2019年06月25日 (火)ツバメのことわざ
こんなことわざ聞いたことありませんか?
おばあちゃんの知恵のように昔から知られていますが、
これにはきちんと理由があるんです。
晴れているときは、日差しが地面に照りつけ、地表付近があたたまります。
あたたまった空気は軽いので、弱いながら上昇気流が発生します。
ツバメの餌である、ハエやトンボなどは
上昇気流にのって比較的、空の高いところを飛び回ります。
餌をとるために、ツバメは高いところを飛ぶことが多くなります。
そのため、「ツバメが高く飛ぶと晴れ」
一方で。
雨が降りそうなときは、湿気が多くなっていますよね。
空を飛んでいる昆虫の羽が重くなって空の高いところを飛べなくなります。
餌をとるツバメも低いところを飛ぶことが多くなるんです。
そのため、「つばめが低く飛ぶと雨が降る」ということになります。
これから梅雨の時期は、湿気が多くどんよりとした天気が多くなります。
ツバメは、私たちの周囲を飛んで、見かける機会も多くなるかもしれませんね。
投稿者:岡田良昭 | 投稿時間:10:59