2022年06月02日 (木)大相撲 郷土力士の夏場所報告
大相撲を担当する佐藤です。夏場所の中継にかかわり、広島県出身の力士も取材しました。今日は、2人の力士をご紹介します。
1人目は東広島市出身の安芸乃山(あきのやま)。
182キロの巨体を生かした押し相撲が持ち味です。
少年時代、元安芸乃島・高田川親方のおじに相撲を教わり、中2の時に県で準優勝。
中学卒業後、高田川部屋に入門し、現在29才です。
夏場所は三段目で6勝1敗の好成績を収め、名古屋場所は、幕下に戻る見込みです。
「もっとしっかり当たって前に出る自分の相撲を増やせるよう6月にしっかり稽古したい」と向上心を持ち続けています。
2人目は広島市東区出身の瀬戸の海(せとのうみ)。
中学時代は、高田川親方が子供の頃に通った大川道場で相撲に励み、卒業後、高田川部屋に入門、6月に18才の誕生日を迎えます。
夏場所は三段目で5勝2敗と勝ち越し、名古屋場所は自己最高位の三段目上位へ番付を上げる見込みです。
「勝ち越せば三段目上位へ上がれると思い夏場所は毎日緊張していた。下半身や体幹などの基礎的な筋力をもっと鍛えたい」と伸び盛りです。
ともに、師匠は旧安芸津町出身の元関脇安芸乃島の高田川親方。
厳しい指導のもと、関取を目指しています。
年上の安芸乃山は「まだ瀬戸の海には負けるもんかと思い、稽古している」と刺激し合っているようです。
郷土出身力士の情報は、今後も随時このブログで発信します。
また、名古屋場所以降、NHK広島のツイッターで場所中の力士のコメントを紹介する予定です。
NHK広島公式アカウント @nhk_hiroshima (NHKサイトを離れます)
投稿者:佐藤 洋之 | 投稿時間:15:30