだっていいよ。こだわりないから」

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【親子の話し合いを受けて…ホゴシャーズの意見】
ミーアキャットさん
「夫の名字に変わることを私はネガティブに捉えたことがない。私の娘も家族がバラバラになった感じがするから嫌だと言っていた」

ヒグマさん
家族の中だと名字で呼ぶことはないので、家庭内ではあまり違和感ないのかな」


イジメを心配するホゴシャーズの意見も出ると…
チャボさん
「娘のクラスに外国籍の方がいて(親と子の)名字が違うけど、仲間はずれになっていない。子どもたちの方がこだわりはない


尾木ママの意見】
夫婦別姓が当たり前になったら、逆にイジメは起きないと思う。

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【今の制度のもとでも夫婦別姓を選んだ家族に聞いてきた…】
内山由香里さんと小池幸夫さんのご夫婦。
内山さんが夫婦別姓を望んだきっかけは、女性が夫の名字に変えるのが当たり前にされてきたことに違和感を感じたことだった。
夫の小池さんは最初のうちは戸惑いを見せたが、2人で話し合いを重ね、理解したという。

小池さん「姓を変えることによって自分自身じゃない存在になっていくのは大変なことだなと」

内山さんは別姓だが、子どもたちは小池の名字にするため、結婚と事実婚を繰り返してきた。
両親の別姓が当たり前
で何不自由なく育った次女の真実さん(大2)は、高校生の時、「夫婦別姓」について調べ映像作品を作った。この制作を通じて、両親の別姓に対する思いを初めて知ったという。
お互いの当たり前を持って理解し合って、ちゃんと話し合っていろいろ決めてきたのが感じられて、いいなぁと思った」

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【専門家棚村政行さんのまとめ】
自分らしく生きられることが大事。
・家族のあり方を法律がどう支えていくのか。実態が変わっているので、それに合わせて使いやすい制度になればいい。


尾木ママのまとめ】
・多様な考えがあって、夫婦が話し合って理解し合っている姿が子どもに与える影響はすごく大きい。
次世代の子どもたちのためにどういう社会を展望して作っていけるのか、話し合うことができたのが良かった。

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2021年06月12日 (土)

変わる!?これからの学校<番組内容>

今回のテーマは“これからの学校“
働き方も価値観も多様化した現代に求められているのは、自ら課題を見つけ、考え、判断する力
そうした力を伸ばすカギとして注目されているのが、探究型の学びだ。

探究型の学びって実際どんな感じなの?
学力は大丈夫?大人はどんな接し方をすればいいの?

ゲストは、小学1年生のお子さんがいる浜島直子さん

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教科の枠に縛られず好きなことを探究する中学校

新渡戸文化中学校(東京・中野区)
・毎週水曜日は国語や数学など個別の授業は一切行わず、生徒は教科の枠を越えて好きなことを探究する。

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水生昆虫について調べたあやのすけさん
・前足を動かす姿から名づけられた「太鼓打(タイコウチ)」のように、虫の名前の由来をきっかけに漢字の成り立ちにも興味がわくようになった。


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生き物の特性を応用したものづくりについて調べたりょうさん
・小学生の頃は、暗記ばっかりの勉強に苦手意識があったが、好きなことについて、「探す・調べる・行動する」の繰り返す中で、学ぶことへの意欲が高まってきた。



なぜ「好き」なことからテーマを選ぶのか?

この取り組みをはじめた山本崇雄先生は、
「好きなことと向き合うことは、他のさまざまな学びにもつながる」と、一枚の風呂敷をテーブルに広げた。
真ん中をつまんでゆっくりと引き上げると、周りの布も一緒に引き上げられていく。

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『風呂敷理論』と呼んでいます。何か好きなことを探求すると、実は、他の好きなことや一見関係ないような力も、この風呂敷のように一緒に引き上げられていくんです。だから、教師は、その生徒の『好き』が何に関わっているのかをよく観察して、いろんな提案をしてあげることが大事」


教育学が専門の苫野一徳さんは、「こうした「探究」を中心とした学びが、子どもたちの意欲を伸ばす」と語る。

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・学校は本来子どもたちにとって世界一楽しい場所であるべき。
自分なりの問いを立て、自分なりの方法で、自分なりの答えにたどり着く「探究」が、学びの楽しさや意味を教えてくれる。



動物の飼育から算数を学ぶ・・・!?さまざまな探究型の学び

全国には、公立でも独自の探究型の学びに取り組む学校がある。

伊那市立伊那小学校(長野県)
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・40年以上前から、動物の飼育や米作りなどのテーマを探究する中で、教科の知識を身につける独自の授業を行う
・子どもたちが心置きなく探究できるよう、学校には、チャイムも時間割も通知表もない
・例えば羊の飼育をするクラスでは、0.01kg単位のはかりを用意し、餌の重さを量ることで小数の計算を学ぶ


また、日常的に違う学年の子どもたちが一緒になって学ぶ「異年齢学級」を導入した学校も。
福山市立常石小学校(広島県)
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異年齢学級について、苫野さんは・・・
同じ年生まれの人たちだけからなるコミュニティは、社会の中で学校のクラスしかない
・同質的な集団で暮らしていると、理解出来ない子だけが取り残されたり、異質なものが排除されやすかったり、息苦しいコミュニティになってしまう傾向がある
自分に合った方法・ペースで進める学習だと、年下の子と年上の子によるダイナミックな学び合いが可能に



探究は大事だけれど・・・学力は大丈夫?

自ら課題を見つけ、考え、判断する力を育む探究型の学びだが、気になるのは学力や受験
本当に大丈夫なのだろうか?

苫野さんの見解〉
・探究型の学びをすると、なぜ自分が勉強をするのか、勉強する意義がわかるので意欲が上がる
・探究型の学びに取り組む学校は世界中にたくさんあるが、学力向上にもつながるという成果や研究もある
・今後、大学入試も、より思考力・判断力・表現力を問うものに変わっていく
・経済的に恵まれた家庭のほうが、探求的な学びや経験をさせてもらえるので、経済力の違いによって、“体験格差”が拡大しないようにしなければならない。学校が全ての子どもたちに豊かな探究の経験を保障していく必要がある。

さらに、学力向上につながると期待されているのが、タブレットなどを活用した学習の「個別化」

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どの部分でつまづいているかAIが分析し、最適な問題を出題するなど、ひとりひとりの理解度に合わせた学びが可能になってきている。

ただ、画面を見る時間が増えることで人との会話が減るなど、孤立しないのか心配の声も。

苫野さんの見解〉
個別化を、“孤立化”にしてはいけない。困った時に先生や仲間と助けてもらえる、あるいは困った人を助けてあげられる「協同化」とセットにすることが大事
・そうした「ゆるやかな協同化」は学力向上につながるという研究もある。



自分で考える力を伸ばすために 大人の役割は?

毎週水曜日、生徒が好きなことを探究する新渡戸文化中学校では、大人の役割を徹底的に見直した

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・好きなことを探究する時間、先生は一方的に教えない
対話を繰り返し、生徒の興味・関心の幅を広げる伴走者のような役割

さらに、生徒の主体性を育てるため、生徒自ら校則を考える取り組みもはじめた。

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・話し合った案は職員会議で発表し、同意を得られれば実際の校則になる。

こうした取り組みをしていく上で大事なのは、先生同士の対話だ。

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・毎週、子どもとの向き合い方や学校のあり方について率直に意見を交わす
・対話を重ねていくうちに、先生たちの間で「新しいことに挑戦しよう」という気運が高まってきた



対話することが大事

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苫野さんの見解〉
対話の文化を意識的に学校の中に組み込んでいく必要がある。
民主主義社会の大原則は全ての人が対等な存在としてお互いを認め合い、対話を通してこの社会をつくり合っていくことで、学校はその一番大事な土台
先生と生徒が仲間になり、みんなにとってのよりよい学校を一緒に考えていくことが大事。


尾木ママ
・子どもたちが多様な個性を生かして楽しいなと思える学校にしていくことが大事。
それぞれのペースに合わせていろんな学び方が選べるような学校や、それを保証していく社会になるのが理想だと思う


浜島さん>
・まず家で、なるべく尋問のような会話はやめて、きちんと共感し対話できるようにしたい。
その上で「学校楽しんで行ってらっしゃい」と言えるようにしたいなと思う(浜島さん)

今求められているのは、自ら課題を見つけ、考え、判断する力。
子どもたちとの対話からはじめてみませんか?



END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年06月05日 (土)

コロナ禍で揺れた高校生の進路 <番組内容>

「オープンキャンパスがなくなった」
「休校で、受験勉強が遅れた」
「入試方法が変更され、とまどった…」
など、コロナ禍に揺れたこの1年。

多くの高校生が、悩みながらも進路の選択をした。

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そんな中、逆境にも負けず、道を切り開いた3人の高校生の声に耳を傾けつつ、これからの時代の進路選びについて考えた。
ゲストは、井上咲楽さんと、IT企業を経営する青野慶久さん

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1人目は、留学先から強制帰国させられた学生の進路。

福井県出身のひなさんは、北欧の教育に興味があったことと広い世界を見たい!という思いがあり、高2の時、ノルウェーへ留学。
しかし、新型コロナウイルスの影響で、1年滞在する予定が4か月も早く帰ることになってしまった。

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帰国後も、毎晩泣いて、何もやる気が出ず、ノルウェーのことばかり思い返していた。
その中で、あることを思い出したという。

ひなさん「ノルウェーに行ったときに、日本について、何にも知らない自分がいて。「相撲ってなんであんなに太ってるの?」とか、「なんでひらがなとカタカナと漢字があるの?」とか。いろいろ聞かれるんですけど、詳しく答えられなくて。」

広い世界を見たい、という思いで海外に出たが、実は、日本のことを何も知らない自分に気づいた。

そしてこの春から日本の大学に進学。
「教育」と「英語」を学ぶことに決めたという。

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ひなさんは、強制帰国で落ち込んだ状態からどうやって進路を決めたのか。


ひなさん
・2週間の自主隔離の期間に何もすることがなかったので、自分が今何を考えているのか、しっかり理解しようと思い始めた。
・友達とか先生に、電話で話し相手になってもらって話しているうちに、自分の性格や、「自分が好きなこと」と向き合った。
・そのうちに、英語とか海外ルーツの子ども達を助けたいという気持ちや情熱があったことにも気づき、それ踏まえてどこに進学しようか考え始めた。

青野さんの感想
「内省する力」って大事だなと思った。
目指す職種が消えていくこともあるかもしれない時代に進路を考えるには、「自分自身を探求する力」が大事になる。




2人目は、移住の夢がいったん断たれた、学生の進路。

岐阜県に住むまさきさんは、中学生の頃、おじいさんをガンで亡くしたことがきっかけで、食に関わる仕事をしたいと考えていた。

高校の時、学校の体験学習で長崎県の離島へ。
そこで漁船に乗せてもらったとき、「生産者のことを詳しく知りたい」「その離島に移住して働きたい」と考えた。

しかしその後、新型コロナウイルスの影響で、移住の話は白紙になってしまった…。

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まさきさんは、高校を卒業したあと どんな道に進んだのか。

・1つは、ネット大学「managara」に進学。
この大学は、世界中どこにいてもオンラインで講義が受けられ、大学卒業の資格も取れる。
いつか食の会社を起業したいと、「経営学」を学んでいる。
・さらにもう1つ、別の学校「さとのば大学」にも入学。

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実際に地方に住んで、地域の活性化について学べる学校で、夏には、岡山県に移住する予定。


井上さんの感想
・2つの大学ってすごい新しい選択。
コロナ禍でオンラインというとマイナスに捉えがちだが、もうひとつの大学にも行けるという強みをポジティブに活かせたのはすごい強いなと思った。

青野さんの感想
・最終学歴という言葉がいけてないのでは。(笑)
“人生100年時代”に20歳ちょっとで“最終学歴”という考え方だと「そこで学ぶのをやめるの?」という感じ。
それよりも、「学び続けなければいけない」
まさきさんみたいに、ネットを活用して、学びたいことをどんどん更新していく。「最新学習歴を更新していく」ということが大事だと思う。




3人目は、離島在住のため、大学の下見に行けないという学生の進路。

長崎県、五島列島の北部に位置する小値賀島(おじかじま)。
人口2400人ほどで、高校は1つ、全校生徒は28人。

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この春高校3年生になったまことさんは、吹奏楽部の部長。
さらに生徒会長も務めている。

大学進学を考えていて、そろそろ進学先を決めなければならない時期だが、コロナ禍で大学の下見に行くことができない。

1年後、島を出るまことさんは 今、あらためて思うことがある。
それは、この島の人のあたたかさ。

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島を出る学生1人ひとりを、保護者や先生たちみんなが見送りエールを送ったり、町の課題を調査するという、高校生の課外活動のために、役場の担当者が時間をとってくれたり、また、知らない人でも「あんたどこん子ね?」「元気にしとるね?」と話しかけくれるところが、あたたかくていいと感じるという。

「将来、この島のために役だつ人になりたい」という思いでまことさんは、地方創生のことを学べる大学を探し始めた。

まことさんは、下見に行けないままどうやって進学先をきめていこうと考えているのか。

まことさん
・地方創生のことを学べる学科の人とオンラインセミナーで話す機会があって少しイメージが沸いた。
・これからも色々な手段で情報収集をしながら進学先を決めていきたい。


青野さんの感想
・地方創生とこの10年くらい言われ続けているが結果的にはこの東京一極集中を止められなかった。
でも、このコロナ禍で、テレワークで働くようになって移住するひとも増えている。この時に選ばれるのが、魅力のある地域。
・コロナ禍によって、都会と地方のハンディキャップが無くなった、むしろ地方の方が有利になったと感じることも。
・学生のうちにそれに注目している若者は、将来的に活躍するチャンスがあると思う。

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コロナ禍に揺れながらも進む道を決めた子どもたち。
先の見えないこの時代、自分自身と向き合うことからはじめてみませんか?

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END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年05月29日 (土)

これって"やりすぎ教育"?<番組内容>


子どもを思うあまり、本人の限度を超えて勉強や習い事をさせてしまうこと、ありませんか?


それは「教育虐待」かも…
背景にあるのは、「子どもの将来は全て親次第だ」という不安や焦りと言われている。
“やりすぎ教育”について詳しい臨床心理士武田信子さんと一緒に、親はどうすればいいのか考える。


保護者のお悩み「これって“やりすぎ教育”?」

ヤマネコさんは長男(小4)に週5日、6つの習い事をさせている。
しかし長男「ママは僕がいっぱいいっぱいやっているのに、それ以上を要求する!」と爆発。
自分はやり過ぎているのかも知れないと考えるようになった。

ポピーさんの長男りょうまさん(小3)は、図工と体育が大好きで運動神経が抜群。
しかし、九九の問題を4分で解く課題をクラスで一人だけできなかったことがあり、ポピーさんは、先生から、「家で練習させてください」と言われた。ポピーさんは苦手を克服させてあげたいと、くつろぐ時間もとれないほどに塾と家庭学習を増やし、つきっきりで教える。
しかし、りょうまさんの勉強はなかなか進まない。ポピーさんはいらだちをりょうまさんにぶつけてしまうことも。

ポピーさん
・彼が泣いちゃうような嫌なやり方でないと勉強をやらせられない、自分が無力だと感じる。
・子どもに人並みのことを身につけさせなくてはいけないというプレッシャーがある。

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そんな保護者のお悩みに、尾木ママ武田さんは・・・

武田信子さん(臨床心理士) 
・彼は今、これ以上できないというギリギリの状態。
・ものづくりやスポーツなど、いったん子どものやりたいことをやらせる。自分に自信をもっと持たせていって、やりたいことが勉強につながるような方策をその時点で考える。

尾木ママ
・彼は九九の意味をちゃんと捉えているから、トレーニングの部分はいつでもどうにでもできる。

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どこからが教育虐待?

武田信子さん(臨床心理士)
・子どもが、もう耐えられない、無理だと言ったところで虐待と言えると思う。

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ヤマネコさん
・うちの子が「頑張っているのにそれ以上要求する!」と言ったとき、いったん習い事をやめた。
・しかし、子どもの将来を考えると今までやっていたことをやめるのは親が不安。


親の不安を生む背景とは?

親の不安をあおる背景。それは、過度な競争を強いる日本の教育制度。
国連から、子どもの成育に悪影響があると何度も改善を求められているのだ。
実際、ユニセフの調査によると、日本の子どもたちの精神的幸福度は低い。

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立派な人間に育てたい

不安な親が“やりすぎ教育”から脱するにはどうすればいいのか?

ある保護者の経験から考える。
不登校やひきこもりなど生きづらさを抱える人たちの居場所を提供している後藤誠子さんは、かつて勉強をめぐって次男をひどく責めた経験がある。次男が中学生の頃、本人の希望を無視して偏差値が高い進学校に行くよう、朝から晩までスケジュールを決めて勉強をさせ、時には言葉で責めたてた。

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後藤誠子さん
・良い学校に入れたら本人も助かるし、正しいことをしていると思っていた。
・立派な人間になってもらいたいという思いが根本にあった。

後藤さんの望む進学校に合格した次男。しかし、高校一年生の夏、学校に行かなくなった。後藤さんは勉強が遅れると焦り、次男をベッドから引きずり出し、無理やり学校に連れて行った。


“やりすぎ教育”に気づいたきっかけ

なんとか高校を卒業し、東京の専門学校に進んだ次男だったが、1年後「もう学校には行けない」後藤さんに電話で告げ、その後連絡がとれなくなった。後藤さんは急いで東京に向かい、会うことができた。そこで初めて、次男の胸の内に触れた。

後藤さん
次男が黙って下を向き、「死ねなくてごめん。俺みたいなのが生きててごめん」と言った。

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子どもからのSOS

後藤さん
・途中で次男の様子に「なんか変だぞ」気づくのだが「いやいやいや」と打ち消してしまった
「世の中に出たときにこの子が困るでしょ?」という気持ちの方が勝ってしまった

武田さん
・子どもは親にニコニコしていて欲しいし、あとは「言っても聞いてくれない」と思うと文句を言わなくなる。そうなると修復が難しくなるが、親は「もう大丈夫」と思ってしまい、ますます気づかなくなる。



いい親子関係を築くには?

死を考えるほど次男を追い詰めていたことに気づいた後藤さんは初めて助けを求めて、ひきこもりの家族相談会に参加するようになった。

そこでは毎月一回、「良かったこと」を皆の前で話すという課題が出されたが、後藤さんは次男のことで「良かったこと」を見つけられず、何も発表できずにいた。

半年が過ぎたころ、ふと「今日ここに来れたことが良かったことです」と発表した。

周囲の人たちの反応に、「子どものこと以外で“良かったこと”を探していいんだ!」と思えた後藤さん。ちょっとした日常の中に良かったことがたくさんあると気づいた。それからは少しずつ自分の楽しいことをやってみるようになった。  

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後藤さん
・この子をしっかり常識的な人間に育てなくてはという強迫観念を外していくような作業だった。
・子どもばかり見ていたときは、こんなことが好きなんだ、こういうことが嫌なんだ、というのが全然わからなかったが、目を離したとたん逆に見えてくるようになり、本人も言ってくれるように。



何もしないことや遊びが大事

今では、生きづらさをかかえた人のための居場所づくりを、次男と一緒に運営している後藤さん。
「プログラム的なことをしない、ただ来た人たちとお茶を飲みながら雑談する」ことを大切にしているという。

武田さん
・ぼーっとしたりゴロゴロしたりする時間が人間には必要
子どもが遊ぶことがすごく大事で、学力の基礎にもなる、ということが研究で分かってきている。(2013年 IPA(子どもの遊びのための国際協会)宣言)

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ヤマネコさん
・自分の子どもの頃、そういえばキツキツと勉強していなくて、みんなと外で遊んでいた。
・今勉強ばかりさせることで、生きていく能力を逆に奪ってしまっているのかなと思わされた。

武田さん
「私の子どもはどうなるの?全部親の責任」というふうになっていて親は苦しんでいる。
もうできないから助けて、という力が多分一番大事になってくるんじゃないか。



END

 

 

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2021年05月15日 (土)

早生まれの悩み <番組内容>

今回のテーマは“早生まれ”
番組でアンケートをとると、「周りと比べて行動が遅い」「競争で勝てない」「勉強が苦手」など、早生まれについて心配する保護者の声が多く寄せられた。
早生まれの影響って本当にあるの?あるとすれば、保護者はどう向き合えばよい?

ゲストは、ご自身も2月生まれであり、早生まれのお子さんがいる、藤本美貴さん。

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早生まれの子がいる保護者は、どんなことで悩んでいる?

ハナミズキさん(小4次男が2月生まれ
・サッカーチームに所属しているが、体が大きい子にとばされてしまう
・負けずに頑張ってほしいが、「早生まれのせいで不利なのでは?」ともどかしい気持ちにもなる。

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ビオラさん(小4長男が1月生まれ
・小学1~2年生の頃は、文字の書き取りが苦手など、勉強の遅れが気になった。
給食を食べるのが遅かったり、同級生に言い負かされてしまったりなど、今でも生活面で心配なことが。

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教育学・育児学などに詳しい汐見稔幸さんによると・・・

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・4/2生まれの子と、その1年後の4/1生まれの子が同じクラスになる。当然、1年間の相対的な発達差がある。
自律神経は10歳ぐらいでほぼ大人と同じになる。それ以降は、生まれ月による発達差は気にならなくなる。
・生まれ月による学力差は、低学年では若干あっても、高学年ではその子の得意不得意が反映される度合いが高い。


しかし、こんなデータも・・・
日本のプロ野球選手の生まれ月を調べると、早生まれが少ない。
アメリカの大企業の社長や国会議員の生まれ月調べると、やはり早生まれが少ない。


早生まれと遅生まれで差があるのはなぜ?カギは“自己効力感”
生まれ月による差がなぜ見られるのか、その背景を調べた山口慎太郎さん(東京大学大学院経済学研究科)に聞いた。

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山口さんは、埼玉県の学力・学習状況調査(2015~2018年度)について、各学年の結果を生まれ月に注目して分析した。この調査では、算数や国語などの学力(認知能力)を測定するだけでなく、目標に向かってやりぬく力や自己をコントロールする力(非認知能力)についても子どもに答えてもらっている

算数や国語の成績は、早生まれのほうが遅生まれよりも相対的に低い傾向があったが、その差は学年が上がるにつれ徐々に縮まっていった。

しかし、「自分はできる」という自信である“自己効力感”などの非認知能力については、やはり早生まれのほうが遅生まれよりも相対的に低い傾向があったうえ、学年が上がってもその差が縮まらなかったのだ。

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山口さんの見解>
・生まれ月を考慮すれば問題ないのに、周囲が「あの子はできない」という不当な評価をすることで、早生まれは「自分はできない子なんだ」と誤って理解してしまう可能性が高い。それを裏付けるように、早生まれほど「先生や友人は自分のよいところを認めてくれない」と感じている傾向があることもわかった。
・これは制度の問題であり、早生まれの不利が人間関係の中で固定化されていると考えられる。リーダーシップをとる機会を均等にするなど、先生や保護者が介入しないと解決しない問題だと思う。


汐見さんの見解>
・環境や育て方しだいで、早生まれの子が不利になってしまう状況は解消できる。
・実はプロ野球選手の中でも、タイトル獲得者には早生まれが多く、日本人のノーベル賞受賞者にも早生まれが多い。小さいときから周りよりもスタートが遅れているぶん、努力して成功する経験をたくさんすることで、頑張り屋さんになりやすいのではないか。
・大事なのは、他の子と比べるような育て方はせずに、その子らしさを認めてあげること。



生まれ月を考慮する取り組みで、子どもの自信を育む
都内のある私立の小学校では、1年生の間だけ、【4~9月生まれ】と【10月~4月1日生まれ】でクラスを分けている。入学式では、【10月~4月1日生まれ】のクラスは落ち着きがない子が目立つなど、顕著に差が見られる。

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授業も、それぞれのクラスのペースに合わせて進めている。【4~9月生まれ】のクラスでは、座って教科書を音読する授業が行われていた。
一方、【10月~4月1日生まれ】のクラスでは、教室を歩き回りながら友達と好きなものを発表し合う授業が行われていた。じっと座って教科書を読むよりも、体を動かしたほうが授業に参加しやすいと、先生が判断したのだ。

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でも、これだと2つのクラスで学習の差が出ないのだろうか?

この小学校の先生によれば、【10月~4月1日生まれ】のクラスは2学期後半から徐々にペースアップしていくそう。さらに、この段階で習熟度に多少の差があったとしても、子どもたちが「小学校って楽しい」と感じたり、自信を育んだりすることのほうが、長い目で見れば大事だという。


<学校でできること>

・幼稚園・保育園から小学校へ円滑に移行する取り組み(幼保小連携)のように、多様な授業形態を柔軟に取り入れていくことが、早生まれと遅生まれの子の差を解消する一つの方法ではないか。汐見さん)

・ヨーロッパでは、異学年が混ざった学級を作るところもたくさんある。年上の子が年下の子に教えてあげることで、リーダーシップを発揮でき、これを繰り返していくとどの子もいろんなポジションを経験して育つ。日本でも、公立の学校で取り入れようとしている動きがある。尾木ママ

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早生まれでもそうでない子も、みんながその子らしく活躍できるような社会に近づくように、まず日々の声かけから意識してみませんか?

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2021年05月08日 (土)

学校の行き渋り <番組内容>

今回のテーマは、「学校の行き渋り」
●行き渋りとは?
年間30日未満の欠席、あるいは遅刻を繰り返す、保健室登校や行きたくないのに無理して行っている子どもたちのことを指す。(不登校に関しては、文科省が年間30日以上欠席することと定義づけをしている)

*不登校と言われる子どもたちは、約10万人と言われているが、行き渋る子どもは、その3倍、約33万人いるという調査結果も。
(※2018年日本財団「不登校傾向にある子どもの実態調査報告書」より)

*コロナの影響で、かなり急増しているのでは、と懸念している。(尾木ママ


お悩みホゴシャーズ【息子たちの行き渋りに悩む マルベリーさん】(小6男・小3男)
「親子の中が険悪になってしまい、毎朝起こすのが辛い。
一度遅刻を許してしまうと、それが当たり前になってしまうのでは・・・と心配している」

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お悩みホゴシャーズ【「学校に行く」と言うのに行かない息子に悩む、シマエナガさん】(高2男)
「『お腹が痛い、頭が痛い』と日によって違う理由で行き渋る息子。つい『学校に行くって言ったじゃないの!嘘だったわけ!』と声を荒げてしまう。いいことではないと分かっているけれど、自分に歯止めがかからない・・・」


日々の診療で、親子のこころのケアを行っている 田中恭子先生(国立成育医療研究センター)解説
多くの子どもたちは、「学校に行きたい」のに、何らかの理由でしんどくなり、行けなくなっている状態。
親が登校を強いると、子どもは「学校に行けない自分=ダメな自分」と思い込み、徐々に自信を失くしていく。
ますます学校に行けなくなる、健全に生活を送ることも出来なくなるなど、深刻化してしまう可能性がある。

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マルベリーさんの息子さんたちは、なぜ学校に行きたくない?胸の内を聞いてみたところ・・・
・学校に行きたくないというより行く意味が分からなくなってしまった
・新型コロナウィルスの影響で、学校で友達とワイワイ喋ったり遊べなくなったことで、楽しくないと感じるよ
うになった。

 


しかし、
簡単に「休んでいいよ」とは言えない・・・
学校って行くのが当たり前だと思っていたから、「なんとなく行きたくない」という気持ちに共感できない・・・
という保護者の苦しい想いもある。



休むことは子どもの心を回復させる大切なプロセス【田中先生解説】
行き渋りは、【家族】【学校】【心】など、様々な要因が複雑に絡み合って起こる。
その為、子どもは自分の気持ちをうまく言葉にすることが難しい。
学校に行く行かないではなく、学校に行けなくなりつつある子どもの辛さに共感をしていくことが大事。

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子どもの休む権利について【尾木ママ解説】
身体が悪い時や心が疲れた時は、休むのが当たり前なのだから、休んだってよい。
(2016年 文科省 「教育機会確保法 第13条」にも明記)



親として 子どもが休むことを肯定した結果、元気を取り戻した親子【リクガメさんのエピソード】(高2女)
リクガメさんの娘の行き渋りが始まったのは中2の秋。
リクガメさんのもとに学校から「登校していない」という連絡が入ったのだ。
近所を探しまわったところ、通学路の途中にある橋の上でひとりたたずむ娘を見つけた。

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行き渋り始めた当初は娘自身も理由が分からなかったという。そして徐々に食事も摂れなくなっていった。
リクガメさんは、そんな娘の様子が心配になり、学校の担任や保健室の先生の相談しにいくと・・

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そこで必ず言われたのは「学校行きなさいと言うな」「暖かく見守れ」「子どもにプレッシャーをかけるな」という言葉。「学校に行けるんじゃないの」という思いをぐっと飲み込み、声掛けを我慢するようになった。

そんなリクガメさんの変化を、娘は「お母さんは自分を受け入れてくれているのかな」と感じるようになり、徐々に心がほぐれてきたという。その中で娘も行き渋りの理由も見えてきて、親子の会話も増えていった。
リクガメさんも、娘の苦しみを知り、やっと、心から「休もう」と言えるようになった。

保健室登校から、教室まで通えるようになったが、今でも時々学校を休むことはあるという。
しかし、そんなときも、少し休んで、親子でゆっくりと過ごす時間を大事にすることで行き渋りと向き合っている。



食事を摂れているか、睡眠時間がとれているか、親が気にかける「見守り」が大事【田中先生解説】
保護者が「学校を休む」ことを肯定することで、子どもの心のプレッシャーが減ってゆき、自分自身の事を考える時間が持てるようになる。


我が子が元気になってまた歩んでいく未来を信じる【尾木ママ解説】
我が子の未来を信じることが大事。
そのためには、親も辛い気持ちを1人で抱え込まずに、カウンセラーの先生などに相談することが必要。様々な事例を聞くことで、我が子を信じる気持ちが湧いてくる。



「東京 親の会」行き渋りや不登校に悩む親が集まる場所
相談員や経験者に、悩みを話したり、情報交換も出来る。

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代表の平野さんは、親自身のケアも大切だと考えている。
「悩みを共感することで、辛いことも頑張ろうと思えるようになる。」
「保護者が元気を回復していくことで、子どもにプラスにならないかもしれないが、子どものマイナスにはならないと思う。」


「子どもに」ではなく「子どもと」一緒に考えてゆく【田中先生解説】
子どもの苦しさに気づいた時が、ベターなタイミング。親自身を責め過ぎないでほしい。
これからどうしていけるかな、ということを子どもと一緒に考えてゆくことが大事。

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学校に行けない=幸せのレールをはずれたわけではない【尾木ママ解説】
今は、いろんな学びの機会や方法、場所もある。これらの情報を子どもに教えることで、親が味方になれることもある。できることから始めていけばいい

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※全国には、自分の子どもが行き渋っている、または不登校になっている保護者の気持ちを話したり聞いたりできる場所がたくさんあります。

「教育相談室」(全国の市区町村に設置)
各行政HPに案内があります。
心理や教育の専門員が相談を受けつけています。保護者だけでなく、子どもも一緒に、または子どもひとりでも相談できます。「いじめ相談」や「フリースクール」「近くの医療機関」などの窓口紹介なども行っているところもあります。

 


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2021年04月17日 (土)

もしかして中1ギャップ!? <番組内容>

ウワサの保護者会!今回は中学1年生がテーマ。
定期テストや教科担任制、部活が始まり、小学校とは大きく変わる中学生活。

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しかし、番組には子どもが中学生になったときのお悩みが寄せられた。
「ほかの小学校出身の子と打ち解けられなかった」
「部活の先輩に『あいつ生意気』と言われ孤立した」
子どもがスムーズに中学生活をスタートできるために気を付けることは何かを考える。
ゲストは、小学5年生のお子さんがいる、品川庄司の品川祐さん



尾木ママの見解
中学生になると子どもたちにとって大事な友だち関係や学習面が大きく変わる。不安が増して行き渋りになるなど、いわゆる中1ギャップといった現象が起きてしまう。

ホゴシャーズの悩み
うめさん「娘が中学に進学してから、成績が落ちた。家庭でも勉強をしないので悩んでいる。」


◇うめさん親子のお悩み 小学校とは大きく変わった学習◇
うめさんの長女こうめさん(中2)が最初に戸惑いを感じたのは授業の進め方。
授業の進みが速く、いくつかの教科でついていけなくなった。

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さらに困ったのは定期テスト。
単元ごとにテストする小学校とは違い、中学校では学期ごとに複数の単元がまとめてテストされる。
問題数も多く、より難しい内容のテストに驚いたこうめさん。
初めての数学のテストは35点。小学校のときはいつも80点以上だったため、ショックを受けた。

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うめさんは次のテストでは挽回してほしいと考え、「勉強しなさい!」と声をかけた。
しかし、こうめさんはゲームやパソコンに夢中になってしまう。理由は「勉強のやり方が分からない」からだという。


専門家の情報
発達心理に詳しい、法政大学文学部心理学科教授の渡辺弥生さんからのアドバイス。

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勉強への対応のしかたのポイント
[1] 最初の定期テストは親も一緒に計画や目標を立ててあげる。
[2] 目標は「できそう、やれそう、やりたい」と思えるものに設定。例えばいつも60点の場合は70点を目指してみよう。
成功体験が積み重なると、さらにやる気がアップする。
[3] 比較対象は他人ではなく、少し前の自分。「前の自分より伸びてきた」という気持ちを経験させてあげることが大事。


尾木ママからのアドバイス
・順位付けなど他人と比較するようなテスト結果の通知もある。でも、勉強への向き合い方については家庭での価値観を持つことが大切。


◇中学の学習に備える授業◇
広島県呉市では、2007年から市内全ての小中学校で「小中一貫教育」に取り組んでいる。
取り組みの一つが、小学校の授業に中学校の先生が出向いて行う「乗り入れ授業」
小学校の学習が中学校にどうつながっているのかを体験させている。

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この日の学習は、小6で学ぶ単元「資料の調べ方」を使って短距離走の代表選手を選ぶというもの。
子ども達は過去の記録の「平均値」を比較すれば選手を決められると考えた。

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しかし、平均値はすべて同じ!ここからは、中学を意識した学習(求めた値を活用する学習)を体験。
子ども達は、どの値に注目すれば選手を決められるか、データを分析していく。

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子ども達から出た意見は・・・

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答えはBとEに分かれた。
先生は子ども達にこう伝えた。
「答えははっきりしない。何に視点を置くか、何で判断するかによって答えが変わってくるということを体験してほしかった」「平均値が全てじゃない。今日の考え方が中学の学習に生きてくる」
子ども達はこうした授業を通して、中学の学習に興味を抱くようになってきているという。

ホゴシャーズの感想
うめさん「長女の定期テストでも、論理的な問題が多い。小学校から段階的にやっているのはすごくいいと思う。」


<呉市の小中一貫教育について>
▼内容
・乗り入れ授業の他にも、小学校高学年からいくつかの教科で担任制を導入している。
・生活面では小学生と中学生が一緒に行事に取り組む異学年交流を行っている。

▼成果
・全国学力・学習状況調査で全ての教科で呉市の平均正当率は全国を上回る。(小6・中3)
・中学1年生の不登校生徒数が減少している。


尾木ママの意見
・制度としてやれているのが素晴らしい。どんどん進めていってほしい。
・一方で、従来の小学校6年、中学校3年の区切りも魅力。6年生が最上級生として1年生のお世話などをすることで、急激に成長を遂げることもある。



◇ネクタリンさんの体験 生活面でのストレス◇
小学生のときは明るい性格だったネクタリンさんの娘。しかし、中学入学後、部活で疲弊し口数が少なくなっていった。

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さらに、洗濯物を出すなど家庭での決まりごとが守れなくなる。
そんな娘に対し、ネクタリンさんは「中学生なのに」と厳しく叱るが、次第に、娘は自分の部屋に閉じこもるように。
その後、久しぶりにネクタリンさんのそばにやってくると、不安な様子で「私、部活で嫌われているかも」とつぶやいた。
娘に何が起きているのか知りたいと、部活を見に行ったネクタリンさん。

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そこで目にしたのは、レギュラーになりたいと必死に争う部員たちの姿。
誰かがミスをしても励まし合うことはなく、張り詰めた空気が漂っていた。

娘の状況を理解したネクタリンさん。娘に「ごめんね。あなたのつらさを分からなかった」と謝った。
そして、娘に対して口癖だった「でも」をやめ、共感する姿勢に変えた。
すると、娘は次第に日々のことを話してくれるなど口数が増えていったという。


渡辺さんの見解・アドバイス>
・中学生は色々な人の気持ちを考えられるようになるので、その分悩みが増える。だから、まずは「中学生は悩む時期」と意識することが大事。
・小学生のときのように素直に会話に応じてくれないことも増える。その場合は、「映画行かない?」や「散歩しない?」のように、“対面”ではなく“横向き”で話せる関係を目指す。

品川さんの感想
・中学生になるにあたり、さまざまなことでまずは親が判断しなければならないことがある。その覚悟は決めている。

尾木ママからのアドバイス
・子どもが中学生になると仕事を始める親も多くなる。しかし、目を離さず意識的に見てあげることが大事。子どもの気持ちに共感する姿勢を大切にして欲しい。



END





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2021年04月03日 (土)

今だからこそのPTA!<番組内容>

新年度1回目のテーマは、“PTA”!
期待に胸膨らむ新学期だが、保護者にとってはPTAの役員選出など、悩みも多い。

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しかし、去年はコロナ禍の影響でほぼ全てのPTA活動がストップ!
毎年“やらなきゃいけない”と思い込んできた様々な活動が、実は“やらなくてもよい”ことが分かった!
今こそ「子どもの幸福な成長のための団体」というPTA本来の意義に立ち返り、あり方を見直すチャンス!

スタジオには、PTAに悩むホゴシャーズが集結。専門家も交えて、尾木ママこれからのPTAについて考える。

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◆PTAは任意の団体 加入するもしないも自由
・・・なはずなのに、
チャボさん「初めての時は入って当たり前の組織だと思っていた。いまだに(加入しなくてもいいとは)知らない人がいっぱいいると思う」
ペガサスさん「私にとってPTAは、やめることも縮小することもできない、けれど続いてしまっているという意味で『燃えて無くなればいいなぁ』と思う団体!?」

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▼ここに「PTA会員が減ってしまった!」というホゴシャーズが登場。

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ウッカリカサゴさんのピンチ!
*去年、PTA活動の見直しで、加入の意思確認を改めてしたところ、会員が6割に減ってしまった… さあPTAは、大紛糾!
*PTA会員にならないということは、会費も出さない。そこで、様々な議論になった。
*一番困ったのが「卒業生にあげる記念品」。毎年、PTA会費から出してきたが、6割の会費で全員には難しい…

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*そこで、ウッカリカサゴさんたちは「有志の会」を立ち上げた。
*会費も別に集めてのボランティア活動だったが、ほぼ100%の保護者が参加。
無事に卒業生全員に記念品をあげることができた。

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ウッカリカサゴさん「今やっている事が、子どもたちのためになるんだと実感していたので。やっていて楽しかった」
*PTAとほぼ同じ活動でも、意義や目的がハッキリしていればみんな参加してくれるのだ。


しかし、仮にこれをPTA本体でやろうとしたら…
◆会費を出した人と出してない人との不公平感はどうする?


【専門家のアドバイス】
▼長年PTAの取材を続け、自身も子どもが保育園から高校までPTAを経験するジャーナリスト・大塚玲子さんによると、

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「PTAは任意の団体なので入らない人もいる。しかし、子どもは全員ひとしく支援の対象者。
もしPTAが記念品をあげるのなら、全員に必ずあげるというのが筋。
しかしもう一つ、「記念品をあげない」という選択肢もあることを忘れないでおこう」


◆PTAが変わらないのはなぜ?
そもそも、なぜPTAは長い間変わらない?

ウッカリカサゴさん「初めてやった時『もう決まっている事だから』と言われ、変えようもなかった。前年踏襲でいけばみんな文句ないでしょう?って」
ペガサスさん「文化祭にPTAからかき氷をふるまう慣習がある。先生もフランクフルトを焼いて代休もない。これこそ無くしていい仕事なのでは?」
チャボさん「夕方の見回りも、やってみたら皆で喋りながら歩いて戻ってくるだけ。やめたらいいと提案したが、なくならなかった」


【専門家のアドバイス】

大塚さん「PTAが変わりづらい理由の一つは前例踏襲。これまでのやり方を変えるのは手間暇かかる。みな忙しい中、『去年通りやっておくのが早いよね』となりがち」


*また、地域とのつながりも悩ましい要因だ。
チャボさん 「役員をやると地域との関係が忙しくて、時期によっては毎週土日何かある。それを知ると、会長はやりたくないと思う人もいっぱいいると思う」



◇ピンチをチャンスに、PTA改革に挑む小学校
横浜市立日枝小学校でも、去年はコロナ禍でPTAの活動がストップした。
校長住田昌治さんは大改革を提案!

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住田校長「一度立ち止まってPTAとは何か考えるチャンス。コロナの前よりもっと良いものにするための変革だ」


▼教師と保護者が検討を重ねた結果、生まれたアイデアは・・・
・PTAという名称を変更。
・会長などの役職も廃止。
・すべての活動を見直し、「できる事をできる人ができる時にやる」というボランティア制にする。
・そのまとめ役に「こーでぃねーたー」をおく、というもの。

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チャボさん「まさに、ここから必要なことだけ積み上げていくのがいい!」


しかし、ここでまた新たな疑問が・・・
▼「ボランティア制度だけで、PTAは存続できるのだろうか?」

スタジオには、その問いに答えるホゴシャーズがいた!

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◆スタジオもどよめくヤマアラシさんの改革!
*イベントごとに、そのつどやれる人を募集する「サポーター制」にした。その上で・・・

ヤマアラシさん「例えば、お汁粉を配るイベントに8人必要と言う時に『もし8名集まらなかったら、このイベントはやりません』と、すっぱり決めている。集まらないのは保護者がやらなくていいと思っているという事なので、やるべきではない」

*イベントのお知らせや募集は、負担の大きいプリントの配布ではなく、メールでできるようにヤマアラシさんがシステムを構築。
*応募状況がWeb上で分かるので、追加の声がけもしやすい。サポーター制度は、メールの仕組みとセットにすることが肝心だ。
*この方法で、過去1回もイベントが中止になった事はないという!

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尾木ママ「リアルタイムで状況が見えるので、このシステムは自分たちを客観視できる」

【専門家の意見】
大塚さん「今までは、「やる」の一択だったので“やらされ感”が出てしまうが、『集まらなかったらやらない』と言われる事で、どうする私、やる?やらない?と考える。主体的に決めれば、楽しいと思う」



▼メール機能を持っていない人がいる場合は?
*総会の開催など重要な情報は印刷して出し、イベントの告知や人の募集は(メールを受け取れない人がいても)メールで行う。

ヤマアラシさん「「全員に必ず」みたいなものを捨てました」
尾木ママ「漏れた人には、周りが知らせてあげればいいわね」



◆さらには、会長を3人に!
*会長は責任も重いし忙しい。そこで会長を3人に。
*「学校と会話をする担当」、「渉外担当」、ヤマアラシさんは「ITと改革担当」の会長というふうに、三人の役割分担を決めたので学校とも話がしやすい。
*ポイントは、「得意を持ち寄る」こと。

ヤマアラシさん「自分はITの仕事をしている。保護者はたくさんいるので得意な人がやるといい」



◇住田校長の考える「これからのP T A」

住田校長
「本当に大事なのは、PTAに関わっている人がみんな生き生きワクワクしていること。その雰囲気の中で子どもたちがよくなっていく」
*そこで使っているのが、丸い形にしたホワイトボード・エンタクン。
*教職員と保護者が膝の上に乗せて囲み、思い思いのことを書きながら、子どもと学校の未来について話し合っていく。

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住田校長「子どもたちをどんな子に育てたいのか。そのために何をすればいいのか、ということを気軽に話すことが必要。
そしてPTAには今後、子どもたちにも参加して欲しい。
地域と“チルドレン”を加えるということで、PTCCAに。

子どもが、自分たちの学びの環境を自分たちで作っていくことができれば、よりダイナミックなPTA活動になるのではないか」

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【専門家のアドバイス】
大塚さん「PTAという姿に拘らず、なにが必要かというところから逆算して活動内容を考えていくといい」

【尾木ママのまとめ】
尾木ママ「大事なのは『子ども達が主役』ということ。そこに大人が寄せてもらうような発想が、これからは期待されるでしょう」

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END





投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


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