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新人・河畑アナのひろしま業務日誌② VRで土砂災害体験

  • 2023年10月24日

新人の河畑達子アナウンサーが業務の中で気になった話題を紹介する「ひろしま業務日誌」。引き続き防災をテーマに、今回は東広島市消防局の防災センターに潜入しました。土砂災害を体験できるVRを通して、身を守るために必要なことを学びます。

 

土砂災害を疑似体験できるVR

東広島市消防局防災センターは、地震や火災などさまざまな災害について学ぶことができる施設。東広島市民を中心に、多くの方が防災を体験し学ぶために訪れています。

中でも注目されているのが、「土砂災害を疑似体験できるVR」です。ここ東広島市では平成30年の西日本豪雨で26人が亡くなるという甚大な被害を受けました。そのうち8人が土砂災害で命を落としています。当時救助に当たった東広島消防署の重田さんにお話を伺いました。

東広島消防署 重田さん
現場に行くと多くの建物が倒壊していて、中には命を落とされた方もいらっしゃいました。当時市から避難情報は出ていたので、「自分だけは大丈夫」とは思わず、ぜひこのVRで体験して避難に対する危機意識を高めてもらいたいです。

私も早速体験してみました。実際に西日本豪雨で土砂災害を体験された方の経験をもとに当時が忠実に再現されており、本当にその場にいるような感覚です。避難するタイミングの難しさや「まだ大丈夫」という気の緩みの怖さを痛感しました。

土砂災害が発生するシーンでは、思わず声も出てしまいました。

避難する際に私たちが気を付けるべきこと

では実際に大雨に見舞われ避難しようと判断できたら、私たちはどんなことに気を付ければよいのでしょうか。東広島市で防災を担当されている中野さんに伺いました。

まずは避難するための靴。雨といえば長靴と思ってしまいますが…

東広島市 危機管理課 中野さん
大雨が降り長靴に水が入ってくると動きにくく、最悪脱げてしまうこともあります。脱げにくい運動靴に長ズボンで、肌を露出させないようにして避難してください。

また雨といえば必須なのが、傘。しかし大雨の際には差さずに地面を探るようにして使うそうです。

東広島市 危機管理課 中野さん
濁った水が冠水している場合、地面が見えにくいです。外れたマンホールや側溝などにつまずく可能性があるため、傘で(地面の)安全を確認しながら歩いてください。

ほかにも50センチ以上冠水しているところには入らないなど、避難の際には注意が必要です。日頃から正しい知識に触れ、安全な避難を心がけたいですね。東広島市消防局防災センターは、事前の申し込みがあれば見学やVRなどの体験ができます。

~こぼれ話~

重田さんによると、当時警戒レベル5に当たる大雨特別警報が出た時点で既にいくつかの道が冠水し通行できなくなっていたそうです。日頃からハザードマップなどを確認し、早めの判断と行動を心がける必要がありそうです。

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