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【出演者インタビュー】高田千明さん「障害があっても、なくても、夢は諦めなければいつか叶う」

2015年06月01日(月)

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6月1日放送(6月8日再放送)
ブレイクスルー
File.32 共に挑み、走り続ける―陸上競技選手 高田裕士 千明―
にご出演された高田千明さんにメッセージをいただきました。


《高田千明さんプロフィール》
視覚障害陸上選手
100m,200m,400m,走り縄跳び 日本歴代2位

――番組では裕士さんと共にこれまでの人生を振り返りましたが、いかがでしたか。

お互いにそんなことを思っていたんだという発見がありましたけど、それを自分たちで口に出して言うとちょっと恥ずかしい感じもしました(笑)。


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――番組のテーマのひとつとして「挑み続ける」という言葉がありましたが、記録を目指して挑戦し続ける千明さんの原動力は何ですか。

ひとつは、息子の諭樹の首に金メダルかけてあげたいという思いです。そして、北京パラリンピックを目指している中で妊娠をして、両親の反対を押し切って出産したので、子どもを理由に自分の夢を諦めたというふうに思われたくないという部分もあります。今までお世話になった人たち、支えてくれた人たちを中途半端な思いで振り回したというふうには絶対にならないように、夢を忘れず取り組んでいきたいというところですね。

――千明さんにとって家族とはどのような存在ですか。

家族というのは自分の居場所であり、力になる場所。本当に大切ですね。主人がいて、子どもがいて、家族があって、今の自分がいる。そう思える場所です。

――リオパラリンピックに向けて、どのようなところに力を入れてトレーニングをしていきますか。

走り幅跳びは、体の中にまだまだリズムが入りきれていないところもあるので、「マックスのスピードで踏み切って、高く跳ぶ」という一連の動きを体に叩き込むトレーニングですね。スピードを落とさない練習を積み重ねていきたいと思います。

――視聴者の方にはどのようなことを伝えたいですか。

努力は無駄にならないということです。障害があっても、なくても、夢は諦めなければいつか叶う。人生は一度しかないので、何に対しても全力で挑戦してもらいたいなと思います。その過程は絶対に無駄になることはありませんから。私も両親、家族、周りにいる人たちすべてに感謝して、諦めずに頑張りたいと思います。

コメント

高田千明選手、一般的には体力のピークをすぎた30歳という年齢、子育てしながらという環境の中、競技を続けるこたは大変かと思いますが、がんばって下さい。パラリンピックでの活躍を期待してます。応援してます。これからの活躍もぜひ放送して下さい。よろしくお願いします。

投稿:東京三太 2015年06月08日(月曜日) 22時21分

再放送を拝見しました。番組が始まって少しした所から自然と涙が流れていました。わたしの中の普段はだせない何かとリンクしてずっと涙が流れていました。裕士さんの世の中の仕組みを変えようと始めた小さな一歩はこれから大きな一歩に変わっていくことでしょう。千明さんのジャンプをみて、わたしもジャンプしたくなりました!身体はどこも悪くないのにうずくまっている自分がもどかしいようなそんな気持ち。わたしも最近、眼の病気になって症状は違うけれどお二人からとても勇気を貰いました!感謝です。そして応援したいと思います。

投稿:ドルフィンらぶ☆ 2015年06月08日(月曜日) 15時53分

番組、何日も前から楽しみにしていました。録画を何度も、何度も見返しています。今、私は手話学んでいて、壁にぶち当たっています。でも、千明さんの手話を見て、自分がとっても小さなことを悩んでいたと、恥ずかしい限りです。障害があっても無くても、当たり前に努力すること、半分は自分の為に、もう半分は支えてくれた人の為に、そんな思いに気づけなければ、どんなに単語を並べても、相手に通じるはずはありませんね。番組を見て改めて、人は支えながら生きていることを感じます。大切なことは良い思い出を集めることじゃなくて、日々の当たり前の生活を充実させることだと思いました。私も、もっと手話を好きになれそうです。ありがとうございました。

投稿:英輔 2015年06月05日(金曜日) 10時27分