2022年07月26日 (火)梅雨明けは結局いつ?
今年の中国地方の梅雨明けは「速報値」で6月28日ごろ。
ただ、7月半ばごろからは、くもりや雨の日が多く梅雨が戻ってきたかのような天気が続きましたね。
「本当に梅雨明けしたのー?」という声を多くいただきました…。
梅雨明けの確定値は9月に発表されます。
速報値が修正されて平年よりも遅い梅雨明けになるのか注目したいと思います。
さて、今回は私を含め多くの気象関係者の頭を悩ませた梅雨に関する問題を出題しました。
問題はこちら!
今回は実際には「ない」ものを選んでください。
実際にある言葉は選択肢4つのうち3つ。
1つは私が作りました。
さて、どれでしょう。
ちなみに正答率は66パーセントでした。
答えの前に…番組で紹介したイラストを少々。
ここ最近はぐずついた天気が多かったのでイラストも雲や雨が多め。
1枚目
大気の状態が不安定な時は、局地的な雨なので晴れていても油断禁物。
急な雨に備えて折り畳み傘は持ち歩いたほうがよさそう、というイラスト。
2枚目
梅雨末期のような大雨となり雷も多くの地点で発生しました。
真っ黒い雲は天気急変をもたらすので、
近づいてきた場合はすぐに丈夫な建物に移動しましょう、というイラスト。
では、そろそろクイズの答えを。
正解は
「緑」の歩き梅雨!
走り梅雨に対して、「歩き梅雨」は私が考えた言葉でした。
7月半ばから後半にかけてのくもりや雨の日は「戻り梅雨」になるのか、それとも「送り梅雨」になるのか、9月の「確定値」を待ちたいと思います。
投稿者:岡田 良昭 | 投稿時間:15:00