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新人・河畑アナのひろしま業務日誌① 消防ヘリの秘密に迫る!

空の駆けつけ隊!?広島市消防航空隊
  • 2023年10月20日

新人の河畑達子アナウンサーが業務の中で気になった話題を紹介する「ひろしま業務日誌」。初回は広島市消防航空隊の消防ヘリコプターの秘密に迫ります!

特技のイラストも交えつつお送りします!

災害最前線!空の駆けつけ隊「消防ヘリコプター」

私が訪れたのは、広島市西区にある広島ヘリポート。公共用ヘリポートで、広島市消防航空隊の拠点にもなっています。消防航空隊は災害時にヘリコプターで現場に急行する、いわば空の駆けつけ隊。今回は消防航空隊の皆さんが日々救助の際に使用されている「消防ヘリコプター」を見学しました!

消防航空隊の消防ヘリコプター。近くで見ると迫力があります!

消防ヘリコプターは、山や川など地上の救助隊では近寄りにくい災害現場に空から駆けつけ、人命救助や消火活動を行っています。一番の強みはその機動力!時速230キロで駆けつけるので、広島市であれば10分以内、広島県の最も遠い場所でも30分で到着できます。その機動力を生かして、昨年度の出動件数は145件。これは3日に1度のペースで出動していることになります。

 消防ヘリコプターの内部に潜入! 

そんな大活躍の消防ヘリコプター。今回は特別にコックピットの中を見学させていただきました!乗ってみて、まず驚いたのがボタンやメーターの量。特にボタンは前面のみならず、座席横、頭上にまで付いていて圧巻です! 

 

操縦席前方の様子。一面のボタンやメーターは迫力があります!

ほかにも、操縦席の前には、操縦かんがあります。加えて座席横と足元にもレバーがあり、これらの3つのレバーを駆使して操縦しています。

隊員の方が手にしているレバーが操縦かんの一つです。

消防ヘリコプターの場合、災害現場では機体が安定しないと安全に救助が行えないため、かなり繊細な操縦が必要になってくるのだそうです。特に山や川などを低空飛行する際は、前と横のレバーを使ってローターの角度を細かく調整しています。

救助の要?!ヘリコプターと地上を結ぶホイスト装置

実は機体の外にも消防ヘリコプターならではの装置があります。それが救助用ホイスト装置。先端にフックのついたケーブルが伸びる仕組みで、救助隊員や担架を地上に降下させたり、救助する人を吊り上げたりすることができます。 

機体の右横にあるホイスト装置。

このホイスト装置があるからこそ、消防ヘリコプターは地上の救助隊では立ち寄れない場所へも救助に向かうことができます。そして緊急出動する際、3つの分野のエキスパートが一緒になって救助に向かっているのだそうです。操縦士の畑本さん、整備士の溝口さん、救助隊員の岩本さんにお話を伺いました。

左から操縦士の畑本さん、整備士の溝口さん、救助隊員の岩本さんです。

畑本操縦士
(ヘリコプターの)操縦はもとより、災害現場の状況から、搭載燃料・飛行経路を選定し、安全かつ迅速な災害対応を行えるよう計画しています。

溝口整備士
ヘリの点検・整備に加え、災害時にはホイスト装置を操作し、負傷者・救助隊員の吊り上げを行います。

岩本救助隊員
実際に災害現場に降りて、負傷者の救助に当たります。航空救助活動は些細なミスが大きな事故につながるため、我々はチームワークを大切にしています。

皆さんが力を合わせて救助に当たっているのですね!

救助訓練の様子。地上に降りるためにホイスト装置が使われています。

秋の行楽シーズン 気を付けるべきこと

最後に、秋の行楽シーズンに私たちが気を付けるべきことを畑口隊長に聞きました。

 

隊長の畑口さんです。

畑口隊長
ハイキングや登山に出かける際には、しっかりと水分を補給すること、そして気温の変化に対応できる装備をしてください。また119番通報するときは、日が落ちる前に早めに通報すること、そして携帯電話で緯度経度を確認して伝えてもらえると非常に助かります。

ご協力いただいた消防航空隊の皆さん、ありがとうございました!

 

ご協力いただいた皆さん。(私もおそろいの服装です!)

~消防航空隊こぼれ話~

今回中継で消防航空隊の皆さんとお伝えしていて気になったのが、格納庫の端に置いてあった、ベンチプレス。畑口隊長によると、重さはなんと100キロほど!中には休み時間を活用してトレーニングされている方もいらっしゃるそうです。安全を守る消防航空隊の裏には、こんな努力もあったんですね。

許可をいただき挑戦してみましたが…びくともしませんでした!
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