2021年05月19日 (水)大雨警戒レベル変わります
まだ、梅雨に入ったばかりですが、梅雨入り早々大雨となりましたね。
5月の観測史上最大の1時間雨量を観測した地点や大雨警報が発表された地域もありました。
これまで梅雨と言えば前半は「シトシト雨」、後半は降り方が強まりやすく「梅雨末期は大雨が降りやすい」と言われてきましたが、ここ数年は梅雨に入ったばかりでも大雨になることがよくあります。これも地球温暖化の影響なのでしょうか。
さて、本格的な雨のシーズンに突入していますが、
5月20日から「大雨警戒レベル」の避難情報が変わります。
一番の変更点は「避難勧告」がなくなること。
これまでは、警戒レベル4の中に「避難指示と避難勧告」の2つの避難情報がありましたが、
これが一本化されます。今後は、これまで避難勧告が発表されていたタイミングで避難指示が発表されることになります。
警戒レベル4の上に「5」があるので警戒レベル5が出てから避難すればいいや、と思う人もいるかもしれないのですが、警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されてからの避難では遅すぎます。
この状況では、すでに大規模な災害が起きていてもおかしくない状況ですし、自治体が災害の状況を確実に把握できるわけではないので、警戒レベル5は必ずしも発令されるとは限りません。ですので、危険な場所にいる方は警戒レベル4が出された段階で避難を完了させることが鉄則です。
ご自身はどの情報が出た時に、どんな行動をするのか、
他人事とは思わずに一度考えていただきたいと思います。
投稿者:岡田 良昭 | 投稿時間:14:15