2022年07月01日 (金)83歳! 熱血指導中!
7月に入りました。夏の高校野球広島大会の開幕が近づきワクワクしている佐藤です。
先日は県立竹原高校の取材に行ってきました。
チームを率いるのは迫田穆成(さこだよしあき)監督。
7月3日の誕生日で御年83歳。
広島商業と如水館を合計14回甲子園に導いた名将は、3年前、竹原高校の監督に就任。
孫よりも若い選手たちに、休む間も無く声をかけ続けている姿が印象的でした。
監督就任から3年目。迫田さんを慕って入部する生徒が増え、現在部員は27人。
就任前のおよそ2倍に増えました。
中には、親子二代で迫田さんに教わる選手もいて、監督の指導歴の長さが伝わってきます。
名将のもと強化を図る野球部を後押しするのが地元の人たちです。
竹原駅前で呉服店を営む黒田雄次郎さんは、迫田さんの指導に感銘を受け、所有する空き店舗を「雄光寮」に改築。自宅から通えない部員が生活しています。
「寮生が商店街を歩くと、そこにあいさつが生まれ、街に活気が出ている」と黒田さんは変化を感じています。
部員たちは「過去2年、夏は初戦敗退。まずは迫田監督に1勝をプレゼントし、ベスト8進出を」と意気込んでいます。
迫田さんには「いずれ竹原の人たちに甲子園の景色を見せてあげたい」と新しい夢が芽生えています。83歳が情熱を燃やす竹原高校にも注目してください。
迫田さんについては、7月7日(木)のお好みワイドひろしまで特集する予定です。
※お好みワイドひろしまのHPはこちら
投稿者:佐藤 洋之 | 投稿時間:12:30