2019年7月18日

前半戦を振り返る


 

 

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カープは20年ぶりの11連敗で

前半戦を終えるという

まさかの緊急事態でしたが、

15日にようやく連敗を止めました。

あまり聞きたくない11連敗でしたが、

その連敗もオールスター明けの初戦で

止めました。

これからカープらしさを

どんどん出して戦ってほしいなと

思います。

今回は、オールスターゲームまでの

前半戦を振り返っていきたいと思います。


まずは開幕から快進撃を続けた5月までです。

 

緒方監督のコメント

「また今年新たな気持ちで

  リーグ優勝に向けて

  そして日本一に向けてと

  挑戦者の気持ちでぶつかって

  戦っていくだけです」

開幕投手は大瀬良投手でした。

昨シーズン最多勝に輝き

6年目で初の大役をつかんだ

大瀬良投手が好投。

FAで移籍した丸選手も

4打席連続三振と完璧に封じました。

打っては安部選手でした。

巨人のエース菅野投手から本塁打と、

投打が噛み合って快勝し

これ以上ないスタートを切りました。

その勢いで突き進むかと思われましたが、

ここから苦しい戦いが待っていました。

繋がりを欠く打線。

失点を重ねる先発投手。

守備ではエラーが目立ちました。

攻守に精彩を欠き

開幕から5カード連続で負け越しました。

中でも悪夢のようだったのが

4月10日のヤクルト戦、

延長10回でした。

一塁手の松山選手が悪送球、

さらに名手の菊池涼介選手にまで

ミスが出ました。

エラーに連打も重なり、

まさかの12失点、

投打に完全に勢いを失って

最下位に沈み

4月16日には負け越しが

最大の8になりました。

 

転機となったのは

4月17日の巨人戦でした。

この試合も8回を終えて

2点をリードされる苦しい展開。

しかし9回同点に追いつき、

ベテランの石原選手が執念を見せ、

勝ち越しの適時打を打ちました。

逆転のカープらしい戦いを見せ、

ここから8連勝と流れに乗りました。

5月に入り勢いは更に増します。

3番のバティスタ選手、

4番鈴木選手、

そして5番西川選手と

中軸に固定した3人が活躍。

5月の打率はいずれも3割5分を超えました。

白星を重ね3年ぶりの11連勝。

そして5月最後の試合もサヨナラ勝ちし

この月20勝目、

25年ぶりに月間勝利数の

球団記録を更新、

一気に首位に立ちました。

 

5月までの順位の推移をグラフにしてみました。

 

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開幕当初はつまずいて最下位だったわけですが、

そこから一気に立て直して、

5月に一気に首位に立ったという事になりますね。

もうこの時はこのまま今年も

首位を走り続けるんじゃないかと思ったぐらい

勢いがありました。

いきなり落ち込んですごい盛り返しですよね。

開幕当初はミス等が重なって勝てませんでした。

しかし、状態が良くなると

今度は投打の歯車が非常に噛み合いました。

打線の方も平均得点が6点台、

投手陣も防御率の平均が

2点台で投打の歯車がきっちり噛み合いました。


その好調から一転して

6月からは厳しい戦いを強いられました。

6月の交流戦、カープはここで再び失速しました。

投手陣がパ・リーグの

強力な打者を抑えられず、

先発の中心の1人だった野村投手は

自己最短の1回でマウンドを降り

2軍へ降格。

手術から復帰し、

好投を続けていた床田投手も

楽天戦2回途中までに

5本の本塁打を打たれる大乱調を見せました。

打線も好調時の勢いは影を潜め、

交流戦のチーム打率は

12球団ワーストの

2割1分6厘まで落ち込みました。

6月18日には巨人に首位の座を明け渡しました。

苦しい状況を打開しようとその2日後。

ドラフト1位ルーキーの

小園選手が1軍に昇格しました。

不振が続く田中広輔選手に代わって先発出場。

第1打席でいきなり

プロ初安打をマークし、

浮上のきっかけになるかと期待が膨らみました。

しかしそれでも悪い流れは止められず、

交流戦は5年ぶりの最下位と大失速。

リーグ戦再開後も勝てず、

20年ぶりの11連敗。

最大で14あった勝ち越しは

あっという間に無くなり、

前半戦を終えて負け越しは5。

順位は4位まで後退しました。

 

オールスターゲームまでの順位表です。

 

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11連敗で負け越し5まで落ち込んで

4位で前半戦を終えました。

まさかここまで連敗が続くとは

思ってませんでしたね。

その11連敗中は得点力不足が

深刻になりました。

交流戦で勢いは止められましたけど、

ただやっぱり6点台の打線が

この交流戦の連敗中、

1.92。2点取れてません。

こうなりますとやはり

なかなか勝てる試合が出来ないという事ですよね。

まさかここまでチーム状態が悪く、

打線の方が悪くなるとは思いませんでしたけど、

全体的に打てない、繋がらない、

そういう状況になってしまいました。

投手は抑えますが打線が打てない、

打線は打ちますが点を取られる。

こういう悪循環というような状況が

続いているような印象があります。

長いシーズンこういう事はあります。

ただそれを止めきれなかった

チームの雰囲気ですよね。

これ、非常に悪かったですよね。

これだけこういう状況が続くと

メンタル、精神面ですね、

いろいろつらい難しい状況が出てきます。

チームとしてはつらいでしょう。

ただそれぞれの選手たちの力はあるわけですよね。

その力が出しきれない何かがあるわけです。

それをいかに選手が解消をして

試合に入っていけるかどうか、

そういう事をしっかりやるべきでしょうね。

 

こうしたなかでルーキーの小園選手、

再び1軍に上がってきましたけれども、

能力の高い良い選手なのですが、

当然若い選手に期待していいと思います。

ただ今のカープは実績のある人、

昨年まで頑張った、数字を残した

そういう選手が本来の調子に戻していかないと、

この先長いシーズン、

戦うのに苦しいと思います。

小園選手は楽しみですけれども

チーム状態が悪い時にルーキーに頼るというのは

いかがなものかと思います。

やはり実績のある人が、

本来の調子をいかに取り戻していくのか、

これが大事だと思います。

そうした実績のある選手といいますと、

鈴木誠也選手を筆頭に田中広輔選手ですね。

田中広輔選手が1番に戻ってきて

本来の機能を出来るような状況、

あとは松山選手、

かなり状態が上がってきました。

會澤選手、西川選手、安部選手、

多くいるんですよ。

そういう選手がこの先いかに状態を上げていくか、

この夏場の苦しい時期に、

チームとしては、

もう1回生き返ってくる可能性は十分にあります。

 

1番のところですが、

なかなか数字を残す選手が居ないということで

固定できないでいますけど、

本来であれば、田中広輔選手がそこに戻ってくる、

もしくは、7番8番打っていますが、

そこでも彼本来の打撃ができる状態にすれば

打線の繋がりというのは

更に生まれてきますので、

得点力も上がってきます。

緒方監督も打線は固定したいって

言われてますけど、

なかなかそうはいきませんから

何度も言うように個々の選手の底上げ、

レベルアップ、

これを本来していかなければなりません。

投手陣も抑えで言うと中﨑投手、

中﨑投手が今の9回に収まっていけば

落ち着いた戦いができると思います。

前半戦なかなか結果を残せなかった選手も

後半戻ってくることが、

巻き返しに向けての絶対条件になりますね。


7月15日は久々に打線も繋がりましたし、

過去のことは忘れてこの先のことを考えたとき、

カープの場合は一丸野球ですから、

みんなの力でカバーしながら勝って行く

というような戦い、

試合を数多くするべきでしょう。

今後の予定を見ていきたいと思います。

 

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DeNAとの3連戦の後、

マツダスタジアムで首位巨人との対戦です。

あれだけ勝率の良いマツダスタジアムで

連敗していますから、

何とか、ここで勢いをつけてほしいなと思います。

 

投稿者:☆更新スタッフ | 投稿時間:12:00 | カテゴリ:ひろしまの情報をお届け! | 固定リンク

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