2017年01月24日 (火)ハイテクな観測
山陰や、山陽北部を中心に一気に雪が積もりました。
県内でも100センチを超える積雪の所がありますから
この先、雪がやんでからも なだれ等に注意が必要です。
雪に関するタイムリーな質問が届きました。
これまで気象台の観測の仕方を色々ご紹介してきましたが、
「目で見る」「耳を澄ます」などアナログなものが案外多いんですよね。
その中で、積雪の深さの観測はハイテクだなと思う物の一つです。
画像をクリックすると拡大します)
この中に、観測する機械がうつっています。
積雪の深さを観測しているのはどの部分かというと…
コレ!
超音波が機械から出て、はね返ってくるまでの時間を測定しています。
雪がたくさん積もっているほど、超音波は早く返ってきますよね。
この仕組みを利用して、自動で観測していますよ。
とてもシンプルな見た目ですが、賢い機械です。
となるとお金もかかりますから、県内には主な4か所に設置。
気象台の観測の大きな目的は「災害を防ぐ」ことですから
それだけ雪が多い地域を中心にデータを集めています。
さて、子どもたちから大人まで、みなさんからのご質問を
シンプルだけどキリリとした(?)博士姿でお待ちしています!
お便りで「NHK広島 お天気ブログ」宛、
またはこのHPの投稿フォームからお寄せ下さいね!(リンクはこちら)
博士の赤いメガネは…
100円ですって(・。・)
投稿者:かつまるきょうこキャスター | 投稿時間:19:30