

-
これまで広島で特に記憶に
残っている仕事宮島に特設スタジオを設置して瀬戸内の魅力を伝えるラジオ特番を生放送していたら、目の前の厳島神社をダライ・ラマが訪れて回廊を歩いていたこと、海藻を使った古代の塩づくりを朝の中継で紹介したらそれがある会社の目にとまり、商品化されたこと、広島の原爆で、アメリカ兵が被爆していたことを知ったこと。「一体なぜそのとき広島に?」と思ったのですが被爆前に戦艦を爆撃するために広島に飛来して撃墜され、パラシュートで脱出した捕虜たちでした。その事実を調査していた被爆者の方が後に広島でオバマ大統領とハグをされた姿は忘れられません。
-
好きな広島の食べ物
お好み焼きはやはりおいしいです。皿に取って食べるのではなく、鉄板のままへラを使って食べる人が広島には多いのですが、最初は難しかったですが、今では食べ終わりごろにカリっとこげ気味になるのが本当においしいです。
汁なし担々麺。最初はあまり辛いのは食べなかったのですが、今では舌がしびれるほどの激辛にすることにハマっています。
以前、広島に出張に来た同僚に「この『天津丼』を食べると広島勤務になるといわれているよ」と、先輩から聞いた話をしながら食べた天津丼もおいしいです!!ちなみにその同僚は広島勤務になりました。
なぜ広島にこんなに多く
勤務している?
実は自分でも正直わからないのですが、本当にありがたいことです。原爆の取材に関わったこと、広島で家庭を築いたことでご縁をいただいて4回勤務しています。2022年で計15年、人生で一番長く過ごした場所になりました。1996年、最初の赴任までここまでこの地に縁ができるとは想像もしていませんでした。
好きな広島ゆかりの
映画は? 本は?
■映画:「生きていてよかった」というドキュメンタリー映画を最近見ました。まだ被爆9年後に、これほど温かい眼差しで取材された作品があったのかと強く印象に残りました。
■本:「星は見ている~全滅した広島一中一年生父母の手記集」。原爆で子どもを失った親たちの悲しみがどれほどのものだったのか、犠牲になった子どもたちがこんなにも純真だったのかということを知り、深く心に残りました。
これから挑戦したいこと
映画が作りたいともう20年以上考えていますね。「いつ作るんですか」とよく聞かれます。
世界旅行に行きたいのですが、いつ行けるのかなと伴侶によく聞かれます。