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G7広島サミット Q&A なぜ、広島が選ばれたの?

  • 2023年01月31日

Q:なぜ、開催地に広島が選ばれたの?

A:
広島県と広島市が、G7サミットの誘致を表明したのは2021年11月。開催地のライバルとして福岡と名古屋も名乗りを上げました。
その後、2022年2月、ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始。核兵器の使用を示唆する発言も出る中、広島県などは各国のリーダーが被爆地・広島に会して平和のメッセージを発信することの意義を強調しました。
そして2022年5月、岸田総理大臣がアメリカのバイデン大統領との日米首脳会談のあと、みずからの地元でもある広島で開催する方針を明らかにします。
この時、岸田総理大臣は「世界が、ウクライナ侵略、大量破壊兵器の使用リスクの高まりという未曽有の危機に直面している中、来年のG7サミットでは、武力侵略も核兵器による脅かしも国際秩序の転覆の試みも断固として拒否するというG7の意思を、歴史に残る重みを持って示したい。唯一の戦争被爆国である日本の総理大臣として、私は広島ほど平和へのコミットメントを示すのにふさわしい場所はないと考えている。核兵器の惨禍を人類が2度と起こさないとの誓いを世界に示し、G7の首脳とともに平和のモニュメントの前で、平和と世界秩序と価値観を守るために結束していくことを確認したい」と述べています。
広島県や広島市などでつくる「広島サミット県民会議」は、各国の首脳が被爆の実相に触れる行事を組み込むよう、外務省に要請を続けていて、2022年12月の時点で各国首脳が原爆資料館を視察する方向で調整に入ったことが明らかになっています。

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