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「私たちの生きにくさ ―障害のある女性として―」

「私たちの生きにくさ ―障害のある女性として―」

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(2013年6月23日(日))

出演:中山 玲子さん、藤野 喜子さん、藤原 久美子さん
司会:高山 久美子
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♪テーマ音楽
【テーマは、障害女性の生きにくさ】
以下、「中山」は中山玲子さん、「藤野」は藤野喜子さん、「藤原」は藤原久美子さん、「高山」は高山久美子の言葉です。

高山
「聞いて聞かせて、ブラインドロービジョンネット」。皆さん、こんにちは!
お元気でお過ごしでしょうか。高山久美子です。 国連で障害者の権利条約が採択されて以来、障害のある女性に関する問題が、さまざまな場で取り上げられるようになってきました。
権利条約の中でも、女性障害者は「複合的な差別を受けている」という記述がありますが、この複合的な差別について、DPI女性障害者ネットワークが調査を行い、昨年、一冊の報告書をまとめています。報告書からは、障害のある女性が、「障害」と「性別」の両面から複合的な差別を受け、より深刻な生きにくさを抱えていることが明らかになっています。
そこで今日のこの番組では、「私たちの生きにくさ~障害のある女性として~」というテーマで、視覚障害のある女性の生き方について、ゲストとともに考えていきます。

♪テーマ音楽 終わり

高山
スタジオには3人の女性にお越しいただきました。ご紹介します。まず、神奈川県にお住まいの藤野喜子さんです。藤野さんは現在全盲で、55歳。4年前にご主人を亡くされ、はりマッサージの治療院を、お一人で開業なさっています。藤野さん、こんにちは。
藤野
こんにちは。藤野です。
高山
次に、藤原久美子さんです。藤原さんは、1型糖尿病から30代で弱視となり、現在、神戸の自立生活センターで、ピアカウンセラーをなさっています。藤原さんは、40歳で妊娠、結婚をなさって、今はお子さんが7歳、現在49歳でいらっしゃいます。藤原さん、こんにちは。
藤原
こんにちは。藤原です。
高山
そして中山玲子さんです。中山さんは、現在は全盲で、42歳の独身女性です。中山さん、こんにちは。
中山
こんにちは。中山です。
高山
このように、年齢、立場、人生経験も異なるお三方なんですが、女性障害者の生きにくさとは、 どのようなものなのか、そして、それをなくしていくにはどうしたらいいんだろう、など、 ざっくばらんにお話をお聞かせいただければと思っています。みなさん、どうぞよろしくお願いします。
藤野・
藤原・
中山
よろしくお願いします。