2022年02月07日 (月)2年目の進化へ 守護神・栗林投手に迫る
大野豊さん [お好みSPORTS]
プロ野球、カープの日南キャンプでは、
去年、37セーブをあげてセ・リーグの新人王に輝いた
栗林良吏投手にインタビューしました。
2年目のシーズンに向けて、どんな進化を遂げるのか、
くわしく聞きました。
栗林投手
大野:2年目のキャンプですか。ことしは何か取り組んでいることがありますか。
栗林:まずは下半身の強化です。大きく変えるところと言ったら下半身で、今まで鍛えてこなかったので、そこを重点的にやって何か変わればいいかなと思っています。
大野:重点的に下半身を鍛えた結果、実際どういう感じで投げられていますか。
栗林:今までは土台がしっかりしていなかった分、体が倒れたり、違うところに力が入ってしまったりしたんですけど、今は本当に安定して1球1球投げられているという実感はあります。
大野:ブルペンに2回入って、すべてストレートを投げていました。そのあたりの意識のもち方というのは。
栗林:去年1年間、1軍でやらせてもらった中で、やっぱりストレートが1年間通用しないと守護神ってところは守れないとすごく思っているので、まずはそのストレートを1年間通して戦うために重点的に練習したいなって思っています。
大野:目指すストレートというのはどういうストレートですか。
栗林:ど真ん中でもファウルが取れるストレートがベストだと思いますし、ちょっと他球団の投手になってしまいますけど、藤川球児さんみたいな『火の玉ストレート』という名前が付くようなストレートが自分の中で理想かなって思います。
大野:クローザーとしてのプレッシャーは。
栗林:感じています。
大野:どういうふうに対応している。
栗林:点とられた後、すごく悔しかったですし、チームが負けてしまったことで、すごく落ち込んだこともあったんですけど、夜12時まではその日の反省。
夜12時を越えてからはもう次の日だから切り替えたのが結果につながったので、今シーズンも継続してやりたいと思っています。
大野:去年はセーブシチュエーションで37試合すべて成功しました。ことしの目標は。
栗林:セーブ機会を自分では操作できないんですけど、自分が40セーブ、45セーブをあげていればチームもリーグ優勝に近づいていると思うので、40セーブくらいできたらいいと思います。
大野:ことしはさらに進化した栗林投手の投球を見れると、期待を持っていいですか。
栗林:大丈夫です!
投稿者:☆更新スタッフ | 投稿時間:19:00