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発達障害の3児のパパ うすいまさとさん

2013年02月18日(月)

♪ねぇ ママ ぼくが大事にしてること
 一緒に寄り添って 感じようとしてくれて嬉しいよ
 誰もがあきらめた冷たい目で ぼくらを見つめているけど
 世界中でたった一人 あなただけは、ぼくを信じてくれたよね
 大好きだよママ 笑ってほしいから ぼくも もう少しがんばってみるよ
 他の誰にも わからなくても あなたには伝えたい 

              (『ママへ』 作詞・作曲 うすいまさと)

 

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我が子の成長を嬉しそうに語るうすいさん。
「子育ては大変なことも多いけど、大切なことをたくさん教えてもらっています」


先週末、番組に出演予定のうすいまさとさんにお会いしてきました。
うすいさんは、会社勤めの傍ら、発達障害の子どもたちや親の思いなどを綴ったユニークなオリジナル曲を作り、各地でライブ活動を行っているシンガー・ソングライター。
そして、発達障害のある子ども3人のお父さんです。

 

うすいさんの長男・直人くん(12歳)は、4歳のとき、自閉症の疑いがあると告げられました。しばらくは現実を受け入れられず、心が揺れた時期もあったうすいさんでしたが、半年後に確定診断を受けたことを機に、「この子ときちんと向き合おう」と覚悟を決めたといいます。
しかし、その大変さは並大抵のものではありませんでした。特定のものに強い“こだわり”を見せ、思い通りにならないと、突然パニックを起こして泣き始める、壁に頭を打ちつける・・・。意味不明の行動をとる直人くんに、どう向き合えばいいのか、手探りの日々が続きました。
そんなうすいさんですが、ある出来事をきっかけに、直人くんと少しずつ心を通わせることができるようになっていきます。


「不可解な子どもの行動にも、一つ一つちゃんと理由がある。
ただ、そのことをうまく伝えられないだけだったんです」


はたして、うすいさんを変えたその出来事とは?
そして、子どもたちから教えてもらった「かけがえのない大切なこと」とは?

番組では、うすいさんをスタジオに招き、発達障害の子どもとの関わり方や、その後の成長ぶりなどについてたっぷりとお話を伺います。
トークとあわせて、オリジナル曲の生演奏も予定。
詳しいことが決まり次第、またこのブログでお知らせしていきます。
どうぞお楽しみに!


ハートネットTV  シリーズ「発達障害の子どもたちとともに」
4月1日(月)~3日(水)、8日(月)、15日(月)、25日(木)
午後8時~8時29分 Eテレ

コメント

自分の長年の生きづらさから
数年前から発達障害について
自分なりに勉強しはじめた当初から
感じていたことは
大人にしても、子どもにしても
人間誰しも発達障害の特性のどれかにあてはまるのでは
ないかということです。
あてはまらない人に遭遇したことはないです。
私と同じように思っている人も多くなってきました。
障害という枠の中に収めてしまうことに違和感を感じます。
特性を知り、よき理解者がいることが
大切なのではないでしょうか。

投稿:花P 2013年04月23日(火曜日) 17時56分

 我が家も2歳半で発達障がいと診断された直人君と同じ年で今年中学となる子供がいます。親として子供のゆっくりとした発達を楽しみ(成長が確認できると言う意味)ながら、この間の卒業式での卒業証書授与でシッカリと対応できた子供に感動しました。
 現在、茨城県に住んでいますが、県の特別支援学校の教育方針として能力別の教育をしていただければもう少し伸びた可能性も感じています。その点では、親ももちろんですが周りの理解と協力が必要です。これから大人へと歩む時期です。一人の人としてその存在を尊重しながら一緒に成長していきたいと願っています。

投稿:綿帽子 2013年03月31日(日曜日) 08時59分

大人で発達障害の人も多いですよね。夫と義母がすごく疑われます。他人の心情を思いやれず、私たちの娘の葬式で義母は吹き出して笑っていました。ボケているのかもしれません。自分の思う通りにならないとかなり憤慨し大声を出したり、じっと座っていることが出来なかったかとおもうと自分の好む事は何時間でも平気。普通はという言葉に敏感で普通でいる事にこだわり変わってるということに拒否します。娘の法事も義務感で行っている夫ですが、泣いている私が理解できないようです。かといえばTVの難病の子供が健気だと泣いていたり。義母が思うよい子を夫が演じているようにも見えます。時には大声を張り上げ母親のように接しない私をお前は異常だ!とののしります。かといえば意見をいつも求めて自分がありません。こういう大人は脳障害なのでしょうか?義母の過干渉でしょうか?

投稿:miu 2013年03月14日(木曜日) 13時53分

我が子も発達障害があります。AD/HDとLDがあります。今10歳になりますが 『発達障害かもしれない』と言われたのは小学生になってから。1年生の時 授業中に離席が多く お友達とふざけてしまったり 授業がつまらないとハサミで紙を切ったり ノートに絵を描いたり…など 行動に変化がありました。

 「担任の先生に『発達障害』があるような気がする…。」と言われました。私は何のことか分からずその時は 先生のお話を聞いただけで〖そうなのかな~〗と疑う日々でした。どちらかというと『うちの子が~』と言う感じですかね…。

 日々が過ぎ 3年生になってから 担任の先生が変わって 『発達障害』の検査をすることになって 診断がでて 専門医に通う事になりました。
薬を飲み始めたのは4年生になる頃でした。1年間位は 検査をしたり これからどうするかなど 悩みました。 〖誰が何と言おうと 何があろうと 親は子供の味方なので 耐える事が沢山あるので…。〗 
 4年生になった今では 子供が通う小学校に【特別支援学級】ができました。 と言うか 担任の先生が何とか支援学級が出来るように 子供達を集め親に理解を求め頑張ってくださいました。(^_^)v 

 始めは 周りに居る方達は遠ざかってしまいましたが クヨクヨしていても仕方ないので これからは『発達障害』について1人でも多くの方に理解を広めたいと思っていますし 子供が成人した頃には 沢山の人達に 伝えて行けるといいな~と思っています。

 発達障害であっても 認めたくない保護者が沢山居ることも理解していかなければ…と思います。

投稿:ともちゃん 2013年02月28日(木曜日) 13時09分

私は水泳のインストラクターをしています。
幼児から小学生中学生を担当しています。
その中で、4歳の気になる子どもがいます。
親御さんからは、はっきりと発達障害だとは聞いていないのですが、発達障害だろうなぁと思って接しています。
声をかけても、なかなか反応してくれません。
順番守ってねと言っても守ってくれません。
先生がいいよって言ってから泳いでねと言っても順番を待てずに泳ぎだします。
体操をしていても、逆転バイバイをします。
プールに腰かけて、足を水につけて足をバタバタしましょうと言っても、他の子どもが足をバタバタしだしたら、水しぶきが気になって飛び跳ねだします。
見えないゴミであっても、ゴミを拾って先生に渡すこだわりもあります。
時々、プールを勝手に行進してあっちに行ってしまいそうになります。
他の子どもよりも、何度も声かけをしなければいけないので、大変ですが、日々、そこで感じるのは、集団行動の中でその子が学ぶ事って大きいなぁって思います。
たぶん、1対1で教えると、もっと大変だと思います。
でも、同じ水泳を学ぶ中で、お友達の行動も見ていて、自分が次に何をすればいいか学んでいるなぁと感じます。
説明してもわかってくれないこと、例えば「手をまっすぐに前に出して、顔を水につけて泳ぎます」というのも、お友達の行動をよく見てできるようになったんだと思います。

プールが始まる前に、着替え終わった後に集まる部屋で、他のお友達が追いかけっこをしていました。
いつもだったら自分の世界でお友達に加わる事がなかったのに、一緒に追いかけっこをしていたんです。
少しずつ、成長しているなぁと思います。
彼も泳ぎはじめて長いので、もっと大変だったのですが、だんだん成長しています。

彼のよさもあって、名前を覚えるのは得意みたいで、私の名前もすぐに憶えて呼んでくれました。

出席をとる時には、元気よく返事をしてくれるのですが、その他の事で話しかけても反応はありません。

でも1単語ずつ言うと、オウム返しで応えてくれます。

泳ぐことは好きみたいで、楽しそうです。

うすいさんのお子さんは4歳で発達障害だとわかって、それから大変だったようですが、彼もまだ4歳なので、彼の好きな事がのばしていける一助になればと、いつも考えています。

投稿:イルカ 2013年02月28日(木曜日) 00時59分