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【出演者インタビュー】坂下千里子さん「介護は必ずしもそんなに暗いものではないんだなって」

2013年10月03日(木)

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10月3日放送(10月10日再放送)
シリーズ ワザあり“介護”
旅・食・アートの力
「第3回 ―アート―」

にご出演のタレントの坂下千里子さんにメッセージをいただきました。

 

 

 

――第3回は「アート」をテーマに、「臨床美術」()を見ていきました。
スタジオでは実際のプログラムと同じように水墨画に挑戦しましたが、
いかがでしたか。

真っさらな紙の上に墨汁を垂らすのは、
どこに垂らそうかというドキドキ感がありましたね。
やっぱり絵を描くときに、「どういう構成にしようか」と
考えるのは楽しいと思うんですよ。
墨の香りですら昔を思い出してワクワクしましたし、
ああいう五感に訴えかける体験は大事なことのひとつだと改めて思いました。

※絵などの作品づくりを通して「その人らしさ」を表現し、
自信や生きがいを持ってもらうプログラム。

 

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――絵を描くことはお互いのコミュニケーションのきっかけにもなるという、
専門家の方のお話もありました。

絵で人を魅了するというのはすごいことですよ。
VTRでも明光さん(編集部注※臨床美術によって、
多くの人に自分の絵を見せて喜んでもらうという
生きがいを見つけた女性)の絵が欲しいとおっしゃる方が
出てくる場面がありましたよね。素晴らしいなと思いました。

 

――「シリーズ ワザあり“介護” 旅・食・アートの力」、
第3
回まで放送してきましたが、収録前と今を比べて、
介護に対するイメージは変わりましたか?

そうですね。正直、「介護」というテーマを聞いた時、
それを経験したことがない私がスタジオで何を話せばいいのかなと
思ったんです。
でも知らないからこそ、こういうことがあるんだとか、
こういう気持ちなんだというのがわかったので、
正しい表現なのかわかりませんが、すごく“楽しかった”です。

介護と聞くと、どうしても暗いイメージで捉えがちでしたが、
たとえば認知症の方が昔の記憶を思い出して、
お顔がどんどん生き生きしていく場面がありましたよね。
ああいった姿を見ると、そんな暗いものではないんだなって。
もちろん、今回番組で紹介した事例は周りの方のサポートが
素晴らしいからこそというのはあると思いますけど、
こういうサービスがあることを知っておくだけでも絶対にいいと思いました。

 

 


10月シリーズ ワザあり“介護”  旅・食・アートの力  放送予定
(本放送=夜8時、再放送=午後1時5分)

第1回 ―旅―
2013年10月1日(火)再放送10月8日(火)

第2回 ―食―
2013年10月2日(水)再放送10月9日(水)

第3回 ―アート―
2013年10月3日(木)再放送10月10日(木)

第4回 視聴者の皆さんからの反響から(1)
2013年10月21日(月)再放送10月28日(月)

第5回 視聴者の皆さんからの反響から(2)
2013年10月22日(火)再放送10月29日(火)

 

コメント

シリーズ ワザあり“介護” 旅・食・アートの力 第3回 ―アート―
 10月3日放送 拝見しました。

りんごの絵を描く女性の生き生きした姿が印象的でした。
絵を描いた記憶は もう消えていました...
それを普通のように過ごすことができるということ
ゆったりとした あたたかい世界を感じました。

絵を描いたことなど どうでもよい
(必要な事なのですが、主観・解釈で語弊がありましたらすみません)
かかった苦労なんか忘れてもいいんだよ
充実感、満足感、達成感...幸福感
前を向いて「感じる」
生きるってこういうことよ

女性に教えてもらったように思います
感じること の大切さ

この女性が感じたこと
その姿から私たちが感じたこと
それぞれの役割のようなものを感じました

私が日常忘れがちなことを改めて感じさせていただきました
ありがとうございます

投稿:recovery 2013年10月08日(火曜日) 16時45分