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【出演者インタビュー】久保純子さん「声をあげることのできる場所が早急に求められる」

2015年09月30日(水)

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9月24日放送(10月1日再放送)
WEB連動企画“チエノバ”
―知ってほしい!境界性パーソナリティ障害―
ご出演の久保純子さんにメッセージをいただきました。


《久保純子さんプロフィール》
元NHKアナウンサー。2011年~2013年に夫の転勤に伴って渡米し、モンテッソーリ教育国際免許を取得。二児の母(長女と次女)。


――今月は境界性パーソナリティ障害BDPについてみていきましたが、どのようなことを感じた収録でしたか。

今回、初めて境界性パーソナリティ障害を知りました。ご出演いただいた咲セリさんも、多くの病院を渡り歩いたというお話があったように、診断がされにくく、たくさんの方々が苦しんでいる実態を目の当たりにしました。BDPが認知され、周りの理解がすすむことを願います。


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――今回、カキコミは100件以上、メールでも20件以上の切実な声が寄せられました。番組内ではそのなかからいくつか紹介しましたが、印象に残っているものはありますか。

感情や行動をコントロールすることが難しく、上手く人と付き合えず、自分や相手を傷付けてしまったり、そこから見捨てられてしまうという不安を頂いたり、当事者皆さんの苦しみ、周りで支える皆さんのつらさが痛いほど伝わってきました。

――治療のためには周りの人たちの存在もとても大きくなります。番組の最後では当事者の家族から届いた切実な声も紹介しましたが、寄り添い方や周りにできることについてどう感じましたか

家族のみなさんも声をあげることのできる場所が、早急に求められると思います。私自身もそうですが、何かつらい、苦しいことがあったとき、言葉にすることで痛みが少し和らぎ、救われることがあります。帝京大学の林直樹先生もお話をされていましたが、医療機関や行政など、第3者の力が不可欠ではないでしょうか。積極的に情報を提供してもらいたいです。

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