2018年05月10日 (木)カープ開幕から大型連休までの戦いを振り返る


大型連休中、カープは5勝3敗の成績でした。

阪神には2勝1敗、巨人には2勝と勝ち越しましたが、

ヤクルトには1勝2敗と負け越しました。

 

5月6日のヤクルト戦は、

勝てる試合を落としてしまいました。

先発の九里投手は、しっかりゲームを作っていましたが、

終盤の、中崎投手、今村投手、一岡投手が打たれて

負けてしまいました。

リリーフ陣がしっかりしないと、

接戦のゲームには勝てませんので、頑張ってほしいです。

特に、今村投手は、ストライクが1球も入らず降板しました。

原因をきちんと突きとめて、しっかり投げられるように対応してほしいです。

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カープの開幕からの戦いを振り返ると、

チーム防御率は3.75(リーグ3位)、四球の数はリーグで2番目に多い127個

(いずれも5月7日現在)です。

四球がとても多いです。

四球の数を減らしていくことで、防御率もよくなっていくので、

各投手は、自分のピッチングフォーム、状態を今一度しっかり見直して、

いい準備をして試合に臨んでほしいです。

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特に、ここまでの中継ぎ投手の防御率は、

昨年は全試合で2.77だったのに対し、

今年は32試合終えて3.48と悪くなっています。

中継ぎ陣の頑張りが、試合の勝敗に影響してくるので、

もう一度、しっかりしたボールが投げられるように、

各投手にはきちんと調整してほしいです。

 

開幕からの試合での投球を見ていて、評価できる投手もいます。

野村投手、薮田投手がいない中、

岡田投手、大瀬良投手、中村祐太投手の3人が投手陣を

引っ張ってくれています。

 

岡田投手は、ここまで防御率は4点台と少し悪いですが、

負けなしの4勝。

きちっとしたフォームで投げられています。

ボールを離すタイミングが良く、腕の振りもいいです。

今後も、いい投球を続けてほしいです。

 

大瀬良投手は、フォームが安定しています。

特に投げ終えた後のフォームがきちんと決まっています。

以前は、投球時に力みが入り、バランスを崩すことがありましたが、

今年は安定して投げられています。

 

中村投手は、マウンド上で、

打者に対して攻める気持ちが強く出ています。

ボールのキレや動かし方を調整して、

打者のバットの芯をうまく外す投球ができています。

この先とても楽しみな投手です。

今年は二桁近く勝てるのではないでしょうか。

 

中継ぎ陣の中では、アドゥワ投手に注目です。

ここまで12試合に登板して失点は1。

防御率0.60と安定した成績です。

長身でリーチの長さが魅力です。

バットの芯をずらして打ち取る投球ができています。

若手のいい投手がでてきたなという印象です。楽しみです。

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打線に関しては、非常に頑張っていると思います。

5月7日現在、打率は.260(リーグ2位)、打点は143(リーグ2位)、

本塁打は32(リーグ1位)です。

丸選手と新井選手が不在、鈴木選手は万全でない中、野手陣は頑張っています。

特に、田中選手、菊池選手は開幕から良い成績を残して、

チームを引っ張っています。

勝負強さを感じますし、1,2番の存在は大きいです。

菊池選手も打率が3割を超えて、調子は上がっています。

バティスタ選手は、打席での勝負強さも感じられますし、

ホームランも打ててますし、状態がいいです。

 

エルドレッド選手は、ホームランで勢いを変えてくれていますし、

チームにとって頼もしい存在です。

 

4年目の野間選手、

丸選手が離脱してから出場している試合のほとんどで複数安打を記録しており、

素晴らしい成績を残しています。

足の速い選手なので、内野安打も打てます。

詰まっても、しっかりバットが振れているので、

ヒットゾーンにボールが落ちることに繋がっています。

今年、打撃が成長している感じがします。

 

盗塁阻止率が.107とリーグ最下位です。これは放っておけません。

ピッチャーとキャッチャーの連係の話なので、

しっかりけん制する、間を変える等、対策が必要です。

この先の大きな課題だと思います。

 ※データは5月7日現在のものです。

投稿者:☆更新スタッフ | 投稿時間:14:23


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