番組内容

2021年02月27日 (土)

どう育む?自己肯定感<番組内容>

今回のテーマは、「どう育む?自己肯定感」

番組には、「どうせ私なんて…」と言ってばかりのわが子が心配、いつもクヨクヨして将来が不安…などのお悩みが保護者から寄せられた。
そこで!子どもが前向きに生きられるコツを専門家と一緒に考える。

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尾木ママの解説「自己肯定感とは…」
自己肯定感が高いと、「ありのままでいい」と自分のことを愛せるようになる。
子どもたちの人生を左右するほど重要なもの。


●親子・家族問題に詳しい 大日向雅美さん(恵泉女学園大学 学長)の解説
国際比較調査で、諸外国と比べて日本の子ども・若者は自己肯定感が低いという結果が出た。
国民性の違いもあるので、そこまで気にする必要はないが、
・「うまくいくかわからないことにも意欲的に取り組める」
・「自分の将来に希望が持てる」
といった内容の項目が低かったことは心配。(※2013年「子ども・若者白書」の調査より)

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ホゴシャーズたちのお悩みは・・・

【1人目の相談者 しゃちほこさん】
しゃちほこさんは、中学1年生の娘が、ささいなことですぐ思い悩んでしまうことを心配している。

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しゃちほこさんは何かと声を掛けるが、娘はほとんど反応してくれず、部屋にこもりがち。
イラっとして、つい口調がキツくなってしまうこともあるという。


大日向さんのアドバイス
しゃちほこさんの娘さんは、正しく思春期を送っている。
「(学校で)うまくやりたい」という自分のイメージがある一方で、「自分はできない」という客観的な認識も育っている。
そのギャップに苦しんでいるお子さんに対して「ダメ」と言うのではなく、「もう一歩を踏み出すための孤独な戦いをしている」と思えば、優しい言葉をかけられるようになるのでは?


子どもは、親の関わり方をどう思っているのか?
しゃちほこさんの娘、ゆづきさんの本音は・・・

ゆづきさん(中1)
しゃちほこさんがしきりに干渉してくることに対して・・・

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「最近、部活どう?」「今日はどうだった?」などの質問は、答えにくいからやめてほしい。
・悩みごとに対していつもアドバイスをしてくれるけど、それが自分にはできないことだとかえって自信をなくすこともあるので、話を聞いてくれるだけでいい。



子どもの自己肯定感を育むために、親はどうあれば?

尾木ママのアドバイス
話しを聞いて相づちを打ってくれる、つまり「共感してもらえる」だけで、子どもは元気や勇気が出るもの。
「共感力」は親の秘密兵器。

大日向さんのアドバイス
最初は完璧にできなくていい。子どもに対して上手な接し方ができたり、できなかったりを繰り返しているうちに、らせん階段をのぼるように、いつのまにか良い親子関係になっていくと思う。



【2人目の相談者 うしさん】
うしさんは、小学5年生の娘を褒めて育ててきた。おかげで自己肯定感は高めになったようだが、あまり努力をしなくなってしまった。
たとえば学力テストで、もうひと頑張りすればもっといい点数がとれたのではと思っても、「頑張ったからこれでいい!」とすぐに満足してしまう。

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うしさんは、娘が悔しがったり、再チャレンジしたりする気持ちをもたずに成長するのではないかと、不安に思っている。


尾木ママのアドバイス

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子どもが頑張ったことを認めてあげて、結果的に自己肯定感が高まる、というのは間違っていない。
ただテストなどで、何が足りなかったかを親子でチェックしてみることは大事。


大日向さんのアドバイス
「自己肯定感が高まるから」「やる気をもってくれるから」など、目的をもって褒めていたとしたら、それは変えた方がよい。
褒めるときは素直な感動を伝えて、その先を求めないことが大切。
親の思惑を見透かされると、子どもの信頼を損ねてしまう場合があるので要注意。

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でも親としては、子どもが悪い所を指摘されて落ち込んだり、挫折や失敗をしたりすることで、自己肯定感が下がってしまうのではと心配になるが・・・


大日向さんのアドバイス
生きていく上で、失敗や挫折を経験するのは大切なこと。そのとき、親や家庭が、子どもの「安全基地」であるとよい。「安全基地」とは、「ダメな私でも、失敗した私でも、すべて受け入れてくれる場所」。
子どもは、その中で自分なりに自己肯定感を高めていける。



親が変わることで子どもが変わった

シバヤギ家のエピソード】
子どものあるがままを受け入れる「安全基地」によって、うまくいった親子がいる。
シバヤギさんと小学5年生の三女、コヤギさん。

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元々活発で明るかったコヤギさんは、小学2年生のとき、学校で仲間外れにされたことをきっかけに、自分を否定するような発言をするようになった。

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しかし、母のシバヤギさんは当時、仕事と家事に追われ、時間的にも精神的にも余裕がもてず、娘の悩みを真剣に受け止めることができなかった。

すると、コヤギさんは、しだいに泣いて暴れるように。

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その姿を見て、「私が変わらないといけない」と思ったシバヤギさん。
まずはコヤギさんを抱きしめ、これまでのことを謝った。
そして、毎日夕食の前に時間を作り、コヤギさんの話をただただ聞いた。

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その後、自分が明るく変わるよう努め、コヤギさんに接するようにしたものの、当初は信頼関係が崩れていたため、手をはねのけられる日もあったという。
そうしたトライアンドエラーを繰り返しながら、少しずつ関係を作り直していった。
さらに、一緒に楽しむ・一緒に笑うことを心がけ、絵が好きなコヤギさんと紙芝居サークルに参加したりもした。

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すると、しばらくしてコヤギさんに変化が訪れた。
ある日、部屋のホワイトボードにコヤギさんが書いたのは・・・

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その意味は「笑顔になりたい」。
これまでずっと押し込めていた感情を、素直に表現できた瞬間だった。

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コヤギさんは、今では自信がつき、周りに何か言われても気にしないようになったり、友達とコミュニケーションが取れないときも距離をとってうまく付き合えるようになったりしてきたという。


尾木ママのアドバイス
コヤギさんにとっての「紙芝居サークル」がそうだったように、地域との繋がりなど、家庭や学校以外の居場所が、「安全基地」となることもある。
そこで感謝されたり、やりがいを感じたりすることで、子どもの自己肯定感が育ってくる。


大日向さんのアドバイス
保護者自身が、自分のつらい気持ちや弱さを正直に認め、あるがままを受け入れて自己肯定感を育むことも大切。
子どもは、親がそのように揺れている姿を見ながら、自分の自己肯定感を育んでいく。
親子で一緒に自己肯定感を育んでいきましょう。

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END




投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年01月30日 (土)

ゲームとどうつきあう?<番組内容>

子どもがゲームばかりして困る!とお悩みの保護者は多いのでは?
でも、子どもたちに聞くとゲームで「成長を感じる」「コロナで友達と会えないときもオンラインで遊べて寂しくない」などの言い分が。児童精神科医の関正樹さんとともに、子どもたちのゲームへの思いを知り、上手なつきあい方を考える。


保護者のお悩み「キレやすい!」「勉強しない!」

マルベリー
さん
の3人のお子さんは皆ゲームが大好き。マルベリーさんは、長男のそうたさん(小5)に、「ゲームも勉強もメリハリをつけてできるようになってほしい」と一日のスケジュールを決めさせている。しかし予定通りにいかないこともあり、ゲームを取り上げると、そうたさんは怒る。

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マルベリーさん
・「うっせえ!ババァ!」などとキレる。中毒性があるのではと心配


ハナモモさんの長女なぎさん(小2)もゲームが大好き。今はホラーゲームに夢中。比較的ゲームを自由にさせているナモモさんだが、ゲームと引き換えでないと勉強をしないことが心配だ。

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勉強とゲームの関係は?

関正樹さん(児童精神科医)
・ゲームをするということと勉強をするということは、本来全く別のもの。出されている勉強の課題がバランスが良いかどうかを検討し、ゲームは引き合いに出さないほうが、勉強がより好きになる方向にいく
・「宿題が雑になっているよ」などの指摘はしないほうが良い。人はネガティブな指摘をされると嫌な気持ちになり、「直したい」とはならないから
・嫌な宿題を頑張ってやっていることを「えらいね」と言った方が宿題が苦でなくなり、雑さが少なくなってくる そうした方がいいサイクルになっていく

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キレやすくなるのはなぜ?

関正樹さん(児童精神科医)
・好きなものを取り上げられると怒りが誘発される たとえば大人が友人とランチに行く時間をパートナーから取り上げられた時など、「なんで?!」と怒りがわいてくると思う
・「お母さんは僕の好きなものをわかってくれない」「いつも否定する」といった考えが怒りにつながり、結果として暴言や地団駄をふんだりということに



ゲームのどんなところに惹かれるのか?
ゲームに惹かれる気持ちについてマルベリーさんの長男そうたさん(小5)に聞いてみた。

そうたさん(小5)
・自分が主人公になって冒険したり、現実にはできないことができたり、自分が中心
・自分にとってゲームは現実逃避の道具 ただでさえストレスが溜まっていて逃げ場になっている
・お母さんにはゲームのことよりもストレスを理解してほしい

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マルベリーさん
・「ストレスを抱えている」と言うとは思わなかった 気持ちを聞くと、私もちょっとゲームに対する考え方って変わってくるかなと思う

さんによれば、子どもにとってゲームは「楽しみ」であるだけでなく、「苦痛の緩和」としての役目や、「放課後にみんなで集まる公園のようなコミュニティー」としての役割があるという
そんなゲームについて親子ともに納得できるルールを作るには、親もゲームを知る必要がある



ゲームの種類によって区切れる(やめられる)ポイントが違う
・対戦型ゲーム:撃ち合い、レーシングゲームなどは1試合終わったところ
・街や建物を建造するゲーム:区切りがない 「今日何をやりたいか」事前に計画を立てておく



ゲームばかりでなくリアルも充実させたい!
ジュゴンさん
・ゲーム内で畑を耕す次男に、「そんなのやってないで家の庭の雑草抜いてよ!」と言いたくなる

尾木ママ
・アクティブな生活スタイル、自然環境からワクワクするような興奮が得られれば幅が広がる

関正樹さん
・余暇活動の充実は大事な視点 好きなゲームによって好む余暇活動も異なる
・何かを作り出すゲームが好きな子はキャンプを好む傾向
・戦闘ゲームを好む子は人との競い合いが好きなので競争するような活動を探す
・ハマれることを見つけていくことが大事


ゲームばかりの日々からリアルに興味が広がったあおいさん
はやぶささんの長男あおいさん(高1)は小学5年生の頃、中学受験を頑張るも様々なストレスから不登校になり、ゲームばかりの日々を過ごしたことがある

あおいさん
・自分だけ学校行けてない。親からも責められる。苦しい状況を忘れたい。そんな気持ちでした。
(あの時)ゲームがなかったら今この世にいない

はやぶささん
・最初はゲームに制限をかけていたが、ゲームをやっていないときすごい葛藤で泣いていたりする
・見てる方もつらいが彼はもっとつらい だったら任せてやりたいだけやらせようと腹をくくった

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ゲームを親に認められると心に余裕が生まれ、他の事にも関心が向くようになったあおいさん
今は、両親が通うダンススクールの動画配信を引き受けている。ゲームを足掛かりに、あおいさんの世界は少しずつ広がっている。

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関正樹さん
・オンラインゲームのコミュニティがいったん小さな居場所となる。それを家庭が認めると、小さい居場所と家庭はちゃんとつながる
・すると居場所はちょっと広がり、安心できる土台の上にチャレンジができるようになる
・リアルに関心が広がるのは「どこに行くか」より「誰とつながるか」。その「誰」の最初は家族
はやぶささんあおいさんを肯定的に見ることで、「誰とつながるか」の第一歩をすごく一生懸命にやられたのだと思う


全体を振り返って
ハナモモさん
・ルール作りに関して改めて子どもと話し合って我が家の一番いいスタイルをつくりたい

マルベリーさん
そうたの「ストレス」という言葉が刺さった。今彼が現実に抱える問題について話し合い、そのうえでゲームについて話を深めていけたらと思う

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尾木ママ
・昔はゲームはダメだと思っていたが、コロナ禍で友達とゲームでつながりあうことは大きな役割を持っていた。大人がどう環境を整えていくか、考えていく必要がある


ゲームのこと。まずは子どもと話してみませんか?何かヒントが見えてくるかも。



END 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年01月23日 (土)

いつから始める?性教育<番組内容>

今、子どもの性教育が注目されている。

その背景には、子どもの性被害防止への関心の高まりや、学校の性教育に不安を抱く保護者のニーズがあるという。一方で、アンケートをとってみると「子どもに性について話すことに抵抗がある」「親が伝える必要があるのだろうか」という声も多かった。

保護者はどう向き合っていけばよいのだろうか?

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今回のゲストは、性教育の専門家・村瀬幸浩さん
もともと保健体育科の高校教諭だった村瀬さんは、およそ半世紀にわたって性教育に携わり、現在も講演や執筆活動を行っている。

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子どもに性について伝える試み
タツノオトシゴさん家の場合~

小2の娘と5歳の息子がいるタツノオトシゴさん。子ども用の本棚に性教育の絵本や漫画を置くなど、家庭で性について当たり前に話せるような環境をつくっている。

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実は以前、タツノオトシゴさんは生理中で体調が悪かった妻のじゅりさんに対して気遣えず、傷つけてしまったことがある。このとき初めて、性の知識が足りないことを自覚し、子どもたちにも正しい知識を持ってほしいと思うようになった。実際、子どもがお風呂で生理中の母の体調を気遣うなど、性の知識が伝わっていると実感することもあるという。

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<村瀬さんのアドバイス>
・子どもに性について質問された場合、否定したりごまかしたりするのはNG!とっさに答えが浮かばないときは、「いい質問だね、調べておくよ」と言って、後で調べてきちんと答えてあげるとよい。
・子どもが知りたいことと、大人が答えなくてはいけないと考えていることが、大きく異なる場合もある。「どうしてそういうことを聞こうと思ったの?」と、子どもの疑問に寄り添うことが基本。
・思春期を迎えると、性について親に聞かなくなる。子どもが質問をしてくるうちにしっかりと向き合うことで、「性について話してもいいんだ」と子どもが思える信頼関係を築くことができ、トラブル回避につながる。

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日本の性教育の現状は?
~海外と比べて~

日本と海外の性教育に詳しい埼玉大学の田代美江子さん
性教育の国際的なスタンダードとなっている、ユネスコの『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の訳者の一人である。

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日本の教科書は海外の教科書と比べて、性について学ぶのに必要な情報が足りていないという。
例えば、ドイツでは、8~10歳向けの生活科の教科書で、性交についてイラストや文章でしっかりと説明がなされているが、日本の学習指導要領には、「受精に至る過程は取り扱わない」との「歯止め規定」がある。

<田代さんの見解>
体や性は自分自身を形づくるもの。子どもが発達段階に応じて性について正しい知識を身につけることで、自分自身を大切な存在だと思えるようになる。すると、他者の権利も尊重できるようになり、よい対人関係にもつながる。
小さいうちから性をポジティブに捉える基盤を作ることで、深刻なトラブルを避けることができるようになる。


小学校における性教育の新しい試み

大阪市立生野南小学校の1年生の授業。
子どもたちは、水着で隠れる場所について確認した後、体の様々な部位を触られるとどんな気持ちになるかを考えていく。体を触られて嫌な気持ちになったとき、たとえ相手が身近な大人であっても「嫌だ」と意思表示をし、信頼できる大人に相談してよいということを学ぶ。

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<村瀬さんのアドバイス>
性犯罪の加害者にも被害者にもならないために、子どもにまず伝えたいのが「プライベートパーツ」、つまり「水着で隠れる場所(胸、性器、お尻)+口」のこと。
・そもそも体はすべてその人のものだが、プライベートパーツはその中でも特に他人が触ったり、触らせたり、見ようとしたり、見せたりしてはいけない部分。
・たとえ親であっても、お世話や看護で必要な場合以外に、子どもの性器やお尻をふざけて触ることは避けるべき。プライベートパーツを触ることが「好き」の表現だと教えてしまうことになりかねない。すると、体を触られても拒否できず被害者になったり、逆に相手が嫌がっているのに触ってしまい加害者になったりするリスクがある。


生野南小学校では、1年生から6年生まで「性・生教育」の授業が続いていく。
2年生では妊婦体験などを通して赤ちゃんについて学ぶほか、5年生では恋愛やDVについて、6年生では結婚や子育てについて考えていく。

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<性教育とは>
・性教育は自分と社会との関係について考えたり、人間関係をどう作るのかを学んだりするための重要な学び(尾木ママ)
・性教育は性器や性交についてだけではなく、家族とは何かというような大きなテーマを含む。そういうふうに考えて、勉強してみようかなと思っていただけると嬉しい。(村瀬さん)

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最後に・・・
<すでに思春期のお子さんがおられる保護者の方にも、村瀬さんからのメッセージ>
性教育を始めるのに、遅すぎるということはありません。親は子どもに対し「性についての疑問があったらいつでも聞いてね」と、子どもが安心して性の会話ができるという雰囲気や姿勢を示すことが大切です。そのうえで、性教育に関する本や、信頼できる性教育の動画やサイトを提示するのもよいでしょう。



END

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年01月16日 (土)

どうする?子どものSNSトラブル<番組内容>

ウワサの保護者会!今回は「子どものSNSトラブル」

今や、中高生はもちろん小学生もスマホを持つのが当たり前の時代となった。
そこで保護者を悩ませているのが、子どものSNSトラブル。

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子どもがSNSで思わぬトラブルに巻き込まれたときどうすればよいかを考える。


<尾木ママの意見>
・スマホ保有率は年々増え続け、子ども達にとってSNSは人間形成の場としても重要になっている。
しかし、子ども達のSNSリテラシーが追いつかずトラブル多発!親もじっくりと考えなくてはいけない。


<ホゴシャーズの悩み>
ネクタリンさん「自分が子どもの頃はなかったツールなので、具体的なアドバイスができない」
ユキヒョウさん「子ども(小5)にスマホを持たせたとき、トラブルに対応できるか不安」



◇子どものSNSトラブル[1] 息子がチャットで返信が遅いと責められた◇

ベルガモットさんの中2の息子はグループチャットで返信が遅いといつも責められていた。
自分にも事情があることを伝えるよう助言するが、状態は悪くなるばかり。

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悩む息子を見かねた父親は、結局スマホを没収するしかなかった。
息子はトラブルから解放されて安心したと話す。

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<ホゴシャーズの感想>
ネクタリンさん「子どもがスマホを取り上げられて安心したというのに驚いた」
ユキヒョウさん「子どもが困っていても、パッと取り上げることができるのか不安」


<尾木ママの見解>
・子どもたちの生活にSNSがどっぷりと入り込んできている
・スマホを取り上げたのは良い判断。いざというときは親が守ることが大切。



◇子どものSNSトラブル[2] “SNSいじめ”にあうことも・・・◇

カシューナッツさんの娘はグループチャットで中学1年から3年まで繰り返し悪口を書かれ続けた。

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親子喧嘩で偶然その事実を知ったカシューナッツさん。
しかし、話を聞いてなぐさめることしかできず、無力感にさいなまれた。

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カシューナッツさんは、どうしてSNSいじめに気付けたのか・・・?

カシューナッツさん「イライラした様子の娘と喧嘩が始まり、そこから話を聞いていくと娘が打ち明けてきた。」しかも「お父さんやお母さんに心配かけたくなかったから言わなかった」という。


<尾木ママの見解>
・親子喧嘩を通して偶然知ったというが、全然偶然ではない。必然となる、親子の信頼関係があった。だから、日常の生活の中の親子関係作ることが大切。
・信頼できる親子関係があれば、子どもからサインを出してくるはず。


子どもの変化に気付き、SNSでトラブルがあると分かったらどうすればいいのか?

◇「子どものSNSトラブル」に対して、親が注意すべきこと◇ 
<専門家の情報>
子どものSNSの問題に詳しい、兵庫県立大学環境人間学部准教授の竹内和雄さんからのアドバイス。

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[1] 1人で抱え込まない
先生やカウンセラー、いろんな人に相談をする。ただ、子ども自身が「こうしてほしい」という具体的な策を持っていることもあるので、まずは子どもの話を聞くことが大切。学校に相談する場合は、複数の先生に頼ることが重要。先生もまた一人で抱え込んでしまい、うまく解決につながらない場合があるからだ。

[2] SNS上で解決を目指さない!
文字だけでは自分の状況が十分に伝わらず、誤解がなかなか解けないことがある。
実際に会うことで、相手の抱えている事情がよく分かることもある。


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<尾木ママの見解>
・母親が弱気にならず覚悟を決めて動くことで、子どもの力にもなる。
・色々な相談窓口に頼ってほしい。解決の糸口は必ず見つかる。
・SNSトラブルの解決もリアルな“人との信頼関係”が基礎になる

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◇SNSについてのルールを作った学校◇

長野県にある松川高校にはスマホルールがある。
そこには「SNSに誹謗中傷を書かない」というルールも定められている。

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このルールを作ったのは、なんと生徒たち。きっかけは、学校がスマホの使用を禁止するかもしれないと告げたこと。授業中にスマホを触る生徒がいたためだ。そこで、吉村さんたちは学校側の動きを阻止するために、スマホのルールを作ろうと考えた。

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当時、同級生の間で度々SNSによるいじめが起こっていたことも、その理由の一つだった。
二人は、全校生徒を巻き込んで話し合いの場を作った。すると、実は、多くの生徒がSNSの誹謗中傷を目にしながら、何もできずにいたことが分かった。

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吉村さん「(誹謗中傷を)私も見た、俺も見たっていう意見はやっぱ出てきて、『変えなきゃ』って言ってる意見ももちろんいっぱい出てきた」
議論を重ねた結果、授業中にスマホを使わないようにすることだけでなく、「SNSの誹謗中傷もなくしていこう」という機運が生まれた。

ルールができて、およそ1年半。二人の志は、後輩達にも受け継がれている。



<尾木ママの意見>
・自分たちの問題は自分たちが一番分かっている。
ルール化し、それを守っていく事により学校のスマホ文化が根付いていく。
・トラブルを完全になくすことは難しい。だから、親子関係をどう築くのかが大事。
トラブルが起きても、相談しあえる親子関係があれば解決に向かっていく。



<SNSトラブルに巻き込まれた場合の相談窓口>

文部科学省 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)
都道府県及び指定都市教育委員会に相談窓口が設置されています。
24時間子供SOSダイヤル「0120-0-78310」に電話をかけると、お近くの教育委員会の相談窓口につながります。
夜間・休日を含めて24時間対応しており、子どもも相談できます。

警察相談専用電話(#9110)
全国の警察本部などに相談窓口が設置されています。
警察相談専用電話「#9110」に電話をかけると、お近くの警察本部などの相談窓口につながります。その場で専門の相談員が対応する場合や専門の担当部署をご紹介する場合などがあります。




END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2021年01月09日 (土)

反抗期 親はどうする?<番組内容>

今回のテーマは、“思春期の反抗期”

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ある日突然、子どもが暴言を吐くようになった!親をバカにするようになった…
思春期の子を持つ親なら、だれでも頭を悩ませる反抗期。親はどうすればいいのだろう?


【ホゴシャーズたちのお悩みは・・・】
はちみつさん 「『なんでなん?』となんでもしつこく絡んできて、親を論破しようとする」
ジュゴンさん 「もう、暴言を受けて傷つく母親状態」


◇娘が 『部屋に閉じこもってしまう』 しゃちほこさんの悩み・・・ 

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10センチほどしか開けてくれないドアの中に、声をかけることしかできないしゃちほこさん
なかなか会話にならず、思い切ってドアを開けて入っていいものかどうか悩んでいるという。


これに対してジュゴンさんも、高1の息子が食事のとき以外部屋から出てこないと同じ悩みを持つ。

◇思春期の子どもは、なぜ部屋に閉じこもってしまうのか!?

【専門家のアドバイス】
長年親と子のメンタルヘルスケアに携わってきた精神科医の加茂登志子(かもとしこ)先生によると・・・

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「思春期は、小さい頃に比べて社会が広がるぶん、自分と人を比較して自分への批判に過敏になったりするため、自分を取り戻す時間が必要になる」、ということだ。

*しかし高1男子の母ジュゴンさんには疑問が。
ジュゴンさん 「でも、うちの息子がこもっているのはどう見てもスマホなんです!」

【尾木ママのアドバイス】
尾木ママ 「高1なんて、いろんな興味や社会的な関心、体の悩みとかいっぱい出てくるから、ぐっと深入りしていく。親に言っても解決しないから、自分で悩んで友だちに相談したり、いろんな事をしているはず」

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しゃちほこさんの娘、ゆづきさんの本音は・・・
「宿題は?」などよけいなことを言われるので、リビングで家族と過ごすのは落ち着かないと言いながらも、以前はお風呂でお母さんに学校の話や悩み事を話していたという。今は時間が合わなくなってしまったが、お母さんとのお風呂は楽しかった。

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加茂先生親が自分に関心を持ち、話に集中してくれるのは、子どもにとって何よりのご褒美。リラックスするし、自信が高まる


◇では、思春期の子どもとのコミュニケーションを図るには?
・同じ趣味などがあれば、趣味の話をする。
・同じ趣味が難しい場合は、食事のときに、学校のことなどではなく料理のことなど気軽な話をするとよい。(だから、時には子どもの好きな食べ物を用意すると良いことも♪)



◇親子で、『衝突ばかりしてしまう』 はちみつさんの悩み・・・
小5のねいろちゃんは、最近急にお風呂洗いの手伝いを嫌がるようになった、
勉強を見ていても、売り言葉に買い言葉でヒートアップ!宿題を投げ捨てて行ってしまう。

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はちみつさん「自分が一番正しくて、自分が中心だと思ってる。他の人は全部分かっちゃいないやつらだと思ってるから、人ともぶつかるし親にもぶつかるし・・・」


◇ネガティブトークをなくそう!
加茂先生によると、
親子関係を良くするためには、3つのネガティブトークを減らすことが効果的だという!

・1つ目は「命令」。
命令は、親が会話の主導権を握り、子どもは支配された気分になるのでNG
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・2つ目は「質問」。
質問には、命令や否定のニュアンスが含まれることがある。
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・3つ目は「批判」。
批判は、子どもの自尊心を傷つけ、摩擦を増やしてしまうのだ。
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そして、ネガティブトークの代わりに、ポジティブトークを増やそう!
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◇この方法を実践するはちみつ家に、大きな変化が!
友だちとふざけてばかりで、なかなか勉強が進まないねいろさんに、はちみつさんはさっそく実践!

まず
「子どもの行動を言葉にする」というポジティブトークで、親が子どもに注目していることが伝えられ
「子どもがの言葉を繰り返す」ことで、子どもを受け入れ、理解していることを表現できる。

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…するとねいろさんは、集中して勉強を終えることができたばかりか、なんと、あれほど嫌がっていたお風呂掃除も、自分から始めてくれた!

ねいろさんは・・・
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はちみつさん 「最初は気持ち悪がられたけど、段々私も褒める事に慣れてきて。命令じゃなくて、『何々してください』とお願いする言い方を続けていたら、子どもも構えることなく素直にやってくれるようになりました」


【『ネガティボークをなくそう』を実践するポイント】
・この方法をやるのは、1日3分~5分でOK
「食事のときだけ」と限定して実践しても効果がある。


◇「褒めるところが見つからない」場合は、当たり前を褒めよう!
・子どもを褒めることが苦手な場合や、褒めるポイントが見つからない場合は、「当たり前のこと」を褒めると良い。  
例えば
 朝起きたら、「今日も起きれてすごいじゃん」
 夕飯に呼んで席についたら、「すぐ来てくれてありがとう」

加茂先生 「皆さんが本当に当たり前だと思っているところを一つ一つ取り上げて丁寧に褒めていくと、その行動は必ず定着していきます」



◇忘れないで!「安心感の輪」
思春期の子どもを見守るとき、覚えておいてほしいのが「安心感の輪」という考え方。
子どもは保護者から離れ冒険し、また戻ってきて安心する。それを繰り返しながら成長していく。

思春期になると、冒険や探索の範囲が広がり保護者から離れる時間も長くなるが、戻る場所があるからこそ、自立に向かっていけるのだ。

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【専門家のまとめ】
加茂先生 「思春期は、社会の中で自分がちゃんと生きていく土台を築いていく人生の中で特別な時期。ネガティブのところに目が行く日常をちょっと切り替えて「やっている」ところに目を向けるといい。

子どもが探索行動を始める時には背中を押してあげる。必ず戻って来るので、その時は抱きとめてあげる。心の中で自分が親だということをドーンと持っておくといいかなと思います」

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END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2020年12月12日 (土)

これって過干渉?<番組内容>

今回のテーマは“過干渉”。
ホゴシャーズからは「自分は過干渉かもしれない」という悩みの声がたくさん寄せられた。

「長男(小1)が忘れ物をしないよう、学校の準備を毎日手伝っていました。子どもの自立を邪魔したのでしょうか?」
「長女(中1)は、華やかなグループに無理して入っているように見えます。『合わないのでは?』と伝えたのですが、これも過干渉ですか?」

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親は子どもにどう関わればよいのか?尾木ママ、専門家と共に考えていく!

〈これって過干渉? ホゴシャーズの悩み〉

カラスウリさん
長女(高2)の中学受験のとき、親としてよいと思う学校を強くすすめたら、キレてしまった。その反省から、長男(中3)の受験には関与しすぎないようにしていたら、妻から「もっと関わってよお父さん!」。その微妙なバランスが難しい。

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ディクディクさん
長男(中2)に対し、小学校低学年のころから、TODOリストを作っていた。宿題や習い事の課題など、子どもが学校から帰ってきてやることをまとめ、やらせている。その話をママ友にしたら「やりすぎじゃない!?」。でも、助け船を出すつもりでやっているから、いいんじゃないかなあと、もやもや・・・。

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ハナミズキさん
長男(中2)。友達関係について、小学校のころは聞いたら素直に答えてくれていた。でも中学生くらいになってから、急に面倒くさそうになって、うざがられている感じのことが増えてきた。
他には、服装について寒いときに厚着するように言ったり、上下の組み合わせについても言ってしまう。すべてが心配で、ついつい口を出してしまう。

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他には・・・
〈これって過干渉? GPSで居場所を・・・〉

ハナミズキさん
長男が出かけているときに、スマホのGPSで居場所をチェックしている。

ディクディクさん
長男が小学生のときは、私もやっていた。

カラスウリさん
やっていないけど、見たい気持ちはある。塾で夜遅くなるとき、治安の悪い地域にいたりしたら、不安になる。


これについて尾木ママは・・・
子どもに内緒でGPSで見ていたら、子どもは「親に監視されている」と感じてしまう。ただ、繁華街など危険だと思う場所にいる場合などは、親との合意の上で使ってもよい

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教育学・育児学などが専門で、子どもの発達心理に詳しい汐見稔幸さん
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子どものことが心配でしかたないのは非常によく分かる。子どもを愛していることはよく伝わってくる。自分も、子どもは40代と30代だが、いまだに心配。でも、親が知らないことは増えていくし、子どもは「親に知られてたまるか」と思っているかもしれない。子どもの世界に入り込みすぎないようにするということが愛し方


子どもは、親の関わり方をどう思っているのか?
ハナミズキさんの長男、みずきくんに話を聞いてみると、今まで口に出せなかったお母さんへの思いがあふれてきた。

〈親の心配に子どもの本音は・・・〉

みずきくん(中2)
『最近は、いろいろと言われることが多いので、少しストレス。服装のこととか自分が寒ければ厚着していくし、友達関係についても「誰と行くの?」と聞かれるけど、メンバーなんて自分の勝手じゃん!と思う。』

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それでもお母さんに本音を言わないのは、傷つけたくないという思いから。
『お母さんとちゃんと話したい、よい関係になりたいという気持ちと、嫌だなという気持ちが、時と場合によって揺れ動いて、変わっているという感じ。』


〈過干渉 子どもが心配だから・・・〉

ハナミズキさん
よかれと思ってやっていたことが息子にとってストレスになっていたと思うとつらくなった。

尾木ママ
みずきくんはすごい子。お母さんが心配しているのを分かっていて、それを跳ね返したら、お母さんが落ち込むことまで分かっている。自分を客観視していている。

汐見先生
子どもは、親が考える以上に親のことを心配している。社会のいろいろなことを考え、これから自分はどう生きていくのか、どういう風な友達とやっていくのか、一生懸命考えている。親が考えている以上にもう大人になっている
ハナミズキさんは、今のやり方について、自分を否定する必要は全然ない。アドバイスすることはあってよい。でも、少しやり方を変えたほうがいいのかもっていうようなことを、子どもが言ってくれたような感じ。



〈過干渉にならないために 親子で対話〉
みずきくんは、お母さんにどう関わってほしいと思っているのか?ハナミズキさんが聞いてみた。

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みずきくん
「お母さんは干渉しすぎ。大事なことだったら答えるけど、どうだったよい質問が多すぎる。もう中学校2年生なのだから、信頼してほしい!悩みも友達に相談している。」


〈過干渉にならない関わり方とは?〉

ハナミズキさん
「僕のことを信頼してくれ」という言葉が心に残っている。口を出しそうになったとき「ダメだ!息子のことを信頼しよう」とワンアクション置けるようになった。

尾木ママ
子どもは日常の小さなことは友達に相談している。それをいちいち親に言われたくないと思っている。子どもは友達関係、学校の授業など、社会の中で成長している



この対話を通じてみずきくんは・・・
「前は、お母さんは僕のことを心配して手放せない感じだった。今はいちいち聞かれることもなくなり、信用してもらえていることを感じる。本当に困ったときに、相談しようと思えるようになった。

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子どもに対して過干渉にならないよい関係を作っていくコツはある?

汐見先生
中学生にとって親は「同じ時代を生きているちょっとした先輩」として、対等に意見を言い合える年齢になっている。だからテレビのニュースや、コロナ問題などについて、対等に議論していくといい。そういう話し合いの中から、子どもがやりたいことを見つけていく。そして、子どもの意見を絶対に否定せず「面白いね」「どうしてそう思うの?」と受け入れる。

もう一つ、子どものことしか人生がないのではなく、親自身が「やりたいこと」を見つける。そうすると子どもは、親が何かに一生懸命になっている姿を見て、尊敬するようになる。


尾木ママ
過干渉を避けるためには、子どもが大人になったときのことをイメージしながら子育てしていくことが大事。そうすると、服装とか細かいことは気にならなくなる。

子ども自身が物事を決めることが大事。自分で決めた子どもは、失敗しても「自分で決めたからしかたない」と乗り越えようとして、たくましくなる。だから、小さな失敗は初期にしておいて、乗り越える力や、自己分析、客観視する力がついてくることが生きる力になる!

 

 

END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2020年12月05日 (土)

将来の夢<番組内容>

子どもには“将来の夢”をもって頑張ってほしい!そう思っている保護者も多い。
しかしアンケートをとってみると小中学生の3割に将来の夢がないことが分かった。

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ゲストの庄司智春さんは、小学校3年生の息子に将来の夢がないことに悩んでいる。

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庄司さん「幼稚園のときに『赤い美味しいアメになりたい』と言っていたころから夢が更新されていない。自分は『お笑い芸人になりたい』という子どものころの夢をかなえたので、『夢はもったほうがいいよ!』と話し合っている」


庄司さんと同じ悩みをかかえるホゴシャーズを訪ねた。
ウグイスさんは中学1年生の長女に夢や目標がないことに悩んでいる。

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話し合いの様子を撮影してもらうと…
娘はなりたい職業はないが「楽しく生きていきたい」と話してくれた。

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これに対して、IT企業社長でもあり、3児の父である青野慶久さんは…
「究極的には、あれが夢。楽しく生きていきたいっていうあの感覚を持ち続けていく事は本質的であって大事」

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小山アナウンサー「でも目標が何もなくていいの…?」
青野さん「大人は10年後20年後の未来を求めるけど、子どもからするとそれはちょっと遠い。そうではなくて、1年後どうなっていたい?今日どんなふうに過ごしたい?と問いかけてみたら? 小さい夢を近い夢を持てるようになれば、それを積み重ねていけば遠い未来が見える」


続いて、新型コロナウイルスやAIの進化で、子どもの将来が不安というお悩み。

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花ユズさんもそんな悩みを抱える一人。
中2の長女の将来の夢は「会社員になって“普通の生活”をすること」

しかし、AIや新型コロナウイルスの影響で様々な職業が不安定になるのをみて「娘が就職するのは10年後…普通が手にはいるの?ちゃんと仕事はあるの?」と急に心配になってきたという。

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青野さん「人から言われた事をやるのはAIやロボットが置き換えてしまう。そうなってくると、自分のやりたいことをやる力や、やりたいことを主張していく力が大事になってくる」

庄司さん「やりたいことを見つけるためにはどうすれば…?」

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青野さん「『今日は何したい?』など日頃から小さなトレーニングをしていく」
庄司さん「なるほど、自分で考えさせる」

青野さん「あと、やりたい事を探すとき、本人も親も『歌が好き』など表向きにやりたい事を探してしまう。そうではなくて、本質的に自分がどう社会と向き合うのか、どんな楽しみを得ていくのか。そこを知っておいた方がより長く人生楽しめる

この青野さんの意見には尾木ママも大賛成。

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尾木ママ「自分の事が分かるっていう事はすごく大事。どの職業という形ではなくて、みんなが喜んでくれるのを見ると幸せに感じるとか、そういう所で自分の事を理解していくことが、子どもの将来の幸せにつながる」

「将来の夢=職業」でなくても大丈夫。
どんなことに楽しみを見出すのか、何に幸せを感じるのか、まずはそこから子どもと話してみよう!



END

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2020年11月21日 (土)

わが子がひきこもったら<番組内容>


ひきこもりを考えるプロジェクト「#こもりびと」の関連番組。
プロジェクトに参加する各番組の情報はこちらまで。
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小中学校で不登校になっている子どもたちは年々増え続け、およそ18万人。わが子が学校に行かなくなったり、部屋にこもったりしたとき、親はどうすればよいのか、不登校経験者とともに考えた。


<ひきこもりがちな子どもの気持ち>

映像・デザイン制作会社役員のたけしさんは、中学1年生の時から不登校の経験がある。

中学1年生の時、丸刈りを強制する校則に疑問を持ち、校則を変える運動を始め、髪も伸ばし始めたたけしさん。応援してくれる友達も多かったが、一部の同級生からは髪を伸ばしたことで「ずるい!」と言われ、先生からは「切ってこい」と言われて板挟みになった。やがて学校に行くのがつらくなって休みがちになり、中学3年生の春には完全に行かなくなった。

たけしさん
・学校に行きたくないと思っているし、学校に行くと自分じゃなくなってしまう
・学校のある昼間の時間がつらくてゲームに夢中になって紛らわそうとしていた
・校則を変えられず、さらに不登校になってしまった。そんな自分は弱いんだと思っていた

その後、通信制高校を経て大学に進学。「強くなりたい」と敢えてきついアルバイトにも挑戦したがいずれも続かず、大学3年生の時にはひきこもりがちに。

たけしさん
・自分が弱いから頑張る、うまくいかない、やはりだめだ、という事を繰り返していくうちに、自分が弱い、ダメな人間ということが確定していく

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<子どもの苦しさ どう受けとめる?>

ビーツさん(娘が中学3年間ほぼ不登校 今は高校に通っているが調子に波がある)
・自分が弱いからと敢えて険しい道を選ぶのがうちの子と共通していると思った

トカゲさん(娘が小5から不登校 中学生になり短時間だけ通うが疲れ切っている)
・娘も弱い自分を許せないと言っていた。何をしても無駄と思う自分もいれば頑張らなきゃいけないと思う自分もいて葛藤している。
・10分くらい学校に行って帰ると疲れ切って寝てしまい、ゆすっても起きない。「学校に行かなくても大丈夫だよ」と言ってあげても、本人は「それじゃあ自分がダメになる」と言う。

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みなこさん(映像・デザイン制作会社役員 不登校経験者)
・「しばらく休んでみれば?」と母から言ってくれたのは救いだった。
・学校を休んでいた時に「洋服でも買う?」と連れ出してくれたのが印象に残っていて、そのときの服は今も大事にしまってある
・「私の味方なんだ」というメッセージとして受けとめた


<一歩踏み出すとき>

・大学3年生のとき再びひきこもりがちになったたけしさん。つらい思いを部屋の壁に書いたり、もがいていた。あるとき不登校経験者が作った大学のイベントに参加し、その場で入学した。
・いつも周囲に合わせようとしてきたたけしさんだったが、その大学では少し違った。

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たけしさん
・“たけしくんはどうしたいの?”と聞かれることに感動した
・少しずつ「自分はこうしたい」と言い、受け入れられることが積み重なると安心できるようになった
・安心できるようになると自分も何かしてみたくなり、ソーラーカーレースに挑戦した
・毎朝10時から夜12時まで作業して、寝ると回復して翌朝も10時から作業する
・エネルギーがどんどん湧いてきて動けるようになっていった


<一歩踏み出すためには・・・>

ビーツさん
・娘も好きなことに没頭できるようになれば楽しいだろうが、我慢しなきゃいけない今がつらそうで…

たけしさん
・嫌なことを乗り越えないと好きなことができないと自分もとらわれていた
・その大学はやりたいことをやる場所だった 安心できる場所でないとやりたいことができない

みなこさん
・へとへとになってしまうと一番エネルギーを注ぎたいことに注ぐことができないのでもったいない
・好きなことからどんどんやっても良いのではないか?

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トカゲさん
・娘は自分で調べて定時制の高校に行きたがっているが、中学の先生からは全日制に行くようにとプレッシャーがある

尾木ママ
・それは学校がおかしい 多様な学びがあって定時制でも通信制でもいい 
・本人が一番伸びやすい安心できる場所が一番いい進路先なんです


<専門家に聞く 不登校 “親にできること”>

児童精神科医 高岡健(たかおか・けん)さん(岐阜県立希望が丘こども医療福祉センター)
によると

不登校の意義
[1] いじめなど危険でストレスフルな環境から身を守るという意義
[2] 自分との対話「自分の生き方がこれでいいのだろうか」「もっと違った生き方をした方が良いのではないか?」と考える
大人になっていくうえで自分を確立するプロセス

親ができることは?
・ひきこもっては駄目だとか自分を守るのは駄目だといった間違った対応をするとエネルギーが溜まらない
・本人を非難、否定する情報をシャットアウトすると、自分との対話が促進される
・親が子どもに向けて語り掛けたり行動を起こすことにはあまり意味がなくマイナスになりがち
・親は自分自身の事をするのが良い

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<親は自分自身のことをする>

トカゲさん
・娘に「お母さんなぜ仕事を辞めたの?もう一回したら?」と言われた

ビーツさん
・同じように「お母さん、生きてて楽しいの?何かやりたいことないの?」と言われて考えた

みなこさん
・放置するのとは違うので基本的には味方でいて欲しい
・だが「この子はうまく行かないんじゃないか」と考えすぎて親が苦しむのは子どもとしてはいたたまれない 生き生きした大人として親が好きなことをしているのは救いになる



<自分との対話> 

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たけしさん
・仕事も始めて、楽になっているはずなのに楽になり切れない その痛みが楔(くさび)のようだと感じ、それがいつ刺さったのか必死で研究していった時期があった
・最終的に自分で自分を否定していたという事に気が付いた
・丸刈り校則反対運動の際に髪を伸ばしたという自分の誇りある決断を「校則を破ったから悪い」という世の中の価値観に合わせて否定した そのまま自分を否定し続けていたので何をしても辛いままだったと気づいた
・気づいた時、「生きていていい」と自然に思えた それまでは「生きていては駄目だ」と思っていた


<収録に参加して>

トカゲさん
もうちょっと自分自身に時間を作って、その中で娘と一緒に何か話したり対等にやれることが見つかっていけると、もっと娘も楽になるのかなと思った。

ビーツさん
自分の中で答え合わせが出来た。子どものこととすり合わせてみて、この経過はあの子にとって必要な経過だったし無駄なことはないとわかって、良かったなと思った。




END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2020年11月14日 (土)

算数・数学が変わる!<番組内容>

今回のテーマは「算数・数学が変わる!」
この春(2020年4月)、小中学校の学習指導要領が10年ぶりに改訂。
算数・数学において、これまでは「計算力」に代表されるような、与えられた問題に対する解答の正確さや計算のスピードが重要視されてきたが、これからは、主に、「思考力・判断力・表現力」「学びに向かう力・日常生活に応用する態度」なるものが求められるようになった。

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変化の背景には、時代の変化がある。与えられた計算処理だけに限っていえば、AIの方がはるかに正確でスピードも早い。それよりもどういう仕事をAIにさせるか、そこを考える力が必要になる。

番組では、これからの時代を生きていく子どもたちにどんな力が求められているのか、算数・数学の変化を通して考える。

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専門家は統計教育を専門に研究し、算数教育に詳しい愛知教育大学准教授の青山和裕先生
ゲストは、中学2年生のお子さんがいる、トータルテンボスの大村朋宏さん


●求められる「思考力・判断力・表現力」とは?
東京都目黒区八雲小学校。今回の小学校5年生の授業は、くじ引き大会からはじまった。
くじは、バニラとイチゴが「当たり」。
そして、ダブルが「大当たり」。それ以外は、「はずれ」となっている。

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子どもたちは、どの数を引けば、当たりや大当たりが出るのか、その規則性を推理する。
先生は、子どもたちが答えても、それが正解かはすぐには教えない。まずはその根拠を人前で説明させる。
そして、子どもたちは、授業中に設けられる対話の時間を通して、「自分自身の考えを筋道立てて相手に説明する力」を身に着けていく。

それこそが、今回の改訂で求められるようになった「思考力・判断力・表現力」なのだ。

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●小1から中3まで新たに加わった単元「データの活用」
東京都荒川区第一日暮里小学校では、6年生が、算数の時間を使って輪投げを行っていた。

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これは、後日開かれる1年生との交流会の準備。
輪投げゲームで、1年生が10回中何回成功すれば、景品をあげるか、を考えているのだ。
2メートルの距離から輪投げをして、どのぐらいの確率で成功するかデータを集めている。

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結果、10回中、4~5回成功する人が最も多いことが分かった。
30パーセントの人が景品をもらえることになるようにと、「7回成功すれば景品をあげることにする」という意見が多く出た一方で、「6年生だけのデータだけで結論を出していいのか」という意見が出た。

翌日、1年生に投げてもらい、データを取ってみると…。

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10回投げて1回も入らなかった人が、全体の3割を超えたのだ。
「女の子は届かなくて、みんなあきらめちゃう…」話し合った結果、1年生が楽しめなければ意味がないと、距離を1.5メートルに短くして、もう一度データを取りなおした上で決めることになった。



●テストの変化は?小学5年レベルの新しい問題にチャレンジ
求められる力が変われば、テストの問題も変わる。そこで、青山さんに、例題を作ってもらった。

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正解は、こちら。

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採点ポイントは3つある。

[1] 間違えた理由を、知識・技能、思考力を使いながら、読み解けるか
[2] 理由を他人にわかる文章にして的確に表現できるか
[3](筆算はなぜ二段目の計算は左にずらすかなど、)解き方の意味を理解できているか


青山先生いわく「高校入試など公立の入試だと、当然受験生も多くなるので、ある程度書く内容が定まった出題になる。教室で行われる試験など比較的小規模なテストから、問題の内容は少しずつ変わっていく」。



●【日常の疑問を研究】日常生活に算数を応用する
今回の改訂で、算数・数学に求められるようになった「学びに向かう力・日常生活に応用する態度」

ホゴシャーズのシマウマさんの長女のみおさんは、昨年、「算数の自由研究コンクール」で優秀賞を受賞した。
研究のタイトルは、「家にあるえんぴつは10年分?!」
どうしても欲しいえんぴつがあったみおさんがお母さんに頼んだところ、「10年分あるから買わない!」と断られたことがきっかけだった。

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その時、「”10年分”はない」と思ったみおさん
我が子のふとした疑問を、シマウマさんは聞き流さず、一緒に調べた。

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みおさんは、新品の鉛筆を1本使い切るのに、何日かかるのか、百マス計算をやって調べた。
そして、家中の鉛筆の長さを測り、みおさんは家にある鉛筆が「4年分」しかないことを証明した。

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大村さん:算数・数学の要素は、どこにでも繋がっているんですね。
青山先生:今新型コロナでみんな社会どうしようかって言う時も、算数数学はきっと活用できます。社会につながる教育を学校で実現していくっていうのがこれからの挑戦になってくると思います。

時代とともに、アップデートされる算数・数学。
お子さんと一緒に身の回りの算数を探してみよう!



END

 

 

投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


2020年11月07日 (土)

学びたいのに学べない!<番組内容>

いま新型コロナの影響で多くの家庭が経済や意欲の面でダメージを受け、本来受けられたはずの教育の機会を失うケースが急増している。また、コロナ以前から苦しい立場にあったひとり親家庭や外国ルーツの家庭は一層追い込まれており、食糧支援などの直接的支援が欠かせない状況だ。

まずは各種支援の相談窓口をご紹介。詳しい番組内容↓にスクロールしてください!

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各種支援の相談窓口
NHK特設サイト 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/management/
「こんなときは?」「どんな支援が?」…各種支援制度を網羅。まずはここで受けられる支援があるかチェック。


困窮家庭への支援
子どもの貧困対策センター公益財団法人 あすのば
https://www.usnova.org/
受験や進学に困難を抱える高校生への給付金など

NPO法人 キッズドア
https://kidsdoor.net/
困窮家庭の子どもたちへの学習支援など(首都圏と宮城県で70以上の無料学習会を開催)

認定NPO法人 カタリバ
https://katariba.online/kikkake
奨学パソコン(レンタルPC・Wi-Fiなど)付きオンライン教育支援など


ひとり親家庭支援
特定NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ
https://www.single-mama.com/
生活にお困りのシングルマザーへの相談支援など


外国ルーツ家庭支援
NPO法人 YSC Global School
https://www.kodomo-nihongo.com/
外国ルーツの子どもたちへの日本語学習支援(対面、オンライン)など


ほか支援団体
こども食堂ネットワーク
http://kodomoshokudou-network.com/index.html
全国の子ども食堂の検索(場所によってフードパントリーや学習支援等を行っている)


他にも、フードバンクなど困窮家庭への食糧支援を行っている団体が全国各地にあります。
また、各行政独自の支援もあるので、ぜひ一度お住まいの地域の役所HPをご確認ください。


 

みなさまの声を募集中!
いま、学びを守ろう。 #学びたいのに
特設投稿フォーム https://forms.nhk.or.jp/q/SPEN86ZI
NHKは引き続き、新型コロナの学びへの影響を見つめていきます。
ぜひお悩みの声などお寄せください。

 



<番組内容>

今回のテーマは、いま新型コロナの影響でひろがっている教育の不平等について。
この半年、家庭によっては収入がほぼ0になるなど深刻な経済的ダメージを受けた。

その影響で留学を諦めたり塾に行けなくなったりするなど、教育の機会を失うケースが増えている。
いったいなにが起きているのか?親子の声に耳を傾ける。

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<ホゴシャーズ家庭 うめさんのケース>
2人のお子さんがいるうめさんは、勤めているバス会社がコロナの影響で業績悪化。
給料が減り、家計を切り詰めた結果、長男(小4)の通信教育をやめることに…。

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かたや長女(中1)は小4から塾に通わせたため、兄弟で教育の差がつくことも心配している。
うめ「できる限りのことはさせたいけど、教育の機会を喪失させてしまっているのが悔しい」



<ホゴシャーズ家庭 ビオラさんのケース>
ビオラさんは今年3月に職を失い、パートの収入がゼロに。
子どもが3人いるため、夫ひとりの収入ではこの先の教育費が不安…。
ビオラ「すでに蓄えを切りくずしているのに、長女(中3)と次女(小6)の進学が重なっていて、先が見えない」
しかも長女のかのんさんは、目標にしていた吹奏楽の全国コンクールが中止になったことで、受験勉強の意欲まで失っている。

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テストの成績が落ち、志望校のレベルも下げたという。



◇各家庭はどんなダメージを受けているの?◇

ゲストの田村裕さんも新型コロナの影響で収入が減っていて、長女の習い事の数を絞っている・・・。

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<専門家・山本宏樹さん(東京電機大学准教授)の意見>
1つ目の問題は経済的ダメージ。生活を優先しなくてはいけないので、教育への投資が削られる。
もう1つ重要なのが、意欲のダメージ。
お金がなくて進学できないなど、将来の道が閉ざされる失望感や不安で“勉強する気持ち”そのものが湧かなくなってしまう。

<尾木ママの意見>
思春期の子どもは好きな事があると、苦手な事や嫌な事に対しても頑張る意欲が湧くもの。
しかし新型コロナの影響で好きな事ができなくなり、学習意欲もなくしている。
これは自己責任の問題ではなく“歴史的な非常事態”
心のケアが足りていないので、今後は心の支援に入って欲しい。




◇ひとり親家庭への影響◇

新型コロナによる非常事態が長引く中、さらに苦しい状況に追い込まれているのがひとり親家庭。
シングルマザーのイネさんは、大学進学を目指すコウシくん(高3)と2人暮らし。
介護とホテル清掃のパートを掛け持ちし、月およそ13万円を稼いで家計を支えてきた。
しかし3月以降、ホテル清掃の仕事がなくなり、収入が半減。節約生活を強いられている。

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一方、難関大学を目指すコウシくんの受験費用は、滑り止めを受けることも考えるとおよそ20万円。
あとは積み立ててきた学資保険や奨学金で進学できると考えていた。
しかし、毎月3~4万ずつ貯めていた受験費用まで生活費に回さざるを得なくなり、半年で貯金はほぼ空に。
生活するだけで精一杯で、受験費用の目途は未だたっていない。


<尾木ママの意見>
非正規採用(パート)は不安定すぎる。最初に首を切られて仕事がなくなる。
これは自助努力では何ともならない。社会的な体制を整えないとダメ。

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シングルマザー家庭によっては食費の確保すら難しくなり、「食糧支援」を受ける家庭が急増中…。


<田村さんの体験談>
貧しい食生活は子どもの学びにも大きく影響する。
一番貧しくて栄養が偏っていた高校2年生当時、記憶があまりない。記憶力が絶対低下する。

<専門家の意見>
教育よりも今生きられるかどうかというところで、生活費や食費を切り詰めている状況。一番困難な層をコロナが直撃している。日本国憲法の第25条で「健康で文化的な最低限度の生活」を保証するのが国の存在意義として書かれているが、その最低防衛ラインが完全に抜かれている。国が責任をもって支えるべき。




◇外国ルーツの家庭も苦境に立たされている◇

大阪の“ミナミ”と呼ばれる繁華街では、いま全世帯の1割以上が外国ルーツ家庭。
20年前に来日したフィリピン人のマリアンさんは、1年半前にローンを組んで飲食店を開業した。
しかし、新型コロナの感染拡大で客足が激減し、家賃やローンの支払いが滞りがちになっている。
長男のパトリックくん(高3)はギターが得意で、専門学校などで本格的に学びたいと考えている。
しかし、生活が苦しいことから、就職を選ばざるを得ない状況に・・・。

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<尾木ママの意見>
いま大学生も高校生も求人が少なくて就職戦線が大変。その中で、外国籍がルーツだからと進学も就職も非常に厳しい状況に追い込まれるとしたら、これは究極の格差

<専門家の意見>
実際に日本は世界第4位の移民大国なのにも関わらず、外国籍の子どもの3人に1人は全日制高校に進学しておらず、大幅な格差がある。しっかりと日本で育てていける制度が必要。

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<尾木ママのまとめ>
子どもたちの可能性や未来が閉ざされることの意味を考えなければいけない。苦労して進学をあきらめるのはその子個人の問題でもあるけども、そのエネルギー・能力・意欲がしぼんで花開かないと、日本の国力が減退してしまう。だからこそ公的な援助で支え、日本の将来の活力につなげていく必要がある。教育は未来への投資!!


「本当に困っている…」という方は、支援を受けることを恥ずかしいと思わず、是非検討してみてください。
ブログ冒頭で各種支援の相談窓口を紹介しています。

 

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投稿者:制作スタッフ | 投稿時間:21:30 | 固定リンク


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