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虐待・DV

虐待の種類と現状

2020年度に全国の児童相談所が対応した児童虐待相談の件数は、20万5000件を超え、統計を取り始めた1990年度から30年連続で過去最多を更新しました。さらに最近では、これまで埋もれがちだった高齢者や障害者に対する虐待が数多く発生していることも明らかになってきています。それぞれ児童虐待防止法(2000年施行)、高齢者虐待防止法(2006年施行)、障害者虐待防止法(2012年施行)によって、虐待防止に関する行政や国民の責務が定められましたが、相談件数は年々増加しており、事態の進行を食い止めることはできていないのが現状です。
DV(ドメスティック・バイオレンス)は、広義にはこのような虐待も含めた「家庭内での暴力」の総称ですが、一般的には配偶者や恋人など、親密な関係にあるパートナーからの暴力のことを言います。インターネットや電話で24時間相談を受け付ける「DV相談+(プラス)」(2020年開設)、および全国の配偶者暴力相談支援センターに寄せられた相談は、2020年度で18万件を超え、多くの人が被害を受けていることが分かります。

虐待がおきる原因へのアプローチ

かつて虐待・DVは「家族の問題」として見過ごされることも多く、公的な支援がなかなか届きませんでした。しかし近年では、その背景に社会的な孤立や経済的な困窮など、さまざまな社会環境的な要因が絡み合っていると考えられています。まずは被害者の保護が最優先ですが、なぜ虐待・DVが起こるのかを社会全体で共有し、取り組んでいくことが求められています。

虐待・DVに関する相談窓口・支援団体 ※NHKサイトを離れます

※性的な虐待・暴力に関しては、テーマ別情報・窓口「性暴力被害」のページも参考にしてください。
テーマ別情報・窓口「性暴力被害」

(※民間の支援団体等については、番組の取材先を中心に掲載しています)

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