NHK広島開局90年ドラマ 夕凪の街 桜の国2018 
夕凪の街 桜の国2018
令和元年8月3日(土) 午後3時5分【総合テレビ・全国放送】

みどころ

漫画家こうの史代氏が2004年に発表した『夕凪の街 桜の国』。

日常生活をユーモアあふれる素朴なタッチで描きながらも、原爆に翻弄された女性とその家族のひたむきに生きる姿が胸を打つ物語です。

今回、原作の設定を2018年に置きかえ、オリジナルストーリーを加えてドラマ化します。
昭和30年、思いがけない悲劇に襲われる女性。そしてそれから70年以上の時を経た平成30年、その秘密を図らずも知ることになる、もう一人の女性。
二つの時代をつなぐ一本の“糸”を探る中で、幸せとは何か?家族とは何か?という問いが世代を超えてじんわり胸に迫ります。

被爆地の放送局として、核と平和に向き合う番組を制作し続けてきたNHK広島放送局が送る感動の物語にご期待ください!


原作者 こうの史代さんからのメッセージ
『夕凪の街 桜の国』はもう16年近く前の作品ですが、こうしてまた新しい形でみなさんに観ていただけるのはとてもうれしいです。
2018年の今の広島がドラマのオリジナル要素として加わりますが、好きなドラマの脚本家さんだったので楽しみでした。
いただいた脚本を見て、本当に面白くなっていたので、感激しています!

あらすじ

出版社で編集者として働く石川七波(46)。悩みの種は編集部のリストラと、認知症の疑いのある79歳の父親・旭。
ある日、行き先も言わず家を出て行った旭を追いかけていると、いつもかわいがっている姪の風子(17)も合流。どうやら家出をしてきたらしい・・・

旭の行き先は広島。風子と一緒に尾行する七波。旭がある人の足跡を尋ねていることに気づく。そのある人とは、原爆によって亡くなった旭の姉。七波の伯母にあたる人物だった。
その、伯母の名は平野皆実。13歳のとき広島で被爆したが、昭和30年、23歳になるまで広島で暮らしていた。心の傷に悩みながらも、職場で出会った青年と恋に落ち、小さな一歩を踏み出しかけたとき、忘れかけていた“原爆”が再び皆実を襲う。

皆実の弟・旭と七波と風子の広島への旅は、それから63年後の平成30年夏。この不思議な旅の中で、これまで明かされていなかった様々なドラマが明らかになっていく・・・

キャスト/登場人物

平成
石川七波/常盤貴子
常盤貴子

主人公。勤める出版社ではリストラの危機、家では二人暮らしの父親の行動が心配、恋人とはなかなか結婚に踏み切れない…なにかと人生の岐路に立たされている40代。
フラフラと家を出て行った父親を追いかけていくところから予期せぬ旅が始まる。

常盤貴子プロフィール

1991年女優デビュー以降、「愛していると言ってくれ」や「ビューティフルライフ」など出演したドラマは次々と大きな話題に。2004年映画「赤い月」では主演を務め、強くたくましい女性を演じて好評を博す。昨年は大林宣彦監督作品「花筐」にも出演。
2019年春公開の「こどもしょくどう」では主人公の母親役を演じる。
NHKでは、大河ドラマ「天地人」や連続テレビ小説「まれ」、ザ・プレミアム「京都人の密かな愉しみ」や語学番組「旅するフランス語」など多数出演。「鶴瓶の家族に乾杯」内のコーナーではナレーションを務めるなど、多才な顔を持つ。

発売当時、友達と「映像化したら素敵だねぇ」と話していた、その作品にまさか自分が関われるとは、思ってもみませんでした。
大好きなこうの史代さんの世界に自分が入れることは、喜びと、恐れ多い気持ちとの間で行ったり来たりしていますが、原作のファンだから感じられることがあるのかも、と、参加させて頂くことにしました。
実は私、これまでの人生で広島市内に行ったことがありません。そのことがずっと心に引っかかりながらも、「いつの日か」と、その気持ちを置き去りにしてきました。私と同じような人たちにとって、このドラマが、広島に生き、守ってきた人々とを繋げるバトンになれたら、と願うばかりです。

石川旭/橋爪功
ダミー画像

建設会社を定年退職して以来、悠々自適の日々。娘の七波からは認知症を疑われているが、飄々とした性格は生来のもの、本人はまったく気にしていない。
七波には隠しているようだが、人生の締めくくりにどうしてもやりたいことがあるらしい。

橋爪功プロフィール

連続テレビ小説「青春家族」で全国的に話題になる。以降、テレビ、舞台、映画と活躍の場を広げる。 山田洋次監督作品「東京家族」では自身2度目となる日本アカデミー優秀主演男優賞を受賞する。近年では「景清」で芸術選奨文部科学大臣賞、「謎の変奏曲」で読売演劇大賞最優秀男優賞を連続受賞。日本を代表する演技派俳優のひとり。
石川風子/平祐奈
平祐奈

七波の弟・凪生の娘。幼い頃から七波を慕っていて、相談事があると必ず七波のもとに駆け込んでくる。今回もなにやら父の凪生ともめたようで、家を飛び出してきたが・・・

昭和
平野皆実/川栄李奈
川栄李奈

舞台は昭和30年、広島市内の建設会社で働く23歳。茨城の親戚の元で暮らす弟と再会するため節約に励む日々を送っていた。
会社の同僚の青年と恋に落ちるが、一歩前に踏み出すことがなかなかできない。

川栄李奈プロフィール

2010年デビュー。 2015年8月にAKB48を卒業し、翌9月には舞台「AZUMI幕末編」にて主演を務めるなど、幅広い活躍を見せる。最近では「気の強い織姫」役を演じるCMでも話題に。
NHKでは、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で仕出し屋の跡取り・森田富江役を見事に演じ切り、存在感を示した。
大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」にも出演し、今後さらなる飛躍が期待される。

今回お話をいただき、とてもありがたく思っています。戦争を経験したことのない世代の私が、役で戦時を経験することができるのは貴重なことなので大切に演じようと思います。
実際に広島に行って、原爆ドームや平和記念公園、資料館を見たときに自分が感じた感情や、戦争を体験した方の気持ちを役で表現できるよう精一杯頑張ります。。

平野フジミ/キムラ緑子
キムラ緑子

皆実の母。広島市内で被爆し、生死の境をさまよった。なによりも娘の皆実の幸せを願っている。

打越アキラ/工藤阿須加
工藤阿須加

皆実の同僚。皆実とは軽口を叩き合う仲だったが、いつしか飾らない皆実の人柄に魅かれていく。

太田京花/小芝風花
小芝風花

平野家の近所に暮らす原爆で両親を亡くした少女。旭とフジミを慕って、しばしば平野家を訪れる。

石川旭/浅利陽介
浅利陽介

皆実の弟。戦時中、茨城に疎開して、親戚の養子となった。のちに広島の大学に通うために、平野家に戻ってくることになる。

▲ ページの先頭へ