2021年02月12日 (金)大竹和紙の伝統を支える人々をみっけ!!
こんにちは、水野貴絵です。
県内で唯一、手すき和紙を作っている、
大竹市に行ってきました。
和紙作り、ときくと、
液体を揺らして薄くのばし、乾かして・・・。
小学生の時に体験させてもらった記憶が。
そんなことを思いながら
『おおたけ手すき和紙の里』
という場所に向かいました。
すると、煙がモクモク。
タケノコのような匂いが・・・
手すき和紙保存会の会長、
森本勝見(もりもと・かつみ)さんに
いろいろ教えていただきました。
コウゾ、という植物の枝の皮を、
水に浸し柔らかくして、熱湯でゆでて、
それを漂白して・・・
え~!紙をすく作業に入るまでに
たくさんの工程が(*゚д゚*)
知らなかった~!
ここではコウゾも、
コウゾの皮と混ぜる
粘り気のあるトロロアオイという植物も
自分たちで栽培しているんです。
そして「知らなかった~」が他にも!
大竹和紙を作るときは、
紙すきをするとき
前後にしか揺すらない、
ということ。
そうすることで、
強いけど加工しやすい和紙が
できるんだそうです。
紙すきをされている
竹中智和(たけなか・ともかず)さんが
とても愛しそうに
和紙についてお話する姿が
とっても印象的でした。
竹中さん、歴史好きらしく
「400年以上も続いている作業を
こうして受け継いでいる・・・。
ロマンを感じますよね~!」
と話されていました(〃’▽’〃)
森本さんと竹中さんが
声をそろえて言っていたのが、
みんながいるから
こうして伝統を守ることができる、
ということ。
伝統を絶やすまいと心を込めて
和紙作りをしている方達と出会えた
「みっけ!!」でした。
みなさんありがとうございました(≧∀≦)
投稿者:みっけ!リポーター | 投稿時間:12:00