うつサポート情報室 いきいきした心をとりもどすために
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体験談

うつ病の治療 協力 防衛医科大学校 野村総一郎教授

治療の基本は「休息」と「薬」

治療をはじめたからといって1日で治るというわけではありませんし、一気に快方に向かうわけでもありません。多くの場合、一進一退を繰り返しながら、快方に向かっていきます。少しよくなったからといって自分の判断で治療をやめてしまうことは危険です。ゆっくりと気長に治療を続けることが大事です。
まずはゆっくりと「休養」をとること。そして、医師の指示による「薬」をきちんと服用することです。

意外に難しい・・・・・・「休息」

「休む」とひと口にいってもなかなか難しいことと思います。
サラリーマンであれば有給休暇を取る、主婦であればしばらく家事を誰かに代わってもらうなど、休息をとる必要があります。
また、うつ病の人々は、ふだんから「何もせずにいる」ことが苦手で、しばしば「休むなんでとんでもない」とがんばりすぎてしまう傾向があります。「せっかく休暇を取ったのだから」と前々からやりたかったことをはじめたりするようでは、治療になりません。
「何もしない」ことが治療になるのかと疑問を持つかもしれませんが、うつ病とはエネルギー不足の状態でもあります。エネルギー不足の状態で動き回ったのでは、まだ残っているエネルギーをも使い切ってしまうことになります。少なくとも発病初期には「何もしないことが最高の治療法」だと考えましょう。

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こころの不調・からだの不調うつ病は特別な病気ではありません日常的に感じる「ゆううつな気分」とのちがい
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