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永井愛子役 和久井映見さん インタビュー「“バタバタ”というより“パタパタ”している」

不思議なほど明るくいつも笑って前向きな人

“永井愛子”はどんな人だと思いますか?

台本で、愛子という人のト書きに、“バタバタ”というより“パタパタ”している感じと書いてあったんです(笑)。演じていて、なんとなく迷ったときは台本にあった、その「“パタパタ”している感じ」「慌てているのにそう見えない感じ」というのを思い出します。そこに立ち返るというか…今回の役を演じるうえで、私の核と思っています。脚本の岡田さんは“愛子さん”をもっとかれんな感じで演じてほしかったのではないかと…今でもちょっと心配です(笑)。

それぞれの状況や環境によって、誰もがいろんなものを抱えて生きていると思うのですが、それでもいつも明るく前を向いて生きている人ってたくさんいらっしゃいますよね。たぶん、愛子はそういう人なのだろうと感じています。プラスの方向で生きていける人。悩みを持ちつつ、でも、前に進める人。

乙女寮のみんなのことをいつもいっぱい考えて。でも、愛子がひとりでいる場面では、こっそり歌をうたってしまったり。愛子がどんなふうに生きている人か、ここからもお楽しみいただきたいです。
※[ト書き(とがき)]セリフの間に、俳優の演技やシーンの演出などを書き入れた文章。

最終的に“外はねカチューシャ”

この時代の女性の生き方やファッションなどはどのように感じますか?

この時代を生きる女性は、時に胸をはって姿勢よく笑顔でハツラツとされていたりふだん着のお洋服も髪も、お化粧もきちんとされていて。細やかな女性らしさや朗らかさ、前に進む力強さが同居しているというイメージがあります。

女性のお洋服のラインもすごくすてきで。ブラウスの刺しゅうや、スカートの柄、上下のシルエットとか。乙女寮の皆さんが立ったり座ったりするだけでも、その姿が本当にかわいらしくて、いつもすてきだなあと思っていました。“愛子さん”のポイントは、“外はね”の髪ですね。衣装合わせのときに、監督が「“外はね”はどうですか」と。そして最終的に“外はねでカチューシャ”になりました。

  • 永井愛子役 和久井映見さん インタビュー
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みね子さんは心の中に言葉や思いがたくさん詰まっている人

みね子の印象と、乙女たちの現場での雰囲気を教えてください。

みね子さんはとてもチャーミングで心の中に言葉や思いがたくさん詰まっている人。でもいざというときは、しんの強さや冷静さもちゃんとある人だと思います。愛子が投げかけた急な物言いを、戸惑いすぎるでもなく、そっけなくあしらうでもなく、ちゃんと受け止めつつ返してくれる人でもあります。今後、2人のやりとりがどう発展していくのかもぜひお楽しみいただきたいです。
工場や乙女寮の場面の撮影でもみんながそれぞれに自分自身の役のこと、ひとつひとつの場面のこと、この作品のことを大切に、思い考えながら、だからこそお互いのこともちゃんと理解し思いやりをもって取り組むことのできるすてきな空気のようなものがいっぱいあった現場だと思います。

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