子どもの貧困
日本の未来を担う「希望」であるはずの子ども。しかし、すべての子どもに平等な機会が提供されているとはいえず、誰もが同じように夢や希望を持てる社会ではないのが現状です。生きづらさを抱える子どもたち
離婚や病気、虐待などの理由で、親と一緒に暮らせない子どもたちも大勢います。こうした子どもたちを社会で支える仕組みを「社会的養護」と言い、児童養護施設などの施設や、里親、養子縁組の制度などがあります。社会的養護を必要としている子どもの数は、2020年の時点でおよそ4万2千人。先進諸国ではこうした子どもの多くが里親などの家庭的な環境で育てられていますが、日本は9割が施設暮らしで、国連から見直しを求められています。子どもの権利を守るには
子どもは誰しも幸せになる権利を持って生まれてきます。子どもたちの「無限の可能性」が環境によってつぶされるようなことがあってはいけません。どんな状況にあっても、すべての子どもが夢や希望を持てるよう、親への支援も含めて社会全体でサポートしていく仕組みづくりが必要です。\ 皆さんの体験やご意見を募集しています /