うつ病の回復は一進一退です。右肩上がりに一直線に回復するというわけではありません。「良くなったかな」と思っても次の日には悪化してしまうということがよくあるため、その回復のプロセスを「三寒四温」という言葉であらわすこともあります。 「良くなったかな」と思ったときに無理をしてしまいさらに悪化させてしまったり、良くなったり悪くなったりを繰り返すために「もう自分の病気は治らない」と悲観してしまうことがあります。 回復は一進一退であることをよく理解して、あせらず気長に治療を続けていくことが大切です。