2020年04月06日 (月)練習試合を振り返って


新型コロナウイルスの

感染拡大が続いています。

プロ野球は開幕が見通せず、

選手も心配と不安があると思います。

この先、自己管理が非常に

重要になってきますので、

なんとか耐えて頑張って

ほしいと思います。

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当初の開幕予定の

3月20日からは公式戦の代わりに

練習試合が行われていましたが、

カープは3月25日に

練習試合を終えました。

チームの状態について、

投打の柱、大瀬良投手

そして鈴木誠也選手ですが、

大瀬良投手が順調に仕上げています。

早々に開幕投手に

決まり調整をしてきました。

開幕が間のびして大変でしょうけど、

練習試合で見た投球は

すばらしかったです。

特にフォークボール、

私が見た試合ではかなり意識して

この変化球を多投していたのですが、

非常にコントロールされていました。

さらにスライダーのコントロール。

そして、直球には力がありコントロール、

キレも良く、すばらしい球を投げています。

非常に良い調整ができていると思います。

そして鈴木誠也選手。

オープン戦の序盤は

少し安打が出なく心配でしたが、

練習試合を終わってみればホームラン4本、

更にパワーがついてきました。

今年はホームラン

30本、40本打てるぐらいの

打者になるイメージがあります。

主力選手としてチームを

引っ張る意識もありますし、

更に逞しくなってきた印象です。

今年は、トリプルスリー、

三冠王もありますけど、

やはり100打点以上。

まだプロに入って

100打点以上はありませんから、

100打点以上をあげて

ほしいなと思いますね。

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ここで3月の試合結果を振り返ります。

オープン戦と練習試合、

3月7日から●と△ばかりで勝ちがない、

それが11試合続きました。

負けた原因は、競り合いに

勝てなかったということです。

後半中継ぎ陣が特に打たれて

勝てなかった試合が目につきました。

逆転負けが多かったですね。

佐々岡監督も課題の1つは

中継ぎ陣と言っていましたが、

特に心配なのが抑えとして

期待をされていたフランスア投手です。

リリーフの外国人投手が3人いますが、

フランスア投手が一番の抑え候補でした。

ただ昨年後半も

あまりよくありませんでしたが、

今年も球も走っていません。

そして、コントロールも

良くないという事で非常に心配ですね。

フォームを見ると上体が

手投げになっている感じです。

下半身の粘りがなく

上からの手投げになっています。

球に力が伝わってないような

投げ方に見えます。

下の粘りが弱く上体だけで手だけで

投げているようなイメージですので、

球のスピン量や角度というのが

もう1つ足りない。

この先まだ時間はありますから、

しっかり調整してほしいという

投手の1人ですね。

3人の外国人投手で

DJジョンソン投手も

期待されたのですが、

今は2軍調整中です。

抑えを誰にするかというと、

プロ野球で初の南アフリカ出身の

新外国人・スコット投手が

一番安定した投球をしていますね。

基本的には打たせてとる投手です。

ややスリークオーター気味から

投げてくるんですが、

スライダーのキレが

非常に良くなってきました。

打者が腰を引け三振も

取れるようになっています。

ツーシーム、直球のコントロールも

良く打たせてとる投手で、

且つ、三振も取れる

スライダーも持っています。

安定感からすれば

今一番いいのかなという気はします。

三振が取れる事は

やはり強みですよね。

抑えが誰になるのか、

注目して見ていきたいと思います。

 

ここで、今年注目の選手を投手、

野手とあげていきたいと思います。

塹江投手。

6年目の左ピッチャーですが、

今年は非常に頑張ると思います。

左投手でありながら

150キロの直球を投げます。

とにかく打者と勝負するという

気持ちを持って投げ込んでくる。

私の現役時代よりはるかに

速い球を投げられます。

それと直球の速さに加えて

スライダーのキレが

非常に良いです。

今年は打者と勝負できる、

自信を持って投げ込んでいますので、

1軍で活躍、救世主になる

可能性は十分にあります。

跳ねるように全体で

投げ込んできますから、

非常に気持ちも伝わってきます。

次に野手では坂倉選手。

4年目の、捕手ですが昨年は

打撃を活かして外野にも

挑戦していました。

しかし今年は捕手1本で

勝負したいということで、

1軍で頑張っています。

打撃に関しては、

パワーもありますし、

球を捉えるタイミングも

非常に上手です。

昨年と比べると

更にパワーアップしてきています。

良いものを持っていて、

更に成長していますね。

捕手で勝負するとなると、

會澤選手やベテランの石原選手が

いますが、この2人を脅かす

存在になる可能性も十分あると

思います。

盗塁のけん制では、

投手が投げた球が変化球で

ワンバウンドしても、

あわてずにしっかりと送球し、

走者を二塁でアウトにする

場面も見られました。

しかも、二塁手が非常に

タッチしやすい位置に

球を投げていました。

そういう意味では捕手としても

成長しています。

おそらく、今年1軍で捕手として

スタメン出場もあると思います。

この坂倉選手も注目してほしいですね。

それから、新しい選手、今年入団した

ドラフト1位の森下投手。

この投手も非常に

すばらしいボール投げますから、

ローテーションにも入ると思います。

更に新人王も狙えると思います。

そして、野手では宇草選手。

ドラフト2位で左の打者で

非常に打撃センスもいいです。

守備の方には課題がありましたが

良くなってきています。

新人でこの2人というのも

注目してみたいと思いますね。

まだまだ開幕が

見通せない状況が続いていますが、

やはり一日一日を

しっかり自分の課題を持って

調整してほしいです。

時間が与えられたと

良い意味での解釈をして、

課題に取り組みながら、

個々の選手がレベルアップして

ほしいと思いますね。

投稿者:☆更新スタッフ | 投稿時間:14:30


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