がんとはどんな病気か
"体の中にできる細胞のかたまりを「腫瘍(しゅよう)」といいます。腫瘍は良性と悪性とに分けられ、良性腫瘍は増殖のスピードがゆっくりで、切除すれば再発することはほとんどありません。それに対して悪性腫瘍は、異常に増殖し続け、周辺の組織や遠くの臓器にまで広がり、他の正常な組織が摂取しようとする栄養をどんどん奪ってしまいます。この悪性腫瘍が「がん」です。一般的には、「胃がん」「食道がん」など、発生した臓器や組織による分類などから由来して名称が決められます。もしがんにかかったら……治療と生き方
現在日本人は、「生涯のうちに2人に1人が何らかのがんにかかる可能性がある」と言われており、すべての人にとって身近な病気です。禁煙や食生活の見直し、運動不足の解消などによって「なりにくくする(予防する)」ことはできますが、それらを心がけていても完全にがんに「ならないようにする」ことはできません。\ 皆さんの体験やご意見を募集しています /