2015年04月20日 (月)サボってません。


広島市では、2015年になって初めての大雨注意報 が出ました。

昨日の夜に出て、今朝にかけて雨脚が強まって、

雨脚が弱まっても夕方まで注意報が出続けました。

こういうときよく聞かれるのが

「気象台の人が解除し忘れているのかと思った。笑」なんて話。

いえいえ、とんでもない

 

大雨注意報(警報も) には、2つの意味があるのをご存知でしょうか。

浸水への注意警戒を呼び掛けている場合と

土砂災害への呼びかけの場合

otenki150420a.jpg

例えば今回の広島市の例をとってみると…

otenki150420b.jpg

(クリックすると画像が拡大します)

昨夜9時半頃に出た時は、

「これから降る雨で低い土地が浸水したり

川が増水したりすることが考えられるので注意を 」。

その後、今朝10時半ごろには

「これまで降った雨で地盤が緩んでいるおそれがあるので

土砂災害に注意を 」と意味が切り替わりました。

こういう時、雨が弱まってもいつまでも注意報が出続けることがあります。

「もう大雨じゃないのにな」と思わず、気象情報に注目してみて下さい

 

本格的な雨のシーズンを前に、注意報や警報などの意味を

正しく知ってもらうことが大切だなと思っています。

 

投稿者:かつまるきょうこキャスター | 投稿時間:19:30


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