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NHK広島 司会&実況が見たロボコンの裏側!

司会:岡崎太希アナ 前川夏生キャスター 史上最高難度?ロボットが紙飛行機を飛ばす
  • 2022年11月01日

【ロボコン2022】中国地区大会は10月9日(日)に行われ、司会・実況も大会の前日から取材をしました。当日のニュースでは放送しきれなかった大会の裏側、そしてユニークなロボットの一部をご紹介します!(NHK広島 岡崎太希 前川夏生)

ロボット技術やアイデアを競う「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2022中国地区大会」は、10月9日(日)に東広島市で開かれました。コンテストには、中国地方5県の8校から2チームずつ、あわせて16チームが参加。

今年のテーマは「ミラクル☆フライ~空へ舞いあがれ!~」事前に自作した紙飛行機をロボットが飛ばして、5つある円形のスポットや滑走路に見立てた2つの台の上などに着地させて得点を競います。

実況担当
平﨑アナ

紙飛行機は予想外の動きをするし、上空の気流にも影響される。今回の課題は、これまでの大会の中でも難しい方だと思います

試合前日から学生たちは体育館で作業を行います。

司会担当
前川夏生

1チーム3人が選手として試合に参加しますが、ほかにもたくさんの部員たちがロボットづくりに関わり、サポートしている姿が印象的でした。

舞台の裏にこのような練習場があり、事前に練習できます。飛び方をチェックし、ロボットの微調整をしていました。

舞台の裏での練習風景

どんなロボットがあるのかは、11月13日(日)の放送を見てほしい!!!のですが、ここでもロボットの一部をお見せしましょう。

こちらは、7機一気に飛ばすことができるロボット。仕組みはシンプル。「輪ゴム」の弾力で飛ばします。

棚のように紙飛行機をストックしておけるロボットも。一段分飛ばしたら、棚が下がり、紙飛行機を補充できる仕組みです。

かわいい装飾のロボットも♡米子高専のチームのロボットは、隣接する境港市が妖怪で有名なことから「鬼」をモチーフにしたロボットを制作。ヘルメットとロボットで地元をアピール!

さらに、こちらは「木」で作られたロボット。タイヤがこんな形なので、動くと、カタカタカタ~という木の心地の良い音が鳴るんです。

紙飛行機はまっすぐ飛ばすだけではありません!プロペラを回転させる力で紙飛行機も回転させながら飛ばす方法も。ヘリコプターのプロペラから着想を得たそう。

そしてロボットと同じくらい「紙飛行機」にこだわったチームも。このチームは、紙飛行機を折る道具から作ったそう。(え、これ手作り?って3回くらい聞いてしまいました…。)数ミリずつ板を削って調整。道具に装着した紙飛行機、最後は熱したアイロンで折り目をつけるとか。

紙飛行機が挟まれている銀の部分が手作りの「紙飛行機折り機」

この紙飛行機は「植物の種」から着想を得たもの。遠くにまっすぐ飛ばすのではなく、ハラハラと上から落ちるように舞うのだと、リーダーの鴇さんが話してくれました。(鴇さんのサービス精神、試合でも発揮されています)

植物の種から着想を得た紙飛行機

ほかにも、スケルトンのボディから見える配線がかっこいいロボットに

200機近く紙飛行機を搭載できるロボットも!

3年ぶりに会場に集まっての地区大会。今年も個性あふれるロボットたちが数々のドラマを生み出しました。

そして試合後、学生たちのロボットへの熱い想いを感じる場面を岡崎アナが発見。

司会担当
岡崎アナ

本番が終わった後も、学生たちが舞台裏でロボットの修理をしていました。勝ち負けだけではなく、自分たちがつくったロボットをもっと良くしたい!そんなロボットに対する愛を感じました。

学生たちが青春のすべてをかけて作ったロボットの熱き戦いは、11月13日(日)午後1時5分からNHK総合・中国地方向けに放送します。ぜひ、ご覧ください!

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