G7広島サミット 首脳へのメッセージ 稲田寛汰さん
- 2023年03月02日
G7広島サミットについて学んでいる崇徳高校新聞部の生徒に、サミットで話し合ってほしいことを聞きました。
『記憶と記録の継承』
稲田寛汰さん
「去年10月の平和首長会議の際、長崎市の市長に直接取材をしました。そのときに、市長のお話の中で、『平和問題を広島と長崎が頑張れば頑張るほど、この2つの都市の問題として見られてしまうが、平和問題は世界中のみんなが当事者意識を持たなければならない。その意識をG7首脳たちにメッセージを伝えてもらいたい』という話がありました。現在、広島県の中では、旧陸軍被服支廠の保存や利活用の問題があります。その中で市民や県民がどういう風に保存していこうかとか残していこうかということを考え、議論されています。こうしたことを広げることで、世界中のみんなが平和問題に対する当事者意識を持つことが出来ると思っているので、まずはG7の首脳たちにこの記憶と記録を継承するにはどうしたらいいのか、話し合ってほしい」
